【必見】スロベニア・ブレッド|これだけは押さえたい観光スポット3選
スロベニアを訪れたら、ぜひ立ち寄りたい湖畔の街『ブレッド(Bled)』。「アルプスの瞳」「アルプスの真珠」など、様々な美しい言葉で称えられるブレッドは、まさにおとぎ話の世界からそっくりと抜け出してきたかのよう。
今回はブレッドを訪れたら絶対に訪れて頂きたい観光スポットを3つお伝えします。
ブレッド湖と島
特に旅人が心を奪われるのは、鏡のように澄み切ったブレッド湖と、湖に浮かぶ小さな島。「ブレッド島」と呼ばれるこの島はスロベニアで唯一の島としても知られています。
ブレッド湖の大きさは東西2120m、南北1380m、そして周囲約6km程度。湖の周りにはグルリと1周できる遊歩道があり、ゆっくり歩いて2時間~2時間半程度で1周できます。
一歩一歩進む度にまた異なる美しい表情を見せてくる湖に、思わず足を止めて見惚れてしまうことでしょう。時間に余裕があれば、美しい湖の景色を堪能しながらのんびりとハイキングを楽しんでくださいね。
もちろん、湖の畔から眺めるだけではなく、伝統のプレトナ・ボートに乗ってブレッド島にも渡りましょう。
⇒ ブレッド島への渡り方は『【保存版】ブレッド観光|プレトナ・ボートとは?乗り方、おすすめルートは?』をご覧ください
聖マリア教会
ブレッド島に建つ、街のシンボル的存在でもある聖マリア教会(※)。島に教会が建てられたのは8~9世紀頃に遡るとされますが、17世紀になり現在の白い塔が印象的なバロック様式の教会へと改築されました。
教会内部を見学するには入場料(6ユーロ)が必要ですが、島を訪れたら必見なのでどうかお見逃しなく!
教会内の祭壇の中央には聖母マリア像が、その両側には11世紀に実在したブレッド領主のヘンリック2世と、彼の妻であるクニグンダの像が安置されています。また、教会を訪れる人々の最大の目的は“鳴らすと願いが叶う”と伝説を持つ鐘。
祭壇のすぐ正面に天井から長いロープが垂れ下がっているので、それを力いっぱい3回引いてみてください。このロープは鐘楼の鐘に繋がっており、しっかり3回鳴らすことができれば、願い事が叶うと言い伝えられています。
また島の上には『聖マリア教会』の他、カフェやお土産ショップがあります。とっても小さな島なので、小一時間もあれば十分に満喫できますよ。
【DATA】
■聖マリア教会(Cerkev Marijnega vnebovzetja)
入場料:6ユーロ(鐘楼への入場と共通)
開館時間:9:00~19:00(4・10月は9:00~18:00、11月~3月は9:00~16:00)
(※日本のガイドブックでは『聖母被昇天教会』とされているものもありますが、ここでは『聖マリア教会』と記します)
ブレッド城
湖面から約130mの切り立った崖の上に建つブレッド城。スロベニア最古のお城のひとつと言われており、11世紀初頭にその名が初めて文献に記されています。
城内のテラスはブレッド湖やユリアン・アルプスを一望することができる、まさに絶景スポット!朝、昼、夜と刻一刻と表情を変える美しい景色に、決して飽きることはないでしょう。
お城の中にはカフェやレストラン、お土産店、そしてブレッドの歴史を学べる博物館などもあります。小さなお城のため、絶景を見て城内をさっと見学するだけなら30分程度でも観光可能ですが、できることならゆったりとコーヒーや食事でも楽しみながら、ロマンチックなブレッドをぜひ満喫してくださいね。
⇒ ブレッド城内ショップについて詳しくは『お土産探しにも!ブレッド城でチェックしたい4つのお店』をご覧ください
【DATA】
入場料:大人1名 10ユーロ
開館時間:
11月~3月; 8:00~18:00
4月~6月14日:8:00~21:00
6月15日~9月15日:8:00~20:00
9月16日~10月:8:00~20:00