オリエンタルな雰囲気漂う　モスタル

ドブロブニクからの日帰り旅行先として人気が高い町は、お隣に国ボスニア・ヘルツェゴヴィナのモスタル。世界遺産にも登録されているモスタルの旧市街には、クロアチアとはまた異なるエキゾチックで美しい景色が広がります。

オリエンタルな雰囲気に包まれた町を歩いていると、思わずヨーロッパにいることを忘れそうになります。ドブロブニクからモスタルへの日帰りツアーはたくさん催行されているため、そのようなツアーに参加するのがおすすめです。

おすすめ度：★★★★★

アドリア海の秘宝　コトル

美しいコトルの街並み(C)Flickr/Antti T. Nissinen

モンテネグロを代表する世界遺産の町「コトル」。ドブロブニクからコトルまではバスや車で2時間程度で行けるため、モスタルに続く人気の日帰り旅行先です。

アドリア海から続くコトル湾の奥深くにひっそりと佇むこの町は、中世の面影を色濃く残しており、その自然と歴史の豊かさから世界遺産にも指定されています。まだまだ日本では知名度が低く、秘境的な存在であるモンテネグロ。ドブロブニク滞在中時間に余裕のある方は、ぜひ足を延ばしてみてはいかがでしょうか？

気軽に行ける無人島　ロクルム島

ドブロブニク旧市街の正面に浮かぶロクルム島

ドブロブニク旧市街のすぐ正面に浮かぶ無人島、ロクルム島。この島では素晴らしいビーチはもちろん、たくさんの美しい孔雀に出会うことができます。また ヌーディストビーチがあるロクルム島は、ヌーディストに秘かな人気スポット！ 旧市街の喧騒を忘れ、ゆったりとした開放的なひとときを過ごしたい方にぴったりです。

ただし、ドブロブニクで静かなビーチを楽しむのには最適な場所ですがその他に特にコレと言った目立った観光スポットはないため、真夏以外にはあまりおすすめしません。

おすすめ度：★★★☆☆

クロアチアの伝統に触れたい方に　チリピ村

チリピ村で開催されるフォークロアショー(C) Konavle Tourist Board

ドブロブニク空港のすぐ近くにある小さな村。毎年5～10月頃まで、毎週日曜日に村の教会前の広場でフォークロアダンス（伝統的なダンス）が催され、華やかな伝統衣装に身を包んだ人々が、音楽に合わせて楽しそうに踊る様子を楽しめます。

伝統的な刺繍やジャム、ラベンダーのポプリなど地元の人々の手作りのお土産を売る屋台も並び、楽しく和やかな雰囲気が村を包みます。この時期、日曜日にドブロブニクへ滞在する方はぜひ足を延ばしてみてください。

おすすめ度：★★★☆☆

牡蠣と塩の町　ストン

ストンには「ヨーロッパの万里の長城」と呼ばれる城壁がある

ドブロブニクからバスで約1時間、アドリア海に突き出たペリシャツ半島の付け根に位置する小さな町、ストン。古くから人が定住しており、古代ローマ時代の城壁など歴史的遺産が残っています。牡蠣の名産地として知られているストンには、新鮮な牡蠣やシーフードを楽しもうと観光客はもちろん、週末になるとドブロブニクっ子もよく足を延ばします。

また塩の生産が盛んなストン。この町での塩作りは古代ローマ時代から行われており、現代でも天日による塩の生産が受け継がれています。晴れた日は塩田が太陽の光を受けキラキラと輝き、青い空を映し出す光景が広がります。ドブロブニク近郊でのんびりとした時間を過ごしたい方はぜひ！

おすすめ度：★★★☆☆

マルコ・ポーロ伝説が残る　コルチュラ島

マルコ・ポーロ伝説が残る島「コルチュラ島」

オリーブオイルやワインの生産が盛んなコルチュラ島。マルコポーロの伝説が残る島としても知られています。島にはマルコポーロの生家だと言われている家が現存しており、島の観光スポットとなっています。

島へ行く道中フェリーを利用するため、アドリア海でのミニ・クルーズ気分を味わうこともできますよ。特に島内が賑わう夏におすすめしたい日帰り旅行先です。

おすすめ度：★★★★★

伝説の足跡が残る　ムリェト島

緑に覆われた美しい島「ムリェト島」 (C) Croatian national tourist board.　 Author : Damir Fabijanic

ドブロブニクの約30キロの沖合いに浮かぶ、深い緑に覆われた美しい島。周辺の海はどこまでも青く澄みわたり、ほぼ手つかずの大自然が残るこの島にはた くさんの動物や植物が生息しています。

クロアチア国内のみならず、地中海を含めたこの一帯の海で最も美しい島の一つと言われており、島の西側の約3分の 1が国立公園に指定されています。

おすすめ度：★★★★☆