クロアチアに限った話ではありませんが、お会計時におつりをもらう際は次の2点に気を付けてください。
①コインに注意!
ます気をつけたいのが、現地通貨ではない他のコインでおつりを返すという手口。
筆者も実際、ドブロブニクのスーパーで買い物をした際、おつりのコインをディナール通貨(旧ユーゴスラビア時代に使われていたもので現在は使えないコイン)で返された…という経験があります。
特にご注意いただきたいのが、ボスニア・ヘルツェゴヴィナのモスタルでの買い物時。ドブロブニクからの日帰り旅行先として人気のモスタルですが、お土産屋さんでおつりをごまかされたという声を時折耳にするので気を付けてください。
ボスニア・ヘルツェゴヴィナの通貨は兌換(だんかん)マルク(単位は“KM”)。モスタルではマルクの他にユーロも使えるところが多く、お土産屋さんやレストランではユーロで支払う旅行者も多いですが、おつりとして受け取ったコインを必ず確認してください。
ユーロでの支払い時、ユーロよりも価値の低い現地通貨のマルクコインでごまかしたおつりを渡されるケースが稀にあります。もちろんお店の人に悪気がなく単なるミスの可能性もありますが、確信犯のこともあるので、おつりを受け取る時は通貨、それから金額の確認をしっかりと行ってください。
②おつりの金額に注意
これは基本中の基本ですが、おつりを受け取った時は金額があっているかその場で必ず確認しましょう。特に気をつけたいのがお札の金額。お財布に入れる前に必ず確かめてくださいね。
この2点をしっかりと確認して、もし問題があればその場ですぐに伝えるようにしましょう。特に観光客は標的になりやすいので、おつりをお財布にしまう前に、毎回必ず確認することをおすすめします。
それから、レストランなどでの会計時にはレシートの明細と注文した内容が合っているかも必ずチェックしてくださいね!
(小坂井 真美)