スロベニアを代表する人気観光地ブレッド。
「ブレッド島って小さいらしいけど、島内に何があるの?」「島まで行くボートの乗船料が高いけど、行く価値ある?」というようなご質問をちょこちょこ耳にするブレッド島。
そこで今回はそんな方のために、ブレッド島の見所や島への行き方などをお伝えします。
島にはどうやって渡る?
湖の畔からブレッド島への渡り方は、主に『プレトナ・ボートに乗船する』『小さな手漕ぎボートをレンタルして自力で行く』または『泳いでいく』の3通り。なかでも一般的で、多くの観光客が利用することとなるのがプレトナ・ボート。
しかも「ブレッドを訪れてプレトナ・ボートに乗船しなかったら、ブレッドを訪れたことにはならない」と言われる程、ブレッド観光時にはぜひ乗船していただきたいボートなのです。
島への渡り方について詳しくは『【保存版】ブレッド観光|プレトナ・ボートとは?乗り方、おすすめルートは?』をご覧ください。
島には何があるの?
スロベニアで唯一の島としても知られている『ブレッド島』。とてもとても小さい島ですが、島内には聖マリア教会の他、カフェやお土産ショップ、博物館があります。
プレトナ・ボートで島に渡る人は下船時に船頭さんから「●分後にここに戻ってきてね」(大抵の場合”40分”程度です)と伝えられるため、島内で滞在できる時間に制限ができてしまいますが、島の観光自体は30分~40分もあれば十分楽しめます。
必訪!願いが叶う鐘
ブレッド島に建つ、街のシンボル的存在でもある聖マリア教会。教会の中に入るには入場料が発生しますが、せっかくブレッド島までやって来たからには絶対に立ち寄っていただきたい教会です。
(※2023年現在、聖マリア教会の入場料は鐘楼&島内の博物館とあわせて12ユーロ(共通券))
島に教会が建てられたのは8~9 世紀頃に遡るとされますが、17 世紀になり現在の白い塔が印象的なバロック様式の教会へと改築されました。
教会内の祭壇の中央には聖母マリア像が、その両側には11 世紀に実在したブレッド領主のヘンリック2 世と、彼の妻であるクニグンダの像が安置されています。
聖マリア教会最大の見所は“鳴らすと願いが叶う”と伝説を持つ鐘。
祭壇のすぐ正面に天井から長いロープが垂れ下がっているので、それを力いっぱい3 回引いてください。
このロープは鐘楼の鐘に繋がっており、しっかり3 回鳴らすことができれば、願い事が叶うと言い伝えられています。
ゆったりとカフェタイムを
ブレッド島で時間に余裕があれば、ぜひ島内のカフェにも立ち寄って。
ここでぜひ食べて頂きたいのが『ポティツァ』と呼ばれるスロベニアの伝統的なお菓子。中にクルミまたはポピーシードなどが入っており、ブレッド子も愛する素朴な優しい味がするケーキです。
湖を眺めることができる美しい中庭のテラス席に座りながら、ポティツァをお供にコーヒータイムをお楽しみください。
(なお、2023年の夏にクロたびスタッフが現地に行って確認してきた時点では、島内のカフェではブレッド名物の『クレームシュニッタ』は販売されていませんでした。)
以上のように、非常に小さなブレッド島ですが、島へ渡るボートの上でのひととき、島から眺める湖の景色、聖マリア教会の鐘などなど、きっと一生心に残る思い出がたくさんできるはずです。
ブレッドを訪れたら、どうかお見逃しなく!
(小坂井真美)
クロたびおすすめ、クロアチアのザグレブ発着のブレッド行きツアーはこちら(↓↓)
■【ザグレブ発】ブレッド湖&ポストイナ鍾乳洞 / スロベニア日帰りプライベートツアー
■【ザグレブ発】リュブリャナ&ブレッド湖 / スロベニア日帰りプライベートツアー
ブレッド観光情報をチェック!
⇒ ブレッド観光スポット一覧はこちら
⇒ ブレッドのお土産ショップ情報はこちら
⇒ ブレッドのレストラン・カフェ情報はこちら
⇒ ブレッドのホテル情報はこちら