寒いザグレブに戻ってきました!
昨日、長いフライトを終え無事にザグレブへ戻ってきました! 今回はまず大阪の伊丹空港から羽田へ飛び、さらに成田空港へ移動。その後成田からドーハ、ドーハからザグレブへという1日以上かかる長いフライトスケジュール。 機内では熟睡できましたし、ドーハでは待ち時間が3時間程度だったので(往路の9時間待ちと比べればラクなものです!)思った程タフではありませんでしたが、やっぱり疲れました(笑) ですが、そんな疲れも吹っ飛ぶほど驚いたのはザグレブの寒さ!! 到着時の機内放送によると、お昼なのに外の気温は5度。ザグレブ空港から外に出た瞬間、思わず声が出る程の寒さでした(笑) また、朝晩は氷点下になるザグレブ。早くも大阪の温かさが恋しくて仕方がありません(笑) 今回日本で用意してきたボアインソール、ダウンコートが早速大活躍してくれましたよ!(詳しくは「クロアチアの冬旅に欠かせない、日本のポカポカ優秀グッズ4選」をご覧ください) 日本でいっぱい元気チャージが出来たので、またクロアチアで頑張れそうです! しばらくお休みしていた「現地レポート」も順次お届けしていきますね♫ (2017年12月4日 小坂井真美) 記事
【現地レポート】石畳と階段のフォトジェニックな街『シベニク』
シベニクの町並み こんにちは! 観光シーズンのピークに突入し、ずっとバタバタしていたため少しレポートが遅くなりましたが、先月末にシベニクへ行って来ました。 とっても素敵な町だったので、たくさんの写真と共にレポートしたいと思います♬ スプリットは様々なイベントが町のあちらこちらで行われ、すごく賑やかでした! シベニクはアドリア海沿岸(ダルマチア地方)に位置する小さな街。 仕事でスプリットに行った翌日、「クロたび」のシベニク情報を充実させる目的で、ザグレブに帰る前にシベニクへ立ち寄ってきました。 スプリットのプロムナード。夜遅くまでたくさんの人で賑わっていました! スプリットからシベニクまではバスで約1時間半。 途中海岸沿いの美しい景色や街並みを車窓からぼ~っと眺めていると、あっという間に到着しました(スプリット⇒シベニクへ向かう際は、バスの左側の席がおすすめです。左側に海が見えてきますよ!)。 シベニクのバスターミナル シベニクの中央バスターミナルから旧市街までは徒歩約5分程度。 海沿いを歩いてゆくと、美しい旧市街が見えてきます(↓) 写真奥に見えるのが旧市街の町並みです 「きれいな町並みだな~」と、旧市街に近づくにつれ一人ワクワク感が高まっていたのですが、海を気持ちよさそうに泳ぐ白鳥を見つけてひとり心の中で大興奮! 白鳥・・・といえば、湖のイメージが強かったため「海にも白鳥がいるんだ!」と、びっくりしてしまいました(笑) 近くまで寄ってきてくれました♥ 白鳥にほっこり癒されながら、旧市街に到着。 「クロアチアの中でも最も階段が多い街のひとつ」だと言われるシベニク。 まさにその通りで、旧市街に到着した途端、右を向いても、左を向いても階段だらけの景色が目に飛び込んできました。 中世の街並みを色濃く残し、迷路のように細く入り組んだ石畳の路地が特徴的なシベニク旧市街。 半径約250m以内に旧市街(見所)がすっぽりと収まってしまう程、コンパクトな可愛らしい街なので、方向音痴の筆者でも地図を持たずに安心して街歩きを楽しめました。 途中素敵なテラス席があるカフェやレストランもたくさん見かけましたよ・・・! こんなに素敵な石畳の路地のテラス席に腰掛けて、コーヒーを楽しめたら最高ですね♬ この日はシベニクについて勉強するため、半日ほどガイドさんに案内をして頂きながら街を歩いていたのですが、街角でとてもおもしろい話をしてくださいました。 なんでも、下の写真(↓)に写っている黄色い建物の角にある、白い石を積み上げたような柱は「市民の見栄の張り合いの”レガシー”」なのだとか。 昔シベニクに住んでいたお金持ちの人々が、その財力を誇示するために作り始めたのだそう。「柱の高さ=財力」つまり、この石の柱が高ければ高いほどお金持ちだとみなされた、という説があるそうです。 ですが他にも、ただ単に、荷物の運搬などで建物の角が痛まないように保護するために作られた、という説もあるのだそう。 個人的には”見栄の張り合い説”の方が、何だか人間くさくておもしろうなぁ、と思います(笑) レストランの入り口も素敵です♥ 他にもガイドさんに教えてもらうまで気づかなかったのですが、下の写真のように、民家の壁の足元に小さなくぼみがあいていました(↓) 壁に小さな穴が空いているのが見えるでしょうか?犬やネコのための水飲み場だったそうです これは犬やネコのための水飲み場だったのだとか。上の写真の場所以外にも、町の至る所に小さな生き物たちのための水飲み場が点在していました。 「(シベニクが位置する)ダルマチア地方は昔から夏は暑さが厳しく、水の確保は常に町の死活問題だったの。シベニクの旧市街の中にも、当時大切に使われていた井戸がいくつか今も残されているのよ」と語るガイドさん。 水を手に入れることが容易でなかった中世の時代、人々にとって水は今以上に貴重な存在。それにも関わらず、動物たちのために水飲み場を作り、貴重な水を分け与えていたシベニクの人々の優しさに、思わずじ~んとしました。 そんな心優しい人たちが住む町のためか、シベニクでは毛並みの良い、幸せそうなネコちゃんたちをたくさん見かけました。 >>続きを読む(次のページへ) 記事
観光地エリアの工事が続くザグレブ、ウスピニャチャも運休に
“きれい”になったトミスラブ公園脇の歩道。ザグレブっ子は「以前と何も変わっていない!無駄な工事だ」とご立腹 春先あたりから、市内のあちらこちらで工事が始まったザグレブ。 トミスラブ公園、ラディチェヴァ通りなど、多くの観光客も利用する場所を掘り起こしての舗装工事が行われています。 数カ月前の美しいトミスラブ公園 もちろん、作業中は通行止め、あるいは通行規制が。トミスラブ公園に至っては公園周りの通りだけではなく(通りの工事は現時点で完了しています)、市民の憩いの場である芝生が全部剥がれて、立ち入りできない状態となっています。 現在のトミスラブ公園の様子 この工事にザグレブ市民はかなり懐疑的。「また必要ない工事をしてるの?」「掘り起こして、埋めて・・・税金の無駄遣いだ」「トミスラブ公園も、ラディチェヴァ通りも、あのままで良かったじゃないか。何をどうしたいんだ、一体!?」「せっかく良い季節なのに、芝生で寝転がれない」などなど、ご立腹の様子。 現在のトミスラブ公園の様子 そして、ザグレブの観光スポットのひとつでもあるウスピニャチャ(ケーブルカー)もメンテナンスのため、先日5月16日から運休となりました。作業は1、2カ月続く模様。7月あたりに運行再開予定だとのことです。 「青い貴婦人」と呼ばれるケーブルカー ウスピニャチャの運休を知らずにザグレブを訪れた観光客は「せっかく“世界一短い公共交通機関”に乗ろうと楽しみにしていたのに・・・」とがっかり肩を落としています。 そんな観光客の様子を見て「もうすぐ観光ハイシーズンを迎えるというのに、街のあちらこちらを掘り起こして、挙句の果てにはウスピニチャも運休。何を考えているんだ?!」「工事やメンテナンスをするなら、観光客の少ない季節にできなかったのか」と、ますますご立腹のザグレブっ子たち。 イェラチッチ広場のすぐ近くで行われているラディチェヴァ通りの工事 腹が立ってもユーモアを忘れないクロアチアの人たち。 「ザグレブにやってきてくれる旅行者に“みなさま、ザグレブへようこそ!えぇ~、まず、みなさまの右手に見えるのはクロアチア名物であるドーザーショベルでございます”胸を張って案内できるね」 「さすが我らがクロアチアの政治家!クロアチア観光のアピールポイントをわかっているねぇ~!“去年観光シーズン真っ最中に行ったシーサイド(海辺の町)での工事が”大好評”だったので、今年はザブレブにもツーリストアトラクションとしてドーザーショベルを連れてきたわけか!」 (※“ドーザーショベル”とはもちろん、工事現場でよく見かける重機のことです。ドーザーショベルをあたかも「クロアチアにしか生息しない珍しい生き物」「クロアチア名物」であるかのように表現した皮肉です。) ・・・などなど、皮肉たっぷりの批判が飛び交っています。 現在のラディチェヴァ通り。柵が張り巡らされていますが、通行は可能です せっかくザグレブへ足を運んでくれる旅行者の方のためにも、早く工事を終わらせて欲しいものです。(今は芝生が剥がれて寂しいトミスラブ公園は花壇などができて、もっと美しくなる予定・・・との噂もあるので、どんな風になるのか楽しみです) とは言え、今のところウスピニチャが運休という事以外に、ザグレブ観光に大きな影響は出ていないのでご安心ください! (2016年5月19日 小坂井真美) 記事
春の空をふわりと舞う白いもの・・・
庭のりんごの花♪ 週末はあいにくのお天気でしたが、昨日月曜日からまた青空が広がるザグレブ。 建物の中でいるのがもったいないような気分になるほど、気持ちの良いお天気です! ここ数日で庭もぐっと緑がまぶしくなりました。 先週まで可愛らしい花で目を楽しませてくれた桜も散り、早くも緑色の実をたくさんつけています。 今年もたくさん、さくらんぼが採れそうです♪ 写真ではわかりにくいですが、緑色の小さな実がなっています 町中のカフェや公園は、いつものごとく、真昼間から日向ぼっこを楽しみながらおしゃべりを楽しむザグレブっ子たちでいっぱい! 「ザグレブってこんなに人がたくさんいたっけ?」と思ってしまうほど、そこら中が人だらけ(笑) そんなザグレブっ子たちを見習って、私も毎日庭や近所のカフェで日向ぼっこを楽しんでいます。 チューリップも満開です! 日差しがぽかぽか気持ちよくてついウトウトしてしまいそうに。。。 でも、いつも鼻がムズムズして夢心地気分から引き戻されてしまいます。 ムズムズの原因は花粉症ではなく、空中を大量に漂うふわふわとした白い物体。 そう、たんぽぽの綿毛です! 写真ではわかりにくいですが、はっきりと見えるくらい大量の綿毛が空中を漂っています。 庭の一角もたんぽぽだらけです♪ 毎年この時期にザグレブの至る所で見られるこの光景・・・私はこれを見ると「あぁ、本当に春が来たんだなぁ~」と感じます。 あまりにも気持ちのいいお天気なので、机に向かって仕事をしながらでも外の空気を感じたいと家中の窓を開け放っているのですが、気が付けば家の中にも白い物体がふわふわ。。。 いつも夕方になる頃には家中のフローリングの上に大量の綿毛が。。。 こんなに積もれば掃除のやりがいもあるもの。 最近は綿毛たちのおかげで、面倒くさがり屋の私でも毎日床掃除を楽しく続けられています(笑) さくらんぼがなる桜の木の花は散ってしまいましたが、サワーチェリーの木はちょうど今が花見盛りです♪ それにしても、とにかく鼻がムズムズします・・・ 窓を閉めればいいのでしょうが、やっぱり開けると気持ちが良いので今も全開です(笑) ちなみに、一般的なクロアチアのスーパーでは日本のような箱入りのティッシュペーパーが売られていません。あったとしても、かなり高い・・・! なので、大抵のクロアチア人は鼻をかむ時はトイレットペーパーやキッチンペーパーを使っています。ポケットティッシュはたくさん売られているのですが、日本のものと比べてかなり紙が分厚く、ごわごわして使い心地が悪いのです。 日本でのティッシュペーパーのある生活が当たり前だった私にとって、クロアチアへ移住してきたばかりの頃はティッシュがない生活が随分不便に感じましたが、もうすっかり慣れてしまいました。 庭のサワーチェリーの花。今年もたくさんサワーチェリーのラキヤが作れそうです♪ 先日、日本からツアーでクロアチアへ遊びにいらした方から「添乗員さんに“クロアチアのホテルにはティッシュペーパーがないのでポケットティッシュをたくさん持ってきてくださいね”と言われたので、いっぱい持ってきたんです!よかったらいっぱい余っているので、使ってください!」と、貴重な日本のティッシュをプレゼントしていただきました♪ 久しぶりの日本のティッシュ・・・最高です!(笑) それにしても、さすが添乗員さんのアドバイス! 綿毛が舞うこの季節、やわらかいティッシュはクロアチア旅行の必須アイテムかもしれません。 春のクロアチア旅。ティッシュにこだわりたい方は、ポケットティッシュのご用意もお忘れなく! (2016年4月12日 小坂井真美) 記事
春が来たクロアチア 気になる4月の服装は?
我が家のイースタエッグ♪ イースターが終わり、サマータイムが始まり、これから一気に春に向かって一直線のクロアチア。 ここ1週間くらいは毎日青空が見え、日中はポカポカとした陽光がが降り注いでいます。 町の至る所で花が咲き始めたザグレブ。 トミスラブ広場はマグノリアの花が満開です! ... »記事