回答
たしかに、仰るとおり、たくさん雪が積もった冬の日や、雪どけ水で遊歩道が水没してしまうこともある春先のシーズン中は、日によっては遊歩道の一部が閉鎖されることもあります。
また「毎年、●月のいついつあたりは、だいたいどんな感じなのですか?」というご質問もよく頂戴しますが、年によって大きく異なり、また公園の状況は日々刻々と変化していますので、何ともお伝えし難いご質問です。
ただ、あくまでも目安ですが、例年プリトヴィッツェが深い雪で包まれるのは12月から2月頃。またこの前後をあわせた11月中頃から3月にかけての時期は、通常、上湖群が閉鎖されています。
雪どけがはじまるのは3月。早い年だと2月中頃から雪どけが始まります。場合によっては園内が洪水状態となり危険なため、観光できるところが制限されてしまうこともあります。
「どれくらい園内を散策できるか」は、積雪状況や湖の水位など、その日の状況により異なるため、「真冬や春先にプリトヴィッツェへ行くべきか否か」というご質問には一概に答えることはできませんが、ひとつお伝えできることとしては「お天気にさえ恵まれれば、渓谷沿いのビューポイントから、素晴らしい景色を見ることができる」ということです。
万が一、積雪や高い水位のせいで遊歩道を歩けなかったとしても、エントランス1付近の渓谷沿いに点在するビューポイントからは美しい景色を見ることができます(例えば、下のような景色をご覧いただけます↓)。
なお、個人でプリトヴィッツェ観光に行かれる方で「どうしても事前に公園内の状況を知りたい」という方は、プリトヴィッツェ湖群国立公園に直接コンタクトをしてご確認されてみてはいかがでしょうか。ほとんどのスタッフが英語を話せますので、クロアチア語ができなくても大丈夫ですよ。
【プリトヴィッツェ湖群国立公園連絡先】
・電話番号: +385 (0)53 751 015 または +385 (0)53 751 014
・e-mail: info@np-plitvicka-jezera.hr
・プリトヴィッツェ湖群国立公園 公式HP : http://www.np-plitvicka-jezera.hr/en/ (英語)
また、当サイトでもおすすめツアーとして紹介させていただいているザグレブ発・プリトヴィッツェ日帰りツアーにご参加される方は、万が一一部遊歩道が閉鎖されるような場合でも、プロガイドさんが当日の公園の状況に合わせてベストな散策ルートをご案内しますのでご安心ください。
またこのツアーでは催行会社がプリトヴィッツェ湖群国立公園現地の状況を定期的に確認していますので、もしも「大雪で、せっかく行ってもほとんど公園内を歩けない」「洪水状態がかなり酷い」といった場合は、数日前にご相談の連絡を差し上げます。そのような場合は、ご希望をいただければ差額だけお支払いいただければ、他都市への日帰りツアーに変更することが可能ですので、お気軽にお申し付けください。