コロナ感染者数爆増のクロアチア!今年のクリスマスはどうなる??
11月13日のイェラチッチ総督広場 こんにちは! あっと言う間に11月。今年もあと1ヶ月半となりましたね。 最近ザグレブはぐっと寒くなり、毎日どんより曇り空の日が続いています。 ヨーロッパでは再びコロナ感染者が爆発的に増えてきていますが、クロアチアも同様。 ここ数日は日々(24時間以内)の新規感染者数が3000人(!!)を超えています。 クロアチアの人口は約400万人。大阪府の約半分弱しか人がいない国なのに、この数はさすがにマズ過ぎますよね・・・(;´・ω・) ザグレブのズリニェバッツ公園。落ち葉が美しいです それでも現状、クロアチアでは再ロックダウンなどは行われておらず、店舗や公共交通機関でのマスク着用義務などはあるものの、お店やレストラン・カフェもコロナ以前とほぼ変わりなく営業を続けており、日常生活に大きな支障はありません。 でも、最近は知り合いや友人から「知り合いがコロナに感染したらしい」という話もちょこちょこ耳にしており「コロナが身近まで迫ってきている・・・本当に気を付けないと・・・!」と内心ヒヤヒヤしています。 どんより曇り空の中、ずっと家にこもっていると気持ちが沈んでしまいそうなので、本当は街(ザグレブ市内)に気軽に出かけたいのですが、高齢の家族のことなどを考えると、やはり不要な外出は控えよう・・・と家にこもりがちに・・・。 でも一昨日、市内に用事があったついでに、久しぶりに街をぶらっと散策してきました♪ イェラチッチ総督広場では楽しそうなイベントが開催されていました! たくさんの露店が立ち並び、クロアチア各地の特産品(チーズやプロシュート、ハチミツ、オリーブオイルなど)や手芸品などが売られていました。 いつもならこのような場所には観光客もたくさん歩いているのですが、今のご時世、歩いているのは地元民ばかり。 それにしても、お隣のイタリアなどでは再びロックダウンも行われるというのに、ザグレブはこんな状態・・・いやはや・・・平和ですね・・・。そりゃ、新規感染者が毎日3000人以上も増えるわけだ・・・(苦笑)(;´▽`A“ 冬の名物『ホットワイン』も売られていましたよ! また、毎年12月になるとクリスマスマーケットに随分力を入れているザグレブ。 「今年はコロナでこんな状態だし、クリスマスイベントも中止かな?」なんて思っていたのですが、先月あたまのザグレブ市の発表では「マスクに手袋など対策を徹底。コロナに気を付けながら開催します!」とやる気満々の様子です。 クリスマスイベントが中止となればなったで寂しい気持ちになったと思いますが「今年もやりますよ~!」という発表を聞いて、思わず「やるんかいっ!」と心の中でツッコんでしまいました(苦笑) 去年のザグレブのクリスマスイベント(12月)の様子 ヨーロッパでコロナ第一波が吹き荒れ、クロアチアを含む欧米各国がロックダウンを実施していた3月~4月上旬にかけての頃は「クロアチアはコロナ感染者を上手くコントロールできている!俺たち、頑張ってるよなっ!!」と自画自賛する声も多かったのですが、半年以上経ってこの有様・・・。 今ではすっかりコロナ渦の生活に慣れてしまい、危機感が薄い人も増えているような気がします。 このゆるい感じがなんだかクロアチアらしいよなぁ・・・と苦笑いしつつ、医療機関で頑張ってくださっている方々の負担が増えないことを祈るばかりです。 毎年恒例、イェラチッチ総督広場の巨大なツリー(写真は2019年のものです) また観光業で生計を立てている人も多いクロアチア。 「コロナの影響で今年は仕事がほぼゼロ・・・」「収入が激減したよ。やばい・・・」と嘆く人もたくさんいますが、それでも「まぁ、生きていればなんとかなるさ。家族や大切な人が元気で健康でいてくれるのが何より。戦争(91年~95年のクロアチア独立戦争)の時のことを思えば、なんともないさ」「仕事も今までの仕事はほぼゼロになっちゃったけど、他の仕事を探せばいいんだから。時給が低すぎて泣きそうだけど、収入が途絶えるよりマシだから・・・家族を養わないと」と笑って話す彼らのメンタルの強さに色々学ぶこともありました。 (2019年のザグレブ・クリスマスマーケットの様子) 最近は徐々にクリスマスムードが高まりつつあり、みんなの頭の中ではジングルベル♪が鳴り響いているようです(*´ω`*) 夏の終わりに「収入がぁぁ~ゼロだよぉぉぉ~・・・本当にどうしよう・・・」と散々嘆いていたガイド仲間の友達も、つい最近話した時は「クリスマス、楽しみだね~♪」と嬉しそうに顔をホクホクさせて話していたり・・・。 そんな様子を見ていると「彼らからクリスマスを取り上げてしまうなんて、できないよなぁ・・・」と思ってしまいます。 一部の街灯にクリスマス・イルミネーションが設置されていました 長くて暗いヨーロッパ、クロアチアの冬。どんより曇り空の毎日でも、クリスマスのデコレーションやイルミネーションを目にすると心がぽっと暖かくなります。 そんな人々の心に光を灯してくれるクリスマス・イルミネーションの設置がザグレブ市内各所で少しずつ始まっています。 設置が始まっているのはほんの一部ですが、11月末までの完成に向けてこれから急ピッチで準備が進んでいくことでしょう。 また当ブログ以外にも、この日の街歩きの様子の他、12月になったらクリスマスムード満点のザグレブの様子をYouTube動画『クロたびしょう』でもお届け予定ですので、よろしければ見逃さないようにチャンネル登録していただけると嬉しいです(*^^*) それでは、みなさんも引き続き風邪やコロナにはくれぐれもお気をつけて・・・! (2020年11月14日 小坂井真美) ♥ クロたびスタッフ・ブログ、Twitter、Facebookでは日々クロアチア各地の最新気候情報をはじめ、さまざまな情報をお伝えしています。よろしければフォローしていただけると嬉しいです。 またYou... »記事
プーラで見逃せない観光スポット6選 + 旅が10倍楽しくなる歴史の豆知識(クロアチア)
プーラには非常に保存状態が良いコロッセオがあります イストラ半島の先端に位置する港町、プーラ。 日本で「クロアチアのローマ遺跡の街」といえばスプリットが有名ですが、実はクロアチアで「最も大規模なローマ遺跡」が残されているのはここプーラなのです! プーラは非常に古い歴史を持つ町。人が定住している町として初めて記録されたのは、なんと紀元前10世紀まで遡ると言われています。 またプーラという町の名前の由来は「逃亡者の街」を表す「ポライ」。ギリシア神話の英雄イアソン(イアーソーン)がアルゴー船に乗って「コルキス」という古代グルジアの王国まで金羊毛皮(黄金の羊の毛皮)を求めて冒険した有名な物語がありますが、プーラはその神話に「ポライ」として登場します。 というのも、イアソンはコルキスでまんまと金羊毛皮を手に入れるのですが、それを奪い返そうとコルキス軍がアドリア海北部までイアソンをしつこく追ってきます。ですが、イアソンはその追撃を逃げ切り、金羊毛皮を奪い返すことができなかった兵士たちは国に帰ることもできず、ここプーラに集落を作り住み着いたのだと伝えられています。 そんなギリシア神話の舞台の一部となったプーラには、古代ローマの遺跡以外にも、ギリシア時代の陶器なども出土しており、ギリシア文化の痕跡も見受けられます。 この夏、そんな歴史ロマン溢れるプーラをちょこっと散策してきました。今回はプーラ散策前に知っておくとより観光が楽しくなる歴史の豆知識を交えながら、プーラを訪れたらみなさんに必ず訪れていただきたいおすすめスポットを6つお伝えします。 円形競技場 まるで「小さなローマ」のようなクロアチアのプーラ 数多くのローマ遺跡が点在するプーラ。あまりにも多すぎて「どこから見学するべき?」と迷ってしまう方もいると思いますが、この町を訪れたら絶対に見逃せないのが円形競技場です。 「えっ?円形競技場って、イタリアのローマにあるんじゃないの?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、古代ローマ時代に造られた円形競技場は、イタリア以外にもかつてのローマ帝国各地に点在しています。 ローマ帝国全土に築かれた円形競技場の数は250を超えると言われており、そのうちのひとつがここプーラにあるもの。1世紀、初代ローマ皇帝アウグストゥス(オクタウィアヌス/... »記事
【クロアチア便り】落ち葉舞い散る、実りの秋がやってきました
落ち葉の上でご機嫌のクロすけ こんにちは! あっと言う間に9月も残り数日。 時折、まだ日中少し暑くなる日もありますが、ザグレブはすっかり秋になってしまいました。 (↑)初夏にたくさんの実をつけてくれた庭のさくらんぼの木も、すっかり秋の装い。 黄色くなった葉っぱがハラハラと落ちはじめました。 日本と同じく四季が美しいクロアチア。 春夏秋冬、どの季節も美しく甲乙付け難いてすが、私はクロアチアの秋が大好きです。 空も高く、秋の晴れた日にはついつい散歩をしたくなります。 この6月に我が家にやってきたペットのクロすけもお散歩が大好き。 ... »記事
【クロアチア便り】ザグレブで見つけた小さい秋 (9月上旬クロアチア気候・服装情報)
9月8日のイェラチッチ総督広場 こんにちは! 9月もそろそろ半ばですね。みなさんもお元気でお過ごしでしょうか? ザグレブは9月に入った途端、急に朝晩冷え込むようになりました。 朝晩の気温は12℃前後。日中も20℃台前半で、薄手の長袖で出歩く人も増えてきました。 夏休みに泳いだイストラの海 アドリア海沿岸沿いの街、とくにスプリットやドブロブニクなど南側はまだ暖かく、9月になってからもまだ海で泳いでいる人がたくさんいるそうですが、ここザグレブでは夏は過ぎ去りつつあります。 つい一週間ちょっと前までイストラ半島の海で毎日プカプカ泳いでいたのに・・・もう夏が終わってしまうなんて、ちょっぴり寂しい・・・。 (前回のブログ:【クロアチア便り】イストラ半島の海で夏を満喫してきました ) ザグレブに戻って来て数日もしないうちに、急に秋の空気にガラッと変わってしまったので、なんだか不思議な気分です。 でも、毎日とても良い天気。ひんやりとした空気を感じながら空を見上げると、なんとも清々しい良い気持ちになります。 ついこの間まで見ていた夏の空と比べると、ちょっぴりと青い色が薄く、空が高く感じられます。 「天高く馬肥ゆる秋」と言いますが、秋の空気は澄み切っていて、空が高く見えますよね。 日本と同様、四季折々の美しさがあるクロアチア。 春、夏、秋、冬・・・どれもその季節ならではの楽しさ、美しさがあり、待ち遠しい限り。 でも、あえて「それでも、どの季節が一番好き?」と尋ねられたら、私は「秋」を選びます。 みなさんが好きな季節はどれですか? ザグレブのトミスラブ王広場 特に好きなのは、秋の晴れた日。 真っ青で高い空の下、ひんやりと冷たい空気に包まれながら落ち葉が舞う道を歩いているだけで、幸せな気持ちに包まれ思わず笑顔になってしまいそうになります。(ひとりで歩いている時はニヤニヤ笑顔でいると怪しい人だと思われるので、顔が緩むのを堪えています(;^^)(笑)) ズリニェバッツ公園 いつもそんな最高の気分にしてくれるのは、ザグレブのズリニェバッツ公園。 どの季節に訪れても美しいですが、私は秋のズリニェバッツ公園が大好きです。 9月に入ってからザグレブ市内を訪れる度に、まだちょっと早いけれど、秋を感じたくてズリニェバッツ公園へ足を運んでいます。 ここには樹齢100年を超える大きなプラタナスの木が立ち並んでおり、秋になるとハラハラと葉っぱが舞い散ります。 落ち葉の上を歩くとシャリ・・・シャリ・・・と音がして、秋を踏みしめている気分に。思わず心が弾みます。 公園のベンチや芝生の上では家族や友達とおしゃべりしたり、本を読んでいる地元民の姿が見えました。 芝生の上には大きな椅子とスクリーンが設置されていました (私が住んでいる所からザグレブ市内まではちょっと距離があるので、用事がないと市内には来ませんが)もしこの公園の近くに住んでいたら、毎日でも足を運んでベンチに腰かけて過ごしていたことでしょう。 公園のベンチでひと休みしたあと、大聖堂へ向かいました。 これまで当ブログでも何度かお伝えしてきましたが、今年の3月22日のザグレブ地震で被災してしまった大聖堂。 (関連ブログ記事:2020年3月22日公開 【現地レポート】ザグレブでM5.5の地震が発生。大聖堂の尖塔も崩れ、市内で被害が出ています) 修復作業が進められているようですが、未だに大聖堂内部は拝観できない状態です。 でもこの日は大聖堂の周辺が歩けるようになっていて、修復途中の様子を間近に見ることができました。 大聖堂の尖塔に設置される予定のパーツ 大聖堂の横に立つ大きな木は、ほとんど葉っぱが落ちていてすっかり秋の装い。 わずかに枝に残っている葉っぱたちも黄色く色づいていました。 ザグレブの街の復興とコロナの収束を願いながら大聖堂を眺めたあとは、ドラツ市場へ。 8月にのぞいた時は、夏のバカンスに出かけたザグレブっ子が多い時期だったため人が少なくちょっと寂しかった市場ですが、夏休みも終わり活気が戻っていました! (8月のドラツ市場の様子の動画:夏のバカンスでからっぽのザグレブ街歩き♪ドラツ青空市場) いつも旬の食材が売られている青空市場。 「なにか秋らしいものは売っているかな?でもやっぱり、まだちょっと早いかな~?」とぶらぶら歩いていると、飾り用のかぼちゃが売られているのを発見しました♬ ヘンテコな形だけれど、それがまた可愛らしくて・・・(*´ω`) 鮮やかなオレンジ色も見ていて元気がでます。 家に連れて帰ってきたカボチャ このカボチャ、我が家では毎年秋秋になると飾っているので、この日も早速買って帰りました。 また食用のかぼちゃを売るお店もちらほらありました。 あともう少し秋が深まると栗やポルチーニ茸も出回りはじめるのですが、この日見かけた秋らしい食材はかぼちゃだけ。 また今度市内へ行ったら市場を覗いてみようと思います♬ この日のドラツ市場の詳しい様子は近々YouTube「クロたびしょう」で動画でお届けする予定なので、よろしければチャンネル登録していただけると嬉しいです(登録していただくと動画をUPしたら通知のお知らせが届くようになります(*^^*)) それでは、また・・・! 【関連記事】 【保存版】9月のクロアチア観光❘気になる気候や服装は?注意点はある? (2020年9月10日 小坂井真美) ♥ クロたびスタッフ・ブログ、Twitter、Facebookでは日々クロアチア各地の最新気候情報をはじめ、さまざまな情報をお伝えしています。よろしければフォローしていただけると嬉しいです。 またYou... »記事
【クロアチア便り】イストラ半島の海で夏を満喫してきました
こんにちは! 早いもので、あっという間に8月も終わってしまいましたね。 暦が9月に変わった途端、「あぁ…もうすぐ夏も終わりなんだな〜…」としみじみと感じます。 夏休みのシーズンでもある8月。みなさんはどんな夏を過ごされましたか? 私はいつもの8月なら観光ガイドとしてクロアチア中を飛び回る忙しい一カ月ですが、今年新型はコロナのおかげ(?)で時間がありあまっていたので、心穏やかにクロアチアの夏を満喫することができました。 8月最後の1週間は、夫とふたりでちょっと遅い夏休みを楽しみにイストラ半島の海辺で過ごしてきました。 今回私たちが滞在したのはプーラ近郊の小さな集落。 良い意味で海しかなく、ゆったりとした穏やかな時間が流れる素敵な所でした。 ベランダから見えた朝日 ベッドルームに差し込んでくる日の光で目が自然と覚める朝・・・。毎朝、ベランダからはとってもきれいな朝日を眺めることができました。 目が覚めたら、朝ごはんのサンドイッチをボックスに詰めて、海で泳ぐ準備をして海辺へGO。 海を眺めながらサンドイッチを食べた後は、冷たい海へダイブしてリフレッシュ! 一気に目と身体がシャキッと覚めます。 その後、お昼過ぎまで海で遊んで、ちょっと疲れたらアパートに帰って、お昼ごはんを食べてひと休み・・・。 そして15、16時頃にまた海へ戻りひと泳ぎ。 泳ぎ疲れたら、海を眺めながらおしゃべりをしたり、うとうとしたり・・・の繰り返し。 月光に照らされる海で泳ぐ海ぼうず・・・ではなく夫(笑) 夜になったら晩御飯を食べて、余力があれば月と星と海を見に夜の散歩・・・。 こんな風にのんびりとした一週間を過ごしました。 月に照らされキラキラ輝くアドリア海 一週間滞在している中、「せっかくプーラ近郊に滞在しているんだから、イストラ半島の街をあちらこちら巡りたいな・・・」とも思っていたのですが、(コロナの影響で、私たちは2020年は一年を通して”夏休み”状態だというのに)「えぇ~。せっかくの“夏休み”なんだから、海でゆっくりしたい」という夫に負けて、海辺からほとんど動きませんでした(笑) プーラには非常に保存状態が良いコロッセオがあります でも、「せっかくの機会なんだから!」と岩のように海の側から動こうとしない夫を説得して、それぞれほんのちょこっとの短い時間でしたがプーラとロヴィニにも行ってきました。 美しい港町ロヴィニ 動画も撮ってきたので、また近々頑張って編集して、クロたびしょうにて街の様子をみなさんにお届けしますね。(見逃さないようにチャンネル登録していただけると嬉しいです(*^^*)) 「この夏はクロアチア旅行を楽しみにしていたのに、コロナの影響でキャンセルせざるを得なかった・・・」という方も多いと思うので、動画を通して少しでもクロアチアを旅する気分を楽しんでいただけると嬉しいです。 ロヴィニの夕日 ところで、早朝8時前や夕暮れ時に地元っ子たちが泳いでいるのを見て「こんな時間に泳ぐなんて元気だな~。海も冷たいだろうに・・・」なんて思っていたのですが、実は大きな思い込みであることに今回気が付きました。 外での散歩が大好きなわんぱく坊主のクロすけ 早朝、相棒のクロすけを連れて散歩をしていたら、ネコを連れて歩いているヘンな外国人(私)を物珍しく思ったのか、海水浴を楽しんでいるクロアチア人女性が海の中から話しかけてきました。 最初は「かわいいネコね!名前は、何ていうの?」という他愛もない会話から始まり、お姉さんといろいろ話が弾みました。 (☆クロすけとの日常の様子は「クロねこくろ」にてお届けしています。よろしければこちらも覗いていただけると嬉しいです(*´ω`*)) いろんなものに興味深々 「まだこんなに朝早くて太陽も昇りきっていないのに、寒くないんですか?」と尋ねる私に「朝で気温が上がり過ぎていない今だからいいのよ~!お昼になって気温が高くなると、水温と外気の温度差が開いて、海に入ると余計冷たく感じるのよ。だから今(8時頃)の海水浴が一番いいのよ☆ ほら、あなたも泳ぐべきよ!」とお姉さん。 その言葉を聞いて「わかった、早速試してみます!クロすけを宿に戻して、海水浴の準備をしてきますね」と言い残し、ダッシュで海に舞い戻ってきました。 そして思い切って海に入ってみたら、お姉さんが言ったとおり! クロアチアの海は水温が25℃前後と日本の海と比べると低いことが多く、私はいつも海に身体を浸けきるまでかなり時間を要していたのですが、朝の海だと比較的すんなり入ることができました。 今までは、せっかくクロアチアの海に行ってもこんな感じで、身体を水になるべく浸けないようにしてひたすら海上に浮かんでいました(;´▽`A“ これまで、せっかくクロアチアの海に行っても「冷たい・・・」と浮き輪の上でプカプカ浮いているか、思い切って海の中に飛び込んでも1日2,3回(しかも1度の遊泳時間はわずか数分)が限界でしたが、今回は朝と夕方の時間帯を狙ったおかげで、数えきれないくらい何度も、長い時間海水浴を楽しむことができました。 「澄んだアドリア海に思いっきりダイブしてみたい!子供の頃のようにヘトヘトになるまで泳いでみたい~」なんて思いながらも、今まで海水の冷たさに腰が引けていましたが、今回ついに実現することができました。 こんな感じで足だけ浸けて「冷たい~!」とヒーヒー言うより、水着になって一気にダイブすると冷たさも吹っ飛びます! 実際「クロアチアの海は冷たかった!泳ぎたかったけれど、冷たすぎて断念しました」という日本人観光客の方も多いですが、ぜひみなさんも朝や夕暮れ時の時間帯を狙ってみてください。 (なお、クロアチアの海で泳ぐ際の注意点は『クロアチアの海で泳ぐ時の4つの注意点┃イタイ目に遭わないようアレに気をつけて!』をご覧ください) また今回泳いだ海の様子も動画(クロたびしょう)にて順次お届けしますね! では、また・・・! (2020年9月2日 小坂井真美) ♥ クロたびスタッフ・ブログ、Twitter、Facebookでは日々クロアチア各地の最新気候情報をはじめ、さまざまな情報をお伝えしています。よろしければフォローしていただけると嬉しいです。 またYou... »記事
【クロアチア便り】8月、夏真っ盛りのザグレブはからっぽです(動画付き)
ザグレブのドラツ市場 みなさん、こんにちは! 今、日本はちょうどお盆休みの期間ですが、いかがお過ごしでしょうか? からっぽのイェラチッチ総督広場 今週の月曜日、市内にちょっと用事があったので出向いたついでに、カメラを持ってちょこっとだけザグレブ市内中心部を散策してきました。 8月に入り本格的な「バカンスモード」に突入したクロアチア。夏休みを満喫中の人も多く、ザグレブではたくさんの人が海を求めてアドリア海沿いの街へバカンスへくりだしてしまいました。 そんなザグレブの街中はからっぽ・・・(^^;) イェラチッチ総督広場 平日の昼間だというのに、いつもは賑わっているイェラチッチ総督広場もご覧のとおり。人がまばらです。 毎年夏になると地元っ子がバカンスに出かける時期は人通りがいつもより少なくなるザグレブ。でも、例年なら海外からの観光客がたくさんいるので、広場では様々なイベントなども行われ賑やかです。 ズリニェバッツ公園 でも、コロナの影響で観光客もほとんどいない今年はこのとおり・・・(;´▽`A“ 昔、ザグレブに20年以上住んでいる日本人の方から「ここ10年くらいで、夏でもザグレブはお店が営業するようになったけれど、昔は夏季休業に入ってしまうお店やカフェ、レストランがいっぱいあったんだよ。昔は夏のクロアチアに来る観光客といえば海ばかりで、ザグレブはあんまり観光のイメージがなかったからねぇ」なんて話を聞いたのをふっと思い出しました。 ザグレブっ子も海でのんびりしているのでしょう(*´ω`) 「10年以上前のザグレブの夏は、きっとこんな感じだったのかな~」なんて思いながらドラツ市場へ向かいました。 「おぉ!結構人がいるやん!パラソルもたくさん開いてる♬」と思ったのもつかの間。 いつもいる野菜売りのおじちゃん、おばちゃんの姿がなく空っぽのブースもポツポツ目立っていました。 特にガラガラだったのがチーズ屋さんコーナー(↑) いつもは自家製チーズを売るおばちゃんたちがたくさんいるのですが、この日はたった3軒しか開いていませんでした。 (↑)しかも、そのうち1軒はおばちゃんがどこかで休憩しているのか、ハトが店番をしていました(笑) それにしても、市場はいつ行っても楽しい! 色とりどりの旬の果物や野菜がたくさん並んでいて、見て周るだけでもワクワクします♬ (↑)こちらはクロアチア人が大好きな夏のフルーツ、プラム(プルーン)。 皮は剥かずにそのまま食べたり、ジャムにする人もいます。(うちのママは夏にボスニアの故郷に帰省する度にプラムを大量に持って帰って来て「食べきれないから」と、これまた食べきれないくらい大量のジャムを作ってくれます(;´▽`A“) (↑)こちらはクロアチア人が大好きな夏野菜、パプリカ。 ほんのり甘く、肉厚でジューシー!細切りにして、そのまま生でパリパリ食べてもおいしいです。 (ちなみに市場でパプリカを見かけて、一緒に歩いていた夫が「パプリ~カ~♬」と米津玄師さんのパプリカのサビを一瞬口ずさんでいました(笑)※彼はめちゃくちゃ音痴です(;^ω^) ) (↑)クロアチアで見かけるパプリカにはいくつか種類があるのですが、日本人にとってちょっと珍しいのが上の写真のような薄黄緑色のパプリカ。 赤パプリカと比べると、ちょっと甘さ控えめ。クロアチアの夏のおふくろの味「パプリカの肉詰め」などに使われるのはこの種類です。 パプリカの肉詰め 夏はたくさんのベリーも採れます♬ (↓)下の写真はラズベリーにブラックベリー! ベリーが大好きなのでぜひとも買って帰りたかったのですが、このあと用事があったので「持ち運んでいたら家に帰った頃にはグチャグチャになっているだろうな~・・・」と残念ですが諦めることにしました💦 (↑)メロンにいろんな種類の桃♥ 大好物ばかりで甘い香りに包まれて近くを通るだけでも幸せな気分になります(*´ω`) ちなみに、上の写真の中央に映っているのは「蟠桃」という種類の桃。 別の日に買った蟠桃 クロアチア語では「Plosnata... »記事
【クロアチア便り】アドリア海!ツリクヴェニツァへ泳ぎに行ってきました(動画付き)
こんにちは! 早いもので、もう8月ですね。 そろそろ日本はお盆休みの時期ですが、みなさんはこの夏はどのようにお過ごしの予定でしょうか? ... »記事
クロアチア新型コロナ最新情報┃EU圏からの旅行はOK、マスクは必須!日本からの旅行は?
こんにちは!あっという間に7月も終わりですね。 最近、日本でもまた新型コロナウイルス感染が再拡大しているみたいで心配です。クロアチアでも6月上旬あたりまでは感染者がぐっと減り「新規感染者が0名」という日も続いていましたが、その後いろいろなお店やカフェ・レストランがほぼ通常通りに営業を開始し「日常」が戻ってきた6月中旬あたりから、また感染者がちょこちょこ出始めました。 最近ではクロアチアでも24時間以内の新規感染者が数十名単位で報告される日がずっと続いています。 さて、この夏はこんな状況で、残念ながら日本でも海外旅行に行けるような雰囲気ではありませんよね。「7月、8月のクロアチア旅行は諦めた」という方がほとんどだと思いますが、9月以降に予定をしている方のなかには「まだちょっと悩んでいる」という人もいらっしゃるみたいです。 とはいえ「航空会社からフライトキャンセルの連絡があったので、旅行自体を諦めました」「やはりこんなご時世なので、クロアチア旅行は来年以降に再チャレンジします」という方がほとんどですが、「やっぱり決断する前に、再度、現地の最新情報を知りたい」という方のために情報をまとめました。 (2020年8月21日更新【EU圏にお住まいの方へ】:クロアチア、新型コロナ新規感染者数過去最悪に!EU圏からの旅行も赤信号 ) 結論・・・日本からの旅行は諦めた方がベター 7月1日から一旦「観光、ビジネス目的であっても、EU・シェンゲン域外の(日本を含む)第三国からクロアチアへの入国OK!」となり、周りのクロアチア人も「これでちょっと安心だね!7月からは日本人もクロアチアに旅に来てもらえるよ♪」なんて喜んでいたのもつかの間。 その後、新型コロナ感染者が増え続け、7月10日には24時間以内の感染者が再度100名を突破しました。それと同時に「やっぱり、(日本を含む)第三国からクロアチアへの入国は条件付きにする」と変更。 その条件とは具体的には次の通り: 「観光、ビジネス、就学やその他緊急の私事事情により、EU・シェンゲン域外の(日本を含む)第三国からクロアチアへの入国する者は、14日間の自主隔離の義務を負う。ただし、クロアチアへの入国の目的が観光、ビジネス、就学の場合、48時間以内に実施されたPCR検査の陰性結果を提出すれば自主隔離は免除」 つまり、日本からの観光客であっても、48時間以内に実施されたPCR検査の陰性結果を示す書類を提出すればクロアチアに入国、その後旅も通常どおりできる、ということです。 でも、今の状況を見ていると、やっぱり少なくとも今年のクロアチア旅行はキャンセルして、来年以降に再チャレンジされた方がいいのでは・・・と私は思います。少しでも早い収束を願っていますが、あと数か月で状況が劇的に改善するとも思いませんし・・・。今年中どころか、来年以降もまだ目途が立っていないような状況ですものね💦 なお、「それでも、どうしても今クロアチアへ行く必要があるんだ!」という方は、PCR検査は出国前にされる方がクロアチア入国時に何かとスムーズかと思いますが、クロアチアに到着してからの検査を希望される方は、クロアチア各都市の病院で検査を受けることができます。検査の種類にもよりますが、費用は500~700クーナ。 ご参考までに次にザグレブ、スプリット、ドブロブニク各都市でPCR検査ができる施設の情報をお伝えします。 ザグレブ:Dr.... »記事