イェラチッチ総督広場の一角に位置する「マンドゥシェヴァッツ噴水(Manduševac)」。噴水の下には今でもマンドゥシェヴァッツの泉が湧き出てており、ザグレブの人々は19世紀末まで、この泉から水を引いていたそうです。この泉には町の名前にまつわる興味深い伝説があります。
太陽が照りつけるある暑い日、戦地からの帰路にあったイェラチッチ総督は大変喉が渇いていたそうです。そんな総督の目に、泉の側に立つマンディーという美しい村娘の姿が飛び込んできました。
そこで総督はその娘に「ザグラビ(泉から水を汲んでください)」と頼んだのだとか。この逸話から、この泉は村娘の名にちなみ「マンドゥシェヴァッツ」、そして町は「ザグレブ」と名付けられたというのです。(※ザグレブの町の名前には諸説があります)また、当時「泉から湧き出る清らかな水を飲むと、ザグレブにまた戻ってこられる」という言い伝えがあったそうです。
ただし現在、泉の水は飲料用ではありませんので、飲まないでくださいね・・・!代わりに「マンドゥシェヴァッツ噴水にコインを投げ入れると願いが叶う」と言われています。
それからもうひとつの伝説は、その昔、この泉は魔女が集まる集会場所だったというもの。魔女たちは泉を囲んでどんなことを話していたと思いますか・・・?このような興味深い伝説が残るマンドゥシェヴァッツ噴水。一生懸命心を込めてコインを投げ入れれば、本当に願いが叶うかも・・・?!
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