新型コロナ┃モンテネグロでも感染者確認。セルビアでは外出禁止令も
モンテネグロの国旗 隣国モンテネグロでも感染者確認 先日3月16日のブログで「モンテネグロは新型コロナウイルス感染者がひとりも確認されていないヨーロッパで唯一の国」とお伝えしましたが、残念なことに17日、そんなモンテネグロでも2名の感染者が確認されました。 またモンテネグロ国内の公共交通機関は一時停止、スポーツジムや美容院などの一部店舗も閉鎖される措置が取られているとのことです。(期間は未定だそうです) なお、15日に発表された「国境を閉鎖し外国人の入国を禁止する」という措置も引き続き行われています。 セルビアでは外出禁止令が発令 セルビアの首都、ベオグラードのシンボル『聖サヴァ教会』 また同じくクロアチアのお隣の国、セルビアからの新たなニュースが・・・! 今朝のクロアチアのニュースによると、セルビアでは15日の非常事態宣言に引き続き、17日からは高齢者(65歳以上)の禁止令が出されたとのこと😱(人口が5000人未満の小さな自治体は70歳以上が対象だそうです) また20~5時の夜間は年齢に限らず原則全員(夜間勤務の人を除いて)外出禁止令が出されました。 詳しいことはわかりませんが、外出が禁止された高齢者の方で同居しているご家族がいらっしゃらない方は、食料品などのお買い物などはどうされるのかな・・・なんて心配しています。 ちなみに、海を渡ったアメリカ、ニューヨークでも外出禁止令が検討されているそうですね。 現状ではクロアチアは外出禁止令は発表されていませんが、「クロアチアもそのうちそうなるのかなあ・・・」なんて少し不安です。 桜を見る度に、日本の家族や友達のことを想っています それにしても、ヨーロッパと比べると日本は新型コロナ対策の措置がそれほど厳しくないように感じます。日本はイタリアのように爆発的な感染拡大はないようですが、ここ数日は海外から出張や旅行で帰国された方の感染が相次いで確認されているそうですね。 日本の家族や友達のことを想うと心配ですが、自分がいるクロアチアもこれからどうなるかわからないですね💦 それにコロナウイルス騒動が収束したとしても、世界的な経済的ダメージのことを思うと不安が尽きません。 いろんな意味で「どうしようもない不安」が尽きませんが、今日もザグレブは相変わらずの良いお天気です☀ 庭の桜は今日で八分咲きくらい🌸 クロアチアの観光業も今年は幸先が悪すぎて、今後のことを考えるとついついネガティブになってしまいますが、落ち込んでいても仕方ない!それに体か頭を動かしていれば、不安も紛れます^^ そうは言っても、不安でついため息が出てしまうことも。 超楽天家なクロアチア人の旦那は「大丈夫だよ~。もうしばらくの我慢。どうせ同じ時間を過ごすなら、楽しく過ごそう!僕たちだけじゃない。みんな同じなんだから。どうしようもないんだから、楽しんだもん勝ちだよ!」とハンモックにぶらぶら揺られながらニコニコ。 「確かにそうだ。前向きに考えなきゃ!」と何度も自分に言い聞かせながらも、あまりにものんきな彼を見ていると「あなたはもう少し心配したら?」と、ハンモックから蹴り落としたくなります・・・(笑) ニュースばかり見ていると気持ちが沈むので、私も桜の木の下でのんびり本でも読むことにします。。。(*´ω`) ハンモックに寝転がって空を見上げると、目の前一杯に桜が広がります🌸 みなさんもどうか前向きに、それから健康だけには気を付けてくださいね! (2020年3月18日 小坂井真美) (クロたびスタッフ・ブログ、Twitter、Facebookでは日々クロアチア各地の最新気候情報をはじめ、さまざまな情報をお伝えしています。よろしければフォローしていただけると嬉しいです) 【これを読めば完璧!?】 クロアチア旅行・観光のよくある質問集 みんなのご質問にクロたびスタッフがお答えします! 【クロたびスタッフの著書もよろしくお願いします】 ⇒ ガイドブック「アドリア海の素敵な街めぐり クロアチアへ」著書発売のお知らせ 「見落とすべきでない観光スポットは?」「おすすめのホテル、レストランは?」「お土産はどこで買えばいい?」など、これまで数えきれないくらい聞かれたご質問に対する答えをギュッと一冊に詰め込みました。 また当サイト(クロたび)では紹介していないお気に入りのカフェやレストランやホテル、お店、各町でのおすすめの過ごし方などなど・・・当サイトには載せきれていない情報もたくさん盛り込んでいます。 よろしければお手に取っていただけると嬉しいです。 ⇒ 「旅するクロアチア語」... »記事
ヨーロッパで新型コロナ感染が確認されていない唯一の国?!
モンテネグロの世界遺産コトルの街並み ヨーロッパで急速に感染が拡大している新型コロナウイルス。 3月15日(現地時間)午後21時にはお隣セルビアで「国家非常事態宣言」がなされ、クロアチアでも大きく報道されています。(3月16日0時現在、クロアチアでは非常事態宣言はなされていません) 「(外交官とその家族、および滞在許可を得ている者以外の)外国人の入国禁止。保育園から大学までの教育施設の一斉閉鎖・休校」などの措置が取られるとのこと。 クロアチアの現状 昨日のブログでもお伝えしたとおり、一般市民の様子はいたって穏やか。 16日からクロアチア各地で休校がはじまり、在宅勤務で自宅に引きこもっている人が多いですが、特にパニックになっている様子はありません。 でも、医療の最前線で頑張ってくれているお医者さんやナース、病院は本当に大変そうです。ザグレブの病院(KB... »記事
「アドリア海の秘宝」 モンテネグロのおすすめ観光地5選
バルカン半島に位置する小さな小さな国、モンテネグロ。「アドリア海の秘宝」と呼ばれるこの国には、小さくも美しい町がたくさん点在します。 数ある魅力的な観光地かの中から、今回はモンテネグロを訪れるならぜひ足を運びたい特におすすめの観光地をピックアップしてみました! 世界一美しい湾の町 コトル モンテネグロを代表する観光都市といえば「コトル」。アドリア海から続くコトル湾の奥深くにひっそりと佇むこの町は、中世の面影を色濃く残しており、その自然と歴史の豊かさから世界遺産にも指定されています。 前方を海、背後を険しい山々に囲まれた守られたコトル。天然の要塞に囲まれた堅固な城塞都市は、敵に破壊されることなく中世のままの姿を現在に伝えていま... »記事
断崖絶壁に隠れた秘境の聖地「オストログ修道院」
モンテネグロ最大の聖地であるオストログ。 キリスト教の一大聖地でもあるこの地には毎年世界中から10万人以上もの人々が巡礼に訪れ、「奇跡の聖地」として人々の厚い信仰を集めています。 断崖絶壁に建つ聖地 (C)Flickr/Grigory... »記事
旅行前にチェック!モンテネグロ観光基本情報
モンテネグロの国旗 ビザ(査証) 3ヵ月以内の観光目的の滞在ならビザは不要。 水は飲める? 「安心して飲むことができる」と言われるモンテネグロの水道水ですが、普段から飲み慣れていない旅行者はやはり避けた方が無難。... »記事
コトルからひと足伸ばして訪れたい「ペラスト」
(C) Flickr/ Marjan Lazarevski コトル湾に浮かぶ聖なる教会 世界遺産の町「コトル」以外にも、コトル湾を訪れたらぜひ足を運びたいもうひとつの町。それは湾の畔にひっそりと佇む町、ペラストです。コトルからペラストまでは車で約20分。人口約500人程の小さな小さなこの町には、心静まる素晴らしい風景が広がっています。 ペラストの一番の見所といえば、町の沖に浮かぶ2つの小さな島。写真右に浮かぶのが岩礁のマリア教会 (C)Flickr/taver... »記事
(コラム)中世で時が止まった、世界一美しい湾に面する世界遺産の町「コトル」
(C)Flickr/(rinse) モンテネグロを代表する世界遺産の町「コトル」。アドリア海から続くコトル湾の奥深くにひっそりと佇むこの町は、中世の面影を色濃く残しており、その自然と歴史の豊かさから世界遺産にも指定されています。 世界一美しい湾 (C)Flickr/Antti... »記事