【クロアチア便り】イストラ半島の海で夏を満喫してきました
こんにちは! 早いもので、あっという間に8月も終わってしまいましたね。 暦が9月に変わった途端、「あぁ…もうすぐ夏も終わりなんだな〜…」としみじみと感じます。 夏休みのシーズンでもある8月。みなさんはどんな夏を過ごされましたか? 私はいつもの8月なら観光ガイドとしてクロアチア中を飛び回る忙しい一カ月ですが、今年新型はコロナのおかげ(?)で時間がありあまっていたので、心穏やかにクロアチアの夏を満喫することができました。 8月最後の1週間は、夫とふたりでちょっと遅い夏休みを楽しみにイストラ半島の海辺で過ごしてきました。 今回私たちが滞在したのはプーラ近郊の小さな集落。 良い意味で海しかなく、ゆったりとした穏やかな時間が流れる素敵な所でした。 ベランダから見えた朝日 ベッドルームに差し込んでくる日の光で目が自然と覚める朝・・・。毎朝、ベランダからはとってもきれいな朝日を眺めることができました。 目が覚めたら、朝ごはんのサンドイッチをボックスに詰めて、海で泳ぐ準備をして海辺へGO。 海を眺めながらサンドイッチを食べた後は、冷たい海へダイブしてリフレッシュ! 一気に目と身体がシャキッと覚めます。 その後、お昼過ぎまで海で遊んで、ちょっと疲れたらアパートに帰って、お昼ごはんを食べてひと休み・・・。 そして15、16時頃にまた海へ戻りひと泳ぎ。 泳ぎ疲れたら、海を眺めながらおしゃべりをしたり、うとうとしたり・・・の繰り返し。 月光に照らされる海で泳ぐ海ぼうず・・・ではなく夫(笑) 夜になったら晩御飯を食べて、余力があれば月と星と海を見に夜の散歩・・・。 こんな風にのんびりとした一週間を過ごしました。 月に照らされキラキラ輝くアドリア海 一週間滞在している中、「せっかくプーラ近郊に滞在しているんだから、イストラ半島の街をあちらこちら巡りたいな・・・」とも思っていたのですが、(コロナの影響で、私たちは2020年は一年を通して”夏休み”状態だというのに)「えぇ~。せっかくの“夏休み”なんだから、海でゆっくりしたい」という夫に負けて、海辺からほとんど動きませんでした(笑) プーラには非常に保存状態が良いコロッセオがあります でも、「せっかくの機会なんだから!」と岩のように海の側から動こうとしない夫を説得して、それぞれほんのちょこっとの短い時間でしたがプーラとロヴィニにも行ってきました。 美しい港町ロヴィニ 動画も撮ってきたので、また近々頑張って編集して、クロたびしょうにて街の様子をみなさんにお届けしますね。(見逃さないようにチャンネル登録していただけると嬉しいです(*^^*)) 「この夏はクロアチア旅行を楽しみにしていたのに、コロナの影響でキャンセルせざるを得なかった・・・」という方も多いと思うので、動画を通して少しでもクロアチアを旅する気分を楽しんでいただけると嬉しいです。 ロヴィニの夕日 ところで、早朝8時前や夕暮れ時に地元っ子たちが泳いでいるのを見て「こんな時間に泳ぐなんて元気だな~。海も冷たいだろうに・・・」なんて思っていたのですが、実は大きな思い込みであることに今回気が付きました。 外での散歩が大好きなわんぱく坊主のクロすけ 早朝、相棒のクロすけを連れて散歩をしていたら、ネコを連れて歩いているヘンな外国人(私)を物珍しく思ったのか、海水浴を楽しんでいるクロアチア人女性が海の中から話しかけてきました。 最初は「かわいいネコね!名前は、何ていうの?」という他愛もない会話から始まり、お姉さんといろいろ話が弾みました。 (☆クロすけとの日常の様子は「クロねこくろ」にてお届けしています。よろしければこちらも覗いていただけると嬉しいです(*´ω`*)) いろんなものに興味深々 「まだこんなに朝早くて太陽も昇りきっていないのに、寒くないんですか?」と尋ねる私に「朝で気温が上がり過ぎていない今だからいいのよ~!お昼になって気温が高くなると、水温と外気の温度差が開いて、海に入ると余計冷たく感じるのよ。だから今(8時頃)の海水浴が一番いいのよ☆ ほら、あなたも泳ぐべきよ!」とお姉さん。 その言葉を聞いて「わかった、早速試してみます!クロすけを宿に戻して、海水浴の準備をしてきますね」と言い残し、ダッシュで海に舞い戻ってきました。 そして思い切って海に入ってみたら、お姉さんが言ったとおり! クロアチアの海は水温が25℃前後と日本の海と比べると低いことが多く、私はいつも海に身体を浸けきるまでかなり時間を要していたのですが、朝の海だと比較的すんなり入ることができました。 今までは、せっかくクロアチアの海に行ってもこんな感じで、身体を水になるべく浸けないようにしてひたすら海上に浮かんでいました(;´▽`A“ これまで、せっかくクロアチアの海に行っても「冷たい・・・」と浮き輪の上でプカプカ浮いているか、思い切って海の中に飛び込んでも1日2,3回(しかも1度の遊泳時間はわずか数分)が限界でしたが、今回は朝と夕方の時間帯を狙ったおかげで、数えきれないくらい何度も、長い時間海水浴を楽しむことができました。 「澄んだアドリア海に思いっきりダイブしてみたい!子供の頃のようにヘトヘトになるまで泳いでみたい~」なんて思いながらも、今まで海水の冷たさに腰が引けていましたが、今回ついに実現することができました。 こんな感じで足だけ浸けて「冷たい~!」とヒーヒー言うより、水着になって一気にダイブすると冷たさも吹っ飛びます! 実際「クロアチアの海は冷たかった!泳ぎたかったけれど、冷たすぎて断念しました」という日本人観光客の方も多いですが、ぜひみなさんも朝や夕暮れ時の時間帯を狙ってみてください。 (なお、クロアチアの海で泳ぐ際の注意点は『クロアチアの海で泳ぐ時の4つの注意点┃イタイ目に遭わないようアレに気をつけて!』をご覧ください) また今回泳いだ海の様子も動画(クロたびしょう)にて順次お届けしますね! では、また・・・! (2020年9月2日 小坂井真美) ♥ クロたびスタッフ・ブログ、Twitter、Facebookでは日々クロアチア各地の最新気候情報をはじめ、さまざまな情報をお伝えしています。よろしければフォローしていただけると嬉しいです。 またYou... »記事