こんにちは!
前回まで、4月上旬のクロアチア各地の様子を数回に分けシリーズでお届けしましたが、今回は4月中旬から5月上旬にかけてのクロアチア·スロベニア各地の最新の気候や服装情報を中心にまとめてお伝えします。
本当は本格的なGW休暇期間前に最新情報をお届けしたかったのですが、あまりにも忙しくて、ブログにまとめる時間を取ることができませんでした💦
「GW期間後を狙って、これからクロアチアへ旅立つ予定!」という方もいらっしゃると思うので、みなさんの旅の仕度のヒントにしていただけると嬉しいです。
あらゆる服装が必要な季節
季節の変わり目である4月は、あらゆる服装が必要。
毎日の服装選びに非常に頭を悩ませる期間でもあります。
先月4月3日から一昨日(5月5日)まで、いろんな仕事で出張に出張が重なり、クロアチアやスロベニアを中心に各地を飛び回っていたのですが、自宅のあるザグレブに一時帰宅する度に「次はどんな服装を持って行こうか・・・?」と毎回スーツケースに詰める服装選びに頭を悩ませました。
前回のブログで4月上旬のコルチュラ島の様子までお届けしましたが、その後の様子を次に順に各地の写真と共にお届けします!
【4月3日】 ザダル&シベニク ⇒ この時の様子はこちらをご覧ください
【4月4日~6日】 スプリット ⇒ この時の様子はこちらをご覧ください
【4月7日~8日】 フヴァル島 ⇒ この時の様子はこちらをご覧ください
【4月9日】コルチュラ島 ⇒ この時の様子はこちらをご覧ください
【4月10日~15日】ドブロブニク
4月10日のドブロブニクはあいにくの空模様。
ですが一日中、小雨が降ったり止んだりする程度で、激しく雨が降ることありませんでした。
翌4月11日は、早朝は肌寒かったですが、太陽が高く昇るにつれ青空が広がり良いお天気に!
なかには半袖で歩く欧米人もいましたが、ほとんどの人が「薄手の長袖+薄手の上着」というような恰好でした。
まだ本格的な観光シーズン前であった4月中頃のドブロブニク。
観光シーズン中と比べると、比較的空いていましたが、それでもさすが人気のドブロブニク!
これまで訪れたザダルやシベニク、スプリット、フヴァル島、コルチュラ島と比べると、かなり観光客は多く、街中は活気づいていました。
(↑)上の写真は4月11日夜のドブロブニク。
日が暮れると肌寒く、夜の散策には上着が必須でした。
4月12日も朝から良いお天気!
ですが、陰に入るとひんやりと肌寒いような気候。
(↑)ドブロブニク旧市街内にある「セルビア正教会」はいつも、にゃんこたちの溜まり場になっているのですが、この日も陽だまりを求めてにゃんこたちが集結していました(笑)
「またいつお天気が崩れるかわからないから、青空が広がっているうちに城壁からの景色の写真も撮ってしまおう」と、この日は城壁巡りもすることにしました。
日中、日陰がほとんどない城壁の上。
4月でも日によっては、かなり暑く感じる城壁散策ですが、この日は日差しも弱く「薄手の長袖に上着」という恰好でちょうど良い気候でした。
翌日4月13日にはドブロブニクから日帰りで隣国ボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルへ行ってきました。
ドブロブニクからモスタルへ向かう途中、クラヴィツァの滝にも立ち寄りましたが、連日の雨のためかいつもより水量が多く迫力がありました!
モスタルではあいにくの曇り空でしたが、雨でも楽しいモスタル。
4月に入り観光シーズンに向けての準備も万端で、街中にも活気がありました。
モスタルからドブロブニクへ向かう帰り道「ポチテリ」という古都にも立ち寄りました(↓)
ポチテリではあいにくの雨でしたが、しっとりと降る雨が独特な雰囲気を醸し出し、美しい町の姿を楽しむことができました。
翌14日のドブロブニクのお天気は曇り時々晴れ。
(↑)スルジ山の山頂から素晴らしい景色、夕焼けを見ることができました!
(※なお、ドブロブニクのスルジ山のケーブルカーは、4月末から5月7日現在まで運休中となっています。
ドブロブニク市とケーブルカー運営会社との契約上の問題にて運休になっているとのこと・・・。
運転再開の目途は立っていませんが、なるべく早く再開されるといいですね・・・!)
4月15日のドブロブニクも良いお天気でしたが、結局今回4月3日からスタートした約2週間の出張期間中、念のために用意してきた夏物の服やサンダル、帽子を使うことは一度もありませんでした。
【4月16日~18日】スロベニア
4月15日の夜、自宅のあるザグレブへ一時帰宅した後、すぐその足で翌16日はスロベニアのリュブリャナへ。
15日までは半分仕事、半分プライベートの取材の旅だったのですが、16日からは旅のお供の仕事だったため、ザグレブで一旦スーツケースを詰めなおしてリュブリャナへ向かいました。
天気予報をにらめっこしながら、服装選びに頭を悩ませましたが、念のために涼しい服を2着ほどスーツケースに忍ばせ、春物のセーターやズボン、薄手の上着などを用意して出発しました。
スロベニアでの滞在中、お天気には恵まれましたが、気温は日中でも15℃前後と肌寒い気候でした。
リュブリャナでも街行く人々の多くが、まだ春先の服装。
18日の夜にはいったんザグレブに戻ってきましたが、ひんやりと寒く、みんなコートを着て歩いていました。
【4月19日】プリトヴィッツェ
4月19日は、この春はじめてプリトヴィッツェを訪れました!
木々が芽吹き始めたプリトヴィッツェ。
お天気にも恵まれ、暑すぎず、寒すぎず、快適な気候の中、ハイキングを楽しむことができました。
ちなみに、プリトヴィッツェ現地のガイドさんの話では、観光シーズンが始まったプリトヴィッツェでは、また残念なことにスリが目撃されているとのこと。
また別途、当ブログでも注意喚起を行いたいと思いますが、みなさん、くれぐれも気を付けてくださいね!
【4月20日】ザグレブ
4月20日は朝からザグレブ散策。
今年は4月21日がイースターだったため、街中はイースター一色に染まっていました。
(↑)ザグレブの大聖堂には、イースターを控え懺悔やお祈りに来た大勢の人々の姿が。
ザグレブ散策後はスプリットに向けて移動しました。
【4月21日】スプリット
4月21日のスプリットは非常に良いお天気!
日中の気温も20℃近くまで上がったため、この日は昨日まで履いていたブーツを脱ぎ、春夏もののスニーカーを履き、薄手のズボンと薄手の長袖という恰好で散策をしました。
2週間前に訪れた時(4月4日~6日)より観光客も多く活気に満ちていましたが、4月21日はイースターのため、スプリット旧市街の多くのお店が閉店していました。
一部のレストランやカフェは営業していましたが、多くのお土産屋さんは閉店。
そして大聖堂や地下宮殿を始め、スプリットの観光スポットすべてがイースターのため閉鎖されていました。
【4月22日】ドブロブニク
4月22日はドブロブニクへ。
前日のスプリットと同様、とても良いお天気でしたが、薄手の長袖姿の人が多かったです。
夜、仕事終わりにちょこっと旧市街を散策しましたが、上着が必要な肌寒さでした。
【4月23日】コトル
翌4月23日はドブロブニクから日帰りで隣国のモンテネグロへ。
幸い強い雨に降られることはありませんでしたが、あいにくの曇り空。
強い風が時折吹き荒れる、寒い1日でした。
コトル湾にはクルーズ船が停まっており、クルーズ船に乗ってやって来た観光客で小さなコトル旧市街内は大賑わい!
狭い路地などは混雑して歩くのがやっと。
皆が昼食を食べる12時から13時にかけての時間帯はどこもレストランが大混雑していました。
これから夏に向けて、ますます賑わうコトル。
ドブロブニクから日帰り旅行を予定している方は時間に余裕を持ってコトル散策の計画をされることをおすすめします。
(それから「スリにもご用心」です!)
【4月24日】ドブロブニク
4月24日のドブロブニクは晴れ!
半袖姿で歩く人もちらほら見かけましたが、日本人観光客らしき人々の多くが「薄手の長袖+薄手の上着」という恰好でした。
この日の夜の便でザグレブへ帰宅。
また数日後に出張が始まるため、帰宅早々洗濯とスーツケースの整理に追われながら、次の旅の服装選びに頭を悩ませました(;´▽`A“
【4月26日~27日】ザグレブ
この日は久しぶりにザグレブで終日オフだった日。
久しぶりの休日でしたが、溜まっていた用事を済ませるために市内へ出かけました。
とても良いお天気で街行く多くの人が半袖、あるいは薄手の長袖姿。
私も市内を自転車で移動していたのですが、薄手の長袖だと少し汗ばむような気候でした。
翌27日はザグレブでのご案内。
昨日の暑さとは打って変わり、肌寒い1日でした。
雨こそは降りませんでしたが、街行く人々は皆長袖にコート姿。
あまりにもの気候の変化に身体がおかしくなりそうです💦
【4月28日】スロベニア
4月28日はザグレブから日帰りで隣国スロベニアのブレッドとリュブリャナへ。
前日に確認した天気予報では、日中の最高気温は8℃前後。
「もう4月も末なのに、そんなに寒いの・・・!?」と半信半疑ながら、真冬の服装を用意して(重ね着で)スロベニアへ向かいました。
ブレッドに到着したものの、残念ながら見事な雨。
4月とは思えないような寒さでしたが、うっすらと霧がかかり幻想的なブレッド湖の景色を見ることができました。
(GW期間が始まり、日本人観光客の団体さんの姿もブレッド城で見かけましたよ!)
ちなみに、ブレッド湖のさらに北の方面から走ってきた車の上に雪が積もっていてびっくり!
どうやらアルプス方面では、4月末だというのに、雪が降ったみたいです💦
ブレッド散策の後は首都のリュブリャナへ。
リュブリャナでは雨脚は弱まりましたが、あいにくの小雨。
冬服を着ていないと、凍えてしまいそうな寒さでした。
【4月29日】プリトヴィッツェ
翌4月29日は朝ザグレブを出発して、プリトヴィッツェ観光後、スプリットへ移動・・・という行程の1日。
天気予報では4月29日のプリトヴィッツェは雨時々くもり。
最高気温は6℃。最低気温は2℃!
前日のスロベニアと同様、4月末とは思えないような肌寒い1日でした。
あいにくのお天気でしたが、園内はたくさんの観光客で賑わっていましたよ!
GW期間も始まり、日本人観光客のみなさんの姿もたくさん目にしました。
【4月30日】スプリット
翌4月30日のスプリットはくもり時々晴れ。
上着が手放せない1日でしたが、青空も垣間見れる1日でした。
ところで、非常に残念なお知らせですが、GW期間中にスプリットで日本人女性がひったくりに遭いました。
事件当日の詳しい状況はまだ把握していませんが、スプリット散策中に突然ひったくりに遭い、その際にすべって転倒。腕の骨を折るという大けがをされました。
最近スリ被害はよく耳にするものの、ひったくり事件なんて滅多に聞かないため、安全なはずのクロアチアでそんなことが起きたなんて非常にショックでした。
また、よりにもよって当サイトをご覧になり、クロアチア旅行を楽しみにされていた日本人の方が被害に遭われたなんて、本当に残念で仕方がありません。
また後日追って当サイトで詳細を順次UPしますが、GW期間中クロアチア各地で日本人観光客の方がスリ被害にたくさん遭われています。
(当サイトをご覧くださった皆さまから「スリ未遂被害に遭いました。みなさんが被害に遭わないためにも、クロたびで情報シェアをしてください」という有難い情報提供を相次いでいただきました)
みなさん「クロアチアは”のほほん”としていて、いかにも安全そうな国。なのでクロたびで「スリが多い」と事前に読んでいたので、幸いスリに遭いませんでしたが、知らずにいたら、おそらく被害に遭っていたと思います」と口を揃えておっしゃいます。
当サイトでも順次、最新の治安情報を発信していきますが、みなさんも被害者とならないよう、十分に気を付けてくださいね。
【5月1日】ボスニア・ヘルツェゴビナ
5月1日は朝スプリットを出発し、隣国ボスニア・ヘルツェゴビナのクラヴィツァの滝、モスタル、ポチテリなどに立ち寄りながらドブロブニクへ移動しました。
2週間前に訪れた時と比べると、クラヴィツァの滝、モスタル、ポチテリ共に観光客が増え、活気に満ちていましたよ!
特にモスタルは非常に多くの観光客で大賑わいしており、狭いストリートでは「歩くのがやっと!」という混雑ぶり。
すでに真夏の観光トップシーズンを彷彿とさせるような賑わい様でした💦
お天気がちょっと心配でしたが、モスタルでは晴れ間も見え、素晴らしい景色を堪能していただくことができました!
ポチテリでも2週間前の雨空とは打って変わり、素晴らしい青空が広がっていました。
ところで、早くも観光シーズンがスタートしたクロアチア及び近隣諸国。
この日、ポチテリ近郊のボスニア・ヘルツェゴビナ=クロアチアの国境が大混雑しており、ヘタをすれば2時間待ちの長蛇の列。
運転を担当しれくれたドライバーさんは、ボスニア・ヘルツェゴビナ=クロアチア間の国境を熟知している方だったので、ポチテリ観光後、予定をしていた上の国境を避け、他のルートでドブロブニクを目指したおかげで、(少し遠回りのルートになったものの)大渋滞に捕まることなくドブロブニクへ到着することができました。
ドブロブニクからの日帰り先として人気のモスタルですが、観光シーズン中はこのように国境が大混雑する日も少なくないため、予定されている方はツアー選びは慎重に行ってくださいね。
(当サイトでおすすめしている下記ツアーのドライバーさんなら、国境を熟知しているので、当日の道路・国境状況に応じて最善のルートで案内してくれます:
⇒ 【ドブロブニク発】モスタル日帰りプライベートツアー (日本語予約可能)
⇒ 【専用車でらくらく】スプリット発・ドブロブニク着❘モスタル観光1日ツアー )
【5月2日】ドブロブニク
5月2日のドブロブニクは見事な青空!
半袖・半ズボンで歩く人も多い、良いお天気の1日でした。
GW期間ということもあり、ドブロブニク旧市街内では、たくさんの日本人観光客のみなさんの姿も見かけました!
この日は午前中に城壁散策も行いましたが、散策中は半袖で十分なくらいの暑さ!
日本人観光客のみなさんの多くは薄手の長袖という恰好でしたが「暑いね!」と口を揃えていらっしゃいました。
上でお伝えしたとおり、この日もケーブルカーは運休中だったドブロブニク。
お天気が良い上、せっかく楽しみにされていたスルジ山からの景色を見るために、タクシーを利用して山頂にアクセスすることにしました。
ちなみに、この日は山頂にあるカフェ・レストラン「パノラマ」で、日没直前の20時頃まで夕暮れタイムを楽しみましたが、スルジ山の上は冷たい風が吹きとても寒かったです!
ご案内したみなさんには「スルジ山の頂上は真夏でも寒いので、暖かい服と上着を持ってきてくださいね」とお伝えしていた上、お店が毛布とヒーターを用意してくれているので大丈夫でしたが、日中と同様の夏服のような恰好で来ていた観光客は身体に毛布を巻きつけて寒そうに座っていました💦
また日中は暑かったとはいえ、日が沈むと急に寒くなったドブロブニク旧市街。
みんな上着を着て歩いていましたよ!
【5月3日】コルチュラ島
5月3日はこちらのツアーを利用して、ドブロブニクから日帰りでコルチュラ島へ行ってきました!
3日はあいにくの曇り空でしたが、雨に降られることはありませんでした。
また4月9日に訪れた時は、まだ冬眠から覚めきらずにまどろんでいるようなコルチュラ島でしたが、イースターも終わり、観光シーズンが始まり、街中のレストランやお土産屋さんはほぼすべて営業していましたよ!
(4月のコルチュラ島の様子はこちら)
【5月4日】 ドブロブニク
5月4日のドブロブニクはあいにくの雨。
一昨日(5月2日)の暑さがウソのような寒い1日でした。
この日はお昼過ぎにご案内の仕事を終え、夜の便で自宅のあるザグレブへ帰りましたが、家に帰ると暑がりの家族がなんと暖房をつけていました(夜の気温は5℃以下なので、無理もありません💦)!!
例年5月にもなると夏服で歩ける日も多い時期だというのに、まったく今年はどうしてしまったのでしょう・・・。
【5月5日】 ザグレブ
5月5日のザグレブはくもり時々雨。
最高気温も8℃以下と、寒い1日でした。
今日(5月7日)、向こう一週間のザグレブのお天気を確認してみましたが、どうもまだまだ不安定なお天気が続く模様。
寒くなったり、暖かくなったり、忙しいお天気が続きそうです。
少なくともこれから向こう1週間半以内にクロアチアへお越しのみなさん! 服装の準備に頭を悩ませていらっしゃると思いますが、いろんな気候に対応できるように冬服から夏服まで全部用意されるのが得策だと思います。
また当ブログでは最新の現地気候・服装情報を発信しますので、旅の準備のヒントにしていただけると嬉しいです。
それから、何度もしつこいですが、スリにはくれぐれもご注意くださいね!
みなさんのクロアチアの旅が、安全で楽しい思い出いっぱいの旅となりますように・・・!
(2019年5月7日 小坂井真美)
【クロたびスタッフの著書もよろしくお願いします】
月別クロアチアの気候&服装情報
⇒ 【保存版】5月のクロアチア観光❘気になる気候や服装は?注意点はある?
⇒ 【保存版】6月のクロアチア観光❘気になる気候や服装は?注意点はある?
⇒ 【保存版】7月のクロアチア観光❘気になる気候や服装は?注意点はある?
⇒ 【保存版】8月のクロアチア観光❘気になる気候や服装は?注意点はある?
⇒ 【保存版】9月のクロアチア観光❘気になる気候や服装は?注意点はある?
⇒ 【保存版】10月のクロアチア観光❘気になる気候や服装は?注意点はある?
⇒ 【保存版】11月のクロアチア観光❘気になる気候や服装は?注意点はある?
⇒ 【保存版】12月のクロアチア観光❘気になる気候や服装は?注意点はある?