【現地レポート】クロアチア&スロベニアから気軽に行けるイタリアの町、トリエステ
スロベニア=イタリアの国境沿いの町、トリエステ 先日、仕事を兼ねてイタリアのトリエステに行って来ました。 筆者が住むクロアチアのザグレブからトリエステまではバスで約4時間。バスのチケット代も片道9ユーロ~激安!!クロアチアから気軽に行けるイタリアなのです。 アドリア海を挟んですぐ対岸にあるイタリアなのに、先日まではローマしか行ったことがなかった筆者。 街中が美術館のようなローマもとっても素敵な町でしたが、個人的には観光客がそんなに多くない、こぢんまりとしたトリエステの方が、なんだかしっくり、落ち着いて街歩きを楽しむことができました。 ... »記事
【現地レポート】5月(GW)のプリトヴィッツェ湖群国立公園の様子
日本はGW(ゴールデンウィーク)真っ最中ですね! 当ページをご覧いただいている皆様の中には「今まさにクロアチアを旅行中!」「これからクロアチアに向けて出発!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。やはりGW期間中のためか、今週に入ってからクロアチアでも日本人旅行者のお姿をよく見かけるようになりました。 これから夏に向けて、日に日に旅行者の数が増えるクロアチア。先月末あたりから、日本人旅行者に限らず、クロアチア各地の観光地で見かける旅行者の数が一気にぐっと増えました。 今日はGWにクロアチアへご旅行に来てくださった方と一緒にザグレブからプリトヴィッツェ湖群国立公園へ日帰りで行って来たのですが、園内はかなり賑わっていました。 プリトヴィッツェへの道中立ち寄ったラストケ村 今日ザグレブを出発したのは朝8:00頃。途中ラストケ村に立ち寄って小休止したため、プリトヴィッツェに到着したのは11:00頃だったのですが、「エントランス1」のチケットカウンターには、チケットを購入するために並んでいる人の列ができていました。 私たちは当サイトでもおすすめツアーとしてご紹介させていただいているZagrebToursの日帰りツアーを利用して、ガイドさんと行ったためチケットカウンターに並ばずスムーズに入園することができたのですが、もし列に並んでいたら、少なくとも10分ちょっとはかかっていたと思います。 また今日は団体ツアーの旅行客の方々のお姿(特に中国と韓国。今日は日本人の団体さんは1組も見かけませんでした)をたくさんみかけたのですが、下湖群はそんなツアー客の皆さんで混雑していました。 今日お供をさせていただいた方は「下湖群も上湖群も散策したい!」と仰ってくださったので、おすすめのこちらの王道ルートを予定したのですが、下湖群が団体さんで混雑していたため、時間の効率を考慮してガイドさんのアドバイスに従い、エントランス1からスタート後、下のマップを逆方向に辿るルートで散策しました。 (C)Plitvička... »記事
まるでメロドラマ?! 諦めていたけれど・・・続くラブストーリー♥
先月「【感動】今年もクロアチア中が注目♥10年以上遠距離恋愛を続けるコウノトリ夫婦」でお伝えしましたが、毎年クロアチア中が注目するコウノトリの”おしどり”夫婦、マレナ&クレペタン。 毎年3月末頃にブロドスキー・バロシュ村に帰って来るクレペタンですが、実は今年は4月に入っても村にクレペタンの姿はありませんでした。 4月のあたまにクロアチアで流れたニュース番組のインタビューでは「クレペタンはもう若くないからねぇ・・・。ひょっとしたら・・・(死んでしまったのかも)。マレナはすっかり元気をなくしてしまって、何も食べようとしないから、僕が無理にでも口を開かせてエサを食べさせているんです」と心配そうに語るスティエパンさんの様子や、元気をなくしてしまったマレナの姿を見て、クロアチア中が胸を締め付けられるような思いでいました。 待てど暮らせど、帰ってこないクレペタン・・・。 毎年ほぼ同じ日か、遅くても数日程度の遅れで必ず戻って来るクレペタンが一向に帰って来ないので、4月に入ってからは「かわいそうなクレペタン。1万キロメートルもの長い長い旅。きっとクロアチアへ向かう途中で力尽きてしまったんだ・・・」と、クロアチア中が肩を落としてすっかり諦めムードに包まれていました。 きっとマレナも「クレペタンはもう帰ってこない」と思ったのでしょう。マレナは今週に入って、別のオスとの卵を産み、本来ならクレペタンと身を寄せ合うはずだった巣で、そのオスと過ごす姿が見られるように。 誰もが「クレペタンはもう帰ってこない。とうとう14年にも渡る一途な遠距離恋愛が終わりを迎えてしまった・・・」とすっかり諦めていたのですが、今週水曜日の15時頃、クロアチア中が驚きと喜びに包まれました! そう!なんと、クレペタンが帰ってきたのです!! (↑ クレペタンの帰還を伝えるクロアチアのニュース) 「クレペタンの帰りがあまりにも遅いので、もうすっかり希望をなくして、涙を流していました。こんなに帰ってくる日が遅くなったことは今まで一度もありませんでしたから・・・。 歳のせいで命が尽きてしまったのか、ひょっとしたら途中でハンターに打たれて命を落としたのか・・・なんて考える一方で、心のどこかで”クレペタン。どうかマレナと私の元へ帰って来ておくれ”と願い続けていたのですが、願いが通じました・・・!」と、スティエパンさんは嬉し涙を流しながら語ったと、クロアチアのニュースで報じられていました。 クレペタンとマレナを心から可愛がっているスティエパンさん。クレペタンの帰還を知って、本当の本当に嬉しかったことでしょう! ところで、今回、他のオスの卵を産んでしまったマレナ。クレペタンがブロドスキー・バロシュ村に帰って来た時、巣にはマレナとオスがいたそうですが、その様子を見たクレペタンは激怒!すぐさまオスを巣から追い払い、マレナが生んだ卵を割ってしまったのだとか。まさに修羅場とはこのこと・・・ですね(^^;) その後追い出されたオスはマレナを取り戻そうとしばらく奮闘したようですが、マレナは再び振り向くことはなく、クレペタンとぴったりと身を寄せ合ったそうです。 ザグレブの街の人のインタビューをテレビで見ましたが、「いや~。一途な愛を捨てて、浮気したマレナは良くないねぇ。クレペタンがかわいそう~」という意見がある一方で、「いつもよりこんなに帰って来るのが遅かったんだから、マレナもきっとクレペタンはもう帰ってこないと思ったんだよ。無理もないよ。仕方ないよ。クレペタンはマレナに”浮気した”って怒らないであげてほしいなあ」という声も。 「長旅のせいで羽も汚れてボロボロ。さぞかし疲れているだろうに、マレナを取り戻すために、間髪入れずオスを追い払った男気溢れるクレペタン、本当にマレナひと筋でかっこいいね!!」という声もありました。 なにはともあれ、無事にクレペタンがマレナの元へ戻ってきてくれて、本当の本当によかったです!これからまた、マレナとクレペタンは卵を産み、夏の間ブロドスキー・バロシュ村で子育てをしながら夏を共に過ごします。 最近何かと暗くて不安になるニュースが多いですが、久しぶりに思わず笑顔になるような素敵なニュースに心がとても温かくなりました。 マレナとクレペタンを見ていると、思わず心がほっこり、多くの人が幸せな気持ちに。「コウノトリは幸せの象徴の鳥」と言われますが、それは本当のようですね♥ (2017年4月14日 小坂井真美) 【これを読めば完璧!?】 クロアチア旅行・観光のよくある質問集 みんなのご質問にクロたびスタッフがお答えします! 記事
スリ被害に関する注意喚起❘日本人旅行者も狙われています!
活気が戻ってきたザグレブ 早いものでもう3月も半ばですね。 最近は毎日のように青空が広がるザグレブ。昼間はポカポカと温かい日も多くなり、春が少しずつ近づいてきているのが感じられます。 暗くて寒いヨーロッパの冬。クリスマスが終わってからしばらくの間、どことなく活気がなかったザグレブですが、暖かくなるにつれ外で過ごそうとする人が増え、徐々に街全体に活気が戻ってきました! 卒業旅行のシーズンだからでしょうか、3月に入ってからザグレブの街中で楽しそうに歩く日本人旅行者の方の姿もよく見かけるようになりました。 これから夏に向けて、また徐々に観光客が増えてくるクロアチア。気候が良くなるにつれ、街中を歩く人も増え、ウキウキした楽しい雰囲気と活気に包まれる各都市ですが、人が増えると犯罪も増えます! 治安の良いクロアチア。私も普段ザグレブに住んでいて、外を歩いていて危険を感じるようなことはまずありませんが、残念ながら(特に観光客を狙った)スリが近年増えてきています。 特に観光客も多くなり、街中がたくさんの人で賑わうこれからの春・夏のシーズンは、スリ被害が急増する時期です!! 毎年毎年、当サイトや地球の歩き方ザグレブ特派員ブログなどなど、機会がある毎にしつこい程お伝えしていますが、「自分は大丈夫だ」と過信せずに、スリ被害に遭わないよう、くれぐれも気をつけてくださいね。 今月あたま頃から、ザグレブの現地ガイドの友人たちから「暖かくなって、観光客が増えてきたから、スリも出始めているらしい」と噂を耳にしていましたが、実は先日私もザグレブをで実際スリらしき女二人組の姿を見かけました。 ザグレブのウスピニャチャ ロトルシュチャック塔からウスピニャチャ(ケーブルカー)横の階段に向かって、日本人数名で楽しくお話をしながら歩いていた時のこと。私たちの正面から坂を上がってきた、女性二人とすれ違いました。 真っ黒の髪に日焼けした肌、服装も見るからに”観光客”という装いの二人。すれ違う瞬間まで、じっとこちらを見ながら歩いてきたのですが、その時はあまり深く考えず「クロアチア人じゃないな。観光客の方かな?」と心の中で思うだけで、あまり気に留めずおしゃべりを続けながら坂道を降りていたのですが、数十秒後、ふっと後ろを振り返った瞬間、さっきすれ違った女性二人が後ろに・・・!! 一番うしろを歩いていた方のすぐ背後にすり寄るように歩いていたのです!すぐに「あっ!うしろにいる人、たぶんスリです!カバンに気を付けて!」と声をかけ、それを聞いてみんなが慌てて振り返った様子に驚いたのか、その二人組はすぐに踵を返しロトルシュチャック塔の方へと消えてゆきました。 人を疑うのはよくないですが、この日見た二人組は99%観光客に扮したスリだと確信しています。 今から思えば、あの二人組、1年前に当ブログ記事「【クロアチア治安情報】ザグレブでこの集団を見かけたら要注意!」でお伝えした、スリ集団のメンバーにとてもよく似ているような気がします。(特にひとりは、上の記事内のリンク先に載せられている「スリ集団の姿を捉えた写真」に写っている、真ん中のぽっちゃりした女性に非常によく似ていました) 幸い、今回一緒にザグレブを歩いたみなさんにも、「スリには気を付けてくださいね」「貴重品は取り出しやすい所に入れないでくださいね」とお伝えしていたのと、すぐにスリの存在に気付けたため、カバンのチャックを少しも開けられることもなく、被害も一切ありませんでしたが、こんな風にして楽しく街歩きをしている旅行者を狙っているのだと思うと、本当の本当に怒りがこみ上げてきます!!! 去年も観光シーズン中、パスポートやお財布など、貴重品のスリ被害に遭われた旅行者の方に(警察への紛失・盗難届のサポートなどのお仕事を通して)何人もお会いしましたが、せっかくの楽しいはずのクロアチア旅行がスリのせいで台無しにされ、肩を落とすみなさんの姿を見て、本当に残念な気持ちと犯人に対する怒りと憎悪の気持ちでいっぱいになりました。 今年はそんな残念な形でクロアチアでお会いすることになる方が、一人でも少なくなることを願っています。 トラム車内のスリに要注意! 毎年お伝えしていることとほとんど同じですが、スリ被害が多発している町や場所を改めてお伝えします。 【スリ被害が多発している町や場所】 ・ドブロブニク ・スプリット ・トロギール ・ロヴィニ ・ザグレブ※ クロアチア以外にも、お隣のボスニア・ヘルツェゴヴィナのモスタルやモンテネグロのコトルも要注意です。いずれにせよ、報告されているのは観光客が多い町。上記の場所に限らず、常に用心することに越したことはありません。 ※ザグレブは特に大聖堂前、ロトルシュチャック塔付近、中央バスターミナル付近、それから中央バスターミナル=イェラチッチ総督広場前を結ぶ6番線のトラムの車内(特に被害が多発しています!!)でのスリ被害が多数報告されています。 特に個人旅行でクロアチアに来られる方は、ザグレブ空港に到着後、シャトルバスとトラムを乗り継いで、市内までアクセスする予定の方は十分にお気をつけください。 またウトウトとバスやトラムの中で寝てしまいそうになることがあると思いますが、置き引きの被害もたくさん報告されているようなので、油断は禁物です! ※ザグレブ空港からザグレブ市内までは、早くてラクラク、安全に移動できる「プライベート空港送迎サービス」の利用がおすすめです。ぜひご検討ください! 【スリ被害に遭ってしまったら】 スリ・盗難被害に遭った場合の対処方法は「【クロアチア治安情報】旅行中スリ・盗難に遭ったらどうする?」にまとめています。万が一の時のために、ぜひご覧いただけますと幸いです。 最後に、改めて「自分は大丈夫」とは思わず、ぜひ次の記事をチェックしてみてくださいね(↓↓) ☆要チェック!スリのターゲットになりやすい人の6つの特徴 (2017年3月11日 小坂井真美) 【関連記事】 ●【2017年版】気になるクロアチアの治安!観光中に気を付けるべきポイント ●在住者がお伝えする、日本人旅行者がクロアチアで遭いやすいトラブル6選 ●クロアチア治安情報【注意喚起】日本人観光客の被害も多発しています! 【これを読めば完璧!?】 クロアチア旅行・観光のよくある質問集 みんなのご質問にクロたびスタッフがお答えします! 記事
【現地レポート】サモボルのカーニバルに行って来ました
先週日曜日に出演させていただいた、NHKラジオ第一放送「ちきゅうラジオ」でも少しお話させていただいた、サモボルのカーニバル。お礼が遅くなりましたが、お聞きくださったみなさん、本当にありがとうございました! 普段おしゃべりは大好きな人間なのですが、話ベタな上に”生放送”はいつもガチガチに緊張してしまうので、お聞き苦しかった点も多かったと思います... »記事
今週発売の『週刊 奇跡の絶景』はクロアチアのプリトヴィツェが舞台です!
少し遅くなりましたが、みなさまにお知らせです! 今週2月21日(火)発売の第17号『週刊 奇跡の絶景』はクロアチアのプリトヴィツェが舞台です!数々の美しい湖の写真とともに、プリトヴィッツェの見所や魅力が紹介されています。一部ではありますが、取材協力や写真提供をさせていただきました。ぜひ本屋さんなどでお手に取っていただけると嬉しいです! 『週刊 奇跡の絶景』は、世界中の絶景を興味深いお話と、数々の美しい写真と共に紹介するビジュアルマガジン。去年の11月に創刊号が発売したばかりの新しいマガジンです。 私も年末年始に帰国した際に創刊号の「ウユニ塩湖」をはじめ、本屋さんにあったものをすべて手に取らせていただきましたが、開くだけで日本、世界の旅気分を味わえる素敵なマガジンです♪ 公式サイト『ミラプラ』でも素敵な絶景がたくさん見れるので、ぜひチェックしてみてくださいね! 以上お知らせでした! (2017年2月25日 小坂井真美) 【関連記事】 ... »記事
NHKちきゅうラジオ出演のお知らせ(2月26日放送分)
こんにちは! 今日はみなさまにご報告があります。 明後日(日本時間)2月26日(日)放送分NHKラジオ第一放送「ちきゅうラジオ」の「ちきゅうズームアップ」というコーナーに出演させていただきます。(番組は17:05~18:50ですが、私が出演させていただくのは17:30頃からの予定です) 今まさに開催中のサモボルのカーニバルの様子についてレポートさせていただきます♬ ちきゅうラジオさんには以前にも何度か出演させていただいたことがあるのですが、生放送はまだまだ数える程度。いつものごとく「うまく話せるかなぁ~・・・」と早くもドキドキ、とてつもなく緊張していますが、もしお時間があれば「緊張しているなあ」と思いながらお聴きいただけるとうれしいです ... »記事
幻想的な美しさ!ザダルの夜空に舞う数千のランタン
※この画像はイメージです(“Zaželi ljubav”のランタンではありません) 今日はアドリア海の美しい町「ザダル」から、心温まる幻想的な景色をお届けします♬ 先週の土曜日(2月18日)、ザダルの冬の風物詩になりつつある“Zaželi... »記事
悲しいニュース❘路上に毒入りのエサ・・・食べた飼い犬が死亡
※イメージ画像です 今日はクロアチアから悲しいニュースです。 最近また、ザグレブで路上に毒入りのエサがばら撒かれ、それを食べたワンちゃん(飼い犬)が死んでしまうという事件がありました。 「また」と書きましたが、実は非常に残念なことに、ザグレブではよく耳にする話。心無い人が、農薬などで毒を盛った食べ物をわざと野外に放置し、それを食べた犬や猫たちが死んでしまうのです。 今回クロアチアのニュースで取り上げらたケースでは、数日前の夜、ザグレブのある女性が愛犬を散歩させていたところ、チキンの皮と骨が道端に落ちていたそうです。 ワンちゃんが喜んでそれを食べた約20分後・・・泡を吹いて震えだし、下痢と嘔吐を繰り返し、とても苦しみはじめたそうです。飼い主さんは慌てて動物病院へ連れて行き、獣医さんもいろいろ手を尽くしたそうですが、その甲斐なく、ワンちゃんは死んでしまったのだとか・・・。 調べたところ、このワンちゃんが食べたチキンは農薬で毒されていたそうです。 今飼っている我が家の犬。家族にとって癒しの大切な存在です(*´ω`*) 我が家でも犬を飼っているのですが、実は前に飼っていた犬を同じ被害で亡くしてしまいました。もちろん、このような事件がザグレブでよくあるということは度々耳にしていたので、我が家でも「犬を外で散歩させる時は落ちているものを絶対に食べさせない」ということを徹底していたのですが、昼間は庭で放し飼いにしていることもあったため、誰かが毒を盛った食べ物を、私たちが気づかない間に食べさせたようです・・・。 今回のワンちゃんと同じように、異変に気付いてすぐに病院に連れて行きましたが、その甲斐なく苦しみに苦しんだ挙句、死んでしまいました。 ご近所さんたちはみんな良い人ばかりの平和な所なので「まさかこんなことが起こるなんて・・・!」という思いと同時に、家族みんなが「どうしてこんな心無いことができるのか。何が目的なのか」という、悲しさや怒り、そして得体の知れない不気味な気持ちでいっぱいになった、暗い記憶があります。 クロアチア発祥のダルメシアン犬 「ダルメシアン犬発祥の国」としても知られるクロアチアですが、犬好きの人がとても多く、ザグレブの街中でも犬を連れて散歩を楽しむ人をたくさん見かけます。日本からクロアチアにお越しになられた多くの方からも「クロアチアの人は犬が好きなんですね!」「リードに繋がれずに歩いているワンちゃんをよくみかけますが、クロアチアのワンちゃんは、しっかりと躾ができているんですね!」なんて声も、本当によく耳にします。 ですが、犬が大好きな人が多い反面、このように心無いことをする人間がいるため「犬を飼いたいんだけど・・・でも、よくこんなニュースを耳にするから、心配で飼う決心がつかない」と言う友達も周りにいるほどです。 今回の事件を受けて、クロアチアでは「こんな酷いことができるなんて、人間じゃない」という怒りの声や「犬だけじゃなくて、ネコや鳥、たくさんの命を脅かす最悪な事件。一歩間違えれば、小さな子供が口にしてしまう危険性だってないとは言えないのに!!」という声など、怒りと悲しみが混ざった様々な意見が飛び交っています。 今回このブログでお伝えしようと思った大きな理由は、「クロアチアに今度愛犬を連れて遊びに行きます」と楽しみにされている方(クロアチア近隣のヨーロッパの国にお住まいの方が多いです... »記事