【クロアチア便り】たんぽぽ天国、のどかなザグレブの住宅街
こんにちは!
最近ずっと毎日とっても良い天気が続いているザグレブ。
コロナ鬱から回復するようになってから、数日おきに夕暮時の散歩を楽しむようになりました。
いつもクロアチアでいる時は仕事で忙しくしているので、自宅周辺でも歩く道はいつも同じ。
買い物のためのスーパーや、仕事がある市内へ続く道しか通りませんでした。
でも、今はコロナのせい(おかげ?)で時間はたっぷりあります。
夫に誘われて、いつもは歩かない、今まで足を運んだことのないエリアを散歩してみました。
まず驚いたのは、家からたった数分の所にあったこの風景(↑)。
そこにいたのは、なんと…お馬さん!!
「こんな近所に…こんな住宅地に馬?!」とびっくりする私に「えっ?知らなかったの?数年前からいるよ〜」と笑う夫。
住宅地とはいえ、私たちが住んでいるのは首都ザグレブの新市街エリア。郊外でもありませんし、首都のこんなエリアに馬がいるなんてびっくりです。
おとなしくて、とても美しい馬。
見ていて心がほっこり。
私たちが見ていることに気づくと、こちらまでやってきて、馬もじ〜っと私たちのことを見ていました。
とっても人懐っこい子のようで、他にも人が来る度に近くまで寄って訪れる人たちを喜ばせていました。
近所の子供たちにも大人気の様子。
子供たちはそこらへんに生えている草をむしり取って馬にあげて大はしゃぎしていました。
それにしても、こんな住宅地で馬を飼っているなんて不思議。
機会があったら飼い主さんに理由を尋ねてみたいなあ〜と思っています。
そして、別の日には車で近郊の大型スーパーへ買い出しに行ったのですが、いつもは通らない道を走ってみました。
同じザグレブ市内だとは思えないのどかな風景が広がるエリア。
緑がきれいだな〜と窓を開けて外を眺めていたら、白いモコモコしたものが遠くの方にポツポツ目に飛び込んできました。
私は目が悪い(メガネまたはコンタクトをしています)ので「えっ?ひょっとして羊?」と思いながらも「まさか、首都ザグレブで羊なんて…」と信じられず思わず二度見、三度見・・・(笑)
でも、どうやら見間違いではなかったみたい。
そのエリアでは羊を飼育している家庭が多いみたいで、そこら中にたくさんいました。
本当は車を停めてしばらく羊を見ていたかったのですが、早くスーパーにいかないと閉まってしまうので(コロナの影響で17時でお店ははすべて閉まってしまうため)、「今度また見に来ようね」と家族と約束して、この日は通り過ぎるだけにしました。
首都だけど、こんなのどかな風景がたくさん広がっているザグレブが私はやっぱり大好きです。
ちなみに、クロアチア人の友達に「近所に羊がいた!」と写真を送ったら「羊?!おいしそう〜🤤」と返事が返ってきました。
別の友達からも同じようなリプライが・・・。
「羊?!可愛いね〜」とかいう反応を期待していたのに・・・(;´▽`A“
クロアチア人は本当にお肉好きです(笑)
ところで、最近そこら中に花を咲かして心を和ませてくれるのが、黄色いたんぽぽたち。
うちの庭にもたくさん咲いていますが、近所の何もない野原にはさらにたくさん自生していて、まるで天国みたいな景色が広がっています。
黄色い花とフワフワの白い綿毛。
何気ない風景ですが、見ているだけで心がほわほわ、幸せな気持ちになります。
今まで忙しくて気にも留めていなかった身の回りの景色でしたが、時間がたっぷりできたおかげで身近にある小さな幸せを見つけることができるようになりました。
また幸せな景色を集めるために、ちょこちょこたまに近所の散策をしようと思います。
日本も外出自粛ムードで大変だと思いますが、みなさんもどうか心穏やかな週末をお過ごしください♥
またザグレブの風景をお届けしますね!
(2020年4月18日 小坂井真美)
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