【保存版】4月のクロアチア観光❘気になる気候や服装は?注意点はある?
「4月のクロアチアの気候はどうですか?かなり暖かいですか?」「コートはまだ必要ですか?」などなど、4月にクロアチア旅行を計画されている方からよく頂戴する気候や服装に関するご質問に、クロアチア在住のクロたびスタッフがお答えいたします!
また、本記事内には4月のクロアチア各都市の町ゆく人の様子を捉えた写真も掲載しています。ぜひ服装選びのヒントにしてくださいね!
クロアチアが活気を取り戻し始める4月
街中の木々が一斉に芽をふきだし、花が咲き乱れる4月。特に公園が多い首都ザグレブでは景色が一気に春らしくなり、街中を散策しているだけでもウキウキ、幸せな気分になる素晴らしい月です。
気持ちの良い青空が広がる日が多い4月は、それまで家の中に引きこもりがちだった人々がこぞって外に出てくる季節。お天気の良い日には街角のカフェのテラス席や公園は、待ちに待った春を楽しむ人々で溢れ、街中が活気に包まれます。
また年によっては、4月上旬から中頃がイースターとなる年も(イースターは移動祝祭日。毎年3月末から4月中頃、その年によって変動する祝日です)。キリストの復活を祝う宗教的な行事であるイースターですが、待ちに待った春の訪れを祝う意味合いも込めらており、街中はイースター独特の幸せで明るい雰囲気に包まれます。
熱心なカトリック教徒が多いクロアチアでは、イースターおよびイースターマンデーは大切な祝日。この2日間は休業あるいは短縮営業となるスーパーやお店、レストランが多いので注意してくださいね。
なお、ドブロブニクなどアドリア海沿岸部では冬の間、休業しているレストランやホテル、お店が見受けられますが、イースターを境に冬季休業を終え、オープンしはじめる所が多くなります。
クロアチアの4月の気候
まずは、日本(東京)の気温と降水量と、ザグレブ、ドブロブニク、プリトヴィッツェのものと比べてみましょう。
都市 | 最低気温 | 最高気温 | 降水量 |
東京 | 9.4℃ | 19℃ | 124.5mm |
ザグレブ | 9.2℃ | 19.2℃ | 47.4mm |
ドブロブニク | 10℃ | 21℃ | 78.5mm |
プリトヴィッツェ | 11.7℃ | 16.3℃ | 詳細なデータなし(※) |
(ザグレブ・ドブロブニクの気温・降水量は2016年の平均値)(※ただし、近郊の町Gospićは48.0mm )
上の表からもわかるように、4月の東京とザグレブ、ドブロブニクともに、気温はほとんど同じですね。
日中は20度台まで上がる日も珍しくなく、日によっては薄手の長袖だけで十分なくらい暖かいことも。とはいえ、風が吹くとかなり肌寒く感じますし、朝晩は冷え込むので、まだまだ上着や長袖は必須です。
また4月は急に「冬が戻ってきたのでは?」というくらい寒くなったと思えば、まるで夏のように暑くなったり、急激な気温の変化が起こりやすい月。また一日の中でお天気が目まぐるしく変わることもあるので、こまめな体温調節が必要です。
また、日本と比べると4月のクロアチアは日が長いのが特徴。
3月末(3月の最終日曜日)からサマータイムが始めるクロアチアでは、4月からはぐっと日が長くなり、夜は19時半頃まで空が明るくなります。
このように日がぐっと長くなり、本格的な春が始まる4月はクロアチアの観光シーズンの幕上けの月。4月から少しずつ観光客が増えはじめ、クロアチア中がいきいきとしたエネルギーに包まれていきます。
クロアチア観光、4月の服装は?
一日の服装選びに頭を悩ませる4月。また「お昼はシャツやカットソー1枚で十分なくらい暖かかったのに、朝晩は上着がないと震えてしまう」という日も珍しくないため、こまめな体温調節が必要です。
ドブロブニクやスプリットなどアドリア海沿岸南部では日差しが強いので、日本と同じ気温でもより暑く感じる日も。散策中、思わず上着を脱ぎたくなることもあるかもしれません。
具体的には、春物の長袖、重ね着ができるシャツやカーディガン、そして上着や春物のコート、ジャケットなど。「暑さを感じたら1枚脱ぐ」「寒さを感じたらさっと着る」など、散策中でも簡単に体温調節できる重ね着をするのがポイントです。
足元はショートブーツや歩きやすいスニーカーなどがおすすめ。冬物のブーツはもう終わりの時期ですが、サンダルはまだ早いです。
なお4月にもなると、冬物のコートやセーターの出番はほとんどありません。
ただし、プリトヴィッツェ観光を予定している方はご注意を!山間部に位置するプリトヴィッツェは、お天気があまり良くない日などはかなり冷え込むこともあります。
プリトヴィッツェ観光は体を動かすハイキングがメインとなるので、お天気の良い日なら長袖1枚でも十分なほど暖かくなりますが、日によっては上着を着ていても凍えてしまうくらい冷え込むことも。念のために春物の長袖の他に、冬物の温かいセーターを1枚用意しておくと万が一の際に安心です。
当サイトの「スタッフ・ブログ」では、ちょこちょこ現地の最新の様子を日々UPしているので、よろしければ旅のヒントにお役立ていただけると幸いです。
その他、4月のクロアチア観光に持って行くと便利なもの
靴下
暖かいお部屋用のルームソックスもお忘れなく!暖かいもこもこのルームソックスは歩き疲れた夜のリラックスタイムにぴったりです。ちなみに、クロアチアではお部屋にスリッパが用意されていないホテルが多いため、旅行用の携帯スリッパのご用意もおすすめします。
※クロアチアのホテルのアメニティ事情について詳しくは「【旅行前にチェック】クロアチアのホテルにはアレがない?!驚きのアメニティ事情」をご覧ください
薄手のダウンコート
「上着だけでは、今日はちょっと寒いかも・・・」という時に大活躍してくれるのが、薄手のダウンコート。軽くて嵩張らないのに温かいダウンコートはとっても便利!
寒い日に上着の上にもう1枚着ることもできますし、機内の中で肌寒く感じる時にひざ掛けとして利用することもできますよ。
ストールやスカーフ
寒い時にサッと羽織ると温かいストールや、首元を温めてくれるスカーフは1枚あると大変便利です。きちんと畳めばかさ張りませんし、軽いのでおすすめです!
帽子
特にアドリア海沿岸部の町では日差しが強く感じる日もあるので、日焼けが気になる方は帽子をご用意されると良いかもしれません。
日焼け止め・UVケア用品
クロアチア人は日焼けなんて気にせずに日向ぼっこを楽しむ4月ですが「絶対に日焼けしたくない!」という方は日焼け止めクリーム等を用意していらしてくださいね。
常備薬
目まぐるしく変わるお天気のせいで、体調を崩しやすい4月。胃腸薬や風邪薬など、普段から飲み慣れているお薬を持ってくると万が一の時に心強いでしょう。
スリに注意!
クロアチアの観光シーズンがはじまる4月は、スリ被害が増え始める季節でもあります。
せっかくの楽しい旅を台無しにされないためにも、スリ被害にはくれぐれもご注意ください。
以上、みなさまの旅の準備のヒントにしていただけると幸いです。
(小坂井真美)
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