「1週間の休みが取れた!」というみなさん、今度の休暇にクロアチアへいらしてみませんか?
今回お伝えするのは、日本人に人気のクロアチアの4大都市の他、見落とされがちだけれども魅力満点のザダルやシベニクの2都市町を加えた充実のプラン。
1週間でザグレブ、プリトヴィッツェ、ザダル、シベニク、スプリット、そしてドブロブニクの合計6都市を巡ります。
【このモデルプランで訪れる都市】
●ザグレブ
●プリトヴィッツェ
●ザダル
●シベニク
●スプリット
●ドブロブニク
それでは、早速モデルプランと旅の計画のポイントをチェックしましょう!
モデルプラン
■1日目
午前:日本出発
午後:ザグレブ着
(ザグレブ泊)
■2日目
午前:朝、ザグレブを出発。プリトヴィッツェへ移動 (約2時間 / 137km)
午後:プリトヴィッツェ散策後、ザダルへ移動 (約2時間 / 133km)
(ザダル泊)
■3日目
午前:ザダル観光
午後:シベニクへ移動 (約1時間 / 90km)
シベニク観光後、スプリットへ移動 (約1時間 / 88km)
(スプリット泊)
■4日目
午前:スプリット観光
午後:スプリット発、ドブロブニクへ移動 (約3時間 / 229km)
(ドブロブニク泊)
■5日目
終日ドブロブニク観光
■6日目
午前:ドブロブニク発、帰国の途へ
(機内泊)
■7日目
日本着
(※ここで記している各都市の移動時間はレンタカーや専用車など、車を利用して移動した時の目安時間です。道路状況、国境状況により時間が前後することもありますので、旅のプランニングの際はご留意ください。また公共バスを利用すると、30分~1時間、利用する便によってはそれ以上かかることもありますので、具体的な所要時間はバス会社のホームページなどで各自でご確認ください)
旅のポイント
ポイントその① 航空券探しの注意点
まず、最初のポイントは、日本を出発して同日中にクロアチアに到着する便に乗るということ。日本を午後出発する便だと、クロアチアへの到着は翌日となってしまいます。
2日目の移動をすべて公共バスでこなすためには、朝7時台にザグレブを出発するバスに乗る必要があり、そのためには日本を出発して同日中にクロアチアに到着する便に乗ることが必須となってきます。公共バスでの旅を計画されている方は、チケット選びの際にご注意ください。
ただし、公共バスの利用ではなく、ザグレブ発❘プリトヴィッツェ観光1日ツアー(ガイド付き)や専用車サービスを利用すれば、翌日の朝に到着する便でも実現可能です。ザグレブ空港からスタートのアレンジも可能なので、2日目の朝ガイドさんやドライバーと空港で合流後、専用車でプリトヴィッツェへ向かい散策を楽しんでください。ちょっとハードかもしれませんが、十分実現可能です。
ポイントその② 公共バスを利用される方へ
公共バスを利用した旅を計画している方は、バスのチケットを事前予約しておく方がいいかもしれません。特にクロアチアの観光シーズンである夏は、当日チケットが売り切れてしまう区間も。
クロアチアの長距離バスの利用に関しては、次の記事にも情報をまとめていますので、よろしければ旅のヒントにしていただけるとうれしいです。
【関連記事】
⇒ 【保存版】クロアチア┃長距離バスのチケットの購入方法や注意点
⇒ 【保存版】クロアチア┃長距離バス利用前に準備したい3つのこと
⇒ 【保存版】クロアチアの国内長距離バス┃所要時間と料金の目安
【長距離バスに関してよくあるご質問】
ポイントその③ ザグレブ⇒プリトヴィッツェ⇒ザダルの移動方法
ザグレブからプリトヴィッツェへの行き方は、「よくあるご質問:公共バスでザグレブからでプリトヴィッツェへ行く方法を教えてください」をご覧ください。
注意が必要なのが、プリトヴィッツェ⇒ザダルのバス。夏の観光シーズン中はプリトヴィッツェからザダル行きのバスも定期的に出ていますが、オフシーズン中は本数がかなり少ないので、事前に運行スケジュールをしっかりと確認しておきましょう。
【よくあるご質問】 ⇒ 長距離バスの運行状況(本数や時刻表)が知りたいです
ですが、バスの本数が多い夏も注が必要です!観光シーズン真っ盛りの夏は特にバスが非常に混みあうため「事前予約していたのに、なぜか満席でバスに乗せてもらえなかった」なんていうトラブルを時折耳にします。
また夏(特に7月・8月)はプリトヴィッツェ湖群公園自体も大混雑する時期。「チケットの購入だけで1時間以上並ぶ・・・」なんて日も珍しくありません。
「チケット購入に時間がかかりすぎて、スケジュールが狂った。バスを事前予約してしまっていたので、帰りのバスの時間が気になって落ち着いてプリトヴィッツェ散策ができなかった」なんていう残念な声も。
「バスにちゃんと乗れるかな・・・」「チケット、並ばずに帰るかな?」など、ハラハラドキドキの心配なんてしないでプリトヴィッツェを楽しみたい方はガイド付きのツアー(ザグレブ発 ❘プリトヴィッツェ観光1日ツアー)の利用がおすすめです。
決して安いツアーではありませんが、現地旅行会社が主催する政府公認ガイド付きのツアーなので、公園のチケットの購入に並ぶ必要なくスムーズに入園できますし、広大なプリトヴィッツェ園内をプロのガイドさんが案内してくれるので迷う心配もありません。
また専用車で行くプライベートツアーなので、バスのスケジュールを心配する必要もなし!きっと満足していただけるツアーだと思います。ザグレブからプリトヴィッツェへ向かう途中、ラストケ村に立ち寄ったり、ご自分のペースで散策できるのもおすすめポイントです。
ポイントその④ お天気に注意
もうひとつ、プリトヴィッツェに関して注意したいのがお天気。お天気が悪い日はプリトヴィッツェの魅力も半減してしまいます。
とは言え、せっかくのプリトヴィッツェ。曇り空や小雨程度なら予定通り行きたいところですが、かなりお天気が悪い日は残念ですが、思い切ってプリトヴィツェをカットしてしまうのも一案です。
プリトヴィッツェをカットした場合、当行程ではザダルへ直行することになりますが、ザダルもお天気が悪い日には注意。「世界一美しい夕日の町」として有名なザダルには、夕日を目当てに足を運ぶ人が後を絶えません。
夕日以外にも魅力がある町ですし「ザダルの町自体にすごく興味がある!」という方は心配ないですが「ザダルに行く目的は夕日を見るためだけ!」という方はお天気に要注意。
天気予報で小雨や曇りマークがついている程度なら、当日天候が変わって運よく晴れ間に恵まれることもありますが、その日前後も完全な雨マークがついている場合は、残念ながらきれいな夕日を見ることができない可能性もあります。
バスや宿を予約済みの場合、直前の変更は難しいかもしれませんが、もし変更が可能ならザダルではなくシベニクやトロギールなど、別の町に変えるのも一案です。
ポイントその⑤ 日没時間を確認しよう
「夕日」を目的にザダルを訪れるなら、事前に必ずザダルの日没時間を確認しておきましょう。
真夏なら20時、21時くらいまで明るいクロアチアですが、冬の間は日没がかなり早いので、夕日を見逃してしまわないように事前にしっかりとチェックしておきたいですね。
ザダルの日没時間の確認にはこちらのページ(timeanddate.com/ 英語・外部サイト)が便利です。
ポイントその⑥ モスタルに立ち寄るのも一案
4日目、スプリットからドブロブニクへ移動する際に専用車ツアーを利用してモスタルに立ち寄るのもおすすめです。
車を利用すると早朝スプリットを観光後、10時頃にスプリットを出発(もしくは前日(3日目の夜)にスプリット散策をお楽しみください)。「朝スプリットを出て、モスタル観光を楽しんでからドブロブニクに向かう!」という、公共バス利用では難しい盛沢山な内容を1日でこなせちゃうのです!
ただし、3日目は船での日帰り旅行もあり、かなり忙しいスケジュールになるので、体力が必要。あまり無理をしないように、ご自身の体力と相談してくださいね。
以上、みなさまの旅の計画のヒントになれば幸いです。
⇒ 6泊7日のクロアチア旅プランの別パターンを「【在住者直伝】6泊7日 クロアチアを1週間で満喫!┃モデルコース&プラン8選」にてお伝えしています。ぜひあわせてご覧ください
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