【クロアチア便り】2021年ザグレブ・クリスマスマーケットは開催される?コロナ渦中2度目のクリスマス
2020年のクリスマス。ザグレブ、ズリニェバッツ公園の様子 みなさん、こんにちは! 11月もそろそろ終盤。。。クロアチアは少しずつクリスマス・ムードに包まれはじめました。 ショッピングモールの売り場の一角もクリスマス・チョコレートでいっぱいです♪ 街中のお店のショーウィンドーはクリスマスのデコレーションで飾られ、スーパーなどお店にはクリスマス・グッズが並び、私たちが住むザグレブ市内はアドヴェント(クリスマスのイベント)の準備で大忙しの様子です。 少しわかりにくいですが、11月12日にザグレブ市内を歩いたらクリスマス・イルミネーションの設置が終わっていました(点灯は11月27日から) クロアチアで最もクリスマス・イベントに力を入れているザグレブ。 当サイトでもその様子を毎年お伝えしてきましたが、2016年、2018年、2019年と3年連続で『ヨーロッパ・ベスト・クリスマスマーケット』1位に輝いたお墨付きの「クリスマスの街」なのです。 2020年12月。ザグレブの聖マルコ教会 去年2020年は新型コロナの影響で、残念ながら実質中止となったザグレブのアドヴェント。 (街中のクリスマス・イルミネーションやデコレーションを見ることはできましたが、クリスマス・マーケットは全面禁止。コンサートなどイベントも行われませんでした。2020年のクリスマスの時期のザグレブの街中の様子はこちらのYouTube動画でご覧いただけます) 今年は夏頃から「この冬はクリスマスのイベント、マーケット、開催されるのかな・・・?」と気を揉む地元っ子たちの声もちらほら・・・。 最近、新型コロナ感染者の新規感染者数がまた急増しているクロアチアではありますが、現状、今年は去年とは打って変わり、ザグレブ・アドヴェント(クリスマスのイベント)は以下の日程で開催されることが決定しています。 【2021年ザグレブ・アドヴェント開催期間】 ■2021年11月27日~2022年1月7日 なお、アドヴェント・ザグレブ2021年のオープニングセレモニー予定は以下のとおり: ■2021年11月27日 17:00~ イェラチッチ総督広場マンドゥシェヴァッツ噴水にて点灯式 19:00~ズリニェバッツ公園公園にて点灯式 パンデミック以前(2019年以前)のザグレブ・アドヴェントと比べると、クリスマス・マーケット(※)の規模やコンサートの回数などは多少縮小されるようではありますが、それでも去年とは異なり今年は開催されるとのこと。 (※下の写真のように飲食物や雑貨などを売るアドヴェント・ハウス(露店屋台・クリスマス小屋のこと)) 2019年のザグレブ・アドヴェントでのクリスマスマーケット なお、今年のアドヴェント・ハウス(クリスマス・マーケット)はイェラチッチ総督広場(Trg... »記事
【クロアチア便り】チューリップ満開!4月のザグレブを散策してきました
こんにちは! あれよあれよと言う間に5月も終盤ですね・・・! もう1カ月以上前のことになりますが、4月下旬(4月24日)に久しぶりにザグレブ市内を散策してきました! その時の街中の様子がとってもきれいだったので、「みなさんにブログ記事にしてお届けしよう!」と思いながらも、YouTube動画にまとめるだけで精一杯で、ブログ記事の完成が今日になってしまいました(;´▽`A“ チューリップが満開! さてさて、この日最初に訪れたのはザグレブ中央鉄道駅前、トミスラブ王広場の公園。 ここにはマグノリアの木があって、3月には美しいピンク色の花を咲かせていましたが、この日見に行くと、もうすっかり花は散ってしまって緑の葉っぱだけになっていました。 それにしても、本当に良いお天気! 芝生に寝転がったり、ベンチでゆったりと座ったり、思い思いにくつろぐ人たちの姿が見えました。 平日、週末関係なく、気候と天気が良い日はいつも、ザグレブの公園では芝生やベンチでのんびりとくつろぐ人たちの姿が見えます。 それにしても、チューリップがいっぱい!! (↑)こっちの花壇はピンク色の勿忘草とチューリップのコンビネーション。 (↑)こちらは青い勿忘草とピンク色のチューリップの組み合わせです。 どこもかしこも綺麗すぎて、なかなか足が前に進みませんでした・・・(;´▽`A“(笑) この日は気温は20℃ちょっとでしたが、日差しが強いので、日向にいると薄手の長袖でも結構暑く感じてしまうほどでした。 ザグレブはこんな風にきれいに手入れされた公園が点在していて、本当に素敵な街です。 ... »記事
ガイドブックには載っていない、ザグレブのトレシュニェヴカ市場で買い物してきました(アクセス方法も)
地元民が集うトレシュニェヴカ市場 こんにちは! 「ザグレブの青空市場」といえば、日本のガイドブックにも載っている「ドラツ市場」が有名ですが、今日は観光客がめったに足を運ばないトレシュニェヴカ市場をご紹介します。 【ドラツ市場関連情報】 ■お土産探しも楽しめる!ザグレブの胃袋 ドラツ市場 ■【ザグレブ】ドラツ市場でチェックしたいクロアチア土産9選 トレシュニェヴカ市場前のトラム駅(Tresnjevacki... »記事
【クロアチア便り】2021年、あけましておめでとうございます
ザグレブのイェラチッチ総督広場より 新年あけましておめでとうございます! みなさんは、どんな大晦日・お正月をお過ごしになりましたか? 新型コロナの影響で年末年始の一時帰国を泣く泣く断念しましたが、おかげさまで無事にザグレブで新年を迎えることができました。 クロアチアでの年越し クロアチアの大晦日・お正月は日本と異なり、かなり賑やか。 日本では年末までに大掃除を終え、大晦日には年越し蕎麦を食べたり、リビングでテレビを見ながら家族団らんのひとときを過ごしたり、除夜の鐘をつきに行ったり・・・と、まったり厳かに過ごす方も多いと思います。 一方クロアチアでは大晦日が近づくにつれ、住宅街の道端で子供が爆竹をならして遊んでいるのをよく見かけるようになります。そして大晦日の終わり、新年の幕開けが近づくにつれ、外で鳴り響く爆竹の数の多くなり、花火も大量に夜空に打ち上げられるようになります。 また今回クロアチアではコロナの影響で大きなイベントなどは中止され、大人数で集まるパーティーも禁止されていましたが、いつもなら「年越しパーティー」で盛り上がります。 みんなで飲んで騒いで踊って・・・ベロベロになって寝落ちして・・・。「お昼頃、起きて気づいたら年が変わってました~」という人が多いのがクロアチアです(笑) クロアチアの年末年始の様子について詳しくは昨日YouTubeにUPして下の動画でもお伝えしているので、よろしければご覧いただけると嬉しいです(*^^*) ↓↓ お酒も飲めないしパーティーが性に合わない私は、クロアチアの年越しは正直あまり好きではありません(;´▽`A“ クロアチア人の夫も同様(日本が大好きな彼は私以上に「年越し」を日本でできなかったのを残念がっています)。なので、毎年できる限り年越しは日本でするようにしています。 大晦日に食べた年越しそば ですが前述のとおり、今回はザグレブでの年越しとなってしまったので「少しでも日本の大晦日、お正月気分を味わおう。せめて食べ物だけでも・・・」と、年越しそばと“なんちゃって”お節料理を楽しみました。 クロアチアでは(血眼になって探せばアジア食品店など、どこかで手に入るのかもしれませんが・・・一般的なスーパーなどでは絶対に売っていない)黒豆、数の子、ごまめ、かまぼこ、栗きんとん、クワイなどお節の定番の食材が手に入らないので、お節料理らしい品はお雑雑煮と紅白なますだけ・・・。 しかもお雑煮の具も、クロアチアの市場で簡単に手に入る鶏肉とニンジン、青ネギだけです(笑) これだけだとさすがに寂しいので、ボイルしたエビ、卵焼き、かにかまサラダ、それから巻き寿司を作りました。 なんちゃってお節料理 手巻きずしって、もはやお節じゃなくて節分ですね(笑) ちなみに、日本の実家では毎年大晦日の晩御飯はすき焼きを食べるのが定番で、クロアチア人の夫は私以上にいつも楽しみにしています。 数年前にザグレブで年を越した時は「すき焼きが食べたい~!」と切望する彼の願いを叶えるべく、お肉屋さんで牛肉を買ってきて、冷凍庫に入れて凍らせたお肉を必死にスライスして食べた思い出があります。(2015年の大晦日の日でした。その時の様子はこちらのブログに綴っています) ・・・そう、クロアチアでは(他の欧米諸国と同様)お鍋やすき焼き用の薄切りのお肉が売っていないのです(泣) しかも、頑張ってスライスして作った「すき焼き用のお肉」も、かたくて微妙・・・。日本でそれを「すき焼き用のお肉」として売ったら、おそらくクレームがでるレベルです(苦笑)(;´▽`A“ 2015年の大晦日に食べたすき焼き。お肉がめっちゃ分厚いです!! でも「クロアチアですき焼きが食べられた!」という感激から、その時はふたりで「おいしいね」と感動しながら食べたものです。 ・・・というわけで、今回の年末も「すき焼きをしようか・・・」と話していたのですが、お店にお肉を見に行ったら見事な赤身のお肉しかなく、すき焼きにするととっても硬そうだったので諦めることにしました。 早く日本に帰っておいしいすき焼きが食べたい・・・・(´;ω;`)!! 今年こそコロナが収束して、いつでも気軽に日本に帰ることができる日が戻ってくることを心の底から願っています。 2021年こそ安心して暮らせる一年となりますように ザグレブの街並み 世界中が新型コロナのせいで大変だった2020年。観光業で生計を立てている私にとっても経済的ダメージは大きく、いろんな意味で忘れられない一年でした。そしてクロアチアにとっては3月、そして年末に2回と、大きな地震に3度も襲われた厄災まみれの一年でした・・・。 特に2020年12月29日にクロアチアのペトリニャという町やその周辺(首都ザグレブから南西約50㎞)を襲った地震は震源近くの町を半壊状態にし、甚大な被害を引き起こしました。(【関連記事】【ザグレブ現地発レポート】クロアチアでM6.2の地震発生。死傷者も) 地震の規模はM6.2ですが、ヨーロッパ・クロアチアの基準で見ると「震度7」に相当するような巨大地震だと言われています。「震度7」は10段階ある震度階級の最大値です。(※震度は国によって表記が異なるそうです。今回の地震はクロアチアにとっては「震度7」の巨大地震だったという意味で、「日本基準の震度7の地震」ではありません) 12月29日の巨大地震から6日がたった今(1月4日)でも余震が続いており、私が住むザグレブの自宅でも時折揺れを感じます。(今朝もM4.2の余震がペトリニャであり、ザグレブでもゴゴゴ・・・っと微かな揺れを感じました) まだまだ被災地の復興はこれから。コロナも収束しておらず前途多難ですが、一日も早く被災地が復興すること、そして被災された方々に笑顔が戻ってくることを心から願っています。 なお、年末にこちらの記事(クロアチア大地震被災地への募金、支援について(2020年12月)義援金詐欺にご注意ください【随時更新】)でも紹介させていただきましたが、クロアチア地震への支援活動情報にご興味を持ってくださる方のために、今後なにか良い情報を耳にしたら当サイトでもお知らせさせていただきます。 私はこれまでとくかく自分のことばかりで必死の毎日を送っていましたが、2020年の経験から、今年2021年は「“人のために何かができる人間”になる」ということを目標にしました。 私みたいな人間ができることは限られていますが、何かと不安で暗いニュースが多いご時世だからこそ、周りの人の心に灯りを灯せるような人間に成長できるようになりたいと思います。 また年末のご挨拶の記事と内容が被ってしまいますが、コロナ(病気)に地震・・・などなど、いつ何時突然終わりが来るかわからない「何気ない日常」や「人生」。 そんなことを痛感した昨年の経験から、今年20201年は今まで以上にいろんな人とのご縁や、家族や友達との時間を大切に、月並みな表現ではありますが「あたりまえ」のことに感謝しながら生きていこうと心に誓いました。 みなさんにとっても2021年が何より健康で、幸せいっぱいの年となりますように・・・! 今年もどうかよろしくお願いします。 (2021年1月4日 小坂井真美) クロアチア大地震被災地への募金、支援について この度、駐日クロアチア共和国大使館による支援金受付のため口座が開設されました。 ご興味をお持ちくださる方はこちらの記事(【クロアチア大地震義援金】駐日クロアチア共和国大使館が寄付金の口座を開設)をご覧ください。 ♥ クロたびスタッフ・ブログ、Twitter、Facebookでは日々クロアチア各地の最新気候情報をはじめ、さまざまな情報をお伝えしています。よろしければフォローしていただけると嬉しいです。 またYou... »記事
【みんなのクロたび紀行】by Mossan┃ドブロブニク・ザグレブのおすすめレストラン&ホテル情報も
みなさん、こんにちは!いつもクロたびをご覧くださりありがとうございます。 先日、昨年クロアチアへご旅行へいらした方からメッセージ&写真を頂戴しました。 (当サイトではお写真や旅行記等の買い取りは一切行っていないので、恐縮ながら無償提供という形になってしまいますが)「ザグレブ、ドブロブニクを旅してきて、写真をたくさん撮ってきたのでクロたびに提供したいです。クロアチアを旅をしたことを、きちんと足跡としてどんな形であれ残したいのです」とご連絡をくださったのは、2019年4月にクロアチアを旅されたという宮本和明さん。 ちょうどイースターの時期に旅された宮本さん。頂戴したお写真の中には、ドブロブニク旧市街に設置されたイースターバニーが映っているこの写真がありました(*^^*) これまで当サイトで掲載してきた記事、写真はすべて(読者のみなさんに情報提供いただいたスリ体験談を除けば)クロたびスタッフである私(小坂井)がひとりで撮影・執筆したものをお伝えしてきましたが、宮本さんから「写真を提供したい」とご連絡をいただいて、「実際にクロアチアを旅されたみなさんの体験談や写真をお届けできれば素敵かも!」と思い、今回このページを作成してみました。 それでは、ご提供いただいた写真と共に、宮本さんのクロアチアの旅の様子を垣間見てみましょう!(写真に”KAZUAKI MIYAMOTO(Mossan)”とウォーターマークが表示されているのはすべて宮本和明さんがご提供くださったお写真です) クロアチア旅行のご感想 宮本さんから頂戴した、たくさんのお写真を拝見して、一番心が和んだのがこの一枚(↑) ドブロブニク旧市街の路地で撮られたスナップ写真。宮本さんの楽しい旅の雰囲気が溢れてくるような一枚で、心がほっこりしました(*^^*) ザグレブ旧市街の街並み ザグレブとドブロブニクを10日間かけて旅されたという宮本さん。 まずは宮本さんにお伺いしたクロアチア旅行のご感想をご紹介します(↓) 【宮本さんからのお便り】 クロアチアはザクレブとドブロブニクへ旅したのですが、予想以上に素晴らしかったです。 ザグレブのズリニェバッツ公園 首都ザクレブは1日で周れてしまうくらいコンパクトで歩きやすい街でした。 ザグレブのドラツ市場 世界一短いケーブルカーは何気にツボになりました。 ザグレブのケーブルカー 旧市街で食べたプルゲルのチーズカツレツはかなりお気に入りです。 ザグレブの国立劇場 ドブロブニクは5つ星のカズベクホテルに泊まりました。 プライベートホテルであり、こじんまりとしてながらも最高のサービスに感動いたしました。 宮本さんおすすめのレストラン、Orsan(オルサン) ホテル近くのレストランがかなりお気に入りです!(↑... »記事
【クロアチア便り】ザグレブで見つけた小さい秋 (9月上旬クロアチア気候・服装情報)
9月8日のイェラチッチ総督広場 こんにちは! 9月もそろそろ半ばですね。みなさんもお元気でお過ごしでしょうか? ザグレブは9月に入った途端、急に朝晩冷え込むようになりました。 朝晩の気温は12℃前後。日中も20℃台前半で、薄手の長袖で出歩く人も増えてきました。 夏休みに泳いだイストラの海 アドリア海沿岸沿いの街、とくにスプリットやドブロブニクなど南側はまだ暖かく、9月になってからもまだ海で泳いでいる人がたくさんいるそうですが、ここザグレブでは夏は過ぎ去りつつあります。 つい一週間ちょっと前までイストラ半島の海で毎日プカプカ泳いでいたのに・・・もう夏が終わってしまうなんて、ちょっぴり寂しい・・・。 (前回のブログ:【クロアチア便り】イストラ半島の海で夏を満喫してきました ) ザグレブに戻って来て数日もしないうちに、急に秋の空気にガラッと変わってしまったので、なんだか不思議な気分です。 でも、毎日とても良い天気。ひんやりとした空気を感じながら空を見上げると、なんとも清々しい良い気持ちになります。 ついこの間まで見ていた夏の空と比べると、ちょっぴりと青い色が薄く、空が高く感じられます。 「天高く馬肥ゆる秋」と言いますが、秋の空気は澄み切っていて、空が高く見えますよね。 日本と同様、四季折々の美しさがあるクロアチア。 春、夏、秋、冬・・・どれもその季節ならではの楽しさ、美しさがあり、待ち遠しい限り。 でも、あえて「それでも、どの季節が一番好き?」と尋ねられたら、私は「秋」を選びます。 みなさんが好きな季節はどれですか? ザグレブのトミスラブ王広場 特に好きなのは、秋の晴れた日。 真っ青で高い空の下、ひんやりと冷たい空気に包まれながら落ち葉が舞う道を歩いているだけで、幸せな気持ちに包まれ思わず笑顔になってしまいそうになります。(ひとりで歩いている時はニヤニヤ笑顔でいると怪しい人だと思われるので、顔が緩むのを堪えています(;^^)(笑)) ズリニェバッツ公園 いつもそんな最高の気分にしてくれるのは、ザグレブのズリニェバッツ公園。 どの季節に訪れても美しいですが、私は秋のズリニェバッツ公園が大好きです。 9月に入ってからザグレブ市内を訪れる度に、まだちょっと早いけれど、秋を感じたくてズリニェバッツ公園へ足を運んでいます。 ここには樹齢100年を超える大きなプラタナスの木が立ち並んでおり、秋になるとハラハラと葉っぱが舞い散ります。 落ち葉の上を歩くとシャリ・・・シャリ・・・と音がして、秋を踏みしめている気分に。思わず心が弾みます。 公園のベンチや芝生の上では家族や友達とおしゃべりしたり、本を読んでいる地元民の姿が見えました。 芝生の上には大きな椅子とスクリーンが設置されていました (私が住んでいる所からザグレブ市内まではちょっと距離があるので、用事がないと市内には来ませんが)もしこの公園の近くに住んでいたら、毎日でも足を運んでベンチに腰かけて過ごしていたことでしょう。 公園のベンチでひと休みしたあと、大聖堂へ向かいました。 これまで当ブログでも何度かお伝えしてきましたが、今年の3月22日のザグレブ地震で被災してしまった大聖堂。 (関連ブログ記事:2020年3月22日公開 【現地レポート】ザグレブでM5.5の地震が発生。大聖堂の尖塔も崩れ、市内で被害が出ています) 修復作業が進められているようですが、未だに大聖堂内部は拝観できない状態です。 でもこの日は大聖堂の周辺が歩けるようになっていて、修復途中の様子を間近に見ることができました。 大聖堂の尖塔に設置される予定のパーツ 大聖堂の横に立つ大きな木は、ほとんど葉っぱが落ちていてすっかり秋の装い。 わずかに枝に残っている葉っぱたちも黄色く色づいていました。 ザグレブの街の復興とコロナの収束を願いながら大聖堂を眺めたあとは、ドラツ市場へ。 8月にのぞいた時は、夏のバカンスに出かけたザグレブっ子が多い時期だったため人が少なくちょっと寂しかった市場ですが、夏休みも終わり活気が戻っていました! (8月のドラツ市場の様子の動画:夏のバカンスでからっぽのザグレブ街歩き♪ドラツ青空市場) いつも旬の食材が売られている青空市場。 「なにか秋らしいものは売っているかな?でもやっぱり、まだちょっと早いかな~?」とぶらぶら歩いていると、飾り用のかぼちゃが売られているのを発見しました♬ ヘンテコな形だけれど、それがまた可愛らしくて・・・(*´ω`) 鮮やかなオレンジ色も見ていて元気がでます。 家に連れて帰ってきたカボチャ このカボチャ、我が家では毎年秋秋になると飾っているので、この日も早速買って帰りました。 また食用のかぼちゃを売るお店もちらほらありました。 あともう少し秋が深まると栗やポルチーニ茸も出回りはじめるのですが、この日見かけた秋らしい食材はかぼちゃだけ。 また今度市内へ行ったら市場を覗いてみようと思います♬ この日のドラツ市場の詳しい様子は近々YouTube「クロたびしょう」で動画でお届けする予定なので、よろしければチャンネル登録していただけると嬉しいです(登録していただくと動画をUPしたら通知のお知らせが届くようになります(*^^*)) それでは、また・・・! 【関連記事】 【保存版】9月のクロアチア観光❘気になる気候や服装は?注意点はある? (2020年9月10日 小坂井真美) ♥ クロたびスタッフ・ブログ、Twitter、Facebookでは日々クロアチア各地の最新気候情報をはじめ、さまざまな情報をお伝えしています。よろしければフォローしていただけると嬉しいです。 またYou... »記事
【クロアチア便り】8月、夏真っ盛りのザグレブはからっぽです(動画付き)
ザグレブのドラツ市場 みなさん、こんにちは! 今、日本はちょうどお盆休みの期間ですが、いかがお過ごしでしょうか? からっぽのイェラチッチ総督広場 今週の月曜日、市内にちょっと用事があったので出向いたついでに、カメラを持ってちょこっとだけザグレブ市内中心部を散策してきました。 8月に入り本格的な「バカンスモード」に突入したクロアチア。夏休みを満喫中の人も多く、ザグレブではたくさんの人が海を求めてアドリア海沿いの街へバカンスへくりだしてしまいました。 そんなザグレブの街中はからっぽ・・・(^^;) イェラチッチ総督広場 平日の昼間だというのに、いつもは賑わっているイェラチッチ総督広場もご覧のとおり。人がまばらです。 毎年夏になると地元っ子がバカンスに出かける時期は人通りがいつもより少なくなるザグレブ。でも、例年なら海外からの観光客がたくさんいるので、広場では様々なイベントなども行われ賑やかです。 ズリニェバッツ公園 でも、コロナの影響で観光客もほとんどいない今年はこのとおり・・・(;´▽`A“ 昔、ザグレブに20年以上住んでいる日本人の方から「ここ10年くらいで、夏でもザグレブはお店が営業するようになったけれど、昔は夏季休業に入ってしまうお店やカフェ、レストランがいっぱいあったんだよ。昔は夏のクロアチアに来る観光客といえば海ばかりで、ザグレブはあんまり観光のイメージがなかったからねぇ」なんて話を聞いたのをふっと思い出しました。 ザグレブっ子も海でのんびりしているのでしょう(*´ω`) 「10年以上前のザグレブの夏は、きっとこんな感じだったのかな~」なんて思いながらドラツ市場へ向かいました。 「おぉ!結構人がいるやん!パラソルもたくさん開いてる♬」と思ったのもつかの間。 いつもいる野菜売りのおじちゃん、おばちゃんの姿がなく空っぽのブースもポツポツ目立っていました。 特にガラガラだったのがチーズ屋さんコーナー(↑) いつもは自家製チーズを売るおばちゃんたちがたくさんいるのですが、この日はたった3軒しか開いていませんでした。 (↑)しかも、そのうち1軒はおばちゃんがどこかで休憩しているのか、ハトが店番をしていました(笑) それにしても、市場はいつ行っても楽しい! 色とりどりの旬の果物や野菜がたくさん並んでいて、見て周るだけでもワクワクします♬ (↑)こちらはクロアチア人が大好きな夏のフルーツ、プラム(プルーン)。 皮は剥かずにそのまま食べたり、ジャムにする人もいます。(うちのママは夏にボスニアの故郷に帰省する度にプラムを大量に持って帰って来て「食べきれないから」と、これまた食べきれないくらい大量のジャムを作ってくれます(;´▽`A“) (↑)こちらはクロアチア人が大好きな夏野菜、パプリカ。 ほんのり甘く、肉厚でジューシー!細切りにして、そのまま生でパリパリ食べてもおいしいです。 (ちなみに市場でパプリカを見かけて、一緒に歩いていた夫が「パプリ~カ~♬」と米津玄師さんのパプリカのサビを一瞬口ずさんでいました(笑)※彼はめちゃくちゃ音痴です(;^ω^) ) (↑)クロアチアで見かけるパプリカにはいくつか種類があるのですが、日本人にとってちょっと珍しいのが上の写真のような薄黄緑色のパプリカ。 赤パプリカと比べると、ちょっと甘さ控えめ。クロアチアの夏のおふくろの味「パプリカの肉詰め」などに使われるのはこの種類です。 パプリカの肉詰め 夏はたくさんのベリーも採れます♬ (↓)下の写真はラズベリーにブラックベリー! ベリーが大好きなのでぜひとも買って帰りたかったのですが、このあと用事があったので「持ち運んでいたら家に帰った頃にはグチャグチャになっているだろうな~・・・」と残念ですが諦めることにしました💦 (↑)メロンにいろんな種類の桃♥ 大好物ばかりで甘い香りに包まれて近くを通るだけでも幸せな気分になります(*´ω`) ちなみに、上の写真の中央に映っているのは「蟠桃」という種類の桃。 別の日に買った蟠桃 クロアチア語では「Plosnata... »記事
【クロアチア便り】紫陽花が満開のザグレブを歩いてきました(動画付き)
こんにちは! 毎日暑いですが、みなさん元気でお過ごしでしょうか? 早いもので、もうあっという間に7月も後半に突入してしまいましたね。 ザグレブの街中に咲く紫陽花 ところで、先月末に紫陽花を見にザグレブの街中を散策してきました。本当はもっと早くにみなさんにお届けしたかったのですが、なんだかんだとしているうちにあっという間に7月半ばを過ぎてしまいました(;´▽`A“ (散策したのは6月25日です) 「6月のお花といえば紫陽花」と想像される方も多いと思いますが、ここクロアチアでも6月に見頃を迎えるお花のひとつが紫陽花です。 ザグレブの紫陽花巡りの様子は下のYouTube動画にまとめたので、今日はその続きの様子をブログでお伝えしますね♬ ザグレブ街歩き動画(↓↓) 今回の動画では紫陽花にスポットライトをあてたので、ザグレブの観光エリアが登場しませんでしたが、実は紫陽花巡りをした後、そちらにも足を延ばしました。 まずはじめに向かったのは、3月末の地震の後からずっと気になっていたザグレブ大聖堂。 【関連記事】 ■3月22日更新(1回目):【現地レポート】ザグレブでM5.5の地震が発生。大聖堂の尖塔も崩れ、市内で被害が出ています ■3月22日更新(2回目): 【現地レポート】地震と新型コロナに震撼するザグレブ┃半日経った街、人々の様子 ■ 【ザグレブ地震】日本から届く温かいメッセージに感謝 ■... »記事
ザグレブの街並みを眺める隠れ家カフェCafe bar A’e
ザグレブの街並みを眺めることができるカフェのテラス席 つい最近、ザグレブ旧市街エリアに素敵なカフェを見つけました! カフェの名前は「Cafe... »記事
ザグレブとドブロブニク、観光するならどっちがおすすめ?
クロアチアの首都、ザグレブ ザグレブとドブロブニク、選ぶならどっち? 「はじめてのクロアチア旅行。でもあまり旅の日数がないので、訪問できる町をしぼる必要があります。ザグレブとドブロブニクに行くなら、どっちがおすすめですか?」 「ザグレブとドブロブニク、より多く滞在するならどちらに日数を割くべき?」 今回はこのようなご質問にお答えします。 回答 「ザグレブとドブロブニク。どちらかひとつだけ訪問するなら、どっちがおすすめですか?」というご質問に関しまして、いつもクロたびスタッフは非常に答えに迷いながらも、次のようにお伝えしています。 ドブロブニクを選ぶべき方 日本で「クロアチア」といえば、上の写真(↑)のようなドブロブニクの街並みを想像し、旅に期待を膨らませている方が多いと思います。 ですので、もし「そうそう!クロアチアには、まさにこの景色を見に行きたいんだよ」という方はドブロブニクを選ぶべきです。 またザグレブは内陸の都市なので、「アドリア海を見てみたい」と仰る方も、選ぶべきはドブロブニク。 それから「隣国ボスニア・ヘルツェゴビナのモスタル、モンテネグロのコトルなどにも興味がある。行ってみたい」という方はドブロブニクからの日帰りが便利なので、ザグレブではなくドブロブニクを旅の拠点地として選んでください。 なお、ドブロブニクからのおすすめ日帰り先はこちらにまとめています。よろしければご覧ください。 ザグレブを選ぶべき方 ザグレブの街並み 「ザグレブって観光は楽しくないでしょ?半日あれば周れるって聞いたし」という声も耳にしますが、半分正しくて、半分間違っています。 「(効率よく周れば)半日あればザグレブの主要観光スポットはすべて周れる」というのは本当です。でも「ザグレブは観光が楽しくない」というのは(もちろん、人によると思いますが)正しくないと私は思います。 私は日頃ザグレブの観光ガイドをしていますが、ご案内した方の多くが次のように仰ってくださいます。 「自分たちで周っていたら”何がどうなのか”という知識、背景もわからなかったので、あまり感動しなかったと思いますが、ガイドしてもらったおかげで色々知ることができて楽しかった。おかげでザグレブが大好きになったので、ぜひまた今度ゆっくりと滞在してみたい」 「ドブロブニクは綺麗だったけれど、外国からの観光客だらけで街歩きするのになんだか疲れた。でも、ザグレブはなんだかのんびりとした時間が流れていて、クロアチアの生活を感じられるような街で素敵。ドラツ市場(青空市場)など、人々の生活を垣間見ることができてよかった」 たくさんのショップが軒を連ねるザグレブのメインストリート「イリツァ通り」 またドブロブニクとザグレブの両方を訪れた方で、お買い物が好きな方は次のように仰います。 「ドブロブニクは観光地中の観光地という感じの街だったので物価も高かったです。また街が小さいのでお店の数もあまり多くなかったですね。 でも、ザグレブはさすが首都の街。お土産屋さんもたくさんあるし、地元の人が買い物するようなお店もたくさんあって、いろいろ見て回るのが本当に楽しい!もっとザグレブでの時間をとっておけばよかったです」 また「せっかくだから、クロアチア旅行のついでに隣国スロベニアにも行ってみたい」という方はザグレブからの日帰りが便利なので、ザグレブを旅の拠点地として選んでください。 なお、ザグレブからのおすすめ日帰り先はこちらにまとめています。よろしければご覧ください。 どちらにより多く滞在日数を割くべき? ドブロブニクからの日帰りにおすすめ。ボスニア・ヘルツェゴビナの世界遺産の町、モスタル ドブロブニクもザグレブも、主要観光スポットを周るなら1日あれば十分というのはどちらも同じです。 そのため、もし日帰りで近隣の街や国などへの小旅行をお考えなら、ご希望されている日帰り先がドブロブニクとザグレブのどちらを拠点にするべきなのか、という点も考慮されると良いと思います。 また「アドリア海を見てのんびり過ごしたい」「ドブロブニクの街の雰囲気をゆっくり味わいたい」という方はドブロブニクを。 「オーストリア風の街並みが好き」「クロアチアの人々の生活を感じてみたい」「お買い物も大好き!いろんなお店巡りもしてみたい」「カフェなどでまったりするひとときも設けながら、のんびり気楽に旅したい」という方はザグレブがおすすめです。 あと、食べ物、地元の名物で選ぶなら、海の街ドブロブニクは断然シーフード。内陸のザグレブではおいしいお肉料理や地ビールを楽しめるお店がたくさんあります。 【関連記事】現地ガイドおすすめ... »記事