散策前に知っておきたい、プリトヴィッツェ国立公園の特徴
ザグレブから南に約110km、クロアチアの「リカ地方」と呼ばれるエリアに位置し、マラ・カペラ山脈とリチカ・プリェシャヴィッツァ山脈に囲まれたプリ トヴィッツェ湖群国立公園。
豊かな森、透き通るエメラルドグリーンの湖と無数の滝が織り成す幻想的な光景が広がるプリトヴィッツェは、世界自然遺産にも登録されています。
湖の底に沈む木々や魚が遊歩道からハッキリと見ることができる程、透明度が高い湖水。その時の太陽の光の強さ、水中に含まれるミネラル分の量などにより様々に色が変化します。幻想的なまでに美しい自然が溢れるこの地は、まさに癒しの楽園!
今回はプリトヴィッツェ散策前に知っておきたい基本のキをお伝えします。
公園への入口は2つ
公園には「エントランス1」と「エントランス2」のふたつの入り口があり、それぞれに長距離バスが止まるバス停があります。各エントランスにはインフォメーションセンターがあり、ここで公園への入場チケットを購入します。
入園料には園内の遊覧船乗車代、園内を運行するバスの乗車代が含まれています(原則、遊覧船への乗船は1回のみ)。遊覧船への乗船時には係員にチケットを提示する必要があります。基本的にチケットの提示がないと乗せてもらえないので、プリトヴィッツェ散策中はチケットをなくさないように気を付けてくださいね!
エントランス1はザグレブ方面から来るバスが最初に停まる入口、近くには自動車で公園に来る人たちのためのパーキングスペースや人気のレストラン「リチュカ・クチャ(Lička kuća)」が位置します。
一方、エントランス2はスプリット方面から来るバスが最初に停まる入口。エントランス2付近にはレストラン「ポリャナ(Poljana)」や公園敷地内に建つ3軒のホテル(ベルビュー/イェゼロ/プリトヴィッツェ)が位置しています。
上湖群と下湖群
園内には大小16の湖があり、無数の滝で繋っていますが、大きく上湖群と下湖群の2つに分けることができます。
プリトヴィッツェ 湖群の起源は古く、数百万年前にも遡ります。氷河期に現在の上湖群にあたる渓谷に川の水が流れ込み、寒暖を繰り返す好条件の中、水中の化学成分と岩石が有機変化を起こし石灰華となり大量に堆積しました。
それが水をせき止め、堰堤(えんてい)となり、これを乗り越えた水が滝となり下方部へ落ち、新たな石灰華の層を生み出しました。このように長い歳月を経て、いくつもの湖が誕生し、現在のような姿が出来上がったと考えられています。
そのため上湖群の方が歴史も古く、水中に含まれるプランクトン濃度も高いため、下湖群よりも深いグリーンの湖を見ることができます。また、多くの観光客が下湖群に集中するため、夏のピーク時でも比較的混雑が少ない中散策を楽しめるのも上湖群の魅力。
ガイドブックなどには、あまり詳しく載っていませんが、数々の美しい滝や湖が存在する上湖群は、クロたびスタッフもお気に入りのエリアです。
一方、「ヴェリキ・スラップ(大滝)」や「ミルカ・トルニナの滝」など、ガイドブックでもおなじみのみどころがコンパクトにまとまっている下湖群。時間のない半日観光客の方や団体ツアー客に人気のエリアです。
園内バスと遊覧船
広い園内は基本的に徒歩での観光となりますが、一部の区間はバスと遊覧船が定期的に運航しています。バスはST(ステーション)1、 ST2、ST3を結んでおり、それぞれを30分に一本走っています。
また遊覧船は園内最大の湖であるコジャク湖を運行しており、湖の北端と南端を結んでいます。(※バス、遊覧船の乗車料は入場料に含まれています)
遊覧船はP3=P2、P3=P1、P2=P1を結ぶものがありますが、一番本数が多いのではP3とP2を結ぶもの(人気のシーズンである夏はピストン運航しています)。P3=P1を結ぶものも存在しますが、稀。
ただし、P2=P1を結ぶ遊覧船もP3=P2を結ぶものと同様、頻繁に運行しているので、P3からP1へ(またはその逆)移動したい場合は、P3⇒P2⇒P1(またはその逆)というように、P2を経由して移動しましょう。
(※プリトヴィッツェ観光のオフシーズンである冬季は、遊覧船や園内バスの本数が激減します。基本的に、遊覧船は1時間に1本(P3=P1のみ運行)。園内バスはST2=ST1間のみで、30分に1本の間隔で運行しています)
いずれにせよ、季節やお天気などその日の状況により運航スケジュールなどが異なりますので、当日チケットカウンターなどで確認してください。
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