【必見】大混雑する夏トップシーズンのプリトヴィツェ、おすすめの観光ルートは?
クロアチアを代表する人気観光地であるプリトヴィツェ湖群国立公園(以下「プリトヴィツェ」)。
1年で一番プリトヴィツェの入園者が多くなるのはプリトヴィツェが1年で一番美しく輝く夏。6月から8月にかけての時期です。特に7月から8月中頃にかけての時期は1日の来園者数が1万人以上(!!)にも上り、園内はたくさんの人で混雑します。
この時期は「チケットを購入するだけのために1時間以上並んだ」「遊覧船に乗るのに1時間以上並んだ」というような声もよく耳にします。
クロたびスタッフが皆様に夏のプリトヴィッツェ観光でイチ押ししたいルートは「【知らないと後悔する】夏のプリトヴィツェ散策 ❘ 混雑を回避するためのおすすめルート」でお伝えしていますが、大混雑する日はP2⇒P3を結ぶ遊覧船が(団体ツアー客のための運行など、一部の例外を除き)運行しない(※)こともあるので、このような日はイチ押しルートは参考になりません。
(※園内が大混雑する日は船場の混雑を避けるために、一部の例外を除きP2→P3行きの遊覧船を運行しないことがあるためです)
そこで今回は「P2→P3行きの遊覧船を運行しない」くらい園内が大混雑する、夏のトップシーズン(特に7月末から8月中旬にかけて)におすすめしたいルートをお伝えします。
なるべく混雑を避けて楽しく散策を楽しんでいただけるよう、プリトヴィッツェ現地のプロガイドさんと一緒に考えたルートですので、ぜひ夏のプリトヴィッツェ散策のヒントにしていただけると嬉しいです。
まずはじめに
よく「プリトヴィツェ公園のチケットには遊覧船代と園内バス代は含まれていますか?」とご質問を頂戴しますが、答えは「どちらも含まれています」です。
なお、プリトヴィッツェ公園が大混雑する夏(7月、8月)に個人旅行でプリトヴィッツェにお越しの方(自分で当日、現地でチケットを購入しないといけない方)はエントランス2からのスタートがおすすめです。
今後「エントランス2のチケット売り場の方が空いている」という情報が広く知られるようになると、状況が変わってしまう可能性もありますが、去年までに引き続き、現時点(2018年)でも同様、エントランス1よりもエントランス2のチケット売り場の方が、いつも圧倒的に空いています。
「エントランス1のチケット売り場は1時間以上待ちだけれども、エントランス2ではほとんど並ばずにチケットが買えた」なんて日も珍しくありません。
そのため、7月、8月に個人旅行でプリトヴィッツェにお越しの方は散策はエントランス2よりスタートすることを強くおすすめします。
夏におすすめのルート(その1)
【このルートのポイント】
「混雑、人混みをなるべく避けて、美しいビューポイントを抑えた散策をしたい」という方におすすめ!
「【知らないと後悔する】夏のプリトヴィツェ散策 ❘ 混雑を回避するためのおすすめルート」が通用しない時(P2→P3行きの遊覧船を運行していない日)に一番おすすめのルートです。
上湖群、下湖群どちらも楽しめるコース。ただし、下湖群は混雑しがちなため、下湖群では湖の側を歩かず、渓谷の上から下湖群を楽しみます。
このコースはスムーズに行けば(かつ迷わなければ)2時間半から3時間程度で散策できます。
・エントランス2からスタート
・P1⇒P2へボートで渡る
・P2で下船後、ST3を目指し散策する
・ST3からST1へ園内バスで移動
・最後にST1からエントランス1を目指して歩きましょう。下湖群は湖の畔を歩きませんが、渓谷の上から望むビュースポットが点在しており、渓谷の上から下湖群を楽しむことができます。
・エントランス1にて散策終了
※2時間程度で切り上げたい場合は「ST3からST1へ園内バスで移動」するのではなく「ST3からST2へ園内バスで移動し終了」と上湖群のみ散策するコースがおすすめです。
夏におすすめのルート(その2)
【このルートのポイント】
「夏の混雑する時期だって、せっかくプリトヴィッツェに来たからには下湖群、上湖群両方を見たい!」という方におすすめの欲張りコースです。
園内の混雑状況にもよりますが、途中休憩をはさんでも(迷わなければ)3~4時間程度で散策できます。
・エントランス2よりスタート
・ST2から園内バスに乗ってST1を目指します
・ST1で下車後、P3を目指して下湖群を散策
・P3に到着後「運よくP3の遊覧船乗り場が空いている」という場合や、混んでいても「乗船まで長時間待っても良いので遊覧船に乗りたい」という方はP3からP2にボートで渡ってください。
もし大混雑していて「炎天下の中、長時間ぼーっと立っているのは嫌だ」という方は、コジャク湖の畔の遊歩道を歩き、徒歩でP3からP1を目指しましょう(P3からP1までは、徒歩で約30分から40分です)P1に到着後はP2へボートで渡りましょう
・P2で下船後、ST3を目指し散策
・ST3からST2へ園内バスで移動
・ST2(エントランス2)にて散策終了
一番のおすすめはガイドとの散策!
以上、なんとなく散策ルートのイメージを把握していただけたでしょうか?
「やっぱり、自分たちだけじゃ、限らた時間で広い園内を迷わず散策できるか不安」「その日によって混雑の状況などが変わるプリトヴィツェ。やっぱり園内事情を知り尽くしたガイドさんがいると安心かな・・・」「チケット購入のために時間をロスするのは絶対に嫌だ」という方は、旅行会社が手配しているガイド付きのツアーへの参加がおすすめです。
旅行会社が手配している政府認定の公式ガイド付きのツアーであれば、チケットの購入に並ぶことなくスムーズに入園できます(ただし、ガイドさん付きのツアーであっても、遊覧船だけは事前予約などが一切できないため、ガイドさん付きであっても並ぶこともあります)。
「クロたび」では、ザグレブから英語ガイドさんと行く日帰りのプライベートツアーをおすすめしています。よろしければぜひご検討ください。
また「興味はあるけれど、プライベートツアーは予算的に厳しい」「せっかくガイドさんが付いていても、英語や外国語が話せないのでやっぱり不安。プリトヴィツェの散策ルートがわかっている日本人について来てほしい」というお声も。そんな方は日本語アテンドサービスをぜひご検討ください。
以上みなさまの楽しい夏のプリトヴィツェ散策のヒントになれば幸いです☆
(※所要時間、目的別のプリトヴィッツェの散策モデルルートはこちら)
(2018年8月 小坂井真美)
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