【現地レポート】2週間半、夏のクロアチアを周遊してきました┃スリと熱中症に注意!
「クロアチアのモンサンミッシェル」とも呼ばれるプリモシュテンの街並み こんにちは! いろいろあって、かなり久しぶり(2週間ぶり)のスタッフ・ブログの更新となりました。 明日からは、いよいよ8月!クロアチアは観光シーズンのピークに突入しています。 筆者は7月に入ってから、月の半分以上を旅のお供で、あちらこちらを飛び回っていましたが、先日やっと自宅があるザグレブに戻ってきました。 7月末のザグレブ 今回は、この2週間で訪れた街を順番にお伝えしていきますね。 (7月のクロアチア&スロベニアの各町を行き交う人々の服装を捉えた写真を載せているので、ぜひ旅の準備のヒントにしてくださいね!) (↑)7月7日、ザグレブを出発して最初に訪れたのはプリトヴィッツェ。 7日のスタッフブログ(【現地発・最新情報】7月上旬のプリトヴィッツェ園内、混雑具合は?)でもお伝えしたとおり、7月だというのに、この日は意外にも人が少なく感じた日でした。 7月7日 プリトヴィッツェ ちなみに、この日会ったプリトヴィッツェのガイドさんは「7月に入ったというのに人が少ない原因はおそらくお天気のせい。ここ数日、プリトヴィッツェもとてもお天気が不安なので、天気予報を見て『プリトヴィッツェはやめておこう。入園料も高いし・・・』と目的地を変更した人も多いのかもしれませんね」と話していましたが、その通りだったようです。 というのも、このあと下でお伝えしますが、10日後の7月18日に訪れた際は園内はたくさんの観光客でとても混雑していました! シベニクの街並み 翌日(7月8日)、プリトヴィッツェを発ってスプリットへ向かう途中、シベニクやトロギールにも立ち寄りました。 7月8日 シベニク ザグレブやプリトヴィッツェも暑かったですが、ダルマチア地方(海沿いのエリア)の暑さはひとしおです・・・! 白い石畳に太陽の光が反射して眩しく、日向を歩くとじりじりと焦げるような暑さでした。 7月8日 トロギール 最近、日本でも熱中症でたくさんの方が病院に搬送されたというニュースを耳にしますが、これからの時期、クロアチアを旅される方も熱中症にはくれぐれもご注意ください! 「日中はなるべく日陰を歩く」 「のどの渇きを感じる前に、適度に水分補給をする(塩分補給もお忘れなく!)」 「身体を締め付けない、涼しい服装を心がける」 「疲れたな、と感じたら無理をせずに適度に休みながら散策を楽しむ」 「帽子を被る」 以上のことを心がけて、夏のクロアチア旅行を楽しんでくださいね! 7月8日トロギール 特に団体ツアーでお越しになる方は「疲れたな、と感じたら無理をせずに適度に休みながら散策を楽しむ」という点を、どうか心がけてください。 「ちょっとしんどいけれど、添乗員さんやツアーのみんなに迷惑をかけたくないし・・・」と、ついつい無理をしてしまう方が多い団体ツアー。 スケジュールも連日、盛沢山な内容でハードなものが多く、自分のペースで散策するのが難しいため、何かと疲れがたまりやすい傾向にあります。 7月8日 夕暮れ時のスプリット 筆者は仕事柄、これまで「“ただの風邪、きっと旅の疲れが溜まっているんだろう・・・たいしたことはない”と思って我慢していたら、夜突然高熱が出て、ホテルで倒れてクロアチアで入院することに。ただの風邪だと思っていたら、肺炎だった」という患者さんに、実際に何度もお会いしてきました。 自分のペースで旅ができる個人旅行なら、当日の気分や体調に合わせた旅ができますが、1日のスケジュールが予め決まってしまっているツアーなら「ちょっとしんどいから、この辺りで休憩したい・・・」とは、なかなかいきませんよね。 そのため「みんなに心配、迷惑をかけたくないから・・・」と、ついつい無理をしてしまう方が多いよう。団体ツアー中、「なんだかちょっと体調が優れないな・・・」「あれ?なんだか疲れがたまっているのかな?」と思ったら、無理をせずに早めに添乗員さんにご相談してくださいね。 7月8日 夕暮れ時のスプリット また上でもお伝えしましたが、真夏のクロアチア観光には帽子は必須アイテムです! 実は筆者は帽子を被るのがあまり好きではないのですが、去年から真夏には帽子を持ち歩くようになりました。 というのも「帽子を被っていた日、被っていなかった日で、1日の終わりの疲れがかなり違う」ということに(今更ですが・・・(笑))去年身をもって体感したからです。 それに、顔の日焼けもかなり違います(帽子を被らなかった日は、夜になると顔がヒリヒリします)。 7月10日モスタル かなり暑かったです! 「帽子」とひと言で言ってもいろんなデザインのものがありますが、夏の旅行におすすめの帽子選びのポイントは次の通り: ・軽い (重いとずっと被っているのが辛いです) ・つばが広い (つばが広い帽子は顔だけではなく、首や肩も直射日光から守ってくれます) ・通気性が良い (熱がこもらないタイプのものを選んでくださいね) ・色は白など明るい色のもの(放射熱(日光)を反射するもの) (黒など色が濃いものは熱中症対策には不向きです) ・折りたためるもの (帽子が苦手は筆者は涼しい日陰に入るとすぐに帽子を脱ぎたくなってしまいます。そのため、不要な時には折りたたんでカバンに入れることができるデザインのものは大変重宝します) その他、つばが広いデザインのものをお持ちの方は「帽子留め」をお持ちいただくと便利かもしれません。 特にアドリア海沿いを歩いていると、時折涼しい風がびゅ~っと吹くことが。その際、帽子が飛んでいかないように、帽子留めをつけていると安心ですよ。 7月10日モスタル その他、帽子以外に夏のクロアチア観光に用意してきていただきたいものは「夏のクロアチア旅行に用意して行きたい8... »記事