「8月の夏休みにクロアチア旅行を計画しています。気候はどんな感じですか?」「やっぱり8月は暑いですよね!持って行くのは夏服だけでいいですよね?」などなど、8月にクロアチア旅行を計画されている方からよく頂戴する気候や服装に関するご質問に、クロアチア在住のクロたびスタッフがお答えいたします!
また本記事内には8月のクロアチア各都市の町ゆく人の様子を捉えた写真も掲載しています。ぜひ服装選びのヒントにしてください!
観光客が押し寄せるピークシーズン
7月に引き続き、8月はクロアチアが観光シーズンのピークを迎える月。1年で最も観光客の数が多くなる時期でもあります。
夏のヴァカンスを楽しむために、特にドブロブニクやスプリットなどの海沿いの町には、国内外からたくさんの人が押し寄せます。そんな海沿いの町では、8月は他の月と比べるとホテルの料金が高くなる時期にも関わらず「8月中は連日ホテルが満室・・・」なんて事態も珍しくありません。特に人気のホテルは予約が困難になりがち。
8月は日本でもお盆休みの時期なので、クロアチア旅行を計画される方も多い時期ですが、なるべく早めにホテルの予約を済ませることを強くおすすめします。
クロアチアの8月の気候
8月はクロアチアが夏真っ盛りの季節。クロアチア全土で連日青空が広がり、暑さがピークを迎える時期でもあります。そのため、旅行中は高確率でお天気には恵まれることでしょう。
まずは、日本(東京)の気温と降水量と、ザグレブ、ドブロブニクのものと比べてみましょう。
都市 | 最低気温 | 最高気温 | 降水量 |
東京 | 23℃ | 31℃ | 168.20mm |
ザグレブ | 17℃ | 27℃ | 48.20mm |
ドブロブニク | 25℃ | 29℃ | 2.6mm |
(ザグレブ・ドブロブニクの気温・降水量は2016年の平均値)
最高気温は東京、ドブロブニクと比べると、ザグレブは若干低め。また最低気温は東京、ドブロブニクが20度台なのに対し、ザグレブは17度と少し涼しめです。
それから、ザグレブなど内陸部の町では、ドブロブニクをはじめとするアドリア海沿いの町と比べると、1日の中の寒暖差が激しい日もあるのが特徴的。日中はかなり暑い日でも、(特に8月下旬頃になると)朝晩はひんやりと肌寒くなることもあります。
訪れる町によって服装を変える必要はありませんが、急な気温の変化にも対応できるように薄手の上着やカーディガンなどのご用意もお忘れなく。
8月は晴れた日の日中はとても暑く、涼しい夏服が必須です。ただし、日本と異なりクロアチアは年間を通して空気がカラッと乾燥しているので、身にまとわりつくような暑さを感じることはあまりありません。日本のように蒸し暑くないため、暑い日でも屋内や日陰に入ればひんやり、涼しく感じます。
とはいえ、やはり炎天下の中の観光は熱中症に要注意!街歩きの際は帽子などを被り、こまめな水分補給を心がけてくださいね。
8月は7月と同様、1年の中でも、クロアチア全土で降雨量が一番少ないと言われる月。そのため高確率でお天気に恵まれ、青空の下クロアチアを満喫できることでしょう。
ただし、8月は日中雨が降る日はあまりありませんが、夕立に見舞われることがしばしば。日中、溶けるような厳しい暑さでカンカン照りの日でも、日暮れ頃になって急に雷がゴロゴロと光りだし、バケツをひっくり返したような豪雨に・・・なんてこともたまにあります。
わざわざ傘や合羽を持ち歩く必要はないかもしれませんが、夕方からの散策時は急な雨にご注意ください。もし夕立に遭うようなことがあっても、しばらくすれば止むケースがほとんど。慌てて豪雨の中ホテルへ急ぐより、レストランやカフェで雨が通り過ぎるのをゆっくり待つのが得策でしょう。
また8月のクロアチアは日の出は5時半過ぎ、日の入りは20時半頃。1日たっぷりと明るい空の下の観光を楽しむことができますよ。
クロアチア観光、8月の服装は?
ザグレブ(内陸エリア)、ドブロブニク(アドリア海沿いのエリア)共に、 晴れの日の日中はTシャツやに涼しいズボン、ワンピースというような夏の格好でOK!足元もスニーカーの他、サンダルなど素足で履けるようなものが快適です。
暑さが厳しいこの時期は観光中、熱中症にかかってしまう方も多くなる時期のため、万全な暑さ対策が必要です。観光中はなるべく体を締め付けない涼しい服を着て、帽子を被り、こまめな水分補給を心がけてください。
ただし、屋内や日陰に入ったり、空に雲がかかると急にひんやり涼しく感じるので、体温調節がこまめにできるよう、薄手の上着を持ち歩くことをおすすめします。
また、日本では日差し対策に日傘を持って歩く方も多いですが、クロアチアを含むヨーロッパでは、日傘をさす習慣があまりありません。ヨーロッパでは晴れた日に傘をさす日本人の姿が特異に見られることもあるようですが、周りに迷惑をかけているわけではありませんし、普段どんなに美白に力を入れていても、人目を気にするあまり日焼けしてしまっては日ごろの努力も台無しですよね。
なので、日傘をさすのは避けるべきだとは言いませんが、やはり混雑した場所で日傘をさすのは考えもの。特に8月は、ドブロブニクの「プラツァ通り」などは、旧市街を訪れる観光客で”芋洗い状態”になることも珍しくありません。このような人がたくさん集まる場所では日傘はささないなど、周囲に配慮しながら街歩きを楽しみたいですね。
それから、クロアチアは各町で教会が人気観光スポットになっている所が多いですが、教会を見学させていただく際のマナーとして、肌の露出が多い服、特に肩が出ている服での入場は控えたいところ。肩を出した格好をしている時は、教会に入る前にカーディガンを羽織ったり、ストールやスカーフで肩を隠すようにしましょう。
また、この時期あまり雨は降らない時期ではありますが、雨が降ると急激に気温が下がり、夏服だけではかなり寒く感じるので、スウェットパーカーや春秋用の上着など、少し厚めの温かい服も1、2枚スーツケースに入れてくると、とても心強いですよ。上着や温かい服はフライト中機内が寒い時などにも重宝するので、ぜひご用意していらしてくださいね。
その他、8月のクロアチア観光に持って行くと便利なもの
帽子
暑い太陽の光から頭を守ってくれる帽子は、夏のクロアチア観光の必須アイテム!帽子を被る、被らないで、1日外を歩いた後の疲労度やお顔の日焼け度合がかなり違いますよ。ぜひ涼しい帽子をご用意していらしてください!
春夏用のストール
急に肌寒くなった時に羽織ったり、教会などに入る時に肩をさっと隠すのに使える、便利なストール。春夏用の薄手のストールなら、バッグの中に入れて持ち歩いてもかさ張りませんし、軽いのでおすすめです!
サングラス
特にアドリア海沿いの街は日差しが強く、サングラスをかけないで1日外を歩いていると、夕方目が真っ赤になってしまうことも。「せっかくの美しいアドリア海、サングラスなんかかけないで、その青さをしっかりこの目に焼き付けたい!」というお気持ちもわかりますが、お家にあれば、念のためにご用意されることを強くおすすめします。
日焼け止め・UVケア用品
美容的観点・・・というよりも、日焼け止めを塗らないで炎天下の中を歩いていると、夜になると肌がヒリヒリして後悔することに。海水浴を予定していない方も日焼け止めなどUV対策グッズは必須です!
虫よけスプレー・かゆみ止め
虫刺されが気になる方は虫よけスプレーやかゆみ止めのご準備もお忘れなく!
水着、浮輪やビーチサンダルなど
せっかく夏真っ盛りのクロアチアにお越しになるからには、ぜひ青いアドリア海で泳いでみてください!水着はもちろん、浮輪やビーチサンダル、大きめのバスタオルのご準備もぜひ!大きめのバスタオルは浜辺でシート代わりにもなりますし、海水浴を予定されている方は数枚用意していると何かと便利ですよ。
※その他
その他、、下記記事もぜひヒントにしていただけると幸いです
⇒ イタイ目に遭わないようにアレに気をつけて! クロアチアの海で泳ぐ時の4つの注意点
スリに注意!
観光客が多い夏の時期はスリ被害も多くなる時期!特に世界中からたくさんの観光客が訪れる8月は、観光客を狙ったスリも多くなります。
せっかくの楽しい旅を台無しにされないためにも、スリ被害にはくれぐれもご注意ください!
以上、みなさまの旅の準備のヒントにしていただけると幸いです。
クロアチア都市別観光情報をチェック!
⇒ ドブロブニク観光情報一覧はこちら
⇒ ザグレブ観光情報一覧はこちら
⇒ プリトヴィッツェ観光情報一覧はこちら
⇒ スプリット観光情報一覧はこちら
⇒ シベニク観光情報一覧はこちら
⇒ トロギール観光情報一覧はこちら
⇒ ザダル観光情報一覧はこちら
⇒ クルカ国立公園観光情報一覧はこちら
⇒ ポレチュ観光情報一覧はこちら
⇒ ロヴィニ観光情報一覧はこちら
⇒ モトブン観光情報一覧はこちら
⇒ リエカ観光情報一覧はこちら
⇒ オパティヤ観光情報一覧はこちら
⇒ クロアチアの島々の観光情報一覧はこちら
旅行前にチェックしておきたい、クロアチア観光基本情報
⇒ 【必見!】クロアチア個人旅行 絶対に知っておくべき8つのポイント
⇒ 在住者がお伝えする、クロアチア観光ベストシーズンと季節の特徴
⇒ 安全に旅を楽しむために知っておきたい、クロアチア治安情報一覧
⇒ 【旅行前にチェック】クロアチアのホテルにはアレがない?!驚きのアメニティ事情
⇒ 【必読】(クロアチア個人旅行)アパートメントホテル利用前に知っておきたいこと
⇒ (クロアチア旅行)アパートメントホテルの予約の仕方と、知っておきたい6つのポイント