
【クロアチア便り】ミモザ咲く、2月のザグレブを歩いてきました
春を告げるミモザの花 こんにちは! 少し前になりますが、久しぶりにザグレブ市内へ出かけてきました(2月17日に行ってきました)。 トミスラブ王広場に立つマグノリアの花も、あと少しで咲き出しそうです! 青空が広がるとても良い天気の1日でした。 ズリニェバッツ公園の百葉箱 ザグレブ市内中心部にあるズリニェバッツ公園の百葉箱で気温を確認すると4℃。決して暖かくはありませんでしたが、「もうすぐ春が来る」と感じさせてくれる心地良い空気に街が包まれていました。 まず真っ先に目指したのはザグレブ市内中心地、イェラチッチ総督広場。 イェラチッチ総督広場 お天気が良いため、広場にも結構人がいて賑やかでした。 コロナさえなければ、この日のように天気の良い日は、もっとたくさんの地元の人で賑わい楽し気な雰囲気に包まれているのですが、例年と比べるとやはり人の姿はまばら。 それでも青空の下を歩いていると、気持ちまでぱっと明るくなりました。 ドラツ市場へ向かう途中、お花市場もチラッと覗いてみました。 お花市場 まだ寒い上コロナの影響もあり、売り子さんたちの姿もまばらでちょっと寂し気でしたが、ここでも「小さな春」を見つけることができました♪ ミモザとネコヤナギのブーケ 10クーナ(約170円) それは『ミモザ』。黄色い可憐なこのお花はヨーロッパでは“春を告げる花”として愛されており、クロアチアでは春が近づくと街角のあちらこちらで売られているのを見かけるようになります。 ミモザ まだあと少し寒い日が続きそうなクロアチアですが、こんな風に明るい黄色のミモザを見るとぱっと心も明るくなって「あぁ・・・もうすぐ春がくるんだな~」と、なんとも嬉しい気持ちになります(*´ω`*) そして春が近くなるとミモザと一緒にお花屋さんなど、街角でよく売られているのを見かけるのがネコヤナギ。 黄色い水仙の向こうに見えるのがネコヤナギです ネコヤナギもミモザと同じく“春を告げる植物”として親しまれていています。 なんでも、花穂(かすい)がまるで猫の毛やしっぽに見えることから「ネコヤナギ(猫柳)」という名が付けられたそうです。 ネコヤナギ お花市場を覗いたあとは、ドラツ市場で買い物をしました♪ 市場での買い物の様子を含め、この日のザグレブ市内の様子は下の動画にてお届けしていますので、よろしければご覧いただけると嬉しいです(*^^*) 春はもうすぐそこ・・・ですが、まだしばらく寒い日もあると思いますので、みなさんも引き続き風邪やコロナにはお気をつけてくださいね! (2021年2月25日 小坂井真美) 記事

【7月 クロアチア便り】観光客がいない夏のザグレブを歩いてきました(動画つき)
ザグレブの街並み こんにちは! 毎日暑いですが、みなさんもお元気でお過ごしでしょうか? いつもなら外国からの観光客でいっぱいの聖マルコ教会前の広場もガラガラです クロアチアにとって、今の時期はまさに観光トップシーズン。ですが、今年は新型コロナの影響で観光客が激減しています(ただ、現地メディアの一部報道によると7月上旬時点で前年比4割減くらいとのことです。 でもみんな「本当?」と首を傾げているくらい観光客の姿はまばらいです(;´▽`A“ どうやら地域により観光客の数の偏りが大きいみたいです) 7月に入ってやっと日本から観光客もやっと入国OKになったと思いきや、7月10日からまたEU圏以外からクロアチアへ入国する観光客は14日間の隔離が義務付けられるようになり、やはり例年とおり自由に旅を楽しめるような雰囲気ではありません。(またクロアチアでの新型コロナ関連の最新情報を近日中に当サイトでお届けしますね) ですが夏真っ盛りとなり、クロアチアでは(特に海岸部を中心に)EU圏からの旅行者の姿をちらほら見かけるようになりました。 でも、上記のとおり日本からクロアチアへ旅ができるような状況ではないので「今年の夏はガイドの仕事はゼロだな~」と完全に諦めていたのですが、昨日、約4カ月ぶりにザグレブの街案内(ガイド)をしてきました。 ご依頼をくださったのはEU圏にお住まいの日本人ご夫婦。夏休みをクロアチアへ過ごそうと、ザグレブ&ドブロブニクへ遊びにいらしてくださいました(*^^*) トミスラブ王広場近くの公園 久しぶりのガイドで嬉しい&張り切り過ぎて、お約束した時間の30分以上前に到着…(^^; …というわけで、パン屋さんでクロワッサンとコーヒーを買い、トミスラブ広場の公園のベンチに腰掛けて朝ごはんを楽しむことにしました。 テイクアウトしたコーヒー ひんやりとした気持ち良い空気、綺麗な景色、噴水の音に癒やされながら朝ごはんタイム。 素朴な朝ごはんだけど、すごく贅沢な気持ちになりました(*^^*) 「幸せだな〜」とクロワッサンを頬張っていると、気がつけば目の前にはたくさんの鳥が。(クロアチアのスズメは日本のスズメとちょっと種類が違います。こちらの動画(日本と違う?!... »記事

【ザグレブ観光】マクシミール公園ってどんな所?アクセス方法は?
マクシミール公園内 数々の美しい公園が点在するザグレブ。 なかでも最も美しい公園のひとつとして名高いのがマクシミール公園(Park... »記事

【現地レポート】ザグレブ・クロアチア国立劇場の見学ツアーに参加してきました
先日、ザグレブの友達に誘われてクロアチア国立劇場の見学ツアーへ参加してきました。 「ザグレブには行ったけれど、外観のみの見学。建物の中には入ることができなかったので、内部がどんな様子なのか気になる!」という方も多いクロアチア国立劇場。 そんな方のために、今日はクロアチア国立劇場の内部の様子をお届けします! 国立劇場見学ツアー クロアチア国立劇場の外観 まずはじめに・・・ お隣ハンガリー、ブダペストの国立劇場は「オペラ等を鑑賞する時間はないけれど、劇場内部の見学だけ楽しみたい」という観光客向けのツアーが定期的に行われており、(旅行会社等を通して)日本語でオンラインで気軽に申込みもできますが、クロアチア、ザグレブの国立劇場の見学ツアーへの申込みはちょっと手続きが煩雑。 国立劇場のスタッフさんのお話では、平日なら毎日朝の9時半から見学ツアーのアレンジ自体はできるそうですが、最低でも10名の参加が催行必須条件だとのこと。また見学ツアーを希望する方は、国立劇場に直接問い合わせをして、必ず事前予約する必要があるそうです。 そのため、残念ながら個人旅行でザグレブにお越しになる観光客の方が内部見学するのは難しいのが現状です。今回の見学はザグレブガイドの現地人の友達が、特別にアレンジしてくれました。 国立劇場内部、エントランス付近 スタッフさんによると「毎日見学ツアーに来るのは大抵、学校のカリキュラムの一環で訪れるクロアチアの子供たちがほとんど」とのこと。 私たちが訪れた日は、地元の小学生5年生の子供たちのために見学ツアーがアレンジされており、(私たちは2人だけなので)特別に一緒に見学させていただきました。 大勢の子供たちのうしろについて見学開始。子供たちは20人程度のグループに分けられ、それぞれ先生と劇場のスタッフさんに引率されていましたが、みんな元気いっぱい!「し~っ!静かにしなさい!」「はぐれないで!迷子になっちゃうわよ」と大人たちは大変そうでした(;´▽`A“ 私たちはそのうちのひとつのグループにくっついて行ったのですが、一部の子供たちはアジア人である筆者に興味津々。「どっから来たの?中国?」「クロアチア語、話せる?」「(筆者の)写真、撮ってもいい?」と、ちょっぴり恥ずかしそうに話かけてくる子もちらほら。 無邪気な子供たちに癒されると同時に「断りもなく人の顔にカメラを向けて勝手に写真を撮る大人も多いのに、エライなあ~」と、子供たちのマナーにとっても感心しました。 19世紀のまま時を止めた劇場 つい少し話が逸れてしまいました・・・ここで、国立劇場の話に戻りたいと思います。 通称「HNK(クロアチア語で“ハー・エヌ・カー”)」としてザグレブの人々に愛されるクロアチア国立劇場。HNKとはHrvatsko... »記事

ザグレブの観光・滞在日数は?何泊がおすすめ?
回答 「ザグレブ観光は半日で十分と聞きましたが、本当ですか?」「ザグレブには何泊がおすすめですか?」というご質問をよく頂戴いたします。 まず「ザグレブ観光は半日で十分か」というご質問ですが、結論から申し上げると「可能」です。ガイドブックに載っている主要なザグレブの観光スポットだけなら、効率よく周れば、半日で周ることができます。 ただ、ザグレブ在住&ザグレブを愛するクロたびスタッフは「半日と言わず、できればたっぷり1日かけて町の雰囲気を楽しんでほしい」というのが本音。 ただ「観光スポット巡りをこなす」だけの駆け足の散策ではなく、途中、ザグレブっ子に混ざってカフェでひと休みしたり、公園のベンチに腰かけて街行く人たちを観察してみたり、のんびりとした旅のひとときを楽しんでみてください。 また、美術館や博物館、ギャラリーが多いザグレブ。興味のある方は、いろいろ巡ってみるのも楽しいと思いますよ。 このように街の観光自体は丸1日、長くても2日あれば十分と言えるザグレブですが、ザグレブに連泊して、日帰りで近郊の町に出かけるという方法もすごくおすすめです! スロベニアのブレッド ザグレブからなら、クロアチア国内のみならず、隣国スロベニア(リュブリャナ、ポストイナ、ブレッドなど)の他、車(レンタカーやハイヤー、プライベートツアーなど)を利用すれば、イタリアのトリエステ、オーストリアのグラーツ、ハンガリーのブダペストにも日帰り旅をしようと思えば実現させることができるのです。 ザグレブからおすすめの日帰り観光先は「ザグレブからおすすめの日帰り旅行スポット10選」をご覧ください。 ザグレブをベースに、いろんな町や国を旅してみるのもおすすめですよ! ザグレブ在住日本人が楽しいザグレブ散策のお手伝いをします!当サイトではお伝えしきれない、本当におすすめしたいレストランやお店、写真スポットにご案内したり、お土産探しなどのお手伝いをします。 ザグレブ以外の町の観光アドバイスもお伝えします。ご興味のある方はこちらをご覧ください。 ザグレブの観光情報をチェック! ⇒ ザグレブ観光スポット一覧はこちら ⇒ ザグレブでおすすめのお土産ショップ情報はこちら ⇒ ザグレブでおすすめのレストラン情報はこちら ⇒ ザグレブでおすすめのカフェ情報はこちら ⇒ ザグレブでおすすめのホテル情報はこちら ⇒ 旅行前に知っておきたい、ザグレブ空港基本情報 ⇒ ザグレブ空港から市内へのアクセス ⇒ 【保存版】どこに滞在するべき? ザグレブのホテルのエリア ⇒ 在住者がお伝えする、2時間で巡るザグレブ散策おすすめモデルプラン ⇒ 【旅行前にチェック!】ザグレブ 市バス&トラムの乗り方 『クロアチア旅行 よくあるご質問』一覧へ戻る 【これを読めば完璧!?】 クロアチア旅行・観光のよくある質問集 みんなのご質問にクロたびスタッフがお答えします! 記事

ザグレブのおすすめ観光スポットは?
ザグレブの観光スポット関連情報はこちらにまとめておりますので、ご覧いただけますと幸いです。 なお、ザグレブ郊外やその他の町への日本語アテンドをご希望の方はお気軽にご相談ください。街歩きはもちろん、ショッピング、お土産探しのお手伝い、レストランのご案内など、なんでもお任せください。クロアチアでの生活や習慣、「ザグレブの今」をお伝えします。日本語アテンドサービスについて詳しくはこちらをご覧ください。 『クロアチア旅行 よくあるご質問』一覧へ戻る 記事

【現地ガイド伝授】2時間で巡るザグレブ散策おすすめモデルプラン
ここでは紹介していませんが、パステルカラーの可愛らしい建物が並ぶトカルチチェバ通りもおすすめスポット。時間があればぜひ! クロアチアの首都ザグレブは古きよきヨーロッパの薫りが残る、どこかノスタルジックな雰囲気が漂う独特の街。首都と言っても小ぢんまりとした街なので定番の観光スポットのみであれば、2時間もあれば十分に回り切ることができます。 そこで「限られた時間の中で見所を逃すことなくザグレブ観光をしたい」という方におすすめのザグレブ散策プランをおすすめします。ここでお伝えする観光スポットは全部で7か所。 小さな町のため、ザグレブ散策は基本的に徒歩のみでの観光となります。それぞれ見学や記念撮影に要する時間は数分から15分程度。「さっと見学して終わりで十分」という方であれば、1時間ちょっとあれば十分回りきることができるコースです。 ここでお伝える順番に周れば迷うことなく効率よく散策できますよ♪ なお、筆者はクロアチア政府公認ガイドで日々、ザグレブの街案内をしていますが、ここでは書ききれないとっておきスポットへお連れしたり、散策中に当サイトには載せていないクロアチア各地のおすすめ観光情報をお伝えしたりしています。よろしければ、クロたびスタッフによるザグレブ・ガイドサービスもご検討いただけると嬉しいです! 少し話が逸れてしまいましたが、それではザグレブの街散策モデルルートをチェックしていきましょう! ザグレブっ子で賑わう町の中心地 イェラチッチ総督広場 ... »記事

ザグレブ市民の憩いの場 ズリニェバッツ公園
緑が美しいズリニェバッツ公園 一年を通して様々な催し物が行われ、いつもザグレブっ子で賑わう美しい緑のズリニェバッツ公園(Zrinjevac)。 ザグレブには数々の公園が存在しますが、春は花々が咲き乱れ、夏は緑が眩しく、秋は木々が色づき、冬はクリスマスの魔法に包まれるこの公園は、町を代表する市民の憩いの場。公園の名はニコラ・シュビッチ・ズリンスキー(1508-1566年)という人物で、オスマン・トルコ軍からハンガリーのシゲットという町を守るために戦士したクロアチアの総督にちなんで付けられました。 美しい公園にはクロアチアの著名人の胸像や噴水、音楽パビリオンなどが立ち並んでいます。なかでも特徴的なのは美しい巨木の並木道。よく「何の木ですか?」と聞かれますが、これは“プラタナス”という木で、19世紀にトリエステから運ばれてきたものです。 ズリニェバッツ公園のランドマーク ■百葉箱 ... »記事