遊歩道沿いに佇むユーライ・シュポレル・アート・パビリオン(Juraj Šporer Arts Pavilion)。
今日、展覧会やコンサート会場としてオパティヤの人々に親しまれるこの建物は、かつてペストリーショップ(お菓子屋さん)でした。オーストリア人によりこの建物が建てられたのは1900年のこと。その8年後には建物のシンボルである美しい柱付きの正面玄関がつけ足されました。当時は毎日、ウィーンやブダペストから、フレッシュなおいしいお菓子がここに運ばれていたそうです。この町が、かつてオーストリア・ハンガリー帝国の支配下にあったことをよく物語るストーリーですね。
1930年になり、ペストリーショップはパビリオンとして利用されるようになり、1959年にんは現在の名称に変更されました。