こんにちは!
ここ一週間ちょっと、旅のお供で、イストラ半島からドブロブニクまで、クロアチア中を周遊してきました。
6月のあたまにザグレブを出発し、イストラ半島、プリトヴィッツェを経て、アドリア海沿いのダルマチア地方へと南下してきました。
6月になり、本格的な観光シーズンが始まったクロアチア。
どの町もたくさんの観光客でにぎわっています。
ですが、各地がたくさんの観光客で溢れる7月、8月のトップシーズンと比べるとまだ人は少なく、快適に街散策を楽しむことができました。
冬の間はひっそりとした雰囲気に包まれていたフムやグロジュニャンにも、活気が戻ってきていましたよ!
特にグロジュニャンでは、たくさんのアトリエやショップがオープンして活気に溢れ、街角の至るところに色とりどりのお話が咲き乱れて本当にきれいでした!
また詳しくレポートをお届けしたいと思いますが、モトブンでは夏トリュフ狩りも体験してきました!
今回はイストラ半島を代表する人気の観光地ロヴィニも訪れましたが、ガイドさんも「良い時期を選ばれましたね!私はロヴィニのベストシーズンは?と聞かれたら、いつも6月と9月と答えています」と話していました。
真夏はいつも人でいっぱいのロヴィニ。
美しい路地が多いロヴィニは写真好きの方にも人気の町なのですが、真夏は人がいない路地の風景をゆっくりと撮るのが難しいほど。
ですが、6月ならまだ人が少なく、特に早朝はほとんど人の姿を見かけない静かな雰囲気の中、路地散策を楽しむことができました。
海を望むロマンチックなカフェやレストランが点在しているロヴィニ。
1日の終わりに岩場の一角に建つカフェで夕日を眺めながら、束の間のリラックスタイムを過ごしましたが、最高のリフレッシュタイムになりました。
ロヴィニの次に訪れたオパティヤでは、ひと足早い夏のバカンスを楽しむヨーロッパの観光客の姿をみかけましたよ。
海辺のカフェで過ごしたり、波の音を聞きながら読書をしたり、ビーチで海水浴や日光浴を楽しんだり…。
オパティヤは特にこれと言った観光スポットはない町ですが、美しいプロムナードが続くヨーロッパリゾートの町。
毎日青いアドリア海を眺めながら、心穏やかなバカンスを過ごすのには最適なディスティネーションです。
今年の夏は仕事の予定がすでにいっぱいなので難しそうですが、いつか夏にのんびりとオパティヤで休暇を楽しみたいと夢見ています♬
イストラ半島からダルマチア地方に向かう途中、プリトヴィッツェにも立ち寄りましたが、一週間前よりさらに夏らしい風景に変わっていました!
季節やお天気により、湖の色が変化するプリトヴィッツェ。
この日は、太陽の光が強い夏にしか見ることができない、鮮やかなエメラルドグリーンに輝く湖を目にすることができました!
この日は朝8時から上湖群の散策をスタートしたのですが、上湖群は下湖群と比べるといつも人が少ない上、早朝だったこともあり、あまり人がいない静かな自然を満喫できました。
下湖群の散策をスタートしたのは10時頃。
団体ツアーの方の姿も多く賑わっていましたが、7月、8月のピークの時期と比べると、まだまだ人が少なく、比較的快適に散策を楽しむことができました。
プリトヴィッツェの後は、アドリア海沿いのダルマチア地方へ移動!
ダルマチア地方に入ったとたん、ぐっと日差しが強く感じるようになりました。
イストラ半島では、まだ蕾だったラベンダーも、ダルマチア地方ではすでに満開!
ここ一週間、連日お天気が良く、プリトヴィッツェまでも暑い毎日が続いていましたが、ダルマチア地方はすでに真夏のような暑さ!
今回、ダルマチア地方では、シベニク、トロギール、スプリット、ストン、ドブロブニクを訪れましたが、どこも街行く人々はみんな真夏の格好で、帽子や日焼け止めが欠かせませんでした。
また白い石畳の道が多いダルマチア地方の町。
日差しが強いと照り返しでまぶしく、サングラスをかけたくなるほどでした。
7月、8月になるとたくさんの観光客でごった返すドブロブニク旧市街内ですが、まだ観光シーズンピーク前のため、真夏に比べるとまだまだ人が少なく、(かなり暑いという点を除いては)とても快適に散策を楽しむことができました。
ドブロブニクのバニェ・ビーチでは、たくさんの観光客や地元民たちが海水浴を楽しんでいましたよ!
ちなみに、この1週間ちょっと、北から南までクロアチア中を移動してきましたが、基本的には天気予報で「晴れマーク」がついている日はとても暑く、夏服だけで十分(上着は一切不要)な暑さでした。
ただ、今回の周遊中には幸運にも、散策中に1時間以上続く雨に降られることはありませんでしたが、雨が降ると気温が下がり、ノースリーブのような肌の露出が多い恰好では肌寒く感じることもありました。
筆者は毎日念のために夏用のスカーフを持ち歩いていましたが、何度か肌寒い時に活躍してくれました。
当サイトでも度々お伝えしていますが、夏のクロアチア旅行は、真夏であっても急な温度変化に対応できるように、体温調節がこまめにできる服装を選んでくださいね。
【関連記事】
⇒【注意喚起】夏のクロアチア旅行を楽しむために、気をつけたい4つのこと
筆者は常々「クロアチアのベストシーズンは6月」(あるいは5月、9月、10月も狙い目です)とみなさまにお伝えしていますが「やっぱり、そうだな!」と今回改めて体感じました。
【関連記事】
⇒ 在住者がお伝えする、クロアチア観光ベストシーズンと季節の特徴
ちなみに、一昨日ザグレブに戻ってきましたが、ここ数日ザグレブはあいにくのお天気。毎日曇り空で雨がぱらつくことも多く、ダルマチア地方の暑さが夢であったかのように肌寒い日が続いています。
昨日(6月13日)ザグレブの街中では、長袖姿の人や上着を着ている人の姿もたくさん見かけました。
今日(14日)のザグレブの最高気温はなんと22度…!夏服では、少し肌寒いような気候です。
近々クロアチアへお越しのみなさん、夏服だけではなく、念のための上着のご用意もどうぞお忘れなく!
最後に、このブログ記事には、6月上旬のクロアチアの各町を行き交う人々の服装を捉えた写真を載せているので、ぜひ旅の準備のヒントにしてくださいね!
(2018年6月14日 小坂井真美)
☆クロアチア現地の最新の気候・旅の服装情報はクロたびスタッフ・ブログにてちょこちょこ更新しています。ぜひ旅の準備のヒントにしていただけるとうれしいです!