旅行前にチェック!クロアチア人ってどんな性格?
感情をストレートに表現する
良くも悪くも感情をストレートに表現するクロアチアの人たち。「相手がどう感じるか?」ということよりも、自分が感じたことをそのままストレートに言葉にします。
例えば、クロアチアの人たちにおかきや抹茶チョコなど、日本のスナックやスイーツの味を楽しんでもらおうとプレゼントしたとします。もちろんなかには例え口に合わなかったとしても「面白い味だね、ありがとう」と笑顔でオブラードに包んだ感想を述べてくれるような方もいますが、口に合わなければ「うわ~!なんだこれ!?」と、思いっきり眉間にしわを寄せながら率直な感想を述べる人も珍しくありません。日本人の感覚からすると、かなり失礼に感じることも・・・(苦笑)
ですがこのような状況の際は、決して悪気があるわけでないことがほとんどなので、あまり個人的に受け止めず、笑って流してあげてください。(筆者は最初それがわからず、いちいち傷ついていた時期がありましたが、今となっては笑い話です(笑))
好きなものは好き、嫌いなものは嫌い、欲しいものは欲しい、要らないものは要らない、という具合に、直球過ぎるストレートな表現をするクロアチアの人たち。「オブラードに包んだものの言い方」が苦手な人が多いように感じます。
細かいことは気にしない
日本人の目には、時に大雑把でお気楽に映るクロアチアの人々。いわゆる『楽天家』が多いお国です。
また、あまり物事を長いスパンで考えず、2歩、3歩先のことを事細かく計画することが苦手な人が多いように感じます。
例えば何か大切な仕事の計画をしている時。日本人的な考えでは、何か問題があった時のことを想定して、いろいろな代替案を事前に考えたり、リスクを減らすために事細かな確認をしておきたいような際でも、多くのクロアチア人には「なんで起きてもいないことを心配するんだ」「そんな細かい事、何のために確認するんだ?時間の無駄だ」と笑って理解してもらえないことも珍しくありません。そして「どうにかなるさ。まあ、様子を見てみよう」「きっと大丈夫」とすぐに口にします。
こんな風に細かいことは気にしないクロアチアの人たち。そんな彼らは他人に寛容な心の持ち主でもあります。
一緒に『仕事』をするとなるとちょっと大変なこともありますが、普段生活するうえでは、そんなゆったりとした人々や社会の雰囲気に住み心地の良さを感じてしまうこともあります。
愛国心が強い
愛国心が人一倍強いクロアチアの人たち。それから「クロアチアの●●は世界で一番美しい」「クロアチアの●●は世界一おいしい」などなど、お国自慢が大好きです。
あなたも旅行中、クロアチア人からそんなお国自慢を聞くことがあるかもしれません。そんな時は「あっ、クロアチア人のお国自慢が始まった」と楽しく耳を傾けてあげてくださいね。
親日家が多い
クロアチアでは『日本人』というだけで旅先で親切にしてもらえたり、好意的に受け入れてもらえることがたくさんあります。
クロアチアでは「日本」という国を知らない人はまずいません。クロアチアでは学校で日本について習うそうで「日本の島4つを全部答えられるよ! ホンシュー、シコク、キューシュー、ホッカイドー」と誇らしげに披露してくれたり「子供の頃、日本のアニメをよく観て育ったんだよ!」というクロアチア人にもたくさん出会います。
以上いかがでしたでしょうか?
もちろんひと言で『クロアチア人』といってもいろんな方がいますが、気さくでとても温かいクロアチアの人々。市場でお店で、レストランで・・・現地の人と接する機会があれば恥ずかしがらずに「Dobar Dan(ドーバル・ダン)!」と笑顔で話しかけてみましょう。
たとえ言葉が思うように通じなくても、気さくで親切な人々の笑顔と優しさがそっと包んでくれるはず。旅を終え日常に戻った時、クロアチアで出遭った人々との何気ないやりとりが、とっておきの旅の思い出としてキラキラ輝くことでしょう。
(小坂井真美)