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ボスニア・ヘルツェゴヴィナの治安と安全対策

オリエンタルな雰囲気が漂うモスタル

安心して旅できる温かい国です

「ボスニア・ヘルツェゴヴィナ」と聞いてどんな国を想像しますか?ユーゴスラビア内戦のイメージが強く、なんとなく「危ないんじゃないか・・・」と思っている方も多いのではないでしょうか?

 

「ボスニアに行ってみたいのですが、旅行するのは安全ですか?」というご質問を時折頂ますが、どうかご安心ください!

 

ボスニア・ヘルツェゴヴィナは凶悪犯罪が少なく、ヨーロッパでも比較的治安の良い国だと言われてます。普段日本で気を付けているように、常識のある行動をしていれば女性でも安心して一人旅を楽しめます。

 

また温かくて気さくな人が多いボスニア・ヘルツェゴヴィナ。旅先できっと心がほっこりする出会いがあることでしょう。

安全な国ですが、地雷にはくれぐれもご注意ください!

地雷原の警告マークがある場所には決して立ち入らないで!

 

ボスニア・ヘルツェゴヴィナの町を歩いていると、町外れの草むらや長閑な風景が広がる土地に、上の写真のような「地雷 立ち入り禁止」の看板が立てられているのが目につきます。

 

大変悲しいことですが、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ全土ではユーゴスラビア内戦時に埋められた地雷が大量に残っており、現在も9400箇所近くが地雷区域に指定され、約12万もの地雷が地中に埋まっていると言われてます。

 

ですが、モスタルやサラエボなど、たくさんの旅行者が訪れる観光地はもちろん、人口密集地や国立公園などでは地雷は完全に除去されているため、安心して歩くことができます

 

ですが、あたりまえのことですが(上の写真のような)「ドクロ・マーク」や「MINE」と描かれた警告の標識や警告テープが張り巡らされている場所には絶対に近づかないでください!

 

また、人通りが少ない草むらや未舗装の道路、廃墟などにも近づかないでください。たまに立て札やテープが外れてしまった埋没場所も存在するので、身の安全のためにもこのような場所には決して足を踏み入れないでください。

 

スリなど、窃盗に注意

スリにはくれぐれもご用心を!

 

治安の良い国ですが、万国共通でボスニア・ヘルツェゴヴィナでもやはりスリには注意が必要です。観光客の増加に伴い、旅行者を狙ったスリや置き引きなどの窃盗事件が増えてきているようです。

 

パスポートやお財布など、身の回りの貴重品にはくれぐれもご注意ください。また、身の安全のためにも、夜は一人で出歩かない、人通りが少ない場所は歩かないなど、普段日本で気を付けていることを心がけてくださいね。

 お釣りに注意

ボスニア・ヘルツェゴビナの通貨は“兌換マルク(だかんマルク)”。クロアチアから日帰りで行けるモスタルでは、ユーロが使えるお店も多いため、ユーロで支払いをする方が多いと思いますが、ユーロでの買い物をする時は、おつりをもらう際にお札はもちろん、必ず硬貨をチェックしましょう

 

例えば8ユーロの買い物をして、10ユーロ札で支払いをする時。おつりは2ユーロですが、2マルク硬貨を渡される・・・といった具合です(1ユーロ=約2マルクなので、損することになります)。

 

お店の人のうっかりミス・・・ということもあり得ますが、ほぼ確信犯。お釣りをもらう際は、必ずチェックを行い、何かおかしい点があればすぐにその場で伝えましょう。

 

※ボスニア・ヘルツェゴヴィナの治安情報については、外務省 海外安全ホームページもあわせてご覧ください

 

【ボスニア・ヘルツェゴビナ観光基本情報】