【スプリット】歴史ロマンを感じさせる、美しいぺリスティル
ペリスティルでは様々なコンサートも行われる スプリット旧市街への入り口のひとつ「銀の門」をくぐった先は“ぺリスティル”と呼ばれる列柱に囲まれた美しい広場が位置します。東西に12本のコリント式の石柱が立ち並び、ぺリスティルのすぐ東側には大聖堂と鐘楼も。スプリット観光はここからスタートさせるのがおすすめです。 ところで、ぺリスティルをよく観察してみてください。大聖堂前の柱の側にスフィンクス像が鎮座しているのに気がつきます。これは3世紀後半にディオクレティアヌス皇帝がエジプトに遠征... »記事
【スプリット】クロアチア伝統の男声合唱「クラッパ」に出逢える!「皇帝の玄関」
音がよく反響するドーム型の場所 ローマ皇帝の宮殿が街の旧市街となったという、珍しい起源を持つクロアチアのスプリット旧市街。この宮殿は今から約1700年前に、ディオクレティアヌス皇帝が晩年を静かに過ごすための宮殿として建設され、皇帝はここで6年を過ごしました。 今回はスプリットでぜひ立ち寄って頂きたい「皇帝の玄関」についてのエピソードや見所をお伝えします。 スプリット旧市街内、ペリスティルの南側に位置する4本の柱に支えられた美しい建物は、かつて皇帝の住居の玄関でした。 玄関に一歩足を踏み入れると、そこは天井がぽっかりと開いた円形の空間。穴が開いている場所にはかつて天井があり、美しいモザイクで覆われていたそうです。 また、壁にあるくぼみには彫像などが飾られていたのだとか。現在、玄関のその向こうは野外スペースとなっていますが、かつてそこには皇帝の謁見の間があったと考えられています。 1700年前、皇帝に謁見するためにここを通った人々は、いったいどんな気持ちだったのでしょうか。そんなことを考えながら、スプリット散策を楽しんでくださいね。 クラッパをお見逃しなく! 4本の柱に支えられた玄関。丸印をくぐった先が天井にぽっかりと穴が開いた玄関スペース さて、この玄関スペースはドーム形でよく音が反響するため、... »記事