【クロアチア】ノヴィ・ヴィノドルスキ観光基本情報┃見所・観光シーズン・アクセス方法など

碧く透き通るノヴィ・ヴィノドルスキの海

クロアチアのアドリア海の小さな町ノヴィ・ヴィノドルスキ（Novi Vinodolski）。

ザグレブっ子や近隣諸国（スロヴェニア、イタリア、オーストリアなど）から夏のバカンスを楽しみにくる人たちには広く名が知れた人気の町ですが、（現在）日本のガイドブックにはまず載っていない穴場リゾートです。

首都のザグレブからノヴィ・ヴィノドルスキまで車でアクセスすれば2時間ちょっとのため、ザグレブの人たちにとっては「一番気軽に遊びに行ける海の町」のひとつ。

夏になると「週末、1泊、2泊だけ、ノヴィ・ヴィノドルスキの海でちょっくら泳いでくるよ」と楽しそうに出かけていくザグレブっ子も少なくありません。

海辺から眺めたノヴィ・ヴィノドルスキの街並み

王道のクロアチアの旅を楽しみたい方は、時間的・スケジュール的にノヴィ・ヴィノドルスキに立ち寄ることは難しいかもしれませんが、2020年の夏、はじめて実際に足を運んでみてとても素敵な場所だったので、みなさんに情報をシェアするため当記事にまとめてみました。

（ノヴィ・ヴィノドルスキでの街歩きの様子をまとめたブログ記事はこちら。YouTube動画も近日公開予定です）

ノヴィ・ヴィノドルスキはどこにある？

ノヴィ・ヴィノドルスキはクロアチアのアドリア海北部沿岸、クヴァルネル地方に位置する小さな町。

日本人観光客がたまに足を運ぶリエカやオパティヤ近郊の町です。

ノヴィ・ヴィノドルスキってどんな所？楽しみ方、見所は？

ノヴィ・ヴィノドルスキの美しい海

13世紀以降、クロアチアの有力貴族であるフランコパン家の領地の一部であったノヴィ・ヴィノドルスキ。16世紀以降はオーストリア・ハプスブルク家の支配下となった歴史を持ちます。

なお「ヴィノドルスキ法典」と呼ばれるクロアチア語で書かれた最も古い法律文書が作成された土地として知られています。

ノヴィ・ヴィノドルスキはアドリア海を満喫するための町。

町の博物館の他、歴史ある小さな教会などが点在していますが、ザグレブやスプリット、ドブロブニク、ロヴィニなどクロアチアを代表する観光地と異なり、ここには「観光スポット」と呼ぶような場所は基本的にありません。

また旧市街はとても小さく、端から端まで歩くのに10分もかからないような大きさです。

ですが、それこそがノヴィ・ヴィノドルスキの魅力。

名の知れた大きな観光地であれば、ガイドブックを片手に「せっかく来たんだから、有名な“観光スポット”を網羅しないと・・・！」とつい気持ちもどこか急いてしますが、いい意味で「海以外何もない」ノヴィ・ヴィノドルスキは、忙しい頭のスイッチをオフにして、ただただ海を眺めてのんびりとリラックスするために最高の場所！