【現地ガイド伝授】雨の日のクロアチア観光で気をつけたい4つのこと
せっかくのクロアチア観光。できることなら晴れて欲しいですが、やはり雨の日にあたってしまうこともありますよね。 そこで今回は雨の日のクロアチア観光で気をつけていただきたいことを現地在住ガイドがお伝えします。 その1.足元に注意! 写真からもわかるように、石畳の通りは長年の人の往来によりツルツル…!とても滑りやすいのでご注意ください。 ドブロブニクの旧市街にあるプラツァ通りなどが良い例ですが、クロアチアの旧市街の多くは石畳、それも長年の人の往来により表面がツルツルと磨きあがっている所がたくさんあります。 晴れた日でも、うっかりすると足を滑らしそうですが、雨などで通りが濡れると滑りやすさは倍増です! 「まさか何もない所で転んだりするわけがない・・・」と思っていても、観光に夢中になり、思わぬ所で足を滑らしてしまうことが。転んで骨を折ってしまった・・・と大怪我をされる方もいるので、「自分は大丈夫」と思わず、じゅうぶんにお気をつけください。 せっかくの楽しいクロアチア観光のはずが、思わぬケガで病院に搬送されることに・・・なんてことにならないように、観光には歩きやすい靴をご用意し、雨の日には特に足元に気をつけてくださいね。 その2.折りたたみ傘だけでなく、レインコートもあると便利 レインコートがあれば服がびちょびちょに濡れることも防げます 雨具として折り畳み傘を用意される方は多いですが、レインコートも持ってくるという方はあまりいないのではないでしょうか。 夏から秋にかけてのクロアチアの雨は、短時間に大量の雨が降る集中豪雨型のものが多く、そんな雨にあってしまうと傘だけではびしょびしょに濡れてしまいます。 特に8月末から9月末にかけて降水量が増えますが、まだまだ観光客も多い時期。特にトブロブニク旧市街などでは、あまり広くない通りに傘を差したたくさんの観光客が溢れ、なかなか思うように前に進めない・・・なんてことも。 少々の雨であればレインコートがあれば身動きがとりやすいですし、豪雨の時はレインコートと傘の二重防備をすることができます。 また大自然の中を散策するプリトヴィッツェ湖群国立公園を散策では、雨に降られると傘だけでは全身ずぶぬれになってしまうことも。 やはり、傘だけではなく、レインコートもできればスーツケースに入れて来られることをおすすめします。 その3.予備の靴下&できればレインブーツのご用意を! スーツケースに余裕があれば予備の靴のご用意も! 特にアドリア海沿岸部の町は雨の日になると道に水が溢れかえってしまうことがしばしば…。 人気観光地であるドブロブニクも、大雨の日は靴が水に漬かってびちょびちょになってしまいます。 坂や階段が多いドブロブニクは、強い雨が降ると下の写真(↓)のように一部路地が小川のようになってしまうのです。 降雨量が多いと、こんな風に階段が小川みたいになってしまいます。 酷い時は足首までどっぷり浸かってしまうほど。もちろん靴はびちょ濡れです。 できればレインブーツもお持ちになることをおすすめしますが、『雨が降るかどうかもわからないのに、靴を2足なんて傘高くて持っていけない』という方は、せめて靴下を少し多めに用意しておかれるといいかもしれません。 ですがやはり、雨の多いシーズンには2足あると心強いです。1足は歩きすいメインの散策シューズ。もう1足はできれば防水機能があるレインシューズなど。レインシューズが重くてかさばるようなら、せめて替え用の軽くてコンパクトなシューズを予備にお持ちください。 その4.スリに注意 雨の日もスリはあなたを狙っています 雨の日に限ったことではありませんが、傘を差しながら人混みの中を歩いていると、つい注意力が散漫に。 パスポート、貴重品、カメラなどスリの標的になる高級品は死角に入れないように・・・!カバンのチャックを最後までしっかりと閉め、体の前方に持ってくるように心がけてください。 卑劣なスリは傘で周囲の視界を遮って犯行に及びます。 お天気が悪い日なら、いっそのことカバンも一緒にレインコートで覆ってしまうのが◎!! 雨の日はスリにはより注意してくださいね! ⇒ 「要チェック!スリのターゲットになりやすい人の6つの特徴」 ⇒ 「 【クロアチアの治安】安全に旅を楽しむために知っておきたい7つのポイント」 それでは、どうか安全で楽しい旅を・・・! (小坂井 真美) 【これを読めば完璧!?】 クロアチア旅行・観光のよくある質問集 みんなのご質問にクロたびスタッフがお答えします! 記事