【クロアチア】ロマンチックな海辺の街、ロヴィニを訪れるべき6つの理由
「ヨーロッパで最もロマンチックな街」と称されるクロアチアの小さな港町、ロヴィニ(Rovinj)。
日本のガイドブックには詳しい観光情報が載っていないためか、まだ日本人観光客が少ない町ですが、近年人気が急上昇している注目のディスティネーションです。
クロアチアの他の町にはない、独特の魅力があるロマンチックなロヴィニはクロたびスタッフも特にお気に入りの町のひとつ。そこで今回は、みなさんにロヴィニをおすすめしたい理由を6つお伝えします。
とにかくロマンチック!
冒頭でもお伝えしたように「ヨーロッパで最もロマンチックな街」とも称されるロヴィニ。ヨーロッパにはロマンチックな街がたくさんあるので「ヨーロッパNo1」が果たしてどこなのかは筆者には甲乙つけ難いですが、ロヴィニは数あるクロアチアの美しい町のなかでも、確かに一二を争うロマンチックな雰囲気満点の街です。
美しいアドリア海を望む、小高い丘の上に建てられた町。迷路のように入り組んだ石畳の路地。裏路地にひしめく隠れ家チックなカフェやレストラン・・・。旧市街を歩いていると、まるでロマンチックな映画の世界に迷い込んだような気分に浸れることでしょう。
また、夕暮れ時や夜景が特に美しいロヴィニ。せっかくこの街を訪れるなら、ぜひ夜の訪れを待ってみてください。海に浮かぶ灯りがともる旧市街を見ると「最もロマンチックな街」のひとつだと称えられる所以がきっとわかるはずです。
フォトジェニックな旧市街
約600年間ヴェネチアに支配されていた歴史をもつロヴィニ。海の上にカラフルな家が立つ街は、どこかヴェネチアに似た雰囲気が漂っています。
ところで、クロアチアにはジブリ映画の風景のモデルになったと噂される場所がいくつかありますが、実はロヴィニもそのひとつ。「海に浮かぶ町である」「町の頂上に鐘楼が立っている」という点から「まるで『魔女の宅急便』に登場する町みたい!」と言われているのです。
ロヴィニがジブリ映画のモデルになったというのは、あくまでも噂ですが、どこを切り取っても絵画のような街並みは、たしかにジブリ映画に登場しそうな美しさです。
そんなフォトジェニックなロヴィニでは、誰でも名カメラマンになれます!
きれいな風景をたくさん撮りたい方はもちろん、自分を主役に素敵な写真を残したいという方の願いも、ロヴィニならきっと叶うはずです!
路地裏散策が楽しい
ロヴィニは決して大きな街ではありませんが、路地裏散策がとても楽しい街。
民家やカフェ、お土産屋さんが軒を連ねる、くねくねと深く入り組む石畳の路地を散策するだけで、ワクワク楽しい気分になれます。
小さなロヴィニは、ヴェネチアなどの大きな街と異なり、地図がなくても迷子になってしまう心配もありません。
カメラを片手に心が赴くままに、路地裏散策を楽しんでくださいね。
美しいアドリア海
町並みだけではなく、海の美しさも抜群のロヴィニ!ロヴィニ周辺には泳げるスポットもたくさんあり、夏にはたくさんの人が海水浴を楽しみます。
ただし、ロヴィニ周辺には砂浜はなく、小さな岩場のビーチがほとんど。そのため、少し泳ぎにくいかもしれませんが、海の透明度は抜群です!
(関連記事:イタイ目に遭わないようにアレに気をつけて! クロアチアの海で泳ぐ時の4つの注意点)
お洒落なカフェやレストランがいっぱい
ロヴィニには、石畳の細い路地裏に佇む隠れ家チックなカフェや、海にせりだすテラス席があるレストランなど、お洒落なお店がひしめいています。
雰囲気満点の路地や、美しいアドリア海を眺めながら食事やドリンクを楽しむひと時は、とっておきの思い出となることでしょう。
イストラ観光の拠点に最適
ロヴィニ、ポレチュ、プーラ、モトブンなど、見所満点のイストラ半島!(イストラ半島について詳しくは「【基本情報】クロアチア・イストラ半島って、どんな所?見所は?」をご覧ください)
ロヴィニはポレチュとプーラのちょうど真ん中付近に位置しており、両方の町までバスで片道1時間程度でアクセスすることができます。そのため、イストラ観光の拠点地として連泊するのもおすすめです。
モトブン観光情報一覧はこちら
イタリア、スロヴェニアにも!
イストラ半島の各都市のみならず、隣国のスロベニアやイタリアにも気軽に日帰り旅行ができるロヴィニ。
レンタカーなど車を利用すれば、ピランやポルトロージュなどのスロベニアの海沿いの町やイタリアのトリエステくらいまでなら、たった1時間半から2時間程度で行くことができます(※国境が混雑する夏の観光シーズン中などは、もう少し時間がかかることがあります)。
またロヴィニの港には、イタリアのヴェネチアやクロアチア各都市の港町間を結ぶフェリーも発着しています。
このようにスロベニアやイタリアにも気軽にアクセスできるロヴィニは「一度にいろんな国や町を旅してみたい」「宿を移動するのは面倒。だから一か所に長く滞在したいけれど、いろんな場所を見てみたい」という旅人の拠点地としてピッタリの町なのです!
以上いかがでしたでしょうか?興味をお持ちいただいたみなさん、今度のクロアチア、ヨーロッパ旅行の際には、ロヴィニを訪れてみませんか。
(小坂井真美)
【これを読めば完璧!?】 |