日本ではまだあまり広く知られていないスロベニア。まるでおとぎ話の世界のような、心奪われる景色に出逢える国として密かに旅人たちの注目を集めています。
今回は数ある見所の中から、スロベニアを訪れたらぜひ訪れていただきたいおすすめの町を3つ厳選してみました!
1. 「アルプスの瞳」 ブレッド
スロベニアを訪れたらぜひとも足を運んでいただきたいのが、静かな湖畔の町ブレッド。
「アルプスの瞳」「アルプスの真珠」など、様々な美しい言葉で称えられるブレッドは、まさにおとぎ話の世界からそっくりと抜け出してきたかのよう。湖の畔にはスロベニア最古の城「ブレッド城」が佇んでおり、あたり一帯は静かでロマンチックな雰囲気に包まれています。
特に旅人が心を奪われるのは、鏡のように澄み切った湖に浮かぶ小さな孤島。「ブレッド島」と呼ばれるこの島の上には17世紀に建てられた「聖マリア教会」が建っています。
伝説によると、この教会にある鐘を鳴らすと願いが叶うのだとか・・・!ブレッドを訪れたら、どうぞお見逃しなく。
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2. 「鍾乳洞の女王」 ポストイナ鍾乳洞
ヨーロッパ最大の規模を誇る「ポストイナ鍾乳洞」。
全長約20kmのこの鍾乳洞は、ひとつの鍾乳洞の中で非常に種類豊富な鍾乳石を見ることができるため「鍾乳洞の女王」と称えられています。
洞窟内を走るトロッコ列車があるユニークなポストイナ鍾乳洞。
入り口から洞窟内には、トロッコ列車に乗って進みます。大人でもついワクワク、気分はまるで冒険家!
その先は、別の惑星にに迷い込んだような不思議な世界。幻想的な空間が暗闇の中に浮かび上がります。
地球という大自然の壮大なパワーと神秘が渦巻くポストイナ鍾乳洞。きっと「行って良かった!」と感動してもらえるはずです。
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3. 「ロマンチックな首都」 リュブリャナ
オーストリア・ハンガリー帝国時代の街並みとモダンな雰囲気が入り混じる、スロベニアの首都リュブリャナ。リュブリャナとはスロベニア語で「愛された町」という意味。その名の通りとても可愛らしい街並みが広がるロマンチックな町です。
非常に古い歴史を持つ町で、ギリシャ神話の英雄イアソン王子によって建設されたという伝説が残ります。
叔父のペリアス王に「コルキスの金羊毛(ギリシャ神話に登場する伝説の秘宝。金色の羊毛)を持ってくることができたら王位を譲ろう」と、成し遂げられそうにもない無理難題を突き付けられたイアソン王子。そう、金羊毛は獰猛なドラゴンによって守られていたのです。しかし、無謀だと思われたドラゴンとの闘いにイアソンは見事勝利しました。
実はイアソンが龍と戦ったと誠しやかに囁かれている場所こそが、ここリュブリャナ!そのため龍は町のシンボルとして、リュブリャナの人々に愛されて続けています。
首都と言っても非常に小さなリュブリャナは見所がコンパクトにまとまっており、バスやタクシーを使わなくても徒歩でじゅうぶんに観光を楽しむことができます。
バロック、ルネッサンス、アールヌーボーなどなど、様々な建築様式が入り混じる街並みを楽しみながら、心の赴くままに散策を楽しんでくださいね。
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なお、隣国のクロアチアとあわせて旅される方が多いスロベニア。
ここでご紹介したブレッド、ポストイナ鍾乳洞、リュブリャナのいずれも、クロアチアの首都ザグレブから日帰りで訪れることも可能です。
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⇒ 【ザグレブ発】ブレッド湖&ポストイナ鍾乳洞 / スロベニア日帰りプライベートツアー
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(小坂井真美)