悲しいニュース❘路上に毒入りのエサ・・・食べた飼い犬が死亡
※イメージ画像です 今日はクロアチアから悲しいニュースです。 最近また、ザグレブで路上に毒入りのエサがばら撒かれ、それを食べたワンちゃん(飼い犬)が死んでしまうという事件がありました。 「また」と書きましたが、実は非常に残念なことに、ザグレブではよく耳にする話。心無い人が、農薬などで毒を盛った食べ物をわざと野外に放置し、それを食べた犬や猫たちが死んでしまうのです。 今回クロアチアのニュースで取り上げらたケースでは、数日前の夜、ザグレブのある女性が愛犬を散歩させていたところ、チキンの皮と骨が道端に落ちていたそうです。 ワンちゃんが喜んでそれを食べた約20分後・・・泡を吹いて震えだし、下痢と嘔吐を繰り返し、とても苦しみはじめたそうです。飼い主さんは慌てて動物病院へ連れて行き、獣医さんもいろいろ手を尽くしたそうですが、その甲斐なく、ワンちゃんは死んでしまったのだとか・・・。 調べたところ、このワンちゃんが食べたチキンは農薬で毒されていたそうです。 今飼っている我が家の犬。家族にとって癒しの大切な存在です(*´ω`*) 我が家でも犬を飼っているのですが、実は前に飼っていた犬を同じ被害で亡くしてしまいました。もちろん、このような事件がザグレブでよくあるということは度々耳にしていたので、我が家でも「犬を外で散歩させる時は落ちているものを絶対に食べさせない」ということを徹底していたのですが、昼間は庭で放し飼いにしていることもあったため、誰かが毒を盛った食べ物を、私たちが気づかない間に食べさせたようです・・・。 今回のワンちゃんと同じように、異変に気付いてすぐに病院に連れて行きましたが、その甲斐なく苦しみに苦しんだ挙句、死んでしまいました。 ご近所さんたちはみんな良い人ばかりの平和な所なので「まさかこんなことが起こるなんて・・・!」という思いと同時に、家族みんなが「どうしてこんな心無いことができるのか。何が目的なのか」という、悲しさや怒り、そして得体の知れない不気味な気持ちでいっぱいになった、暗い記憶があります。 クロアチア発祥のダルメシアン犬 「ダルメシアン犬発祥の国」としても知られるクロアチアですが、犬好きの人がとても多く、ザグレブの街中でも犬を連れて散歩を楽しむ人をたくさん見かけます。日本からクロアチアにお越しになられた多くの方からも「クロアチアの人は犬が好きなんですね!」「リードに繋がれずに歩いているワンちゃんをよくみかけますが、クロアチアのワンちゃんは、しっかりと躾ができているんですね!」なんて声も、本当によく耳にします。 ですが、犬が大好きな人が多い反面、このように心無いことをする人間がいるため「犬を飼いたいんだけど・・・でも、よくこんなニュースを耳にするから、心配で飼う決心がつかない」と言う友達も周りにいるほどです。 今回の事件を受けて、クロアチアでは「こんな酷いことができるなんて、人間じゃない」という怒りの声や「犬だけじゃなくて、ネコや鳥、たくさんの命を脅かす最悪な事件。一歩間違えれば、小さな子供が口にしてしまう危険性だってないとは言えないのに!!」という声など、怒りと悲しみが混ざった様々な意見が飛び交っています。 今回このブログでお伝えしようと思った大きな理由は、「クロアチアに今度愛犬を連れて遊びに行きます」と楽しみにされている方(クロアチア近隣のヨーロッパの国にお住まいの方が多いです... »記事