【絶景】まさに「天空の鏡」!スロベニア・ブレッド湖
ブレッド湖に浮かぶ聖マリア教会 先日、日本からお越しになられた方と一緒に、ザグレブから日帰りでスロベニアのブレッド湖へ行って来ました。 お天気ひとつでかなり印象が変わるブレッド。この日のブレッドは天気予報によると「雨と曇り」。「せっかく遥々日本からお越しくださったみなさんにブレッドの絶景を見て頂きたい!」と思う反面「どんなお天気になるかな~・・・」と、ちょっぴりドキドキしていたのですが、運よく晴れ間に恵まれました! いつ来ても美しいブレッドですが、真っ青な空の下に広がる湖の景色は格別です! 寒く空気が澄んでいるからでしょうか。今まで何度も晴れの日のブレッドを訪れましたが、この日はいつも以上に空が青く、湖全体が美しく輝いて見えました。 またほとんど風が吹いていなかったため、湖もとても穏やかで、まるで湖面が鏡のよう。 ブレッド城にも行ったのですが、そこからの眺めは筆舌に尽くしがたい美しさでした・・・!鏡のようになった湖面に青空が写り込み、その様子はまさに「天空の鏡」!! 今まで見てきたブレッドの絶景の中で、特に印象に残る最も美しい風景でした。 ブレッド城からの眺め ここに載せている写真はすべて無加工。しかも一眼レフではなく、スマホのカメラで撮ったものです。実際の景色は写真で見るより百倍も美しいですよ・・・! この日一緒にブレッドを訪れた方も「本当に綺麗ですね!絵葉書のように美しいです!」「あまりガイドブックなどでも取り上げられていないし、載っていたとしても小さな写真しか載っていないので、今日ここに来るまでブレッドがこんなに美しい場所だなんて知りませんでした」と感激していらっしゃいました。 まだまだ日本では知名度が低いブレッド湖ですが、もっとたくさんの方にこの美しい町を知っていただきたいなあ、と改めて感じました。 ブレッド城内の人気スポット、活版印刷所 まだ3月はオフシーズン中のブレッド。この日は観光客の姿もまばらで、鳥のさえずりが聞こえてくる程静かな雰囲気の中、ブレッド散策を楽しむことができました。 いつもたくさんの観光客で賑わうブレッド城ですが、この日はお城の中もほぼ貸切状態。いつもは観光客でいっぱいで、なかなかゆっくり見学することができないブレッド城内の人気スポット「活版印刷所」も、じっくりと見学することができました♬ ブレッドの観光シーズンは気候の良い、4月末から10月中頃まで。やはり春や夏の湖の美しさも格別ですが、やはり観光客もぐんと多くなるので、静かな雰囲気のブレッド湖を堪能できる今くらいの時期は意外と狙い目なんじゃないか・・・と今回思いました。 ブレッド城、展望塔からの景色 ブレッドからザグレブに戻る途中、首都のリュブリャナにもちょこっと立ち寄りました! 静かなブレッドとは一転。リュブリャナはいつ行っても人で賑わう、活気あふれる町。まだまだ寒いリュブリャナですが、ザグレブと同じく、春を待ちきれない地元の人たちが、テラス席で楽しそうにおしゃべりに花を咲かせていました。 リュブリャナのシンボル、ドラゴン 今回もそうでしたが、スロベニアを訪れた方からはよく「思っていた以上に素敵な所でした」「あまりスロベニア関連の情報がないので来てみるまで、あまり魅力などがいまいちよくわかりませんでしたが、来てみてよかったです!」などというお声を耳にします。 日本ではクロアチア以上にまだまだ知名度が低いですが、魅力満載のスロベニア! これからもっと『クロたび』でもスロベニア情報もいろいろ発信してゆきますね♬ (2017年3月10日 小坂井真美) 【関連記事】 ●【基本情報】行く価値あり?願い事が叶う鐘がある『ブレッド島』 ●【必見】スロベニア・ブレッド|これだけは押さえたい観光スポット3選 ●【保存版】ブレッド観光|プレトナ・ボートとは?乗り方、おすすめルートは? ●お土産探しにも!ブレッド城でチェックしたい4つのお店 ●【保存版】(スロベニア)リュブリャナ=ブレッド❘アクセス方法 ●【保存版】旅行前にチェック!リュブリャナ観光基本情報 ●【保存版】1日でリュブリャナを満喫!おすすめモデルプラン ●【旅行前にチェック】スロベニアの首都、リュブリャナでしたい5つのこと 記事
【ドブロブニク】猫好き・路地裏マニア必見!おすすめ撮影スポット
今回お伝えする、猫たちの隠れ家スポット 「地上の楽園」と称される世界遺産の町、ドブロブニク。 青く輝くアドリア海とオレンジ色の屋根瓦の街並み・・・。まるでジブリの『魔女の宅急便』のような世界が広がるドブロブニクは、カメラでどこを撮っても絵になる美しさ。 城壁で囲まれたドブロブニク旧市街。 たくさんの人で賑わう広場や通りを離れ、一歩裏路地に足を踏み入れると、そこにはまるで中世で時が止まってしまったかのような景色が広がります。 静まり返った石畳の路地でのんびりとくつろぐ猫・・・。 思わずシャッターを切りたくなる、フォトジェニックな光景ですよね。ドブロブニクでは、そんな雰囲気たっぷりの写真が撮れるスポットがたくさん存在します。 実は、猫好きさんたちの間では「可愛い猫たちに出逢える町」として密かに人気のドブロブニク。 確かに、町を歩いていると、至る所で思い思いにくつろぐ猫たちにたくさん出逢います。 お昼寝中のネコちゃん 今回は数あるドブロブニクの『猫スポット』のなかでも、筆者が特に一押しの穴場スポットへの行き方をお伝えします。裏路地マニアの方もきっと心がくすぐられる景色が広がるおすすめスポット! 迷子かな?可愛い子猫 では、さっそくチェックしてゆきましょう! 地図ではなかなか説明しづらいので、写真付きで行き方をお伝えしますね♪ まず、ドブロブニク旧市街のメインストリートである『プラツァ通り』の奥、上の写真の赤印に位置する時計台を目指して通りを進みましょう。 時計台の前まで来たら、まわれ右!すると上の写真のように奥に『大聖堂』(ドームがある建物)が見えてきます。 そのまま通りをまっすぐ進み、突き当りを左に、そのあとすぐ右に曲がります。 すると上の写真のような景色が見えてきます。ちょっとわかりにくいですが、上の写真の赤丸の所に位置する階段を上ってください。 (↑)この階段です。 階段を上り切ったら、左へ。すると下の写真のように通りがまっすぐ伸びているのが見えます。 あとは脇道に入らず、この通りをまっすぐ進むだけ。 途中、右手に下の写真のような素敵な通りも見えてきますが、道をそれず、ひたすらま~っすぐ進むだけです。 まっすぐ、まっすぐ・・・。 大聖堂前から徒歩約3分。 最後のトンネルをくぐり抜けたら、猫たちの隠れ家に到着です♪ 猫たちの隠れ家には何故かギロチンが・・・(上の写真を撮った時は朝早かったのでカバーが取り付けられています) カバーがとられたギロチンはこちら ギロチンのすぐ側でくつろぐ猫ちゃん 実はこの猫たちの隠れ家は、全部で3か所ある城壁の入口のひとつのすぐ近く(聖イヴァン要塞近くの入口。地図は「ドブロブニク城壁巡りをする際に知っておきたい6つのこと」の記事内でご覧いただけます) 猫好き・路地裏マニアの方はどうぞお見逃しなく! ここなら“ジジ”にも会えるかも・・・?! (小坂井真美) ドブロブニクの観光情報をチェック! ⇒ ドブロブニク観光スポット一覧はこちら ⇒ ドブロブニクでおすすめのお土産ショップ情報はこちら ⇒ ドブロブニクでおすすめのレストラン情報はこちら ⇒ ドブロブニクでおすすめのホテル情報はこちら ⇒ 【保存版】ドブロブニク空港から市内へのアクセス ⇒ 【ドブロブニク】これだけは押さえたい観光スポット... »記事
【保存版】クルカ国立公園┃散策ルート・園内MAP・絶景ポイント(地図)
クルカ国立公園 園内マップ クロアチアの大自然が誇るクルカ国立公園。 近郊の町シベニクはもちろん、ザダルやスプリットからの日帰り観光先としても人気の美しい公園です。 まだ日本では観光情報が少ないため、あまり知られていませんが、クロアチアでたっぷりと時間のある方、夏にお越しの方にはぜひ立ち寄っていただきたい穴場スポット! 今回はそんなクルカ国立公園の観光時にきっと役立つ散策ルート、園内地図についてお伝えします。 エントランスは5ヵ所 クルカ国立公園への入口は全部で5ヵ所(下記)ありますが、ほとんどの旅行者が利用することとなるエントランスはロゾヴァッツ(Lozovac)とスクラディン(Skradin)の2ヵ所です。一般的には、シベニクからバスで到着する方はロゾヴァッツ、ザダルからバスで到着する方はスクラディンから入園することとなります。 公共バスを利用してクルカ国立公園にアクセスしようと考えている方から「クルカに行きたいのですが、スクラディン行きのバスとロゾヴァッツ行きのバスと2種類あって、何が違うのかよくわかりません」とお困りの声を時々耳にしますが、違いは上記の通りです。 園内の大きな見所のひとつであるスクラディンスキ・ブク。(※2021年以降、遊泳は禁止されています) 【クルカ国立公園のエントランス5か所は以下】 ★Entrance... »記事
【体験レポート】クロアチア・クルカ国立公園に行って来ました!
先日、クロアチアの『クルカ国立公園』に遊びに行って来ました。 日本ではまだあまり知られておらず、ガイドブックでもほとんど情報がないクルカ国立公園はまさに穴場スポット! 私が行った日も、クロアチア人やヨーロッパからの観光客がほとんどで、アジア方面からは中国人観光客にはちらほら見かけたものの、日本からの旅人には出会いませんでした。 ... »記事
【コラム】「ヨーロッパ一美しい滝」クルカ国立公園
「泳げる絶景」クルカ国立公園 (C)NP”Krka” 自然豊かなクロアチアで最も名高い国立公園といえばユネスコ世界遺産にも登録されている「プリトヴィッツェ国立湖群公園」ですが、クロアチアにはもうひとつ、知る人ぞ知る景勝地「クルカ国立公園」が存在します。 クルカ国立公園は「ヨーロッパでも最も美しい滝のひとつ」とも称される、知る人ぞ知る穴場スポット! 夏のクロアチアで時間に余裕があれば、ぜひ訪れていただきたい場所のひとつです。 (C)NP”Krka” アドリア海沿岸の町、シベニクから北へわずか10kmに位置するクルカ国立公園。人気観光都市であるスプリットからも、公共バスで1時間40分程度でアクセスすることができます。 真っ青なアドリア海とオレンジ色の屋根瓦の街並みが広がる海岸部の町とは雰囲気が一変。水と緑が織り成す絶景が訪れる人々を圧倒します。 (C)NP”Krka” 公園の名前の由来にもなった、この辺り一帯を流れる『クルカ川』。その全長の約3分の2が園内を流れています。豊かな川の恵みを受けて、周辺にはたくさんの動物や植物が生息しており、その自然の豊かさを伺うことができます。 驚くほど透明度の高く、グリーンに輝く水は訪れる人々をひと目で虜にします。 (C)NP”Krka” 遊歩道から滝や川を眺めるだけでも十分に楽しめますが、プリトヴィッツェと異なり、驚くことにクルカ国立公園は湖で泳ぐことができるのです! こんなに美しい大自然の中で泳げるなんて、まさに楽園ですね。そんな噂を聞きつけて、毎年夏になるとたくさんの人が訪れます(※)。 (※2021年1月1日より、クルカ国立公園も園内全域で遊泳が禁止されました。これまで「泳げる絶景」として人気を集めていたクルカ国立公園ですが、来園者・遊泳者の増加により生態系への影響が危惧されたこと、また園内での遊泳中の事故を防ぐため、遊泳禁止となりました。(遊泳禁止になるまでの直近4年間で5件の水難事故がありました)) ビソヴァッツ島... »記事