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2020年 プリトヴィッツェ公園の入園料がまたも値上がり!

 

去年(2019年)大幅に値上げがされ、同年4月から入場制限を始めたプリトヴィツェ湖群国立公園。

 

「今年(2020年)もまたシステムが大きく変わるのかな?」「また料金の値上げはあるのかな?」と思い、年が明けてから先日久しぶりにプリトヴィツェの情報を確認したら、期待を裏切らない結果でした(笑)!

 

去年と同様、入場制限やチケットの事前予約制度は引き続き行われるみたいですが、見事に入園料金の値上げがなされていました。

 

2018年までは、夏のトップシーズンの大人ひとりの入園料は180クーナ(約3060円 ※1クーナ=17円で計算)。

 

それが2019年に一気に250クーナ(約4250円)にドドンと値上がり!

 

250クーナでも「高いな~!」という感想を持つ人が多かったのに、今年2020年からは更に値上がり、トップシーズン(6~9月)はなんと300クーナ(約5100円)となりました!!

 

入園料が300クーナになったとしても、おそらく入園者は減ることはないでしょう。入園料をまた高くした分、しっかりと自然環境の保護や公園の管理に収益を回してもらいたいなぁ・・・と思います。

 

2019年の料金

 

ご参考までに昨年(2019年)の料金です(↓)

 

11月~3月: 大人:60クーナ(子供:30クーナ)

4月・5月・10月: 大人:100クーナ(子供:50クーナ)

6月~9月 開園から16時までの入園の場合: 大人:250クーナ(子供:120クーナ)

6月1日~8月25日 16時以降の入園の場合: 大人:150クーナ(子供:70クーナ)

8月26日~9月30日 15時以降の入園の場合: 大人:150クーナ(子供:70クーナ)

 

今年2020年の料金

 

次が今年(2020年)の料金(↓)

11月~3月: 大人:80クーナ(子供:35クーナ)

4月・5月・10月: 大人:180クーナ(子供:50クーナ)

6月~9月 開園から16時(9月は15時まで)までの入園の場合: 大人:300クーナ(子供:120クーナ)

6月~9月 16時以降(9月は15時以降)の入園の場合: 大人:200クーナ(子供:70クーナ)

せっかく訪れるなら、たっぷりと楽しみたい

 

上・下湖群ともに時間をかけて自分のペースで楽しめる、自力での散策やプライベートツアーなら、300クーナの入園料は納得できる金額かもしれませんが、「案内するのは、上か下のどちらかの湖群のみ。先頭を歩くガイドについてひたすら歩くだけで、ゆっくりと立ち止まって写真を撮ったり景色を楽しむ時間がない」というツアー(比較的金額がお手頃なツアーや団体ツアーはこのような傾向にあります)では、プリトヴィッツェ園内での実質滞在時間が1時間半~2時間半前後と短いので、それだと入園料がかなり高いような気がします。

 

しかも団体ツアーだと多くの場合、案内されるのは他のグループのお客さんもたくさんいて混雑するエリア。またガイドなしで自力で散策する観光客も同じルートを辿る人が多いみたいです。

 

夏にプリトヴィッツェを訪問した旅人のブログなどで「湖はきれいだったけれど、とにかく人が多かった。なかにはマナーが悪い観光客もいたし、混雑のせいであまり楽しめなかった。しかも入園料が高すぎる」という感想などをたまに目にしますが、たしかにタイミングなどが悪ければそのような印象を抱きかねません。

 

混雑する8月のプリトヴィッツェ園内

 

しかも今年からは入園料はさらに高く、人気のトップシーズン(6~9月)は300クーナ(5100円)!

 

5100円もの入園料を払って「人でごった返す遊歩道をひたすらグループからはぐれないように、前を気にしながら歩く・・・」という経験は、プリトヴィッツェを愛するクロたびスタッフとしては、みなさんにおすすめしたい楽しみ方ではありません。

 

「プリトヴィッツェ観光がクロアチア旅行のハイライトで、ずっと楽しみにしているんです!」という方は、割高になってしまってもプライベートのガイドをつけて、見所や絶景ポイントを余すところなく満喫される方が、きっと満足度は高いと思います。

 

(ただしガイドをお願いする際も、「案内は最大3時間まで」など時間制約にシビアなガイドが多く、またなかには「上・下湖群のいずれしか案内しない」というガイドもいるようなので、事前に確認されることをおすすめします。

 

なお、当サイトのおすすめプライベートツアーでは、みなさんのペース、ご希望にあわせてじっくりとプリトヴィッツェをお楽しみいただけます。また混雑するシーズンは、その日の状況に合わせて、なるべく人混みを避ける最善のルートでガイドがみなさんをご案内しています。

 

せっかくのみなさんのご旅行、他の選択肢も視野に入れて、じっくりとご検討くださいね  🙂  )

 

 

また「やっぱり、ガイド無しで自力で散策してみよう」という方は、ルートや見所などの情報を事前にしっかりと集めて挑まれることをおすすめします。

 

最後にそのような方のためにプリトヴィッツェ観光情報一覧などをお伝えしておきますね(↓)

 

⇒ 旅行前に知っておきたいプリトヴィッツェ観光情報一覧はこちら

 

以上みなさんの楽しいプリトヴィッツェ散策のヒントになれば幸いです。

 

(2020年1月7日 小坂井真美

 

ザグレブからプリトヴィッツェへの日帰り旅行には公認ガイド付きのプライベートツアーがおすすめです。

 

プリトヴィッツェ観光は「バスでのアクセスが不安だ。自分たちでちゃんとザグレブまで戻って来れるかな・・・」「広い公園内で迷わないか。上・下湖群のどちらも、あますとろなく、無駄なく効率よく散策したい」というようなお声もよく耳にしますが、専用車とプロガイドが付いたプライベートツアーなら、安心&ラクラク、そんな不安も一気に払拭してくれます!

 

ただし「興味はあるけれど、プライベートツアーは予算的に厳しい」「せっかくガイドさんが付いていても、英語や外国語が話せないのでやっぱり不安」というお声も。そんな方は日本語アテンド・ガイドサービスをぜひご検討ください。

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