【保存版】クロアチア航空国内線・予約前に知っておきたい6つのこと
1. 予約はお早めに!!
「クロアチア国内を飛行機で移動しようと思うのですが、チケットはいつ頃予約するのがお得ですか?直前の方が割引などありますか?」とのご質問を時折頂きますが、クロアチア航空のチケットは、
ドブロブニク=ザグレブ、スプリット=ザグレブなど観光客もよく利用する区間のチケットはあまり割引セールがされるのを目にしませんし、日が迫るにつれ安いチケットがなくなってくるので、
2. チケットの種類
クロアチア航空公式HPでチケットを購入する際、同じフライトでもFlyEasy, FlyOpti, FlyFlexi, FlyBizzと4種類のチケットが存在します。
それぞれの違いは以下の通り。
FlyEasy | FlyOpti |
FlyFlexi | FlyBizz | |
利用クラス | エコノミー | エコノミー | エコノミー | ビジネス |
搭乗者名変更 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 |
出発前のキャンセル料 | 払い戻し不可 | 払い戻し不可 | 1区間につき190kn | 無料 |
出発後のキャンセル料 | 払い戻し不可 | 払い戻し不可 | 1区間につき190kn | 無料 |
変更手数料 | 1区間につき150kn | 1区間につき 100kn | 無料 | 無料 |
機内持ち込み手荷物 | 1個
(8kgまで)※1
|
1個
(8kgまで)※1 |
1個
(8kgまで)※1 |
2個
(ひとつにつき8kgまで)※1 |
預入荷物 | なし※2 | 1個
(3辺の合計が158㎝、23kgまで)※3 |
1個
(3辺の合計が158㎝、23kgまで)※4 |
2個
(3辺の合計が158㎝、ひとつにつき23kgまで)※5 |
(※1)機内持ち込み手荷物の大きさは3辺(縦・横・高さ)の和が115cm(45インチ)以内 かつ、 3辺それぞれの長さ55cm×40cm×25cm(22×16×10インチ)以内
(※2)FlyEasyで予約完了後「やっぱり預入荷物ができてしまった・・・!」という方はManage my bookingから変更可能です。もしくはチェックイン時にカウンターで係員さんに「預入荷物を追加したい」と伝えればその場で対応してもらえます。
FlyEasyで予約完了後に預け荷物を追加する場合、フライト予定時刻の24時間以上前に手続きをすれば追加料金は80クーナ+税金(25%)、フライト予定時刻の24時間を切ってからの手続きの場合(チェックイン時など)は120クーナ+税金(25%)が発生します。
(※3)M & M members FF (silver)、HON Circle, Senator and Star Gold会員の場合は2個まで
(※4)M & M members FF (silver)、HON Circle, Senator and Star Gold会員の場合は2個まで
(※5)HON Circle, Senator and Star Gold会員の場合は3個まで
☆なお、チケットの種類のそれぞれの要点は上にまとめましたが、さらに詳しい最新情報はみなさん各自で公式HP(英語)もご確認ください。(ここに記したものは2021年3月現時点での情報です)
クロたびスタッフのおすすめは断然FlyOpti(預け入れ荷物がない身軽なトラベラーさんには、さらにお得なFlyEasyがおすすめです!)。人気で一番最初に売り切れてしまうチケットなので、旅程が確定次第予約されることをおすすめします。
3. ビジネスクラスとエコノミークラスの違い
上記でお伝えしたようにFlyEasy, FlyOpti, FlyFlexi,はエコノミークラス、FlyBizzはビジネスクラスのチケットです。
クロアチア航空の国内線のフライトでは、ビジネスクラスもエコノミークラスもシートの形、デザイン、広さは全く同じ。違いは一切ありません。
唯一異なる点といえばフライト中、エコノミークラスではお水しか提供されないのに対し、ビジネスクラスではお水以外のソフトドリンク、そしてナッツなどのおつまみが提供される、預け入れ荷物が優先的に出てくるということです。
なお、ビジネスクラスの利用客が機内に優先的に案内されるサービスは現時点ではありません。また、以前クロたびスタッフがビジネスクラスを利用した際、ビジネスクラス利用客の預け入れ荷物に「優先タグ」がついているのにも関わらず、ビジネスクラス利用客全員の荷物がターンテーブルに出てきたのは一番最後だった(エコノミークラスのあと)・・・なんて笑うしかない経験を一度だけしたことがあります(苦笑)
このようにサービス面では大きな差はないため、チケットを選ぶ際に考えたいポイントは「旅程に変更が生じる可能性があるか」という点のみ。
上の表からわかるように、ビジネスクラスのチケットのみ、出発前までであれば無料でキャンセルすることができます。旅程が確実に決まっている場合は、迷わずFlyEasyまたはFlyOptiのチケットを予約することをおすすめします。
4. 遅延に注意
クロアチア航空の国内線は強風など天候の事情により、よく遅延します。たいていの場合はたった数分から30分程度の遅れですが、場合によっては数時間遅れることも。そのため、念のために利用時は下記2点を心がけておくと安心です。
1.クロアチア航空の国内線を利用する際は、できるだけスケジュールに余裕を持たせること。
2.遅延時にせめて飢えをしのげるよう、手荷物に少なくともおやつを入れておくと望ましい。
もう7年程前の話ですが、筆者は過去に夜の便(スプリット⇒ザグレブ便)を利用した際のこと。飛行機が2時間以上遅れたのですが、すでに空港のキオスクやカフェが閉店してしまっていて、のどが渇いてもお水の1本も買えずに散々な思いをしたことがあります。
今までの経験上、どんなにフライトが遅れてもミールクーポンや無料ドリンクなどのサービスは一切ありませんでした。また、もし営業しているお店があっても、空港での食事は簡素&割高なので、万が一のためにおやつを準備しておくことをおすすめします。
また、待ち時間でバッテリーを消費するのでスマホの充電器もカバンに入れておくといいと思います。
それから、フライトに関しての案内のアナウンスが聞き取りにくかったり、重要な案内もクロアチア語と英語のそれぞれ1回きりの放送のみ(日本のように親切に係員が乗客を誘導することは基本的にないと思っていてください)・・・ということがほとんどなので、言葉に自信のない方は、周囲で同じフライトを待っている他のお客さんの行動を注意して観察するようにしましょう。
とは言っても、このように大幅に遅延することは稀。今まで一度も墜落事故なども起こしたことがない安全な航空会社なので、安心してご利用ください。
5. クロアチア旅行に便利な区間
バスなら数時間かかる道のりも、わずか1時間以内で移動できる便利な国内線。ですが、留意しておきたいことが何点かあります。
日本人観光客に人気の4大スポットであるザグレブ、プリトヴィッツェ、スプリット、ドブロブニクのうち、プリトヴィッツェ以外の町にはすべて空港がありますが、上記4都市を巡るに際おすすめしたい線は ザグレブ=ドブロブニク間、ザグレブ=スプリット間のみ。
ドブロブニク=スプリット間の線も存在しますが、一旦ザグレブで乗り継ぎが必要なことが多く、結果的に移動時間に6時間以上かかってしまうこともあるので、まずは希望日のフライト情報を確認しましょう。ドブロブニク=スプリット間は、移動時間や運賃を考えると長距離バスを利用する方がベターな場合が多いです。
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⇒クロアチア国内の移動方法については「クロアチア旅行プランを立てる際に知っておきたいコツとポイント」もあわせてご覧ください
6. 国内線でも液体の機内持ち込みはできません
クロアチアの国内線では100ml(g)を超える容器に入った液体物は、航空機内への持ち込みが禁止されています。
「お土産用に買ったワインやオリーブオイルを機内持ち込みのカバンに入れていて、空港セキュリティーで没収された」なんて旅行者の方の悲しい声もたまに耳にしますのでご注意ください。(ワインやオリーブオイルをはじめ、液体物は預け荷物のカバンに必ず入れてくださいね)
(2021年3月21日最終更新 小坂井真美)
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