「1週間の休みが取れた!」というみなさん、今度の休暇にクロアチアへいらしてみませんか?
今回お伝えするのは、夏にクロアチアへお越しになる方におすすめしたいプラン。気候が特に良い時期(5月から9月上旬)なら、アドリア海の島巡りをプランに加えてみるのもおすすめです。
1週間でザグレブ、プリトヴィッツェ、スプリット、ドブロブニク、そして青の洞窟やフヴァル島など、アドリア海の島々を巡ります。
【このモデルプランで訪れる都市】
●ザグレブ
●プリトヴィッツェ
●スプリット
●ドブロブニク
●青の洞窟やフヴァル島
それでは、早速モデルプランと旅の計画のポイントをチェックしましょう!
モデルプラン
■1日目
午前:日本出発
午後:ザグレブ着
(ザグレブ泊)
■2日目
午前:朝、ザグレブを出発。プリトヴィッツェへ移動 (約2時間 / 137km)
午後:プリトヴィッツェ散策後、スプリットへ移動 (約3時間 / 257km)
(スプリット泊)
■3日目
スプリットから日帰りで青の洞窟やフヴァル島へ
(スプリット泊)
■4日目
午前:スプリット観光
午後:ドブロブニクへ移動 (約3時間 / 229km)
(ドブロブニク泊)
■5日目
終日ドブロブニク観光
(ドブロブニク泊)
■6日目
午前:ドブロブニク発、帰国の途へ
■7日目
日本着
(※ここで記している各都市の移動時間はレンタカーや専用車など、車を利用して移動した時の目安時間です。道路状況、国境状況により時間が前後することもありますので、旅のプランニングの際はご留意ください。また公共バスを利用すると、30分~1時間、利用する便によってはそれ以上かかることもありますので、具体的な所要時間はバス会社のホームページなどで各自でご確認ください)
旅のポイント
ポイントその① 航空券探しの注意点
まず、最初のポイントは、日本を出発して同日中にクロアチアに到着する便に乗るということ。日本を午後出発する便だと、クロアチアへの到着は翌日となってしまいます。
2日目の移動をすべて公共バスでこなすためには、朝7時台にザグレブを出発するバスに乗る必要があり、そのためには日本を出発して同日中にクロアチアに到着する便に乗ることが必須となってきます。公共バスでの旅を計画されている方は、チケット選びの際にご注意ください。
ただし、公共バスの利用ではなく、ザグレブ発・スプリット着❘プリトヴィッツェ観光1日ツアー(ガイド付き)や専用車サービスを利用すれば、翌日の朝に到着する便でも実現可能です。ザグレブ空港からスタートのアレンジも可能なので、2日目の朝ガイドさんやドライバーと空港で合流後、専用車でプリトヴィッツェへ向かい散策を楽しんでください。ちょっとハードかもしれませんが、十分実現可能です。
ポイントその② 公共バスを利用される方へ
公共バスを利用しての旅を計画している方は、バスのチケットを事前予約しておく方がいいかもしれません。特にクロアチアの観光シーズンである夏は、当日チケットが売り切れてしまう区間も。
クロアチアの長距離バスの利用に関しては、次の記事にも情報をまとめていますので、よろしければ旅のヒントにしていただけるとうれしいです。
【関連記事】
⇒ 【保存版】クロアチア┃長距離バスのチケットの購入方法や注意点
⇒ 【保存版】クロアチア┃長距離バス利用前に準備したい3つのこと
⇒ 【保存版】クロアチアの国内長距離バス┃所要時間と料金の目安
【長距離バスに関してよくあるご質問】
ポイントその③ ザグレブ⇒プリトヴィッツェ⇒スプリットの移動方法
ザグレブ⇒プリトヴィッツェ⇒スプリット間をそれぞれ公共バスで移動する方からよく頂く質問は以下の通り:
⇒ 公共バスでザグレブからでプリトヴィッツェへ行く方法を教えてください
⇒ プリトヴィッツェからスプリットへの移動方法を教えてください
ただし、夏は特にプリトヴィッツェ⇒スプリット間のバスが非常に混みあうため「事前予約していたのに、なぜか満席でバスに乗せてもらえなかった」なんていうトラブルを時折耳にします。
また夏(特に7月・8月)はプリトヴィッツェ湖群公園自体も大混雑する時期。「チケットの購入だけで1時間以上並ぶ・・・」なんて日も珍しくありません。
「チケット購入に時間がかかりすぎて、スケジュールが狂った。バスを事前予約してしまっていたので、帰りのバスの時間が気になって落ち着いてプリトヴィッツェ散策ができなかった」なんていう残念な声も。
「バスにちゃんと乗れるかな・・・」「チケット、並ばずに帰るかな?」など、ハラハラドキドキの心配なんてしないでプリトヴィッツェを楽しみたい方はこちらのツアー(ザグレブ発・スプリット着❘プリトヴィッツェ観光1日ツアー)の利用がおすすめです。
決して安いツアーではありませんが、現地旅行会社が主催する政府公認ガイド付きのツアーなので、公園のチケットの購入に並ぶ必要なくスムーズに入園できますし、広大なプリトヴィッツェ園内をプロのガイドさんが案内してくれるので迷う心配もありません。
また専用車で行くプライベートツアーなので、バスのスケジュールを心配する必要もなし!きっと満足していただけるツアーだと思います。ザグレブからプリトヴィッツェへ向かう途中、ラストケ村に立ち寄ったり、ご自分のペースで散策できるのもおすすめポイントです。
ポイントその④ お天気に注意
もうひとつ、プリトヴィッツェに関して注意したいのがお天気。お天気が悪い日はプリトヴィッツェの魅力も半減してしまいます。
とは言え、せっかくのプリトヴィッツェ。曇り空や小雨程度なら予定通り行きたいところですが、かなりお天気が悪い日は残念ですが、思い切ってプリトヴィツェをカットして、スプリットへ直行してしまうのも一案です。
ポイントその⑤ 1日でたくさんの島を巡るなら、断然ツアーがおすすめ!
3日目はスプリットから日帰りで青の洞窟やフヴァル島へ足を延ばしましょう!
夏の観光シーズン中はスプリット=フヴァル島間をたくさんのフェリーやカタマラン(スピードボート)が運行しているので、自力でも日帰り旅行ができますが、(行き先にもよりますが)おそらく1か所が限界。「1日で青の洞窟にもフヴァル島にも行きたい!」という方はスプリット発着のツアーに参加しましょう。
夏の間、スプリットの港付近には「青の洞窟」をはじめ、スプリット近郊の様々な島を巡る日帰りツアーを売る旅行会社のデスクがたくさん出ているので、現地でそのようなツアーを探すのも一案です。ただし、残念ながらなかには質が悪いツアーもあるので、事前の見極めが難しいかもしれません。
ちなみに、クロたびではこちらのツアーをおすすめしています。青の洞窟だけではなく、フヴァル島、その他いろいろな島に立ち寄れますよ♪
クロたびおすすめのツアー ⇒ 【スプリット発】『青の洞窟』日帰りツアー(日本語予約可)
「ツアーじゃなくて、自分で公共のフェリーに乗って旅したい!」という方は、下の記事をぜひヒントにしてください。
ポイントその⑥ モスタルに立ち寄るのも一案
4日目、スプリットからドブロブニクへ移動する際に専用車ツアーを利用してモスタルに立ち寄るのもおすすめです。
車を利用すると早朝スプリットを観光後、10時頃にスプリットを出発(もしくは前日(3日目の夜)にスプリット散策をお楽しみください)。モスタル観光を楽しんで、ドブロブニクに向かうという、公共バス利用時では難しい盛沢山な内容を1日でこなせちゃうのです!
ただし、3日目は船での日帰り旅行もあり、かなり忙しいスケジュールになるので、体力が必要。あまり無理をしないように、ご自身の体力と相談してくださいね。
以上、みなさまの旅の計画のヒントになれば幸いです。
⇒ 6泊7日のクロアチア旅プランの別パターンを「【在住者直伝】6泊7日 クロアチアを1週間で満喫!┃モデルコース&プラン8選」にてお伝えしています。ぜひあわせてご覧ください
【関連記事】
⇒ 【在住者直伝】3泊4日クロアチア弾丸旅行┃モデルコース&プラン4選
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