【必見】ドブロブニク旧市街内のホテル予約時に注意するべき5つのこと
クロアチアの観光地の中でも、特に物価が高いことで知られるドブロブニク。特に真夏の観光シーズン中、値が張るホテル代に頭を悩ませる旅人も多いはず。
旧市街内(城壁内)や旧市街から徒歩圏内のホテルは観光に非常に便利ですが、(ホテルのクラス・時期にもよりますが、評判のホテルをハイシーズンに予約すると)1泊1室、安くても4、5万円以上するところがほとんどです。
そこで「旧市街内、あるいは旧市街から徒歩圏内に泊まりたいけれど、ホテルは高くて手が出ない」という方におすすめなのが、アパートメントタイプのお宿。
「24時間受付のレセプションがない」など、ホテルと異なる点がいくつかありますが、立地重視で安くドブロブニク・ステイを楽しみたいなら、かなりおすすめの選択肢です。
※クロアチアのアパートメントタイプのお宿について詳しくは下の記事をヒントにしてくださいね
⇒ クロアチアを暮らすように旅できる ソベ・アパルトマンとは?
⇒ クロアチア個人旅行┃アパートメントホテルの予約方法&知っておくべき6つのポイント
⇒ 【必読】(クロアチア個人旅行)アパートメントホテル利用前に知っておきたいこと
上記の記事でお伝えしている内容の他にも、ドブロブニク旧市街内のアパートメントホテルを選ぶ際、気を付けていただきたい点がいくつかあります。
そこで今回はドブロブニク旧市街内のアパートメントホテル選びの際に知っておきたいポイントをまとめてお伝えしますね。
階段に注意
ドブロブニク旧市街内のアパートメント選びで必ずチェックしたいポイントは「宿に辿り着くまでに階段はあるか?」という点。
ドブロブニク旧市街内には、上や下の写真のような長い階段の途中に位置しているアパートメントがたくさんあります。
このような階段の途中に位置しているお宿は窓から見える景色が素敵だったり、生活感が溢れ「まるでドブロブニクに住んでいるような非日常感」を味わうことができるのが素敵なポイント。
また、周りにレストランやお店がなく、人があまり通らない通りがほとんど(※)のため、夜静かに休むことができます。
(※メインストリートのプラツァ(Placa)通り(☆)からブジャ門(Buža)に続く「ボシュコヴィチェヴァ(Boškovićeva ul.)通りは除く。この通りはお店も多く、賑やかです)
(☆ ドブロブニクのメインストリートはプラツァ通りという名前の他、「ストラドゥン(Stradun)」と呼ばれることもあります)
しかも、メインストリート近くに位置するお宿よりもお得に泊まれる所も多いため、良いところ尽くしのように感じますが、階段が(体力的に)苦手な方、特に大きくて重たいスーツケースをお持ちの方は要注意!
真夏の炎天下の中、大きくて重たいスーツケースを一段一段持ち上げながら宿までたどり着くのは、まさに苦行です 😯
「重たいスーツケースがあっても、20、30段くらいたいしたことはないよ!」という力自慢の方は心配ご無用かもしれませんが、そうでない方は階段が少ない(あるいはまったくない)メインストリート近くのお宿を選ぶ方が無難です。
ちなみにドブロブニク旧市街はメインストリート周辺が底(平坦)で、それぞれ海、山の方向に向かって斜面(階段)になる「すり鉢状」になっています。そのため、メインストリートから離れるにつれ、階段も多くなります。
ドブロブニクに足を運んだことがないと、地図を見るだけでは、なかなか階段の有無の判断ができないと思うので、多少誤差があるかもしれませんが、上(↑)の地図内に「階段が多いエリア」を青線で囲んでおいたので、目安にしてくださいね。
また、ホテル予約サイトの口コミを見ると、階段の途中にあるお宿に関する口コミには「素敵なお宿だったけれど、階段が大変!」などと書かれていることが多いので、参考にしてみてください。(クロたびスタッフはクロアチアの宿の予約にはBooking.com(↓)をいつも利用しています)
メインストリート沿いに注意
上記のように階段が少なく重たいスーツケースを持っている旅行者に便利なメインストリート沿いのお宿ですが、メインストリート近くは夜遅くなっても人通りが絶えないため「静かな所じゃないと眠れない!」という人はご注意ください。
ですが「メインストリート近くにあるお宿だったけれど、防音がしっかりしていたので、窓を閉めれば気にならなかった」というお宿もたくさんあります。
そのため真夏の滞在時、エアコンが付いてないお部屋は要注意。「窓を閉めればあまり音は気にならなかったけれど、エアコンがないので暑くて暑くて・・・。窓を開けると涼しかったけれど、深夜1時過ぎまで外の人の声や音楽が聞こえてきて、眠ることができなかった」なんてことになりかねません。
夜、宿周囲の環境(音)についても、ホテル予約サイトの口コミなどで、過去の宿泊者たちのコメントで確認できることが多いので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
専用バスルームはある?
ドブロブニク旧市街で安く泊まれるお宿を探しているとよく目につくのが「共有バスルーム」という条件の所。
そのような所は「お部屋(寝室)はそれぞれ、独立していてプライバシーが守られているけれど、トイレや洗面台、シャワーは(同じ建物内の)他の宿泊者と共有」という意味です。
そのため「知らない人が使った後にシャワーやトイレを使うのは嫌だ」「シャワーを浴びたい時に浴びることができない、トイレを使いたい時に使えない可能性があるのは嫌だ」という方にはおすすめしません。
そのような方は必ず、お部屋の条件に「専用バスルーム」と表示されている所を選んでくださいね。
どの門からアクセスするべき?
ドブロブニク旧市街内(城壁内)には「ピレ門」「プロチェ門」「ブジャ門」のいずれかからしか入ることができません。(※なお、城壁内は車両の乗り入れが禁止されているので、徒歩でのみアクセス可能という点もお忘れなく)
空港や中央バスターミナルからバスで旧市街へ来る人は、バスはピレ門前にしか停まらないため、自動的に「ピレ門」から入ることになりますが、タクシーでアクセスする人は、事前にお宿の場所を調べて「どの門から入ると一番宿に近いか」を確認しておくと、よりラクに早くお宿までアクセスすることができますよ。
チェックイン時刻に注意
ホテルやホステルと違い、24時間対応のレセプションがないアパートメントホテル。そのため、ネットなどで事前に予約して行く場合は事前に管理会社やオーナーと英語またはクロアチア語でチェックインの日時について打ち合わせをしておく必要があります。
アパートメントホテルの「チェックイン可能時間」を確認してみると「22時まで」という所が多いですが、フライトのスケジュールなどの問題でチェックイン時刻をそんな時は予約前にオーナーさんにメールで連絡して(例えば)「ドブロブニク空港着が23時なので、旧市街に着くのは0時を過ぎそうです。空港からまっすぐ、すぐにタクシーで向かうので、チェックインの対応をしていただけますか?」とメール(英語またはクロアチア語)で尋ねると、たいていの場合(特に連泊の場合)快くOKしてくれます。
いずれにせよ、正確なチェックイン予定時刻を伝えるという点が重要なので、どうかお忘れなく!
また当日急に予定が変わり、約束の時間に間に合わないという場合すぐに連絡がつくように、事前に電話番号などの連絡先を控えておくようにしましょう。またなかには場所がわかりにくいアパルトマンもあるので、電話番号を控えておくと道に迷った時に何かと心強いですよ。
その他、ドブロブニクに限らずアパートメントホテル予約・利用時に気を付けるべき点は「【必読】(クロアチア個人旅行)アパートメントホテル利用前に知っておきたいこと」にまとめているので、ぜひあわせてご覧ください。
おすすめのホテル予約サイト
上でもお伝えした通り、クロたびスタッフはクロアチア国内やヨーロッパを旅する際Booking.comというサイトをよく利用します。日本語で簡単に検索&予約できるので、とても便利ですよ!
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(小坂井 真美)
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