知ってた？「クロアチア」が登場するドラマ・映画7選

Mami Kosakai

9年 ago

みなさんは「クロアチアが登場するドラマ・映画」と聞いてどんな作品が頭に浮かびますか？

「パッと思いつかない」そんな方がほとんどではないでしょうか。

そこで今回は、数あるクロアチアがモデル・撮影地となった作品から、比較的有名な選りすぐりのものを7つお伝えします。

紅の豚

日本で“クロアチアが舞台の映画”として一番有名なのは、やはり『紅の豚』！　

『紅の豚』の舞台はイタリア、ギリシャなど諸説はありますが、クロアチアもその舞台の地として噂されています。どこまでも広がる青いアドリア海と空、オレンジ色の屋根瓦が印象的な街並み。空を見上げれば、どこからともなくマルコの赤い飛行機が颯爽と飛んでくるのではないか・・・つい、そんな気分になってしまいます。

「飛行艇乗りの連中ほど気持ちのいい男たちはいない。それは海と空の両方がやつらの心を洗うからだ」

（宮崎駿監督『紅の豚』）

映画の中でマルコのこんな印象的なセリフが登場しますが、本当にその通り！キラキラと輝くアドリア海と澄んだ青い空を眺めていると、心が洗われるような清々しい気持ちになります。

ゲーム・オブ・スローンズ（Game of Thrones）

(ドブロブニク、スプリットでの撮影風景）

世界中で大ヒットした大人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ（Game of Thrones）』。クロアチアのドブロブニクはこのドラマの重要なロケ地のひとつ。ドブロブニクの街並みが「キングス・ランディング」という都市として同作品内に度々登場するドブロブニクは、ファンたちの熱い注目を集めています。

スプリットやドブロブニクなどドラマの撮影が行われた都市では、現地ガイドとロケ地を巡る「ドラマゲーム・オブ・スローンズ・ツアー」が大人気。ファンの方はどうぞお見逃しなく！

007 ロシアより愛をこめて(From russia with love)

007シリーズ最高傑作と名高い名作『ロシアより愛を込めて』。

同作品中では、ヨーロッパへ向かう国際列車として、かの有名なオリエント急行が登場します。ザグレブ中央駅はオリエント急行が実際に停泊した駅として知られていますが、同作品内でもオリエント急行の停泊駅としてザグレブが登場します！（上の動画の0:23からのシーンをご覧いただければ、よ～くわかりますよ！）

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【これを読めば完璧!?】

クロアチア旅行・観光のよくある質問集

みんなのご質問にクロたびスタッフがお答えします！

レッド・テイルズ（Red Tails）

『スター・ウォーズ』シリーズや『インディ・ジョーンズ』シリーズなどの世界的大ヒットシリーズの製作で有名なジョージ・ルーカス。

日本ではあまり知られていないようですが、彼が製作総指揮を務めた作品の中に『レッド・テイルズ』という映画があります。

同作品内の戦闘機が空を飛ぶシーンの背景として登場するのがクロアチアのイストラ半島の風景なのです。迫力満点の戦闘シーンについ目を奪われてしまいますが、背景にもぜひ注目してみてくださいね！

ダイアナ(Diana)

ダイアナ元英国皇太子妃の最後の2年間を描いた映画『ダイアナ』。日本でも注目を集めた映画なので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。

実は同作品の撮影の一部はクロアチアのロヴィニ、オパティヤ、ザグレブなどで行われたのですが、気づいた方はいらっしゃるでしょうか・・・？今度観る機会があったら、じっくりと目を凝らしてみてくださいね！

ハンティング・パーティ（Hunting party）

実話を基に、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の戦争犯罪人を追跡する破天荒な3人のアメリカ人ジャーナリストの姿を描いた社会派サスペンス・アクション映画。クロアチアのザグレブ、カルロバッツなどの街は、同作品のロケ地として選ばれました。

リチャード・ギア、ジェシー・アイゼンバーグなども出演する作品で、ご覧になったという日本の方も多いのではないでしょうか。同作品は「社会派サスペンス・アクション映画」のカテゴリーに分類されており「実話に基づいた作品」だと言われていますが、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の悲しい現実を語る映画というよりは、アメリカ人ジャーナリストが戦地で奔走する様子をコミカルなタッチで描かれた作品です。

ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争に興味のある方は、まずはじめのきっかけとしてご覧になるといいかもしれません。