旅行前にチェック!スロベニア観光基本情報

白・青・赤の横縞模様はスラブ民族の象徴。国章にはトリグラフ山。アドリア海と川が描かれている

白・青・赤の横縞模様はスラブ民族の象徴。国章にはトリグラフ山。アドリア海と川が描かれている

ビザ(査証)

3か月以内の観光目的の滞在ならビザは不要。なお、スロベニアはシェンゲン協定実施国です。

水は飲める?

スロベニアの水道水は安心して飲める、安全な飲料水とされています。ですが、普段飲み慣れない水道水を飲むと、おなかがびっくりして体調を崩してしまう方もいらっしゃいます。そのため、お腹の弱い方や、衛生面が気になるという方は、やはりスーパーやキオスクでペットボトルのお水を購入されることをおすすめします。

日本との時差は?

日本とスロベニアの時差は、冬時間では日本が8時間、夏時間(サマータイム)では7時間早くなります。 サマータイムは毎年3月最終日曜日の午前1時に始まり、10月最終日曜日の午前1時に終わります。7月や8月頃になるとサマータイムの影響もあり、午後9 時頃までうっすらと空が明るく、1日がとても長く感じられます。

気候と旅の服装

冬のブレッド湖は実に幻想的 (C) www.slovenia.info/Franci Ferjan

冬のブレッド湖は実に幻想的 (C) www.slovenia.info/Franci Ferjan

 

内陸性気候、地中海性気候、 アルプス性気候と、異なる3つの気候区分が混在するスロベニアは地域によって気温や降水量が大きく異なります。そのため、訪れる町のお天気によってフレ キシブルに対応できるように、いろんなパターンの服を用意して行くことをおすすめします。

 

特に夏は要注意。ブレッドやリュブリャーナなど、内陸の町は夏で も夜になるとかなり涼しくなります。「夏の旅行だから、暑いと思って夏服しか持ってこなかった。夜になって急に冷え込んで、寒くて風邪を引きそう・・・」 なんてことにならないよう、夏でも薄手の長袖や羽織物をご用意ください。

 

(※各季節、イメージとしてはクロアチア旅行(クロアチア内陸部)の服装とほぼ同じです。ぜひ「クロアチアの季節・気候・服装アドバイス」をヒントにしてださい)

 

なお、スロベニア旅行のベストシーズンは、森や湖がいっそう美しく輝く5月~9月。真夏でも比較的過ごしやすく、散策するには最適な気候です。

 

夏の次に人気のシーズンが、雪が深まる12月~3月。真っ白な雪に包まれたユリアンアルプスの町々は、実に幻想的・・・!その美しい景色を一目見ようと、世界中から たくさんの人々が足を運びます。また、美しいスキー場を目指して、多くのウィンタースポーツ愛好家たちも訪れます。

日本からのアクセス

現在、日本とスロベニアを結ぶ直行便はなく、ヨーロッパの主要都市などで最低1回の乗り継ぎが必要です。フライト時間の目安は乗り継ぎ時間も含め約15時間~20時間。オーストリアやハンガリー、クロアチアなどの周辺諸国からバスや列車でアクセスすることも可能です。

 

電圧・プラグ

スロベニアの電圧は220V、周波数は50Hz。スロヴェニア旅行の際に、近隣のクロアチアやボスニア・ヘルツェゴヴィナ、モンテネグロも訪れる方も多いと思いますが、これらの国々も同じCタイプの形状。電圧も周波数もスロヴェニアと同じです。

 

>>>「変圧器は必要? クロアチアの電圧・プラグ事情」でお伝えしていることは、スロベニアにもあてはまります。ぜひ合わせてご覧ください。

公用語

スロベニアの公用語はスロベニア語。ロシア語と同じスラブ言語に属します。英語を話せる人が多く、ドイツ語やイタリア語も比較的よく通じます。

 

通貨と両替

 

スロベニアの通貨はユーロ

スロベニアの通貨はユーロ

 

スロベニアの通貨はユーロ。一番のおすすめの両替方法はクレジットカードの海外キャッシング機能を利用してATMでクーナを引き出すというもの。「スロベニアではこのくらい現金を使う」と事前に決めておいて一気に引き出せば、手数料をかなり安く済ませることができます。

 

ですが、何らかの事情でクレジットカードが使えなくなる不足のトラブルが発生するかもしれませんし、ある程度日本で円をユーロに両替して現金もご用意して来られることをおすすめします。

 

「キャッシング機能は使いたくない」という方は、日本で円をユーロに両替してくるといいでしょう。

 

チップ

スロベニアはクロアチアと同様、一般的にチップを渡す習慣はありませんが、近年観光客の増加に伴い、観光地を中心にチッ プの習慣が定着しつつあるようです。

 

そのため「必ずしも払うべき」という習慣はありませんが、やはり素晴らし いサービスを提供してもらった時に感謝の気持ちを表す方法のひとつとしてチップは最適です。ホテルで荷物を運んでくれるポーターや、ルームサービスの係り の方、カフェやレストランでの会計時、タクシーの運賃支払いなど……。

 

高級レストランなら合計金額の10%程度、カフェやカジュアルなレストラン、タクシーの支払い時には合計金 額の端数部分を切り上げ、おつりとなる金額をチップとして渡すと喜ばれます。

治安

ヨーロッパの中でも 最も安全な国にひとつとも言われるスロベニア。凶悪事件などもめったになく、旅行者が事件に巻き込まれることもほとんどありません。ですが、やはりスリや置き引きには十分に気を付けてください。

 

※スロベニアの治安について詳しくは「 【旅行前にチェック!】スロベニアの治安と安全対策」をご覧ください

 

 各施設の営業時間

詳しくは「スロベニアの祝日・祭日・お店の営業時間」をご覧ください