Tag archive for ‘クロアチア地震’
日曜日, 3月 21st, 2021
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【クロアチア関連TV番組】2021年3月22日┃NHK2番組にてクロアチア地震がクローズアップされます

  本日(2021年3月22日)ザグレブ大地震からちょうど1年が経ちました。   140年ぶりにザグレブを襲った大きな地震。私が住むザグレブの自宅も揺れ「まさかクロアチアで地震に遭うなんて・・・しかも、こんなコロナ渦中に・・・」と、かなりショックを受けた1年前の記憶がよみがえってきます。   しかもクロアチアは去年3月22日のザグレブ大地震のみならず、年末にザグレブ近郊のシサク市・ペトリニャ市でさらに大きな地震に見舞われました。   改めて「コロナに地震と本当に大変な一年だったなぁ・・・」と振り返りながらも、私自身は地震でも特に被害を受けることなく、コロナにもかかることなく無事に過ごせたことにひたすら感謝の気持ちでいっぱいです。   コロナ収束までまだ先が見えそうにありませんが、前向きに今できることをこなしながら、せっかくの毎日を目いっぱい楽しもうと思う今日この頃です。   【過去関連記事】   ⇒ 2020年3月22日公開 : 【現地レポート】ザグレブでM5.5の地震が発生。大聖堂の尖塔も崩れ、市内で被害が出ています   ⇒ 3月22日公開 : 【現地レポート】地震と新型コロナに震撼するザグレブ┃半日経った街、人々の様子   ⇒ 3月24日公開:【ザグレブ地震】日本から届く温かいメッセージに感謝   ⇒ 4月22日公開: 【クロアチア便り】ザグレブ地震から1カ月が経ちました   ⇒ 12月29日公開: 【ザグレブ現地発レポート】クロアチアでM6.2の地震発生。死傷者も   ⇒ 2021年1月12日公開:海外(クロアチア)で大地震を経験して感じたこと。命を守るために考えておきたいこと   ★【クロアチア大地震義援金】駐日クロアチア共和国大使館が寄付金の口座を開設   ... »記事

金曜日, 1月 15th, 2021
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【クロアチア大地震義援金】駐日クロアチア共和国大使館が寄付金の口座を開設

  2020年の年の瀬、12月28日・29日と2日連続でクロアチア中部を襲った地震。   当サイトでも何度かお伝えしてきましたが、特に29日の地震はM6.2(震源地の深さは10km)とかなり大きな揺れで、震源地近くの町(ペトリニャやシサクおよびその周辺地域)が甚大な被害を受けました。   12月29日に発生したペトリニャ地震直後の被災地の様子 (Hrvatska:... »記事

火曜日, 1月 12th, 2021
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海外(クロアチア)で大地震を経験して感じたこと。命を守るために考えておきたいこと

2020年3月22日 地震発生当日のイェラチッチ総督広場西側の写真   クロアチア経験した2度の「大きな」地震   当サイトでも何度かお伝えしてきましたが、私は去年(2020年)一年間で2度の大きな地震をクロアチアで経験しました。   一度目は2020年3月に起きたザグレブ地震。二度目は年の瀬12月29日にザグレブから南東約50㎞のペトリニャで起きた地震。 【過去関連記事】   ⇒ 3月22日公開 : 【現地レポート】ザグレブでM5.5の地震が発生。大聖堂の尖塔も崩れ、市内で被害が出ています   ⇒ 3月22日公開 : 【現地レポート】地震と新型コロナに震撼するザグレブ┃半日経った街、人々の様子   ⇒ 3月24日公開:【ザグレブ地震】日本から届く温かいメッセージに感謝   ⇒ 4月22日公開: 【クロアチア便り】ザグレブ地震から1カ月が経ちました   ⇒ 12月29日公開: 【ザグレブ現地発レポート】クロアチアでM6.2の地震発生。死傷者も   地震の規模はザグレブ地震がM5.5。ペトリニャでの地震はM6.2。ともに各震源地付近の町の建物が被災したり、死傷者も出るなど、大きな被害をもたらしました。   「マグニチュード5.5や6.2って、実際どれくらいの揺れなの?ピンとこない」という方も多いと思います。   地震のエネルギーの大きさ(規模)を「マグニチュード」、地震が観測されたした各地域での揺れの大きさを「震度」といいます。ちなみに東日本大震災はM9(※モーメントマグニチュード)、最大震度は7(宮城県栗原市)だったそうです。   近年のクロアチアで最大規模だったペトリニャ地震の規模はM6.2ですが、ヨーロッパ・クロアチアの基準で見ると「震度7」に相当するような巨大地震だとも言われています。「震度7」は10段階ある震度階級の最大値です。   (※震度は国によって表記が異なりますが、今回の地震はクロアチアにとっては「震度7」の巨大地震だったという意味で、「日本基準の震度7の地震」ではありません)   ザグレブ地震、ペトリニャ地震のどちらも、私が住むザグレブの自宅でもかなりの揺れを感じました。   でも、日本で何度か地震を経験してきた私にとっては(まず1回目、3月のザグレブ地震が)「はじめての地震体験」ではなかった上、地震発生時にも比較的新しい建物(自宅)にいた私は突然の揺れに驚きながらも「あっ、これくらいの揺れなら大したことはない(建物が壊れたり、人が亡くなったりする揺れではないだろう)」と思い込んでいました。   私が住んでいるのはザグレブ新市街と呼ばれる、比較的新しい建物が多いエリア。自宅は決して新しくはありませんが、築20年満たない物件です。   ぐらぐらと強い揺れは感じましたが、食器など棚のものが落ちてくるわけでもなく、壁や天井にヒビが入るわけでもなく、「あぁ、まさかクロアチアで地震に遭うなんて!」と驚きましたが、ニュースで市内の惨状を知るまで、正直「強い揺れじゃなくて本当によかった」と思っていました。   2020年3月22日 ザグレブ市内中心部の様子 (©Marina... »記事

月曜日, 1月 4th, 2021
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【クロアチア便り】2021年、あけましておめでとうございます

ザグレブのイェラチッチ総督広場より   新年あけましておめでとうございます!   みなさんは、どんな大晦日・お正月をお過ごしになりましたか?   新型コロナの影響で年末年始の一時帰国を泣く泣く断念しましたが、おかげさまで無事にザグレブで新年を迎えることができました。   クロアチアでの年越し   クロアチアの大晦日・お正月は日本と異なり、かなり賑やか。   日本では年末までに大掃除を終え、大晦日には年越し蕎麦を食べたり、リビングでテレビを見ながら家族団らんのひとときを過ごしたり、除夜の鐘をつきに行ったり・・・と、まったり厳かに過ごす方も多いと思います。   一方クロアチアでは大晦日が近づくにつれ、住宅街の道端で子供が爆竹をならして遊んでいるのをよく見かけるようになります。そして大晦日の終わり、新年の幕開けが近づくにつれ、外で鳴り響く爆竹の数の多くなり、花火も大量に夜空に打ち上げられるようになります。   また今回クロアチアではコロナの影響で大きなイベントなどは中止され、大人数で集まるパーティーも禁止されていましたが、いつもなら「年越しパーティー」で盛り上がります。   みんなで飲んで騒いで踊って・・・ベロベロになって寝落ちして・・・。「お昼頃、起きて気づいたら年が変わってました~」という人が多いのがクロアチアです(笑)   クロアチアの年末年始の様子について詳しくは昨日YouTubeにUPして下の動画でもお伝えしているので、よろしければご覧いただけると嬉しいです(*^^*) ↓↓     お酒も飲めないしパーティーが性に合わない私は、クロアチアの年越しは正直あまり好きではありません(;´▽`A“   クロアチア人の夫も同様(日本が大好きな彼は私以上に「年越し」を日本でできなかったのを残念がっています)。なので、毎年できる限り年越しは日本でするようにしています。   大晦日に食べた年越しそば   ですが前述のとおり、今回はザグレブでの年越しとなってしまったので「少しでも日本の大晦日、お正月気分を味わおう。せめて食べ物だけでも・・・」と、年越しそばと“なんちゃって”お節料理を楽しみました。   クロアチアでは(血眼になって探せばアジア食品店など、どこかで手に入るのかもしれませんが・・・一般的なスーパーなどでは絶対に売っていない)黒豆、数の子、ごまめ、かまぼこ、栗きんとん、クワイなどお節の定番の食材が手に入らないので、お節料理らしい品はお雑雑煮と紅白なますだけ・・・。   しかもお雑煮の具も、クロアチアの市場で簡単に手に入る鶏肉とニンジン、青ネギだけです(笑)   これだけだとさすがに寂しいので、ボイルしたエビ、卵焼き、かにかまサラダ、それから巻き寿司を作りました。   なんちゃってお節料理   手巻きずしって、もはやお節じゃなくて節分ですね(笑)   ちなみに、日本の実家では毎年大晦日の晩御飯はすき焼きを食べるのが定番で、クロアチア人の夫は私以上にいつも楽しみにしています。   数年前にザグレブで年を越した時は「すき焼きが食べたい~!」と切望する彼の願いを叶えるべく、お肉屋さんで牛肉を買ってきて、冷凍庫に入れて凍らせたお肉を必死にスライスして食べた思い出があります。(2015年の大晦日の日でした。その時の様子はこちらのブログに綴っています)   ・・・そう、クロアチアでは(他の欧米諸国と同様)お鍋やすき焼き用の薄切りのお肉が売っていないのです(泣)   しかも、頑張ってスライスして作った「すき焼き用のお肉」も、かたくて微妙・・・。日本でそれを「すき焼き用のお肉」として売ったら、おそらくクレームがでるレベルです(苦笑)(;´▽`A“   2015年の大晦日に食べたすき焼き。お肉がめっちゃ分厚いです!!   でも「クロアチアですき焼きが食べられた!」という感激から、その時はふたりで「おいしいね」と感動しながら食べたものです。   ・・・というわけで、今回の年末も「すき焼きをしようか・・・」と話していたのですが、お店にお肉を見に行ったら見事な赤身のお肉しかなく、すき焼きにするととっても硬そうだったので諦めることにしました。   早く日本に帰っておいしいすき焼きが食べたい・・・・(´;ω;`)!!   今年こそコロナが収束して、いつでも気軽に日本に帰ることができる日が戻ってくることを心の底から願っています。   2021年こそ安心して暮らせる一年となりますように ザグレブの街並み   世界中が新型コロナのせいで大変だった2020年。観光業で生計を立てている私にとっても経済的ダメージは大きく、いろんな意味で忘れられない一年でした。そしてクロアチアにとっては3月、そして年末に2回と、大きな地震に3度も襲われた厄災まみれの一年でした・・・。   特に2020年12月29日にクロアチアのペトリニャという町やその周辺(首都ザグレブから南西約50㎞)を襲った地震は震源近くの町を半壊状態にし、甚大な被害を引き起こしました。(【関連記事】【ザグレブ現地発レポート】クロアチアでM6.2の地震発生。死傷者も)   地震の規模はM6.2ですが、ヨーロッパ・クロアチアの基準で見ると「震度7」に相当するような巨大地震だと言われています。「震度7」は10段階ある震度階級の最大値です。(※震度は国によって表記が異なるそうです。今回の地震はクロアチアにとっては「震度7」の巨大地震だったという意味で、「日本基準の震度7の地震」ではありません)   12月29日の巨大地震から6日がたった今(1月4日)でも余震が続いており、私が住むザグレブの自宅でも時折揺れを感じます。(今朝もM4.2の余震がペトリニャであり、ザグレブでもゴゴゴ・・・っと微かな揺れを感じました)   まだまだ被災地の復興はこれから。コロナも収束しておらず前途多難ですが、一日も早く被災地が復興すること、そして被災された方々に笑顔が戻ってくることを心から願っています。     なお、年末にこちらの記事(クロアチア大地震被災地への募金、支援について(2020年12月)義援金詐欺にご注意ください【随時更新】)でも紹介させていただきましたが、クロアチア地震への支援活動情報にご興味を持ってくださる方のために、今後なにか良い情報を耳にしたら当サイトでもお知らせさせていただきます。   私はこれまでとくかく自分のことばかりで必死の毎日を送っていましたが、2020年の経験から、今年2021年は「“人のために何かができる人間”になる」ということを目標にしました。   私みたいな人間ができることは限られていますが、何かと不安で暗いニュースが多いご時世だからこそ、周りの人の心に灯りを灯せるような人間に成長できるようになりたいと思います。   また年末のご挨拶の記事と内容が被ってしまいますが、コロナ(病気)に地震・・・などなど、いつ何時突然終わりが来るかわからない「何気ない日常」や「人生」。   そんなことを痛感した昨年の経験から、今年20201年は今まで以上にいろんな人とのご縁や、家族や友達との時間を大切に、月並みな表現ではありますが「あたりまえ」のことに感謝しながら生きていこうと心に誓いました。   みなさんにとっても2021年が何より健康で、幸せいっぱいの年となりますように・・・!   今年もどうかよろしくお願いします。   (2021年1月4日 小坂井真美)   クロアチア大地震被災地への募金、支援について   この度、駐日クロアチア共和国大使館による支援金受付のため口座が開設されました。   ご興味をお持ちくださる方はこちらの記事(【クロアチア大地震義援金】駐日クロアチア共和国大使館が寄付金の口座を開設)をご覧ください。   ♥ クロたびスタッフ・ブログ、Twitter、Facebookでは日々クロアチア各地の最新気候情報をはじめ、さまざまな情報をお伝えしています。よろしければフォローしていただけると嬉しいです。   またYou... »記事

木曜日, 12月 31st, 2020
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クロアチア大地震被災地への募金、支援について(2020年12月)義援金詐欺にご注意ください【随時更新】

  2020年の年の瀬、12月28日・29日と2日連続でクロアチア中部を襲った地震。   当サイトでも何度かお伝えしてきましたが、特に29日の地震はM6.2(震源地の深さは10km)とかなり大きな揺れで、震源地近くの町(ペトリニャやシサクおよびその周辺地域)が甚大な被害を受けました。   【関連記事】   ■【ザグレブ現地発レポート】クロアチアでM6.2の地震発生。死傷者も   ■【速報】クロアチア・シサク市近郊でM5.2の地震発生   特にペトリニャは街が半壊状態で悲惨な状態。多くの民家、建物が被災。家を失った方もたくさんおり、負傷者も多数報告されています。   12月30日正午頃のニュースでは、死者は昨日と同じく少なくとも7名が確認されているとのことです。   2020年12月29日 地震発生直後の被災地の様子 (HRT4より)   また私が住むクロアチアの首都ザグレブは今年3月11日に起きたばかりの地震を含めると、今年3回も大きな地震に見舞われたことになります。   (3月の地震では街のシンボルである大聖堂や聖マルコ教会なども含むザグレブ市内の多くの建物が被害に遭い、今も復旧作業が続く中での更なる地震でした・・・)   2020年12月29日 地震発生直後のザグレブ市内の様子 (HRT4より)   ザグレブに関しては今年3月の地震の際と比べると、今回(12月28日・29日)の地震はそれほど建物の被災範囲・規模は大きくなかったとのことですが、それでも一部屋根などが崩れ落ちたり、民家の天井や壁にヒビが入るなどの被害も出ています。   【世界各国から寄せられる支援】   今回の地震は3月のザグレブ地震以上に建物の被害、人的被害が甚大。早くもヨーロッパの国々をはじめ、世界各国からクロアチアへの支援が始められています。   なお、3月のザグレブ地震の時と同様、当サイト(クロたび)や私のTwitterをフォローしてくださっている方のなかから「クロアチア地震で被災された方のために支援・寄付をしたいのですが、どこかおすすめはありませんか?」というあたたかいお声をお寄せいただきます。   そこで主にクロアチア現地メディアや政府関連機関の情報をいろいろ比較して、現時点で私がみなさんに「ここなら安心してお伝えできそう」と思う寄付先をリストアップしました。(※ただし、寄付先はみなさんも各自で精査されて、各自で最終的なご判断をなさってください。あくまでも「私が想いを託すなら、ここかな・・・」と思ったところをお伝えします)   なお、以下のリストは今後、新たにみなさんにお知らせしたい寄付先の情報を手に入れたら随時更新する予定です。   (以下のリストに掲載している団体以外にも信頼できる企業や団体の情報も掴んでいますが、現段階では「クロアチア国内からの送金」のみの振込み情報しか開示されていない所もあるので、ここではクロアチア国外からの送金も受け付けている団体のみお伝えします)   【2021年1月12日更新】   この度、駐日クロアチア共和国大使館による支援金受付のため口座が開設されました!   日本国内にお住まいの方にとっては、駐日クロアチア共和国大使館の受付口座への寄付が(高い海外送金手数料も発生しないため)最適かと思われます。詳しくはこちら(【クロアチア大地震義援金】駐日クロアチア共和国大使館が寄付金の口座を開設)にまとめておりますので、ぜひご覧ください。   なお、駐日クロアチア共和国大使館による支援金受付のため口座情報は次の通りです:   ■駐日クロアチア共和国大使館(日本在住の方には最もおすすめです!) 【銀行名】三菱東京UFJ銀行... »記事

火曜日, 12月 29th, 2020
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【ザグレブ現地発レポート】クロアチアでM6.2の地震発生。死傷者も

2020年12月29日 地震発生直後の震源地近くの町、被災地の様子 (HRT4より)   昨日のブログ記事「【速報】クロアチア・シサク市近郊でM5.2の地震発生」でクロアチアのペトリニャで地震があったとお伝えしたばかりですが、残念なことに本日(2020年12月29日)また昨日の揺れを超える大きな地震がありました。   地震発生時刻は29日のお昼の12:19。   日本の一部報道機関でもニュースになっているようで「大丈夫ですか?」とご心配くださるあたたかいメッセージが次々と届きますが、おかげさまで私もクロアチアの家族も友人、ザグレブの自宅も無事です。   クロアチア現地の様子を心配してくださっている方も多いと思うので、まずはこの記事を綴っている12月29日の20時半現在で私が把握できている情報を以下ざっくりではありますが、箇条書きにてお伝えします(※情報源は主にクロアチア国営放送および現地サイトのニュース): ●地震発生時刻:2020年12月29日12:19   ●M6.2(震源の深さは10km)   ●震源地:クロアチア、ペトリニャ(Petrinja)付近(ザグレブから約46km)   ●子供を含む死者7名、負傷者多数   ●建物の倒壊、損傷など被害が大きかったのは震源地近くのペトリニャ(Petrinja)やシサック(Sisak)市   特にペトリニャでは町の大半の建物が何らかの被害があった模様   ●震源地付近の町や村では現在も瓦礫の下敷きになった方々の捜索活動が続けられており、今後さらに死傷者が増えると予想されている   ●震源地に近かったシサック市では病院が屋根が壊れるなど被災。病院としての機能を失い、地震直後直ちに入院患者の避難が行われる。特に新型コロナ患者など酸素吸入などの措置を受けていた方はヘリコプターでザグレブなど他都市の病院へ救急搬送された。他の患者も他の安全な建物や別の町の病院への移動が進められた   ●震源地近くのある幼稚園は建物がほぼ全壊近い状態。幸い幼稚園は休園中のため死傷者はゼロ   ●地震直後、ザグレブをはじめクロアチア各地から被災地へ医師が派遣された   ●ペトリニャ、シサックなど震源地近くの町や村では家が全壊した方や家の安全が確保できない方が多数   ●現地メディアの報道、専門家によると本日の地震は今年3月のザグレブ地震の30倍の強さであったとのこと   ●首都ザグレブおよび近辺でも本日の地震により損傷した建物あり。屋根瓦が崩れ落ちるなどの被害あり。昨日(28日)の地震による屋根の損傷の復旧作業に当たっていた作業員が、本日の地震の揺れにより屋根から落下して負傷との情報も   ●ザグレブの小児病院も被害がひどく(建物が古かったため被害が大きかった)、患者を避難せざるを得ない状態   ●地震発生後、ザグレブでは公共交通機関のトラムが全線運行中止に   ●ザグレブ空港が位置するヴェリカ・ゴリツァ市では地震直後に停電した地域も   ●ザグレブ北部に位置し、隣国スロヴェニアとクロアチアが共同保有するクルシュコ原発は地震発生後安全のために停止された   ●クロアチアのカルロヴァッツ郡でも本日の地震で損傷し建物が30軒報告されている。また2名の負傷者の報告もあり。なおカルロヴァッツでも地震後に停電が発生。   ●クロアチア市民保護局は救急活動の妨げにならないよう、他都市の市民が個人的に被災地(ペトリニャ)へ行かないように呼びかけている   ●クロアチアでは12月23日から2021年1月8日まで県をまたいだ移動が禁止されていたが、本日の地震を受け制限措置を解除する旨が発表される   ★なお、こちらの現地メディアの記事(index.hr... »記事

月曜日, 12月 28th, 2020
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【速報】クロアチア・シサク市近郊でM5.2の地震発生

今朝(2020年12月28日)の早朝6:28にクロアチアで地震がありました。   現地メディアによると、現時点(28日9:00)で明らかになっている情報は以下の通り:   2020年12月28日、クロアチア現地時間6:28にM5.2の地震発生 震源地はザグレブ南東のペトリニャ及びシサク周辺 地震発生後の2時間以内に余震が2度発生(うち7:49の余震はM4.7) 民家を含め、震源地周辺の建物に被害が出ている(被害の正確な規模は現時点では不明) 地震による人的被害は現時点では不明   〇被災地の様子の写真はこちらのネット記事(Net.hr... »記事

水曜日, 5月 13th, 2020
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【動画付】ザグレブ地震から1カ月経った街を歩いてきました(前篇)

  こんにちは!   今日は地震から約1カ月が経ったクロアチアの首都、ザグレブの様子をお届けします。   ザグレブ地震があったのは2020年3月22日。今からちょうど1カ月半程前です。   地震の規模はM5.5と然程大きくありませんでしたが、ザグレブにとってはここ140年で最も大きな地震で、古い建物が多い市内中心部は甚大な被害が出てしまいました。   本当はもう少し早くみなさんにお届けしたかったのですが、新型コロナによる外出自粛の影響もあり4月末頃まで市内に行くことができず、また撮影後も動画編集などに時間がかかってしまい、公開が今日となってしまいました。(※市内に行ったのは4月28日です)   今これをお読みくださっている方のなかには、ニュースなどで3月末にザグレブで地震があったことを既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、「知らなかったよ」という方は、よろしければ以下の過去記事をご覧ください:   【過去記事】   ■ 3月22日更新(1回目):... »記事