すっかり日本のガイドブックでもお馴染みになったザグレブの失恋博物館（Museum of Broken Relationships ）。

「ザグレブ観光の際に訪れてみよう」と計画されている方も多いのではないでしょうか。

一方「失恋博物館って何？どんな博物館なの？」という方もいらっしゃるかもしれません。　　

「失恋博物館」には、ひとつの恋の終わりにまつわる様々な品がエピソードつきで展示されています。

展示品はすべて、クロアチア国内はもちろん、世界中の人々から寄付された実物です。

受付でそれぞれのエピソードが書かれた日本語(多言語もあります)の冊子が渡されるので、それを読み進めながら見学するスタイルの、非常にユニークなコンセプトの博物館なのです。

とっても悲しい恋のエピソードや、浮気が発覚して修羅場後終わったカップルの話、クスッと笑えるエピソードまで、「壊れてしまった関係」にまつわる実に様々な話が、実物の品々とともに展示されています。

(※日本語では失恋博物館と訳されていますが、英語だとMuseum of Broken Relationship、壊れた関係博物館です。「失恋博物館」と訳した方のセンスが光りますね☆)

こぢんまりとした博物館ですが、世界的に注目されている人気の博物館で、一年中を通してたくさんの観光客も訪れます。

ただ、特に今、夏の観光トップシーズン中は、クロアチアのどこにいっても観光客が多いですが、失恋博物館も同様。

先日、久しぶりに博物館を訪れてみましたが(訪れたのは午後12時頃)、いつも以上にたくさんの人で賑わっており、受付のお姉さんは「今チケットをご購入していただいても、すぐに入館していただくことはできません。40分後以降に戻ってきてください(ぴったり40分後でなくても、40分後かつ同日内ならいつでも良い、とのことでした)」という案内をしていました。

館内が人でいっぱいにならないように、混雑する日は入館制限をしているようです。

受付のお姉さんのお話では「夏の観光シーズン中は連日夕方頃まで混雑しますが、19時頃になると空いてくる傾向にあります」とのこと。

失恋博物館は毎日よる22:30まで開館しているので、混雑を避けて見学したい方は、ぜひ夜に訪れてみてくださいね。

以上お知らせでした！

（2018年8月20日　小坂井真美）

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