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【クロアチア便り】我が家のイースター(復活祭)の食卓

 

こんにちは!

 

前回のブログでもちらっとお伝えしましたが、今月あたまの日曜日、月曜日(2021年4月4日&5日)はイースターでした。

 

【前回のブログ】

 

■【クロアチア便り】春が来たと思ったら、雪が降りました

 

我が家では今年もママ(義母)が張り切ってイースターの食事を用意してくれました(*^^*)

 

(※当記事でお伝えする内容は下のYouTube動画でもお伝えしています♪よろしければご覧いただけると嬉しいです)

 

 

お時間がない方はこの下のブログ記事でサクっと読んで楽しんでいただけると嬉しいです(*´▽`*)

イースターエッグ作り

 

まずはイースターに欠かせない「イースターエッグ」作り!

 

(↑)上の写真みたいに薬品を使って卵をカラフルに色付けする方法もありますが、我が家では毎年たいてい、伝統的な方法で卵に色付けをします。

 

 

(↑)ところで、上の写真はママが卵に色付けをしている様子。お鍋の中に卵の他に何か入っているのですが、一体何だかわかりますか??

 

正解は・・・

 

玉ねぎの皮です!

 

 

うちのママの作り方は超シンプル!

 

玉ねぎの皮を5~6分程煮出して・・・色が出たところにゆで卵を投入して・・・20~30分程待つだけです。

 

でも、もう少しきれいに色を着けようと思ったら、玉ねぎの皮の他にお酢やオリーブオイルを使ったり、皮を煮出す時間も5分ではなく30分近く必要だったり、もう少し手がかかります。

 

 

(↑)ちなみに、もともと卵はこんな風に白っぽい色をしていました。

 

 

(↑)こんな感じに染め上がりました!

 

 

(↑)このだと赤卵とほとんど変わらず味気ないので、カッターで表面を削って模様をつけてみました☆

 

 

(↑)ちなみに、上の写真は隣に住むおばさん(ママの妹さん)が作ったイースターエッグ。(庭のお花で作ったデコレーションも可愛いです(*^^*))

 

玉ねぎの煮汁に卵を浸ける前に、卵に葉っぱやお花を水で張り付けて、ストッキングなどでずれないように固定して染めると、こんな感じで模様をつけることもできます。(これも玉ねぎの煮汁で色を浸けています)

 

イースターエッグはしばらく飾ったら食べてしまうのですが、玉ねぎの皮を使ったナチュラルな方法で着色したものなので、安心して食べることができます。

 

イースターの朝食

 

 

次は我が家のイースターの朝食!

 

茹で卵にハムは必須で、我が家ではハムは2種類、それからチーズも食べました。(これらと一緒に青ネギを食べるお家もあります)

 

 

(↑)今年、我が家ではハムは2種類用意したのですが、これはママこだわりのハム。市場で買ってきたものをこんな風に前日の夜から煮込んで作りました。

 

 

(↑)こちらも同様、前日の夜に茹でて用意したハムですが、こっちはスーパーで買ってきたものです。

 

 

私の手のひらよりも大きいです!

 

ハムを切るママ

 

ハムの重さは忘れてしまったのですが、ママに聞いたら「たしか1.5Kgくらいだったと思うよ」と話していました。

 

ハムの種類にもよりますが、だいたい1㎏40クーナ(約640円)前後なので、このサイズで約60クーナ(約960円)。日本と比べると安いですね(*^^*)

 

 

そしてそして、イースターの食卓に欠かせないゆで卵。イースター用にママは2パック、24個卵を買ってきました。

 

ちなみに、我が家は4人家族。一緒に住んでいない義弟のガールフレンドを入れても5人なのでかなりの量・・・。でも、これでも今年ママはかなり”控え目”(;^ω^)昔は4人家族だというのに、イースターになると卵を40個くらい買ってきたものです・・・(笑)💦

 

 

(↑)それから、こちらは市場で農家さんから買ってきた牛のチーズです。やさしい味わい、歯ごたえのチーズでとってもおいしかったです♥

 

全部お皿に並べて完成!

 

地域や家庭により少しずつ違いがありますが、クロアチアの伝統的なイースターの朝食はたいていこんな感じです。

 

 

ちなみに左上にあるパンはママの自家製です。

 

これで私とママの2人分。他の家族は朝寝坊してまだ寝ていたので、ママとふたりで先に食べちゃいました(*´▽`*)

 

イースターのランチ

 

次はイースターのランチ。朝ごはんを食べてひとやすみしてから、ママと一緒にランチを作りました(・・・と言っても、私はほぼ見ているだけでしたが(笑))

 

メインは子羊のお肉。4人分、約2.5㎏をお肉屋さんから買ってきました。

 

 

(↓)塩を丁寧にたっぷりと塗り込んでいきます。

 

 

(↓)これは庭からとってきたローズマリー。

 

 

2本ほどそのままお肉と一緒に焼きますが、より香りをつけるために細かく刻んで、お肉に塗り込みます。(うっかり撮影するのを忘れてしまったのですが、タイムも同じように塗り込みました)

 

 

あとはフタをして200℃のオーブンで約2時間~2時間半焼くだけ☆(お肉を取り出した容器でジャガイモも焼きました)

 

(↓)約2時間後、お肉が焼きあがりました♪

 

 

(↓)義弟のガールフレンドがチキン以外のお肉を食べないので、ママが彼女のために特別にチキンのフライも用意しました。

 

チキンのフライ

 

完成したイースターの食卓(ランチ)はこちら!

 

 

義弟のガールフレンドも一緒に、ママのおいしい手料理を食べながら、家族5人で楽しいひとときを過ごすことができました。

 

食事のあとはデザート♪

 

 

(↑)これはレデネ・コツケ(Ledene ocke)というクロアチアの家庭でよく作られるケーキ。

 

スポンジ生地、カスタード、生クリームの3層からなっています。ベリーやキウイなどのフルーツと一緒に食べてもおいしいです♪

 

 

(↑)こっちはママがもう一種類作ってくれたココス・コツケ(Kokos kocke)またはチュバヴツィ (Cupavci)というケーキ。

 

スポンジ生地をチョコレートでコーティングして、ココナッツパウダーをまぶした優しい味のお菓子です。

 

ミスタードーナッツの「ココナッツチョコレート」に似た味がします♪

 

オーストリアなど遠方に住む親戚も帰って来て、みんなでワイワイ過ごしたイースターはとても楽しかったです。

 

ちなみに子羊のお肉はあっという間に食べてしまったけれど、冷蔵庫にはまだたくさんのハムとゆで卵が鎮座しています(笑)

 

ママが「早く食べないと悪くなっちゃう」と焦っているので、毎日朝食に頑張って消費しないと・・・(^^; 

 

【4月21日追記】

 

あんなに大量にあったハムもゆで卵もケーキも、イースターから数日後にはきれいサッパリ消えていました!果たして誰のおなかに入ったのか・・・(少なくとも私や夫ではありません(笑))。毎年のことながら不思議・・・。

 

(2021年4月8日 小坂井真美

 

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