【クロアチア便り】国花のアイリスが満開です!(5月中旬・クロアチア服装情報)
みなさん、こんにちは! クロアチア在住ガイドのまみです。 ここ約一週間程、毎日ずっと雨が降り続いているクロアチア。 5月12日のザグレブ市内。ズリニェバッツ公園にて。 私が住む首都のザグレブでは5月とは思えないくらい冷え込む日もまだ少なくなく、まだ冬服やコートをしまえないままでいます。(寒いと気温は10℃台前半まで下がります) またスプリットやドブロブニクなど海沿いの街も同様、ここのところずっと雨続きの空模様でした。 雨の日のドブロブニク旧市街内。濡れた石畳は滑りやすいのでご用心! 一昨日、ドブロブニクの友だちと電話したら「雨の日は旧市街の中は水浸しで歩くのが大変(足元が濡れる)だよ〜!」と話していました。 特に旧市街エリアは水はけが悪いドブロブニク。 降雨量が多いと、こんな風に階段が小川みたいになってしまいます。 (↑)雨がたくさん降る日は場所によっては階段やストリートがちょっとした小川のようになってしまいます。 2023年5月16日のラストケ村 また、16日に仲間のクロアチア人ガイドがプリトヴィッツェへ行って来たのですが、「続く雨で園内も大増水!この時期にこんなプリトヴィッツェなんて、なかなか見たことがない!帰りに立ち寄ったラストケ村も、村の中を流れる川の水が茶色く変色していた…!こんなラストケ、少なくともぼくは今まで見たことない」と語っていました。 近々ご旅行予定の期間中に雨マークがついている方は、あたたかい服や雨具(傘や雨合羽)の他、防水機能がついている靴(レインブーツなど)もご用意されることをおすすめします。 【関連記事】 ⇒ 【現地ガイド伝授】雨の日のクロアチア観光で気をつけたい4つのこと 5月16日のプリトヴィッツェ。園内は上下湖群共に散策ルートが制限されていました。 こんな雨続きの寒いクロアチアですが、季節は確実に移り変わっています。 最近、ザグレブの街角でよく見かけるのはアイリス。 毎年、春から初夏を彩ってくれるアイリスですが、実際はクロアチアの国花でもあります。 青空の下で見るアイリスが一番きれいだけれど、雨に濡れたアイリスも風情があって素敵です。 ズリニェバッツ公園のアナベル それから、最近は街角のアナベル(紫陽花)にツボミがつきはじめました(↑) 日本で6月のお花といえば紫陽花ですが、ザグレブではこの白い紫陽花「アナベル」が6月・初夏をを告げるお花です。 まだちょっぴり先ですが、少しずつ、確実に季節は夏に向かっています。 週末までは曇りがちのようですが、どうやら日曜日からはしばらく青空が戻ってきて、気温も日中は25℃近くまで上がるみたい・・・! でも、まだ朝晩は10℃台前半まで気温が下がるようなので、やっぱりまだ暖かい服も手放せそうにありません。 近々クロアチアへお越しの方は、涼しい服だけではなく、雨・寒さ対策をどうかお忘れなく! なお、Twitterでは日々クロアチア現地の気候情報なども発信しています。よろしければチェックしていただけると嬉しいです。 (2023年5月17日 小坂井真美) 【関連情報】 ⇒ 【現地ガイド伝授】クロアチア旅行の季節・気候・服装アドバイス ⇒ 【ガイド伝授】ザグレブの天気予報&月別の気候・服装情報、観光ベストシーズンは? ⇒ 【ガイド伝授】ドブロブニクの天気予報&月別の気候・服装情報、観光ベストシーズンは? ⇒ 【保存版】5月のクロアチア観光❘気になる気候や服装は?注意点はある? ⇒ 【保存版】6月のクロアチア観光❘気になる気候や服装は?注意点はある? ⇒ 【保存版】7月のクロアチア観光❘気になる気候や服装は?注意点はある? ⇒ 【保存版】8月のクロアチア観光❘気になる気候や服装は?注意点はある? ⇒ 【保存版】9月のクロアチア観光❘気になる気候や服装は?注意点はある? ♥ クロたびスタッフ・ブログ、Twitter、Facebookでは日々クロアチア各地の最新気候情報をはじめ、さまざまな情報をお伝えしています。よろしければフォローしていただけると嬉しいです。 またYou... »記事
【日本語ガイド】ザグレブ発着┃プリトヴィッツェ日帰りプライベートツアー
ザグレブからの日帰り旅行として一番人気のプリトヴィッツェ湖群国立公園。 クロアチア政府公認ガイドでもあるクロたび日本人スタッフの小坂井がたっぷり1日みなさまをご案内いたします。 プリトヴィツェッツェ園内でのガイドはもちろん、散策中や車中でもクロアチアについていろいろお伝えさせていただきます。 「英語ガイドだと言葉が心配だから日本語ガイドが良い」という方はもちろん「日本語ガイドに1日たっぷり案内してもらって、言葉の壁の心配なく楽しみたい!プリトヴィツェッツェ公園での案内の他にもいろいろクロアチアについて話を聞きたい。プリトヴィッツェ以降に訪れる街(例えばスプリットやドブロブニクなど)の旅のアドバイスなどもしてほしい!」という方にもおすすめです。 クロたびの記事をすべてひとりで執筆している他、ガイドブックなども著書にあるクロたび日本人スタッフ。みなさまの旅をより楽しいものとできるよう、たくさんお伝えできることがあるはずです! (⇒ ガイドの詳しいプロフィールはこちらをご覧ください) なお、ツアー当日は日本人ガイド(小坂井)が専属クロアチア人ドライバーと共に、ご宿泊のザグレブ市内のホテルへ専用車でお迎えに上がり、プリトヴィッツェ湖群国立公園へご案内いたします(混載ツアーではなく、完全なプライベートツアーです)。 もちろんプリトヴィッツェ公園内も、付きっ切りで日本人ガイドがお供・ご案内するので、道に迷う心配もありませんし、絶景・ハイライトを逃すこともありません! また、専用車付きのプライベートツアーなので、厳密なスケジュールに縛られることもなくラクラク移動!団体ツアーや公共バスでの移動時はなかなか立ち寄るのが難しい絶景スポットやラストケ村にもご案内いたします。 お問い合わせはこちら:info@crotabi.com (担当:小坂井) ※下記必要事項を明記の上ご連絡ください。日本人ガイド本人(小坂井)が直接対応させていただきます。 ①代表者様のお名前(フルネーム・ローマ字) ②ツアー参加人数 ③ツアー参加希望日 ④ツアー開始希望時刻(おすすめのザグレブ出発時刻は7:30~8:00 ※ただし、夏(6月~9月中旬)は人気の時期のため、プリトヴィッツェ公園内が大変混雑します。そのため、6月~9月中旬月の参加をご希望の方は、ザグレブ出発時刻は6:00~7:30を強くおすすめします) ⑤ザグレブでのご滞在先・ホテル(決まっていない場合は、催行日までにお知らせいただければ大丈夫です。まずはその旨をお知らせください) ⑥ツアーご参加者全員分のお名前をフルネーム・ローマ字にてお知らせください (※学生様および18歳以下のお子様がご参加される場合は、年齢もあわせてお知らせください) 【ツアー概要】 ガイドと歩けばハイライトを見逃す心配はありません! ○ツアー当日は、日本語ガイド(小坂井)が専用車にて、ご宿泊先のザグレブ市内のホテルのロビーへみなさまをお迎えに上がります。途中、ラストケ村にも立ち寄り、プリトヴィッツェ湖群国立公園へご案内します。ラストケ村での滞在時間は最大50分。 「ラストケ村への立ち寄りはなし」あるいは「ラストケ村への立ち寄りも含まれているが、10分、15分の”写真ストップ”程度」というツアーが多い中、クロたびおすすめの当ツアーでは、たっぷりとラストケ村での小休止の時間も設けています。 「妖精が棲む村」ラストケ (※ただし、夏などプリトヴィッツェが混み合う時期は、なるべく早くに公園に到着、散策をスタートさせた方がよりみなさまに快適に楽しんでいただけるため、基本的にはラストケ村への立ち寄りはプリトヴィッツェ散策後、帰路にご案内させていただきます。「ラストケ村の川辺でコーヒーを飲んでひと休み・・・そのあと、村の景色も楽しんでザグレブへ・・・。」という楽しみ方がおすすめです) 一方、日没時間が早い時期は往路、プリトヴィッツェに到着する前にラストケ村観光をお楽しみいただく場合が多いですが、いずれにせよ、その時期に最適なご案内をいたします。) もちろん、「ラストケ村での滞在時間を短くして、その分プリトヴィツェッツェ園内で長くいたい」と仰る方には、そのようなアレンジも可能です。事前にお伝えいただいても、当日ガイドに直接お伝えいただいても、どちらでも大丈夫です。 ラストケ村のビューポイントからの景色 ○当ツアーの所要時間の目安は11時間程度。プリトヴィッツェでの最大滞在時間は5時間です。5時間もあれば、プリトヴィッツェの下湖群はもちろん、上湖群のハイライトもじっくりご覧いただけます。 「プリトヴィッツェでの滞在時間は2、3時間程度」「下湖群しかガイドが案内してくれない(1日で上・下、両方の湖群の案内は無理だと言われた)」というツアーが多いなか、クロたびおすすめツアーではプリトヴィッツェのハイライトをあますところなくご案内いたします。 特に混載ツアーにご参加された方から時折耳にするのが「ガイドブックに載っていたこの景色が見たくてツアーに参加したのに、参加したツアーでは案内されずガッカリして帰ってきた」というお声。プライベートツアーなら、コースの設定もガイドとご相談の上、自由自在なので、そのような心配もありません。 プリトヴィッツェ下湖群の景色 「せっかく遥々クロアチア、プリトヴィッツェまでお越しいただくからには、あますところなくハイライトをみなさまにご覧いただきたい!」というクロたびスタッフの想いから作られたツアーですが、もちろんコース、歩く時間などはみなさまのご希望通りアレンジ可能です! 「あまり体力に自信がないので、実質歩く時間、距離は短めにしてほしい」など、ご希望がございましたら、ガイドがぴったりなコースでご案内いたしますので、ご遠慮なくご希望をお聞かせください。 (※11月~3月は上湖群は閉鎖されるため、散策は下湖群のみとなります。その他の期間でも、園内の状況によっては(積雪や増水など)上湖群の他、下湖群の一部散策ルートも閉鎖されることもございます。 冬のプリトヴィッツェ いずれの場合も、その日最大限お楽しみいただける、最適なルートでガイドがご案内いたします。 なお、公園の一部エリアが閉鎖される場合や悪天候の場合も、ツアー料金の返金の対応はできかねますので、予めご了承の程よろしくお願いいたします。(プリトヴィッツェ園内の散策が短くなった分、ラストケ村などを長くお楽しみいただきます)) なお、園内での滞在時間を最大限有効に活用するために、ランチはサンドイッチなどをご持参をおすすめいたしますが、ご希望であれば園内のレストランへご案内いたします。(ザグレブープリトヴィッツェまでの道中、パン屋さんへご案内することも可能です) ○朝7:00~8:00頃のスタートがおすすめですが、ご希望に合わせて時間調整可能です。(※ただし、夏(6月~9月中旬)は人気の時期のため、プリトヴィッツェ公園内が大変混雑します。そのため、6月~9月中旬の参加をご希望の方は、ザグレブ出発時刻は6:30~遅くても7:30を強くおすすめします) ○また「ザグレブ空港でピックアップしてほしい」「帰りはザグレブ空港で降ろしてほしい」「プリトヴィッツェ観光後はザグレブへ戻るんじゃなくて、スプリットなど他の町に行ってほしい」などなど、ご希望があればお気軽にご相談ください。 (※ザグレブ発⇒プリトヴィッツェ観光⇒スプリット着の1日ツアーにご興味のある方はこちらをご覧ください ⇒ 【専用車でらくらく】ザグレブ発・スプリット着❘プリトヴィッツェ観光1日ツアー(※英語ガイドツアー)) ○追加料金10ユーロで、ツアーのスタート地点(朝のお迎え地点)をザグレブ空港に設定することも可能です。 ○ツアーの終了地点をザグレブ市内のホテルではなく、ザグレブ空港へ設定することも可能です。その場合、追加料金は頂戴いたしません。(ガイドはザグレブ空港の出発ロビー建物前でお別れとなります。空港でのチェックイン手続きなどはご自身で行っていただけますようお願いいたします) ○お天気により印象が大きく異なるプリトヴィッツェでの観光。万が一お天気が悪い際は、プリトヴィッツェではなく、雨でも楽しめるスロベニアなどに行き先変更のアレンジ対応いたしますので、お気軽にご相談ください。(行き先変更により差額が発生する場合は、もちろん事前にお知らせさせていただきます) ただし、人気のプリトヴィッツェ湖群国立公園は一度に入場できる人数が公園側で制限されております。そのため、みなさまがせっかく楽しみにされているプリトヴィッツェ公園へ、ご希望頂いた日に確実にご案内できるように、事前にチケットを手配しております。 そのため、お申込み後に行き先を変更される場合は、「(ツアー会社に対する)変更手数料」は発生しませんが、プリトヴィッツェ湖群国立公園の入場チケットの実費のみご負担いただけるようにお願いしております。 なお、チケット料金は月により大きくことなります(チケット料金はこちらです。「料金表の見方がよくわからない」という方は、お気軽にお問い合わせください)予めご理解・ご協力の程よろしくお願いいたします)。 ツアー料金 紅葉に包まれるプリトヴィッツェ 【10月~5月に当ツアー参加の場合】 1名参加時:470ユーロ 2名参加時:260ユーロ 3名参加時:230ユーロ 4名参加時:200ユーロ 5~6名参加時:190ユーロ ※上記値段は大人1名あたりの料金です (例:2名参加時は260ユーロ×2名様で合計520ユーロ) 【6月・7月・8月・9月に当ツアー参加の場合】 ※6月~9月の観光トップシーズン中は、他の月と比べるとプリトヴィッツェ国立公園入場料の大幅な値上げが行われるため、6月・7月・8月・9月は上記料金にプラス、お一人様につき20ユーロずつ加算されます。恐れ入りますが、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。 1名参加時:490ユーロ 2名参加時:280ユーロ 3名参加時:250ユーロ 4名参加時:220ユーロ 5~6名参加時:210ユーロ (例:2名参加時は(280ユーロ)×2名様で合計560ユーロ) ※上記料金に含まれるものは次の通り: ・エアコン完備の乗用車またはミニバン ・プリトヴィッツェ公園への入場料 ・日本語ガイド ・クロアチア人ドライバー (※上記料金はいずれも、日本語ガイドのご案内時間、ツアー全体の所要時間は11時間まで。) ※ツアー料金にお食事代は含まれておりません。 ※冬季は天候によりプリトヴィッツェ公園内の一部が閉鎖され、散策できないこともございますので、予めご了承ください。公園の一部エリアが閉鎖される場合の他、悪天候の場合も、弊社はツアー料金の返金の対応はできかねますので、予めご了承の程よろしくお願いいたします。 ※小さいお子様は上記価格より値段が安くなります。ご予約時にお子様の年齢をお伝えください。詳しい料金と併せてお返事いたします。 (ツアー催行会社:VEMI... »記事
翌早朝のフライト予定。ザグレブ空港近くのホテルに泊まった方が良いですか?
回答 こんにちは!クロたびスタッフ、ザグレブ在住ガイドのまみです。 『クロたび』をご覧くださりありがとうございます。 さて、クロアチア旅行をご計画されている方から時折「今度、ザグレブに滞在予定です。ザグレブ空港からのフライトを利用する予定なのですが、朝早い便なので、空港近くのホテルに宿泊するか、ザグレブ市内のホテルでも大丈夫なのかわからず迷っています。アドバイスいただけますか?」というお声を頂戴します。 ザグレブ市内からザグレブ空港までは(途中、渋滞などがなければ)約20分~30分。ちなみに、タクシーだと運賃は片道30€~40€が相場です。 前述のようにザグレブ市内から空港までは近いので基本的には観光地エリアに近い市内ホテル泊の方がおすすめです。 理由は空港近くのホテルの周辺には基本的に散策して楽しいようなエリアはなく、ホテルによっては徒歩圏内に大きなスーパーやおいしいレストランなどもないことがほとんどのため。 そのため、「ザグレブ泊の日は夕方頃にはホテルにチェックインできる予定」という方は、翌日のフライトが朝早くても市内のホテルをお取りになられた方がレストランも選択肢が多いですし、ちょこっと街の散策を楽しめる時間も確保できます。 ただし、「ザグレブ泊の日は本当に寝るだけになりそう。そして翌日のフライトも朝早い(10時台ザグレブ空港発頃までのフライト利用)」という方は、ザグレブ空港近くのホテルに泊まられても良いと思います。 空港近くに泊まれば市内から空港までの道中の渋滞を気にすることもありませんし、なにより朝の移動時間を減らせるので、少しでも身体を休ませてあげられるのが嬉しいですよね。 実際、私がこれまでご案内させていただいたみなさんがご利用になられ「よかったよ」と耳にしたホテル、私も足を運んでみて悪くないなと思ったホテルを最後にリストアップしておきますので、よろしければヒントにしていただけると嬉しいです。 ちなみに、ザグレブ空港が位置するのはZagreb(ザグレブ市)ではなくVelika... »記事
ザグレブ空港の滑走路メンテナンスについて(2023年5月)
ザグレブ空港 みなさん、こんにちは! クロたびスタッフ、ザグレブ在住ガイドのまみです。 今年は日本からクロアチアへ旅行にお越しくださる方も増えてきて、コロナ渦以降はじめて、クロアチアの街中で日本人観光客のみなさんのお姿をちらほら見かけるようになりました。 クロアチア在住ガイドとしては嬉しい限りです! ところで、「今まさにクロアチアを旅行中!」という方から先日、以下のようなメッセージを頂戴しました。 「ザグレブ空港は5月中はメンテナンス工事中との情報を見かけました。... »記事
【クロアチア便り】観光シーズンが始まりました!(GW旅行・最新服装情報)┃ロヴィニ・ポレチュ・ザグレブ街歩き
クロアチアの港町、ロヴィニ みなさん、こんにちは! クロアチア在住ガイドのまみです。 先日、ちらっと当ブログでもお伝えしましたが、3月から4月にかけて約一ヶ月、日本へ一時帰国していました。 ザグレブの街並み ザグレブに戻ってきて約一週間半…。ようやくクロアチアの生活にもまた慣れてきました。 私がクロアチアへ戻って来た日はものすごくお天気がよかったのですが、翌日以降からしばらく、曇りまたは雨と微妙な空模様だったザグレブ。 毎日最高気温は10℃ちょっとと肌寒く、街行く人々もまだ冬物のコートを羽織っていました。 4月18日のザグレブ。曇り空だったけれど、チューリップがきれいでした! こんな風にまだ冬が戻る日もあるザグレブですが、季節はやはり春。 火曜日(4月18日)には久しぶりにザグレブ市内へ繰り出してきたのですが、街中にはチューリップをはじめ、色とりどりのお花が咲き、春の気配が漂っていました。 ザグレブ旧市街内、石の門付近にて それから、街中ではザグレブ観光を楽しむ人々の姿もたくさん見かけました。 ガイドさんに案内されながら歩く団体観光客も何組も見かけ、早くも観光シーズンに突入しているのが感じられました。 ポレチュの港では船のメンテナンスをしているおじさんたちの姿を見かけました。 また水曜日(4月19日)には、日本からお越しくださった方と一緒にザグレブから日帰りでポレチュ(Poreč)とロヴィニ(Rovinj)へ行ってきました。 ポレチュに到着したのは朝の10時過ぎ頃。 ポレチュ旧市街の入り口付近にて。街の人々はジャケットやコートを着ていました。 青空が広がりポカポカ日差しが暖かったので、私は冬物のセーター1枚で散策し、念のために持ってきたコートは車の中に置いて行きましたが、写真のように街中では上着を着て歩く方もチラホラ見かけました。(最高気温は約17℃) ところで、冬期(特に10月〜4月)は完全に観光オフシーズンで旧市街中が静寂に包まれるポレチュ。 聖エウフラシウス大聖堂の鐘楼からの景色 この日は学生の遠足らしき団体を何組か見かけたものの、まだ観光客の姿はまばら。 世界遺産の聖エウフラシウス大聖堂。人が少なく、構内を独り占めできる贅沢な時間もありました。 でも、街中のお店やレストランは営業しているところがほとんどで、観光シーズンに向けて準備が整っている様子でした。 ポレチュでは市場もちらっと覗いてみました。 いろんな食材に混ざって春が旬のお野菜、ワイルド・アスパラガスも並んでいるのを発見(↓)! 写真中央奥に並んでいる山菜みたいなのがワイルド・アスパラガスです。 「あぁ、春だ」と思わずウキウキしてしまいました♪ いつ見ても美しいロヴィニ旧市街と海 ロヴィニに到着したのはお昼過ぎ。 いつ何度見ても相変わらず、ロマンチックな街並みと美しい海・・・! 旧市街内は観光客の姿はほとんどありませんでした ロヴィニもまだ観光客の姿はまばらでしたが、街中のほとんどのお店が冬季休業から覚め、開店していました。 ですが、自著のクロアチア・ガイドブック『アドリア海の素敵な街めぐり クロアチアへ』にも載せているお気に入りのお店(157ページに掲載しているお店です)でランチを取ろうと思っていたけれど、ここはあいにくまだ開いていませんでした。 ・・・というわけで、(こちらはガイドブックにはあいにく載せるスペースがありませんでしたが)地元民にも人気の別のお店へ。 チーズ&プロシュート詰めのイカのグリル、タイのグリル・レモンソース添え、アスパラとエビのプリュカンツィ(「プリュカンツィ」とはイストラ地方の伝統的なパスタ)を注文しましたが、どれもハズレなしで美味しかったです。 旧市街もぶらりと歩いてみましたが、お店などは開いているのに人の姿はまばらで、のんびりと街の雰囲気を堪能することができました。 観光客が多いシーズンだと写真撮影をするのに行列ができる人気スポットも独り占め・・・! 4月末から5月はこんな風に、お店は開いているのに観光客が少ない時期のため、おすすめです♪ ところで、最近GWへクロアチアにお越しのご予定のみなさんから「最近のクロアチアの気候はどうですか?どんな服装を用意すればいいですか?」と、ちょこちょこご質問をお寄せいただきます。 このブログ記事内でここ一週間のクロアチア各地の街の様子を捉えた写真を載せているので、なんとなく現地の様子がおわかりいただけたかもしれませんが、最後にみなさんにお伝えしている内容をここにも記しておきますね。 まず、同じクロアチアの都市でも、特に季節の変わり目は、ご訪問される街により気候が大きく異なります。 ザグレブやプリトヴィツェなど内陸の街は、ロヴィニやドブロブニク、スプリットなどの海辺の街と比べると一般的に少し気温が低い傾向にあります。 今のクロアチア各地の気候ですが、都市、お天気により、その日の気温は大きく異なります。 (海辺の街であっても)お天気が悪いと、最低気温が10度以下になることもあります。 特に朝晩は冷えるので、地元民もまだ冬物のコートを着て歩いている姿を見かけます。 4月19日昼下がり 晴れのロヴィニにて 一方でお天気が良いと気温が20℃台前半まで上昇することも。平均的な日本人の体感温度だと、薄手の長袖+羽織ものでちょうど良いくらいの気候です。 また日差しが強く感じられる日もあるので、日焼け止めや帽子、サングラスなどもお持ちになった方が良いかもしれません。 もしよろしければ、『【保存版】5月のクロアチア観光❘気になる気候や服装は?注意点はある?』にもう少し詳しくまとめているので、ヒントにしていただけると嬉しいです。 さいごにまとめると・・・GW旅行にいろいろな服装をお持ちになるのも大変だと思いますが、理想は簡単に脱ぎ気ができる重ね着スタイル! 春服(薄手の長袖)を中心にご用意され、念のための急な冷え込み(悪天候等)などに備えてセーターなどを数枚、あたたかい上着・コートも1枚お持ちいただけるとバッチリだと思います! 以上、みなさんの旅の準備のヒントになれば幸いです。 これからクロアチアへ旅に来るみなさん、スリだけにはくれぐれもお気をつけて、楽しい旅の思い出をたくさんお作りになってくださいね・・・! 【関連記事】 ⇒ 【必見】日本大使館に聞いた、クロアチアの治安&日本人が遭いやすいトラブル ⇒ 要チェック!スリのターゲットになりやすい人の6つの特徴 ⇒ 【クロアチア治安情報】旅行中スリ・盗難に遭ったらどうする? ⇒ ★その他、クロアチア治安情報一覧 (2023年4月23日 クロアチア在住ガイド 小坂井真美) ♥ クロたびスタッフ・ブログ、Twitter、Facebookでは日々クロアチア各地の最新気候情報をはじめ、さまざまな情報をお伝えしています。よろしければフォローしていただけると嬉しいです。 またYou... »記事
【ラジオ出演のお知らせ】2023年4月15日 TBSラジオ┃ジブリの世界が広がるクロアチアの魅力についてお話します!
まるで「魔女の宅急便」の作中に登場しそうな景色。クロアチアの港町、ロヴィニ。 みなさん、こんにちは!クロアチア在住ガイドのまみです。 しばらくブログの更新が滞ってしまっていましたが、実はしばらく日本に一時帰国していました。 約1年ぶりの日本。ゆっくり温泉に浸かり、(念願の・・・!)日本の桜を見て、おいしいものをたくさん食べて、家族や友達と過ごして・・・たくさんエネルギーチャージして、つい最近(12日)にクロアチアへ戻って来ました。 まるでクロアチアのアドリア海・・・に見えますが、和歌山です(笑) 私が日頃住んでいるザグレブはまだ肌寒い日もありますが、もうすっかり春! そろそろ観光シーズンもはじまり、これからどんどん街が賑やかになっていきそうです。 ところで、またギリギリの告知となってしまいましたが、明日(4月15日)放送のTBSラジオ『「井上貴博... »記事
【マラ・ブラーチャ薬局の新商品】ドブロブニク土産にもおすすめのボディ・オイル
秘伝のレシピで作られたマラ・ブラーチャ薬局のスキンケア商品たち みなさん、こんにちは! クロたびスタッフ、クロアチア在住ガイドのまみです。 去年の夏(2022年)、久しぶりに仕事でドブロブニクへ行ったのですが、その際マラ・ブラーチャ薬局にもちらっと立ち寄って来ました。 コロナ渦以降、(子供が生まれたこともあり)しばらくザグレブから離れていなかったので、ドブロブニクの地を踏みしめたのは約3年ぶり。 ドブロブニクの街はあいかわらず美しく、町並みは一見変わっていませんでしたが、旧市街内を歩くと、変わってしまったお店、別店舗が入っているお店(以前のお店は閉店していまった)などもちらほら見受けられました。 そして驚いたのがマラ・ブラーチャ薬局に新商品ができていたこと・・・! ずっと当ブログに書こう、書こうと思いながら、あっという間に半年も経ってしまっていました・・・(汗) マラ・ブラーチャ薬局とは? いつも独特の香りが漂う店内(※店内は撮影禁止です。当写真は特別な許可を得て撮影しています) あまりにも有名なため、クロアチア通の方やガイドブック等でクロアチア情報をすでに調べられている方はもうご存知だと思いますが、1317年に開業したマラ・ブラーチャ薬局は(今も営業を続けているもののなかで)世界で3番目に古いと言われています(クロアチアでは最古)。 今でも現役で活躍しており、もちろん地元っ子も薬などを買いに足を運びますが、旅人にも人気のスポットです。 旅人のお目当ては、ここでしか買えないスキンケアグッズ。 マラ・ブラーチャ薬局に伝わる秘伝のレシピに基づき、様々なハーブを使って作られた化粧水やクリームなどが取り揃えられています。 なお、お土産に人気のマラ・ブラーチャ薬局特製のスキンケアグッズについて詳しくは『【保存版】マラ・ブラーチャ薬局 秘伝のコスメで美肌に!』にてお伝えしていますので、よろしければチェックしていただけると嬉しいです。 マラ・ブラーチャ薬局の新商品 ドブロブニク『マラ・ブラーチャ薬局』のボディ・オイル(全4種類) (※店内は撮影禁止です。当写真は特別な許可を得て撮影しています) ところで、冒頭でお伝えした新商品とは・・・ボディ・オイルとエコバッグ!! ボディ・オイルはラベンダー、パイン(松)、ローズマリー、プルメリアの4種類。 もちろん、これらもマラ・ブラーチャ薬局でしか買えません。 私は時間がある時、夜寝る前に脚をマッサージするのが好きで、家にはマッサージオイルを常備しているため「これは買うしかない!」と即決! ラベンダーのボディ・オイル。ボトルを傾けるとドバっと中身がでやすいため、利用時はそーっとボトルを傾けてくださいね。 どれにしようか迷いましたが、安眠・リラックス効果もあるラベンダー・オイルを選びました。(ラベンダーはクロアチア特産なので、お土産にもぴったりです!) ベタつかず、肌馴染みが良いのに適度にすべり使い心地は◎! お風呂上りにこれでマッサージすれば、優しいラベンダーの香りに包まれて、身も心もさらにリラックス。 より一層、深く眠ることができますよ♪ すっかり気に入ってしまったので、今度ドブロブニクへ行く際はまた必ず買おうと思っています。 写真を撮る前アイロンがけをしましたが、頑固すぎるシワでうまくとれませんでした。。。(汗) (↑)また、マラ・ブラーチャ薬局オリジナルのコットン製のエコバッグも新たに発売されていました。 なお、今年の1月から通貨がユーロに切り替わったクロアチア。(関連記事:【クロアチアの通貨】2023年からユーロへ!どんな風に切り替わって行く?旅行者・在住者への影響は?) この記事を書くにあたり、今朝薬局のお姉さんに最新の料金(ユーロ表記での値段)を電話でおたずねしたところ、現時点(2023年2月27日現在)、各ボディ・オイルの値段は以下のとおりとのことでした: ●ラベンダー:11.03€ ●パイン(松):11.20€ ●ローズマリー:10.62€ ●プルメリア:11.79€ なお、薬局オリジナルのエコバッグは1.67€とのこと。去年の夏(2022年8月末)に買った際は、たしか1枚10クーナ(ユーロ換算では約1.33€)だったはずなので、ほんのちょっぴり値上がりした模様。 近年、物価の上昇が激しいクロアチア。 上記商品の値段も今後じわじわ上がる可能性も否めません。また私も現地に足を運んだ際などには最新情報を確認してきますが、やはりひとりでは限界がつきもの・・・。 もしこの記事を読んでくださったみなさんがドブロブニクへ旅されて「あれ?クロたびに書いてあったこの情報、ちょっと古くなっている。値段が変わっているよー!」など、他の記事も含め、お気づきの点があれば、ぜひメールで教えていただけると嬉しいです。 以上、みなさんの楽しいクロアチア、ドブロブニクへの旅のヒントになれば幸いです。 【関連記事】 ●【保存版】マラ・ブラーチャ薬局 秘伝のコスメで美肌に! (2023年2月28日公開 小坂井真美) ♥ クロたびスタッフ・ブログ、Twitter、Facebookでは日々クロアチア各地の最新気候情報をはじめ、さまざまな情報をお伝えしています。よろしければフォローしていただけると嬉しいです。 またYou... »記事
【テレビ出演のお知らせ】2023年2月28日『THE TIME,』(TBS)┃クロアチアのカーニバルをお届けします
みなさん、こんにちは! クロたびスタッフ、ザグレブ在住ガイドのまみです。 さて、ギリギリのお知らせとなってしまいますが、明日(2023年2月28日(火))放送、TBSの朝の情報番組『THE... »記事
ラジオ番組J-WAVE「JAM THE PLANET」出演のお知らせ
みなさん、こんにちは! クロアチア在住ガイドのまみです。 今日はラジオ番組出演のお知らせです。 本日(2023年1月23日)放送のJ-WAVE「JAM... »記事
【現地ガイド伝授】ザグレブの人気ホテル(観光地から徒歩圏内)情報一覧!忖度無しレビュー
ザグレブを代表する高級5つ星ホテル『エスプラナーデ』のロビースペース みなさん、こんにちは!クロアチア・ザグレブ在住ガイド&クロたびスタッフの小坂井真美です。 私は日々観光ガイドとしてザグレブをはじめ、クロアチアをご案内する傍ら、今みなさんがご覧くださっているサイト『クロたび』を運営しています。 このようなサイトを運営していると、度々「ザグレブのおすすめホテルを教えてください」「このホテルの予約を取ろうと思っているんですが、ガイドさん、どう思いますか?」「ここのホテル、ザグレブ観光に便利ですかね?」などなど、ホテルに関して様々なご質問を頂戴します。 ・・・というわけで、今回はザグレブ市内にある数多くの宿泊施設のなかでも日本人観光客のみなさんがよく利用するホテルをピックアップして、各ホテルの特徴など、実際に私が足を運んでみて感じた率直な感想・情報などを忖度無しに、みなさんにシェアしたいと思います。 ただし、あくまでも一個人の意見ですので、各ホテル予約サイトなどで他の方の口コミなども読んで、みなさんの楽しい旅の計画のヒントにしていただけると嬉しいです。 なお、ザグレブに数あるホテルの中でも、特に私が好きな、みなさんにおすすめしたいホテルは著書のガイドブック「アドリア海の素敵な街めぐり クロアチアへ」にてピックアップして紹介していますので、よろしければお手に取ってチェックしていただけると嬉しいです。 また、ザグレブのホテル関連情報は下記リンク先にまとめていますので、こちらもぜひあわせてチェックしてみてください。 ■【保存版】どこに滞在するべき?ザグレブのホテルのエリア ■ザグレブホテル関連情報一覧 数あるザグレブのホテルのなかでも、今回は日本人観光客のみなさんが良く利用される『ザグレブの観光地から徒歩圏内のホテル』をリストアップしました。 また、気に入ったホテルが見つかった際に予約しやすいよう、各ホテルの紹介コメントの下にはホテル予約サイトBooking.comのリンクを貼っておきました。 それでは、見ていきましょう! エスプラナーデ・ザグレブ... »記事