【クロアチア便り】観光客がいない7月のザグレブを歩いてきました(動画つき)

ザグレブの街並み

 

こんにちは!

 

毎日暑いですが、みなさんもお元気でお過ごしでしょうか?

 

いつもなら外国からの観光客でいっぱいの聖マルコ教会前の広場もガラガラです

 

クロアチアにとって、今の時期はまさに観光トップシーズン。ですが、今年は新型コロナの影響で観光客が激減しています(ただ、現地メディアの一部報道によると7月上旬時点で前年比4割減くらいとのことです。

 

でもみんな「本当?」と首を傾げているくらい観光客の姿はまばらいです(;´▽`A“ どうやら地域により観光客の数の偏りが大きいみたいです)

 

7月に入ってやっと日本から観光客もやっと入国OKになったと思いきや、7月10日からまたEU圏以外からクロアチアへ入国する観光客は14日間の隔離が義務付けられるようになり、やはり例年とおり自由に旅を楽しめるような雰囲気ではありません。(またクロアチアでの新型コロナ関連の最新情報を近日中に当サイトでお届けしますね)

 

 

ですが夏真っ盛りとなり、クロアチアでは(特に海岸部を中心に)EU圏からの旅行者の姿をちらほら見かけるようになりました。

 

でも、上記のとおり日本からクロアチアへ旅ができるような状況ではないので「今年の夏はガイドの仕事はゼロだな~」と完全に諦めていたのですが、昨日、約4カ月ぶりにザグレブの街案内(ガイド)をしてきました。

 

ご依頼をくださったのはEU圏にお住まいの日本人ご夫婦。夏休みをクロアチアへ過ごそうと、ザグレブ&ドブロブニクへ遊びにいらしてくださいました(*^^*)

 

トミスラブ王広場近くの公園

 

久しぶりのガイドで嬉しい&張り切り過ぎて、お約束した時間の30分以上前に到着…(^^;

 

…というわけで、パン屋さんでクロワッサンとコーヒーを買い、トミスラブ広場の公園のベンチに腰掛けて朝ごはんを楽しむことにしました。

 

テイクアウトしたコーヒー

 

ひんやりとした気持ち良い空気、綺麗な景色、噴水の音に癒やされながら朝ごはんタイム。

 

素朴な朝ごはんだけど、すごく贅沢な気持ちになりました(*^^*)

 

「幸せだな〜」とクロワッサンを頬張っていると、気がつけば目の前にはたくさんの鳥が。(クロアチアのスズメは日本のスズメとちょっと種類が違います。こちらの動画(日本と違う?! クロアチアのスズメで詳しく紹介しているので、よろしければご覧いただけると嬉しいです(*´ω`*))

 

 

スズメにハト、そしてカラスまで…。

 

時折首を傾げてじ~っと見つめてくるので可愛いです(*^^*)

 

ぴょこぴょこ歩きながら、物欲しそうな顔をしながらこちらをじ〜っと見つめてきます(´ε`;)

 

周りを見渡せば、隣のベンチに座ってパンを食べているお兄さんにもおねだりしておこぼれ頂戴していました。

 

バターがたっぷりのクロワッサン。「この子たちの身体に良くないだろうな〜…」と思いつつも、特に必死に愛嬌を振り撒きにきているスズメが可愛くてちょっとだけお裾分けしてしまいました。

 

鳥たちと遊んでいたら、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

 

ザグレブのケーブルカー「ウスピニャチャ」

 

この日のザグレブは快晴。

 

お昼の最高気温は30℃と暑かったですが、空気がカラッと乾燥しているので、陰に入れば涼しく街歩きに最高の一日でした。

 

ザグレブの名所「石の門」

 

真っ青な空が印象的な写真映えしそうな日だったので、お昼過ぎにガイドを終えてカメラを片手にブラブラ街歩きをしてきました。

 

(ガイドで既に一周しているので、カメラを片手に二周目!普段家でダラダラしているので、とってもいい運動になりました(笑))

 

 

とにもかくにも、夏のクロアチアはやっぱり美しい!

 

天高く抜けるような青空と真っ白な雲が広がる景色は夏ならではです。

 

そして今年は新型コロナの影響で観光客がほとんどいないので、観光地はどこも人がまばら。

 

特に団体ツアーの旅行者は皆無です。

 

いつもなら観光客でいっぱいのロトルシュチャック塔前も人がほとんどいません

 

この時期、いつもなら観光エリアでブログに載せる風景写真を撮ろうと思うと、(肖像権の問題などで)他の方の顔が映り込まないようにタイミングを見計らいながら撮影するのですが、今年は写真が取り放題(笑)

 

たまにEU圏からの観光客らしき人たちの姿が見えるだけで、歩いているのはほとんど地元民。

 

また新型コロナ以前はザグレブでも多くのアジア人観光客(特に中国、韓国から来てくださるみなさん)が団体で歩いていたので、タイミングによっては一瞬「あれれ?ここはアジアかな(笑)?」というくらい、アジア人旅行者のみなさんで賑わっていることも珍しくなかったのですが、この夏はまさにTheヨーロッパ的な雰囲気一色です。

 

そのためアジア人が少ないので、街を歩いていると目立ちます。

 

 

でもみんな親切で、この日も私たち(日本人3人)を見てすれ違いざまに(知らないおじさんだけれど(笑))「ドーバル・ダン(こんにちは)」と笑顔で挨拶してくれた人も。

 

ドラツ市場で顔見知りのおばちゃんたちも「おぉ〜!しばらく見なかったけど元気だった?観光客が激減して本当、大変よね〜(;´▽`A“ 今日のお客さんは日本の方?クロアチアに問題なく入国できた??」と興味津々の様子でした(笑)

 

 

ところで、前回ブログでお伝えしたザグレブの紫陽花スポットにも足を運んできました。(前回のブログ:【クロアチア便り】紫陽花が満開のザグレブを歩いてきました(動画付き)

 

紫陽花の旬はすっかり終わっており、6月末にはズリニェバッツ公園で真っ白なきれいな花を咲かせてくれていた紫陽花(アナベル)も緑色になっていました。

 

ところで、この動画(ザグレブあじさい巡り)で「クロアチアでは青色の紫陽花を見たことがない」とお伝えしましたが、動画を作成した後に「あっ、でもお花屋さんに行けば青い紫陽花があるかも・・・街角に植えられているものでは見ないけれど・・・」と思ってドラツ市場近くのお花屋さんを覗いたら、やっぱり青い紫陽花の切り花が売られていました(;´▽`A“(うっかり写真を撮り忘れてしまいました)ごめんなさい、訂正しますm(_ _)m

 

 

紫陽花を見た後、近くの公園をぶらぶらしていたのですが、楽しそうなイベントをしていました(↓)。

 

 

平日のお昼だったせいもあると思いますが、人はまばら。観光客らしき人はおらず、地元民が数人いるだけでした。

 

でも、ドリンクなどを売る露店があり、楽しそうな音楽と雰囲気に包まれていました。

 

 

(↑)芝生の上に椅子も置かれ、のんびりとおしゃべりするのに最適。

 

この日はカメラを片手にひとりで歩いていたので、ここでゆっくりしませんでしたが、もし友達や家族と一緒に来ていたらここでゆっくりと楽しみたかったです(残念!)

 

イェラチッチ総督広場

 

なお、3月末のザグレブ地震の影響でイェラチッチ総督広場周辺へのトラムの乗り入れが中止されていましたが、復旧作業がようやく終わった模様。

 

この日は広場で、また青いトラムが走っている光景を見ることができました(*^^*)

 

何気ない風景ですが、少しずつザグレブが元気を取り戻してきているのが感じられるようで、思わず嬉しくなりました。

 

イェラチッチ総督広場前を走るトラム

 

また、新型コロナの影響で5月末あたりまでひっそりと息をひそめるように静かなザグレブでしたが、6月上旬に規制緩和されてからかなり日常が戻り、夏を楽しみたい地元っ子で街は賑わっています。

 

カフェのテラス席もおしゃべりを楽しむ地元っ子でいっぱい。

 

でも、6月下旬あたりからクロアチアでも感染者数が増えてきて、最近では1日の感染者数がクロアチア国内で100名を超える日もあり、まだまだ予断を許さない状況です。

 

日本も似たような状況だと思いますが、どうかみなさんも健康だけにはくれぐれも気を付けてくださいね^^

 

では、また・・・!

 

(2020年7月23日 小坂井真美

 

ザグレブ街歩き動画

 

(↑)この日のザグレブの街歩きの様子は上の動画にまとめましたので、よろしければご覧いただけると嬉しいです(*^^*)

 

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