クロアチア、隔離対象の地域を大幅拡大。違反者には12万円以上の罰金も
新型コロナウイルス感染拡大防止に向けて、様々な措置が取られているクロアチア。 【関連記事】 ⇒ 3月9日公開:【要注意】日本からクロアチアへの渡航者は14日間自主隔離!旅行計画は慎重に ⇒ 3月11日公開 : 【続報】新型コロナ┃3月、4月にクロアチア旅行を計画されている方は延期のご検討を ⇒ 3月14日公開 : 【続報】新型コロナ、クロアチア入国後、隔離対象の地域・国が拡大┃旅行は中止するべき? 3月9日以降から現在に至るまで、日本を含む一部の国や地域からの渡航者は隔離対象とされていますが、3月15日にはさらに対象国・地域が拡大しました。 ヨーロッパ各国における新型コロナ感染の拡大が世界中で連日報道されている現状で、さすがに「3月中にクロアチアへ旅行へ行く予定!」という方はほとんどいないと思いますが、念のためにお知らせです。 追加された隔離の対象国・地域はこのあとお伝えする在クロアチア日本大使館からのメールをご確認いただくと一目瞭然ですので、ここでは割愛しますが、一番強調してお伝えしたいのは「自主隔離措置に従わない者には罰金を課す」とクロアチア政府が明言しているという点。また警察も取り締まりを強化しているそうです。 また、すでに自主隔離を怠った人が8000クーナ(日本円で約128,000円 ※1クーナ=16円換算)以上の罰金をさせられたとのこと。 先日もお伝えしましたが(私がここでお伝えするまでもなく、さすがに既にキャンセルされた方がほとんどだと思いますが・・・)少なくとも3月のクロアチア旅行は中止にされるべきような状態です。 数日前までは、(私が判断するべきことではないので)あえて「みなさんの大切なご旅行の中止・延期の判断を私にはできかねます。情報収集などをされた上で、どうかご自身で、ご自身にとってベストな選択、ご判断をなさってください」と濁すような形でお伝えしてきましたが、14日に引き続きハッキリと書きます。とても残念ですが、今クロアチアは外国人観光客、特に日本を含めた隔離対象の国からの旅行者が旅を楽しめるような状態ではありません。 昨日(15日)の夜には隣国セルビアでは非常事態宣言がなされ、国境閉鎖が行われました。隣国モンテネグロも同様、国境閉鎖を行いました。(関連記事:ヨーロッパで新型コロナ感染が確認されていない唯一の国?!) クロアチアでは今日(16日)から各地で一斉休校がはじまり、首都のザグレブでは(まだ施行されるか未定ですが)「食料品店(スーパー)など一部の店舗を除く店の営業を制限しよう」という話もでてきているような状態。地元民でさえ不用意な外出はできるだけ自粛する風潮にある現状です。 せっかく楽しみにされたいた旅行が台無しになって、とても残念だとは思いますが、みなさん自身のためにも少なくとも今月中のクロアチア旅行はどうか中止・延期になさってください。 なお、自主隔離を含む隔離措置はいつ解除されるかについては、まだ目途は立っていません。ですので、今後(特に4月上旬)クロアチア旅行を計画されている方は今後の動向に引き続き注意が必要です。 (※【3月17日追記】本日「「EUへの第三国からの入域を30日間原則禁止する措置を承認する見通し」という報道もありましたので、残念ですが4月上旬クロアチアへのご旅行も現実的ではないと思います。(ただし、あくまでも私の一意見ですので、いろいろな情報を収集された上で、ご判断はご自身で行ってくださいね。) 今後、措置内容の変更、隔離対象の国・地域が拡大する可能性も大いにありますので、「たびレジ」でクロアチアを登録され、最新情報の収集に努められることを強くおすすめします。 まとめページなどでなるべく最新情報をシェアするように努めますが、たびレジに登録しておけば、私なんぞがブログで発信する情報よりも、より早くて正確な情報を受け取ることができますよ... »記事
【朗報】新型コロナによるプリトヴィッツェ公園チケット変更・返金について
「個人旅行でプリトヴィッツェのチケットをオンライン購入してしまいました。キャンセルをしたいのですが返金してもらえるのでしょうか?」 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、クロアチア旅行をキャンセルされる方も増え、当サイトに多くの方から上のようなご質問が寄せられたため、先日下の記事でプリトヴィッツェ公園のキャンセル規定および返金対応を求める英語での問い合わせメールのテンプレートをお伝えしました。 ⇒ 新型コロナによる旅行キャンセル。プリトヴィッツェのチケットは返金・変更可能?メールの書き方も この記事内にて「実際にメールを送ってみて「返金されたよ!」という方がもしいらしたら、その際はよければメールまたはFacebookのコメント欄にご一報いただけると嬉しいです」とお願いしていたところ、当サイトをご覧くださった(ニックネーム)Hsさんから「プリトヴィッツェ公園側から日付変更、返金対応を特別にします、と返信がきました」と嬉しいメッセージが届きましたので、みなさんにシェアさせていただきますね。 以下、3月15日にHsさんから届いたメールをそのままお伝えいたします(※ご本人のご許可をいただいております。なお、プリトヴィッツェ公園側からの英語での返信メッセージにはクロたびスタッフによる和訳を青文字で書き足しています) Hsさんからのメール(その1) 小坂井さま こんばんは。 先日、お返事頂いた日に駄目元でプリトヴィツェ公園に問い合わせをしており本日、お返事を頂いたようです。 クロ旅HPにて、情報共有との事でしたのでご連絡させていただきます。 Dear... »記事
【3月 クロアチア便り】家庭菜園日和!穏やかな日々が続いています
日本でも毎日新型コロナウイルスのニュースが絶えませんが、クロアチアも同様。 ニュースを見れば毎日新型コロナ関連の情報一色の状態です。 明日(月曜日)からはクロアチア各地で一斉休校がはじまります。 「月曜日からしばらくは在宅勤務だよ。期間はとりあえず一週間。ひょっとしたら、もう少し伸びるかもしれないけど、様子を見て会社が決めるらしい」と話す友達も。 日本、クロアチアに限らず毎日ニュースを見ていると、「いったい、いつになったら元に戻るんだろう?」「経済的ダメージもかなり大きいけれど、世界はどうなっちゃうんだろう・・・」などなど、いろいろ不安な気持ちになってしまいますが、スマホやPCの画面から目を放して外へ出ると、とても晴れやかな気持ちになります。 最近ザグレブではずっと、毎日気持ちが良い青空が広がっています。 11日あたりから花開きはじめた我が家の桜 先日のブログ(【3月... »記事
クロアチア入国に10時間待ちも!国境、空港は大混雑(新型コロナウイルス)
Marzena P.によるPixabayからの画像 新型コロナウイルス感染拡大防止に向けて、様々な措置が取られているクロアチア。 日本を含む多くの国・地域からの渡航者が隔離対象となっているのは以下の記事にてお伝えしたとおりです。 ⇒ 3月9日公開:【要注意】日本からクロアチアへの渡航者は14日間自主隔離!旅行計画は慎重に ⇒ 3月11日公開 : 【続報】新型コロナ┃3月、4月にクロアチア旅行を計画されている方は延期のご検討を ⇒ 3月14日公開 : 【続報】新型コロナ、クロアチア入国後、隔離対象の地域・国が拡大┃旅行は中止するべき? 今回は「クロアチアの空港、国境の現状が知りたい」という方のためにお知らせです。 入国に10時間以上待ちも! クロアチア現地の報道によると、木曜日(3月12日)以降、スロベニア方面から陸路でクロアチアへの入国を希望する人の長蛇の列が国境にできています。 数千人が国境検問所で足止めをくらい、入国に数時間を要する状態。自主隔離に関する書類の手続きなどのため、大混雑している模様です。国境を通過するのに10時間以上待ったという声も報道されています。 トイレも食べ物もなく、狭い車内で長時間待たされ人々は疲れ切った様子。 ニュースで見聞きしただけではなく、実際、私の友人からも「スロベニア方面(オーストリア)からクロアチアへ陸路で入国する際、国境検問所で10時間待った」という話を耳にしました。 また混雑、混乱は陸路の国境検問所に限った話ではなく、空港も同様。13日にはザグレブ空港では、空路でクロアチアへ到着したくさんの乗客が入国審査のため列をなしたそうです。 現地メディアのインタビューに対して「ロンドンからザグレブに到着して、入国審査のために3時間以上待っている」と答える乗客も。 なお、クロアチアへ入国しようとしているのは海外からの観光客ではなく、クロアチア国外(主にヨーロッパ諸国)で仕事をしたり、勉強しているクロアチア人が大半のようです。 ヨーロッパ各国の会社や学校が「拡大感染のための在宅勤務や休校」という措置をとったため、その間故郷のクロアチアへ帰ろうと考えるクロアチア人が国境に押し寄せたと見られています。 なお、外国人はもちろん、たとえクロアチア国籍の人であっても、指定されている隔離対象地域からの渡航者(※3月14日現時点での隔離対象国・地域はこちらをご覧ください)は入国時に自主隔離のための書類に記入しないと入国は許可されません。 前回のブログでもお伝えしましたが、「3月のクロアチア旅行、キャンセルにするべきだと思いますか?現地の様子を教えてほしい」とご質問をお寄せくださる方に対しては、ハッキリ申し上げると、こんな状態(今日本からお越しになるのなら自主隔離義務対象者となりますし)ですので、ご自身のためにも少なくとも3月中のご旅行はキャンセルなさった方が賢明だと私は思います。 ただ繰り返しのお伝えとなりますが、あくまでも私個人の意見ですので、たびレジに登録され情報収集などをされた上で、どうかご自身で、ご自身にとってベストな選択、ご判断をなさってください。 3月16日からはクロアチア各地で一斉休校が開始されるとのこと。3月中に終息の目途が立つといいですね。 また何かわかったら、当サイトでもこちらのまとめページ(「【まとめ】新型コロナ、クロアチア旅行は中止するべき?現地の状況は?(随時更新)」)に随時情報をUPしていけるように努めますね。 (2020年3月14日 小坂井真美) 【これを読めば完璧!?】 クロアチア旅行・観光のよくある質問集 みんなのご質問にクロたびスタッフがお答えします! 【クロたびスタッフの著書もよろしくお願いします】 ⇒ ガイドブック「アドリア海の素敵な街めぐり クロアチアへ」著書発売のお知らせ 「見落とすべきでない観光スポットは?」「おすすめのホテル、レストランは?」「お土産はどこで買えばいい?」など、これまで数えきれないくらい聞かれたご質問に対する答えをギュッと一冊に詰め込みました。 また当サイト(クロたび)では紹介していないお気に入りのカフェやレストランやホテル、お店、各町でのおすすめの過ごし方などなど・・・当サイトには載せきれていない情報もたくさん盛り込んでいます。 よろしければお手に取っていただけると嬉しいです。 ⇒ 「旅するクロアチア語」... »記事
【続報】新型コロナ、クロアチア入国後、隔離対象の地域・国が拡大┃旅行は中止するべき?
Gerd AltmannによるPixabayからの画像 新型コロナウイルス感染拡大の防止のため、クロアチアでも水際対策が進められています。 3月9日以降、依然として日本を含む一部の国・地域からの渡航者に隔離施設での隔離、あるいは自主隔離を義務付けられる措置が続けられています。 【過去関連記事】 ⇒ 3月9日公開:【要注意】日本からクロアチアへの渡航者は14日間自主隔離!旅行計画は慎重に ⇒ 3月11日公開 : 【続報】新型コロナ┃3月、4月にクロアチア旅行を計画されている方は延期のご検討を 当サイトをご覧くださる日本人のみなさんのなかにはドイツやイギリスなど、ヨーロッパ在住の方も多いみたいで「日本人でも、ヨーロッパ在住なら(隔離対象にならないので)クロアチアに入国しても大丈夫ですよね?」というご質問を先日より何度か頂戴しましたが、3月13日より状況が変わってきました。 次にお伝えするように、ドイツ、イギリス、オーストリア、スペインなどヨーロッパ諸国からの入国者も自主隔離が義務付けられるようになりました。 3月13日に配信された在クロアチア大使館からのメールをご覧頂くと一目瞭然だと思いますので、まずはそちらをご覧ください(↓) (3月13日クロアチア現地時間14:30頃に配信されたメールです。一部太字フォントに加工して編集しています) ●3月12日付けの領事メールにて,クロアチア入国後の自主隔離対象国の拡大についてお知らせいたしましたが,さらに,スロベニアのベラ・クライナ地方からクロアチアへ入国する渡航者も,自主隔離の対象となることが判明しました。 3月13日時点,クロアチアにおける入国後行動制限措置は,次のとおりです。 1 次の国・地域からクロアチアへ入国する全ての外国人は,14日間,隔離施設において隔離する。 (1)中国:湖北省,武漢市を含む (2)イタリア (3)ドイツ:ノルトライン・ヴェストファーレン州ハインスベルク郡 (4)韓国:大邱,チョンド郡 (5)イラン 2 次の国・地域からクロアチアへ入国する全てのクロアチア人及び外国人は,14日間,自主隔離の義務を負う。 (1)中国:上記1以外の地域 (2)韓国:上記1以外の地域 (3)香港 (4)日本 (5)シンガポール (6)フランス (7)ドイツ:上記1以外の地域 (8)オーストリア (9)スイス (10)スペイン (11)オランダ (12)スウェーデン (13)英国 (14)マレーシア (15)スロベニア:ベラ・クライナ地方 なお、上記に加え、こちらのクロアチア市民保護本部の声明によるとバーレーン(Bahrein)からの渡航者も自主隔離の対象となっているようです。 また、今後隔離対象の国・地域が拡大する可能性も大いにありますので、「たびレジ」でクロアチアを登録され、最新情報の収集に努められることを強くおすすめします。 当サイトでもなるべく最新情報をシェアするように努めますが、たびレジに登録しておけば、私なんぞがブログで発信する情報よりも、より早くて正確な情報を受け取ることができますよ... »記事
【3月 クロアチア便り】散れ、コロナ…!ザグレブでは桜が咲きはじめました
桜が咲きはじめました! こんにちは! 新型コロナウイルスが世界的に拡大していき、人々の健康面での不安はもちろん、経済的損失も日に日に深刻度を増していますね・・・。 クロアチアでは、イタリアが近いイストラ半島ではすでに学校が休校となっていますが、首都のザグレブなどでも来週の月曜日から休校になるそうです。 ヨーロッパでは特にイタリアでの感染が非常に深刻。一昨日(3月11日)からイタリアではスーパー(食料品店)と薬局を除くすべての店舗が閉鎖される措置が取られたそうですね。かつてないような非常事態に、イタリアに住んでいる方はとても不安だと思います。 今日はアメリカでも新型コロナウイルスの流行を受け、トランプ大統領が国家非常事態を宣言しましたね。 明るく楽観主義的な人が多いクロアチア。 3月に入ったばかりの頃までは心配しつつも「そのうち終息するでしょ~」という風に、どちらかと言えば楽観的な見方をしている一般市民がほとんどでしたが、ここ数日で、さすがのクロアチアも悲観ムードに包まれはじめています。クロアチアでもニュースは新型コロナ関連のもの一色。 (自分自身を含め)私の周りには観光業で生計を立てているクロアチア人が非常に多いのですが「本当にクレイジーな状態だよ。キャンセルだらけでめっちゃ気分が沈む・・・。3月、4月はほぼ仕事ゼロ。このまま終息してくれないと、本当に路頭に迷うことになるかも~。ごはんが食べられなくなったらどうしよう~」なんて毎日嘆いています。 ザグレブでも変化が起こり始めています 12日に近所のスーパーに行ったら、空になった棚などが一部目立ち始めていました 私が住んでいるクロアチアの首都ザグレブでは、ニュースを見なければ、いつもとあまり変わりない日常が続いているように感じますが、昨日(12日)からちょっとした異変を感じるようになりました。 異変を感じたのは近所のスーパー。最近、買い物も必要最低限しか行かないため、3日ぶりくらいにスーパーに足を運んだのですが、いつもより店内に人が多く、棚に並ぶ商品が少ないように感じました。 「ひょっとして買いだめをしはじめているのかな?」と感じたので、他の地域に住む友達に「そっちのスーパーはどう?」と尋ねると「うちの近所でも、買いだめに走り出している人がたくさんいるよ。棚はガラガラ」との返事が。 私たちはこの間日本から帰ってきたばかりで、日本でたくさん買ってきた乾麺のうどんやお蕎麦などがあるので「わざわざ買いだめしなくてもいいかな・・・」とは思っているものの、少しずつ異常事態が広がっている現状にやっぱり不安を抱いています。 また今後の状態を冷静に見て、必要であれば最低限の買い物だめ準備をしておこうと思っています。 桜が咲きはじめました クロアチアでも多くの人々の心に不安と暗い影を落としている新型コロナウイルスですが、救いと言えば最近めっきり春らしくなってきたこと。 空がどんよりしていると気持ちまで暗くなりますが、ここ数日とても良いお天気が続いてくれるおかげで、ぽかぽかとした太陽にあたれば心は晴れやかです!(今日(13日)はあいにくのお天気でしたが、また明日からしばらく良いお天気が続くみたいです♪) 私も先週末あたりから(食料の買い出し以外)ずっと家にこもりっぱなしですが、家の中にいると気持ちが沈みがちになるので、庭で過ごす時間を多くとるようにしています。 花びらが広がる地面で、わんこも気持ちよさそうに寛いでいます(*´ω`*) 10日まではまだ蕾ばっかりだった我が家の桜(さくらんぼ)の木。 でも一昨日(11日)からちらほらと花開きはじめ、昨日(12日)の朝起きて庭を見ると、さらにたくさん咲いていました♥ 「あ~あ。こんなことになるなら、(クロアチアに戻ってこずに)日本でもっとゆっくりしてくればよかった。桜も見れたかもしれないのに・・・日本の家族が心配・・・」とため息をつきながらこぼすと、クロアチア人のママ(義母)やパートナー(旦那)は「大丈夫だよ。ほら、寒い冬も終わり。春は絶対来るんだから。元気をだして。健康でさえいれば、あとは何とかなるよ」とにっこり。 桜だけではなく、いろんな花が咲きはじめています♥ ただ、新型コロナ騒動のせいで仕事が激減してウイルスを恨んでも恨みきれない彼は「大丈夫だよ。きっとそのうち終息するさ」と言いながらも続けて「だんだん暖かくなってきたし・・・太陽の光で焼けしねばいいのに・・・!コロナのやつめ・・・っ!!さっさと散りやがれ・・・!(´;ω;`)」と恨み節(笑) こちらは杏の花。とってもきれいです♥ 桜は散ってほしくないですが、コロナウイルスには早く散り去ってほしいものです。 このブログを読んでくださっている方のなかには、私と同じように不安な気持ちを抱えている方もいらっしゃると思いますが、できるだけ前向きに、お互い健康だけには気を付けて頑張りましょうね(*^^*) (2020年3月13日 小坂井真美) (クロたびスタッフ・ブログ、Twitter、Facebookでは日々クロアチア各地の最新気候情報をはじめ、さまざまな情報をお伝えしています。よろしければフォローしていただけると嬉しいです) ★クロアチアにおける新型コロナウイルス関連情報で、何か旅に役立ちそうな情報が手に入ったら、こちらのまとめページ(「【まとめ】新型コロナ、クロアチア旅行は中止するべき?現地の状況は?(随時更新)」)に随時情報をUPしていきますね。 【これを読めば完璧!?】 クロアチア旅行・観光のよくある質問集 みんなのご質問にクロたびスタッフがお答えします! 【クロたびスタッフの著書もよろしくお願いします】 ⇒ ガイドブック「アドリア海の素敵な街めぐり クロアチアへ」著書発売のお知らせ 「見落とすべきでない観光スポットは?」「おすすめのホテル、レストランは?」「お土産はどこで買えばいい?」など、これまで数えきれないくらい聞かれたご質問に対する答えをギュッと一冊に詰め込みました。 また当サイト(クロたび)では紹介していないお気に入りのカフェやレストランやホテル、お店、各町でのおすすめの過ごし方などなど・・・当サイトには載せきれていない情報もたくさん盛り込んでいます。 よろしければお手に取っていただけると嬉しいです。 ⇒ 「旅するクロアチア語」... »記事
新型コロナによる旅行キャンセル。プリトヴィッツェのチケットは返金・変更可能?メールの書き方も
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、クロアチア旅行をキャンセルされる方も増え、当サイトには多くの方から次のようなご質問が寄せられています(※)。 「個人旅行でプリトヴィッツェのチケットをオンライン購入してしまいました。キャンセルをしたいのですが返金してもらえるのでしょうか?」 「旅行を延期することにしたので、チケットの日付の変更をしたいのですが可能なのでしょうか」 プリトヴィッツェ公園側に問い合わせてみました まず、前提としてプリトヴィッツェ湖群国立公園のオンライン購入により発券されたチケットは「天候不順等を理由にプリトヴィッツェ公園が閉鎖となる場合(※)を除きキャンセルや日付等の変更、返金などはできません」と販売利用規約(英語)にあります。 ただ、当サイトに同じようなご質問がたくさん寄せられたので、本日プリトヴィッツェ公園側に電話をして聞いてみたところ、対応してくれたスタッフは次のように答えてくれました。 「新型コロナウイルスのせいで旅行のキャンセルを余儀なくされている方がたくさんいらっしゃることはもちろん存じ上げております。 販売利用規約にあるように、基本的にはご購入後のキャンセル・変更には対応はしておりませんが、状況が状況ですので、ご質問がある方は各自... »記事
【注意喚起】国境、クロアチア入国時に2000ユーロ請求された日本人の体験談
先日から当ブログで何度かお伝えしていますが、2020年3月9日からクロアチアでは「日本を含む一部の国・地域からクロアチアへ入国する全てのクロアチア人及び外国人は14日間自主隔離の義務を負う」という措置がとられています。 【関連記事】 ⇒ 【要注意】日本からクロアチアへの渡航者は14日間自主隔離!旅行計画は慎重に ⇒ 【続報】新型コロナ┃3月、4月にクロアチア旅行を計画されている方は延期のご検討を 当局の措置による混乱の中、ある日本人男性がクロアチア=ハンガリーの国境でトラブルに遭われました。 当サイトをご覧くださっていたその男性が、有難いことに詳細をメールでお知らせくださったので、今後みなさんが同じようなケースに遭って混乱されないためにもシェアさせていただきます。 日本人男性から届いたメール まず、日本人男性がお寄せくださった2通のメッセージをそのまま紹介させていただきます(ご本人の許可をいただいております)。 (※このメールは2020年3月11日の夜に頂戴しました) お世話になっております。コロナウイルスの渡航制限について、自分の体験した現状の国境での入国管理について、ご報告させていただきます。小坂井様の業務の一助になれば幸いです。 本日、フリックスバスでブダペストからザグレブへの移動途中、国境のパスポートコントロールでは、日本から直接では無いけれども、14日以内(私の場合は2日前)に渡航歴があるということで、引き返すか、€2000を支払ってそのまま旅行を続けるかの選択が求められました。 私の場合、€2000が払えなかったので戻ることにすると、Letenyeという国境付近の街でバスを降りることとなりました。幸い同乗のクロアチア人の方がいろいろ助けてくれて、降りるまでに宿を決め、その宿の前まで送るよう運転手に交渉してくれました。このような状況になってしまったので、私は明日か明後日に、飛行機が取れ次第ブダペストから帰国することにしました。 タイミングも悪かったとはいえ、状況判断が甘かったと反省していますが、懲りずに今度こそクロアチアに行きたいと思います。その際はぜひガイドの方、お願いできればと思いますので、よろしくお願いします。 国境のパスポートコントロールで2000ユーロ(!!)を要求されたとのこと。 もう少しだけ詳しく状況を把握するために「お金を要求してきたのはクロアチア側(クロアチア入国時、クロアチアの入国審査官)でしょうか?また2000ユーロはどういう名目での料金だと説明してきましたか?」とお伺いしたところ、次のようなお返事をいただきました。 (※このメールは2020年3月12日の朝に頂戴しました。なお、一部青字で注釈を加えて編集しています) 「パスポートコントロール」と言われてバスから降りたので、入国時のクロアチア側の担当者だと思っていましたが、通常の状況を知らないので正確には断定しかねます。(場所は、Letenye... »記事
クロアチア=イタリア間のフェリー運航中止に。スロベニア=イタリア間の国境も一部封鎖
ヤドロリニヤのフェリー 新型コロナウイルスの感染拡大が急速に進むイタリア。 イタリアに非常に近いクロアチアにとっても「対岸の火事」ではありません。 「【要注意】日本からクロアチアへの渡航者は14日間自主隔離!旅行計画は慎重に」でお伝えしたように、クロアチア当局は日本を含む一部の国や地域からの渡航者に隔離を義務付けるなどの措置を行っていますが、イタリアからの渡航者の健康状態には特に厳しく目を光らせています。 すでに2020年3月9日から現在に至るまで「イタリア全域からクロアチアへ入国するすべての外国人は14日間隔離施設において隔離する(※)」という措置が取られていましたが、3月11日の朝にはクロアチアの大手フェリー会社ヤドロリニヤ(Jadrolinija)がイタリア=クロアチア間の船の運行を停止すると発表しました(いつまで停止されるか、現段階で期限は発表されていません)。 (※現段階では、日本からの渡航者に関しては「隔離施設での隔離」ではなく、自宅などでの「自主隔離」が義務図けられています) 実際、3月11日の朝にイタリアのアンコーナからスプリットに到着したフェリーに乗船していた93名の乗客のうち下船を希望するものは、外国人は隔離施設にて隔離、クロアチア人は自宅などで自主隔離を義務付けられたとのこと。 今このような状態でイタリア、クロアチアを旅されている日本人旅行者は少ないと思いますが、近々ヤドロリニヤのフェリーでイタリア=クロアチア間を移動する予定をされていた方はご注意ください。 なお、クロアチアの隣国であるスロベニアは、陸路でイタリアと国境を接しているため(しかも感染拡大が深刻な北イタリアに非常に近い)、クロアチア以上に国境での検疫に力を入れている模様。 3月11日より、スロベニアはイタリアとの国境を6か所のポイント(Ratece、Robic、Vrtojba、Skofije、... »記事