ザグレブのオアシス「ブンデク湖」 チューリップが満開です!
昨日は真っ青な空が広がる、気持ちの良い1日でした。
「こんなに良いお天気の週末を、家の中で過ごすのはもったいない!」と、久しぶりに「ブンデク湖」に遊びに行って来ました。
ザグレブの中心から少し離れた”Novi Zagreb(ニュー・ザグレブ)”という地区にある都会のオアシス「ブンデク湖」。大きな人口湖には、夏になるとたくさんのザグレブっ子たちが水遊びを楽しみにやってきます。
ポカポカとお天気が良い日だったので、夏を待ちきれない様子のザグレブっ子が数名、湖の畔で水着姿で日光浴をしている姿を目撃しました。(いくらなんでも気が早すぎる・・・(笑)!)
湖の周りには木々が立ち並ぶ遊歩道があり、ザグレブっ子たちの憩いの場として愛されるブンデク湖。
特に“何がある”というわけではありませんが、お天気の良い日に自然の中でゆったりとした時間を過ごすには最適の場所です。
ザグレブでたった数日しかない観光客の方には「限られた時間の中でわざわざ立ち寄っていただきたい場所」としてはおすすめしませんが、ザグレブでたっぷりと時間のある長期滞在者の方は、お天気の良い日にお散歩がてらにぜひ立ち寄ってみてください♪
アイスクリームを食べたりしながら、ベンチでのんびりとおしゃべりを楽しんでいると、気が付けばもう夕方・・・。
でも、あまりにも良いお天気だったので家にすぐ帰るのはなんだか惜しいような気がして、ブンデク湖からもうすこし先まで足を延ばし、「リジンスキーコンサートホール」近くに位置するミニパークにも行って来ました。
ここはいつも花が咲き乱れる春から夏にかけて非常に美しい場所。
ザグレブ空港から中央バスターミナルに向かうシャトルバスがこのミニパークのすぐ脇を走る道路を必ず通るので、クロアチアへ旅行に来られた方の中には上の写真をご覧になって「あのお花がいっぱい咲いていた所・・・見た見た!」と思い出した方も多いのではないでしょうか?
なんだかんだ言いながらも、やっぱりザグレブが居心地よく感じる私。
もちろん、そう感じるいろんな理由はありますが、大きな理由のひとつが「自然を感じ、楽しみ、リラックスできる場所が町の至る所にある」という点です。
例えばこの写真のミニパークがあるのも、上に記した通り、両側に交通量が多い道路に挟まれたエリア。車が両脇をびゅんびゅん走っているというのに、花壇や噴水の周りはまるで違うゆったりとした時間が流れます。
オフィス勤務をしていた頃、仕事が終わった後、帰り道に位置するズリニェバッツ公園やこのミニパークのベンチに腰掛けてリラックスタイムを楽しんだものです。身近に花や緑が溢れているので、どんなに忙しい時でも、建物の外に出れば自然と心がほぐれます。
こんな風に「都会のオアシス」が至る所に点在するザグレブ。チューリップは満開を迎え、そろそろ見頃が終わってしまいそうですが、まだまだこれからいろんなお花たちがザグレブを彩ります。
今日も本当に良いお天気。あとでぶらぶら散歩でも楽しんでこようと思います♪
(2016年4月17日 小坂井真美)