11月、暖冬のクロアチア。もうすぐクリスマスなのに・・・
もうあっという間に11月も後半。 ザグレブの街中ではクリスマスのイルミネーションの飾り付けも終わり、店頭にはクリスマスグッズがわんさか並ぶようになってきました。 そんなクロアチアでは、もうクリスマスまでまっしぐら!というような雰囲気が漂っています。 ザグレブはクリスマスのイルミネーション設置が完了しました! ですが、いつもなら「あぁ、もうこんな時期なのか~」と、クリスマスと同時に本格的な冬の到来を心底感じるのですが、今年は今一つ実感が沸かないのです・・・。 そう感じているのは、どうも私だけではなく、周りのクロアチア人も同じのよう。 その理由は、今年の冬は異様に暖かいから。みんな口を揃えて「11月だなんて信じられない温かさだ」「今年の冬は異様に暖かい」「こんなに暖かかったら、ホットワインなんて飲む気にならない」と言っています。 なんでも、クロアチアのニュースによると、この冬は記録的な暖冬なのだそう。今日のザグレブも日中の最高気温は17度(最低気温は7度)と、11月にしてはかなり温かいお天気です。 スプリット 1週間ちょっと前に、日帰りで仕事でスプリットに行ってきたのですが、スプリットはザグレブよりも更に温かくてびっくりしました。 私が訪れた日は残念ながら雨だったのですが、地元民曰く「晴れの日の昼間なら、(暑がりさんなら)コートはいらないくらいだよ」というくらい温かいのだとか。 確かに、今週のスプリットの天気予報を見ると、連日、最高気温は17度~19度程度、最低気温も11度~16度と、11月にしてはかなり温かいです。 とは言え、やはり寒いことには変わりはありませんので、これからクロアチアへお越しの方は防寒対策をしっかり行っていらしてくださいね。 それにしても、あまりにもの暖かさにちょっと心配になってしまいます。 日本や他の国ではどうですか~?? 【関連記事】 ⇒ 【保存版】クロアチアの季節・気候・服装アドバイス (クロたびスタッフ・ブログ、Twitter、Facebookでは日々クロアチア各地の最新気候情報をはじめ、さまざまな情報をお伝えしています。よろしければフォローしていただけると嬉しいです) (2016年11月21日 小坂井真美) 【これを読めば完璧!?】 クロアチア旅行・観光のよくある質問集 みんなのご質問にクロたびスタッフがお答えします! 【クロたびスタッフの著書もよろしくお願いします】 ⇒ ガイドブック「アドリア海の素敵な街めぐり クロアチアへ」著書発売のお知らせ 「見落とすべきでない観光スポットは?」「おすすめのホテル、レストランは?」「お土産はどこで買えばいい?」など、これまで数えきれないくらい聞かれたご質問に対する答えをギュッと一冊に詰め込みました。 また当サイト(クロたび)では紹介していないお気に入りのレストランやホテル、お店、各町でのおすすめの過ごし方など、当サイトには載せていない情報もたくさん盛り込んでいます。 ⇒ 「旅するクロアチア語」... »記事
【現地ガイド伝授】クロアチア旅行の季節・気候・服装アドバイス
クロアチア旅行は服装選びが難しい みなさん、こんにちは!クロアチア在住ガイドのまみです。 このページに辿り着いたみなさんは、きっとクロアチア旅行を計画するにあたり「クロアチア旅行って、ベストシーズンはいつなんだろう?」「クロアチアの気候って、どんな感じなんだろう?」「どんな服装を用意していけばよいのかな?」などと疑問を持っていらっしゃる方がほとんどだと思います。 まず、クロアチアには日本と同じように四季があり、一年を通しいろいろな自然の表情で目を愉しませてくれます。 一年中美しいクロアチアですが、特に旅のベストシーズンは5~9月頃。 この時期、街には花が咲き乱れ、アドリア海は一層キラキラと美しく輝き世界中から訪れる多くの人々を魅了します。 真っ青なアドリア海を見るなら、やはり高確率でお天気に恵まれる夏がおすすめです また7・8月は各地で様々なイベントが行われるので、イベントを楽しみたい方はこの時期の観光がおすすめです。 ところで、クロアチアの気候は訪れる季節やエリアによって大きく異なります。 アドリア海沿いのエリアは地中海性気候、首都のザグレブなど内陸のエリアは大陸性気候に属しています。 クロアチアの春の気候・服装 (4~5月頃) 花が咲き乱れる美しい春 日本人の感覚では3月も「春」と呼びたくなるかもしれませんが、クロアチアではまだまだ寒い日が多く、冬の延長といった感じです。 特に内陸部ではまだ雪がちらつく日もしばしば。本格的な防寒対策はめったに必要ないですが、厚手のコートは必ず準備しておくことをおすすめします。 サマータイムが始まってまもない4月頃から本格的な春が始まり、街や野山にたくさんの花が咲き始めるのもこの時期です。サマータイムは毎年3月最終日曜日の午前1時に始まり、10月最終日曜日の午前1時まで続きます。 4月の中頃になるとアドリア海エリア、内陸エリア共に昼間は20℃を越えることが多くなり、日によっては薄手の長袖やTシャツで過ごせるくらい気温が上がることもありますが、それでも朝・夜は冷えるのであたたかいセーターや上着が必要です。 昼と朝晩の寒暖差が激しいので、重ね着をして体温調節ができるようにするとよいでしょう。 晴れの日は日差しが強いのでサングラスがあると便利です。街を散策しているだけでも結構日に焼けてしまうので、日焼けが気になる方は日焼け止めクリームもお忘れなく! また暖かくなるこの時期から夏にかけて蚊がでてくるようになります。野山や森などの散策の予定がある方は、肌の露出をできるだけ避けたり、蚊よけのローションのご用意を(高圧ガスが使用されているスプレー缶式のものは飛行機内に持込が禁止されていますのでご注意下さい)。 【もっと詳しく知りたい方は】 ⇒ 【保存版】4月のクロアチア観光❘気になる気候や服装は?注意点はある? ⇒ 【保存版】5月のクロアチア観光❘気になる気候や服装は?注意点はある? クロアチアの夏の気候・服装 (6~9月前半頃) アドリア海がいっそう美しく輝く夏 夏、特に7月から8月中頃にかけてクロアチアは観光ハイシーズンを迎えます。一年のなかでもアドリア海の青い輝きはいっそう美しさを増し、世界中から訪れる人々を魅了します。 ドゥブログニクをはじめとするアドリア海沿いの街にはクロアチア国内からの観光客はもちろん、世界中から多くの観光客が訪れます。夏はとても日差しが強く、年によってはかなり気温が上がることもありますが、空気がカラっと乾燥しているのでクーラーがなくても屋内や日陰では比較的快適に過ごすことができます。 この時期は春よりも一層日差しが強くなるのでサングラスや日焼け止めはもちろん、帽子も用意するといいでしょう。 夏と言っても人によっては夜になると肌寒く感じるくらい気温が下がるので、念のための羽織もののご用意を。サマータイムによって日が長くなるので夜も21時近くまで空が明るく、1日が長く感じられます。 【もっと詳しく知りたい方は】 ⇒ 【保存版】6月のクロアチア観光❘気になる気候や服装は?注意点はある? ⇒ 【保存版】7月のクロアチア観光❘気になる気候や服装は?注意点はある? ⇒ 【保存版】8月のクロアチア観光❘気になる気候や服装は?注意点はある? ⇒ 【保存版】9月のクロアチア観光❘気になる気候や服装は?注意点はある? ●夏のクロアチア旅行に用意して行きたい8... »記事
【サマータイム終了】 日本とクロアチアの時差は8時間です
ザグレブ サヴァ川の夕景 明日10月30日午前3時、クロアチアを含むヨーロッパの多くの国はサマータイムが終了し、冬時間となります(もとの時間に戻ります)。 明日からクロアチアと日本の時差は8時間。 サマータイムが終わってしまうのはちょっぴり名残惜しいですが、時間が“戻って来る”特別な感覚を楽しめる1年に1回のこの日が、私は大好きです♪ 今クロアチアにご滞在中のみなさんは、今日の夜寝る前に腕時計を1時間戻してくださいね。 サマータイムも終わり、冬に向かってまっしぐらのクロアチア。ドブロブニクなどアドリア海沿いの町はまだまだ温かい日があるようですが、ザグレブやプリトヴィツェなど内陸の町は毎日かなり寒いです。 これからの時期、クロアチアへお越しの方は防寒対策をしっかりしていらしてくださいね! (2016年10月29日) 記事
【服装・気候情報】10月のクロアチア旅行❘紅葉が始まりました!
先週の土曜日、数週間ぶりにプリトヴィツェへ行って来ました! 数週間前もかなり肌寒かったのですが、随分寒くなっており、秋というよりはもう冬のようなひんやりと空気に包まれていました。 紅葉も始まっており、黄色や赤に色付く園内の木々。 土曜日は日本からお越しになった方々とプリトヴィッツェへご一緒させていただいたのですが「クロアチアは思っていたよりも寒くてびっくりしました。プリトヴィッツェもかなり冷えますね」と驚いていらっしゃいました。 ここ数週間でクロアチア、特に内陸部はぐっと冷え込み、このまま冬本番まっしぐらというような雰囲気。特に朝晩はかなり冷えるため、暖炉やヒーターを使い始めたお家も多くなりました。 遊覧船の上は特に寒かったです。上の写真でもご覧いただける通り、プリトヴィッツェ散策を楽しむみなさんは、完全な冬服でした 寒がりの私は、この日はヒートテック+薄手の長袖+ニットの上着+ダウンコートというかなり温かい服装でプリトヴィツェへ行ったのですが、それでも途中肌寒く感じるくらいでした。 これからクロアチアへ旅行にいらっしゃる方のなかには「まだ10月、秋の旅行だから・・・」と秋服をメインにご用意されるつもりをしている方もいらっしゃるかもしれませんが、これからのクロアチア旅行は温かい冬服をメインにご用意くださいね! スプリットやドブロブニクなどアドリア海沿岸の町では日中薄手の長袖でも十分なくらい温かくなることもあるので、これらの町を散策する時はインナーシャツ、薄手の長袖、温かい長袖、上着(またはコート)というように、重ね着をして体温調節をしっかりとできるようにしておくことをおすすめします。 体が冷えて体調を崩さないように、くれぐれも服装には注意して秋のクロアチア旅行を楽しんでくださいね。それから、毎度しつこいですが、スリにもくれぐれもご注意ください! (10月9日 小坂井真美) 【関連記事】 ●【保存版】クロアチアの季節・気候・服装アドバイス ●秋・冬のクロアチア観光は?「オフシーズン」が狙い目である6つの理由! 【これを読めば完璧!?】 クロアチア旅行・観光のよくある質問集 みんなのご質問にクロたびスタッフがお答えします! 記事
【現地レポート】ザグレブからの日帰り旅行にも!ロニュスコ・ポリェに行ってきました
田舎風の素朴な建物が並ぶAUGUSTの敷地 先週の土曜日、ザグレブから車で約1時間の所に位置するロニュスコ・ポリェ(Lonjsko... »記事
【現地レポート】クロアチアワインと料理、伝統文化を堪能するなら『ロイヤルワインロード』
ロイヤルワインロードの敷地内には樹齢100年以上のオリーブの木が ⇒ 前回の記事『【現地レポート&インタビュー】アドリア海を望む王様の葡萄畑『ロイヤルワインロード』はこちら) ザダル近郊に位置する、アドリア海を一望できる『ロイヤルワインロード(Kraljevski... »記事
【現地レポート&インタビュー】アドリア海を望む王様の葡萄畑『ロイヤルワインロード』
アドリア海と島々を一望できるワインヤード 先日、ザダル近郊のワイナリー『ロイヤルワインヤード(Kraljevski... »記事
クロアチアが学生旅行・卒業旅行にぴったりな7つの理由
学生旅行、特に卒業旅行は一生の思い出になる特別な旅行。楽しかった学生生活を共に過ごした仲間たちと共に、とっておきの思い出を作る大切な旅です。社会人になれば一緒に旅、まして海外旅行なんて、そう簡単にできるものではありません。 「時間に余裕がある学生のうちに海外を旅したい」 「学生時代最後の思い出に、友達と一緒に旅に出て最高の思い出作りをしたい!」 こう考えている学生のみなさん、次の休みの旅先、とっておきの卒業旅行はクロアチアにしませんか? 今回は学生旅行・卒業旅行にクロアチアがぴったりな7つの理由をお伝えします。 節約旅でも楽しめる 「時間に余裕があるけれど、お財布にあまり余裕がない」という人も多いのが学生時代。「いかに節約しながら楽しむか」が学生さんたちの旅の大きな課題のひとつですよね。 でも、一生に一度かもしれない友達との旅。節約したい一心に、あまりケチケチし過ぎたりお金の心配ばかりしていては、楽しい旅のはずがストレスが溜まる旅となってしまします。 決して『物価が安い国』とは言えませんが、北欧や西欧などと比べるとやはり安いクロアチア。しっかりと節約するポイントを見極めれば、節約旅でも十分に楽しむことができる国なのです。「できるだけ安く、ヨーロッパ旅行を楽しみたい」という学生さんにおすすめです! クロアチアの物価や旅行の節約のポイントは下記をご覧ください >「安い?高い?」 気になる、クロアチアの物価 > クロアチア カフェ・レストランの平均価格と節約のヒント >【節約派必見】クロアチア旅行で食費を抑える6つのヒント 無駄なお土産を買わない、現地の公共機関は割引チケットを利用するなど、上手に節約できるところは節約して、出すべきところはしっかりと出して、素敵な旅を楽しんでくださいね。 お手頃価格の宿がいっぱい 旅費の大きな部分を占める宿代。宿代を抑えることができれば、大きな節約となりますよね。 クロアチアにはホステルやアパートメントタイプの宿が豊富に存在するため、利用人数にもよりますが、ひとり2、3000円も出せば素敵な宿に泊まれることもあるのです! 「宿は寝るだけだから、あまりこだわらない」という学生さんも多いと思いますが、やはりできれば安くても快適に泊まれる所がいいですよね。アパートメントタイプの宿なら、そんなわがままだって叶えてくれます! 旅行会社のパッケージツアーではなく、バックパックを含め個人旅でクロアチアを楽しもうと考えている方には、アパートメントタイプの宿(アパートメントホテル)の利用の検討を強くおすすめします。 関連記事 >クロアチアを暮らすように旅できる ソベ・アパルトマンとは? >アパートメントホテルの予約の仕方と、知っておきたい6つのポイント >利用前に知っておきたい「アパートメントホテル」と「ホテル」の違いと注意点 治安が良い 学生さんの海外旅行は「安く旅を楽しめる国から選ぶ」というのもひとつのポイントですが、やはり治安面が気になりますよね。いくら安く旅を楽しめると言っても、治安面・安全面は重視したいところです。 クロアチアはヨーロッパの中では比較的安く旅ができる国であるにも関わらず、治安面が良い国としても知られています。凶悪犯罪が少なく治安の良いため、女性でも安心して一人旅を楽しんでいただけるような平和な国です。 ただし、いくら治安の良いクロアチアとは言え、近年旅行者を狙ったスリが増えてきていますので、旅行中はくれぐれもご注意ください。 関連記事 >【2016年版】クロアチアの治安は?観光中に気を付けるべきポイント >要チェック!スリのターゲットになりやすい人の6つの特徴 英語がよく通じる クロアチアでは英語がよく通じるため、英語が得意な方なら旅行中コミュニケーションに不便を感じることはほとんどないでしょう。 観光地では特に若い世代を中心に英語がよく通じ、年配層にはドイツ語も比較的よく通じます。また、海岸沿いの地方(特にイストラ地方)では、イタリアが近いことからイタリア語が通じることもあります。 ... »記事