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ロヴィニ観光基本情報(見所・アクセス方法・ベストシーズンなど)

クロアチア西部、アドリア海に面した美しい港町 「ロヴィニ(Rovinj)」。

 

日本ではまだあまり広く知られていませんが、世界的にはその人気は、あのドブロブニク(日本人観光客にとっては一番人気の街)を凌ぐほど。青いアドリア海の上に浮かぶ旧市街の様子は「ヨーロッパいちロマンチックな港町」と称されます。

 

私自身もこれまで日々ガイドとしてクロアチアを飛び回ってきましたが、ロヴィニはクロアチアで最も好きな町のひとつ。この記事を読んでくださっているみなさんにも強くおすすめしたい素敵な町です。

 

今回は旅行前に知っておきたいロヴィニの観光基本情報をまとめました。

1. ロヴィニはどこにある?

 

ロヴィニが位置するのはクロアチア西部にあるイストラ半島

 

地図でもご覧いただけるとおり、イタリアに非常に近く、かつてはベネチア共和国、その後は第二次世界大戦までイタリアの領地であったことから、イタリア色が今も色濃く残る街です。

 

2.ロヴィニの見所・観光所要時間

海に浮かぶロヴィニ旧市街

 

ロヴィニは旧市街全体が観光スポット

 

とても小ぢんまりとした街なので、日本の大手旅行会社さんの団体ツアーだと、ガイドさんとの街歩き時間は30~40分程度なんてことも珍しくありません。たしかに、小一時間もあればサッと見て周ることができますが、つい何日でも滞在したくなる、そんな魅力が詰まった非常に美しい街。

 

ぜひ時間が許す限り、のんびりと滞在を楽しんでもらいたいものです。

 

旧市街が位置するのは、海に浮かぶ小高い丘の上。

 

 

石畳の路地、建物の隙間からちらりと見える海、伝統的な小舟が浮かぶ港…どこを切り取っても絵になるロヴィニは歩くだけでワクワク心が弾みます。

 

 

また街の人々に大切にお世話されている街猫がたくさん住むロヴィニ。街のあちらこちらで、毛並みのよい幸せそうな猫に出会うことでしょう。

 

 

路地散策や猫が好きな方にはロヴィニは堪らない街です。

 

ロヴィニは「ここが観光スポット」という建物がある街ではありませんが、街のランドマークとして地元の人々に愛されているのが聖エウフェミア教会です。

 

聖エウフェミア教会

 

18世紀に建てられたバロック様式の教会で、街の守護聖人である聖エウフェミアの石棺が祀られています。

 

教会内部は、開放されている時間帯であれば(ミサの時間を除き)、観光客も無料で拝観することができます。なお、教会の鐘楼に登る場合は有料で、料金は4ユーロです。

 

遠くからでもよく見えるこの鐘楼は、ロヴィニのシンボル的な存在。頂上からは、オレンジ色の屋根が連なる美しい旧市街と、青くきらめくアドリア海の景色を一望することができます。

 

頂上までの階段は少し大変ですが、登った先には素晴らしい景色が待っています。ぜひ挑戦してみてくださいね!

 

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また、漁師の街として古くから栄え、独特の船文化を発展させてきたロヴィニ。ロヴィニの伝統船(バタナボート)や伝統漁業について知りたい方は「バタナ・エコ・ミュージア(英語ページ)」を訪れてみてください。

 

 

ところで、ロヴィニは非常に夕日が美しい街です。

 

 

海の向こうに沈んでいく夕日を眺めていると、心がすっと静まり、穏やかな気持ちに包まれることでしょう。

 

 

また日が暮れてからのロヴィニは、青空が広がる昼間とはまた違った美しさを見せてくれます。石畳の路地や灯りのともる港町の風景は、夜ならではの美しさ。

 

 

できれば一泊、もし可能ならそれ以上ゆっくりと滞在して、ロヴィニの時間を存分に味わってみてください。

 

 

3.クロアチアとイタリア文化が共存する街

 

話が逸れてしまうので、ここではあまり詳しくは述べませんが、前述のとおり、歴史的にイタリアの影響下にあったロヴィニ(イストラ半島)。

 

そのため、文化的にもクロアチアとイタリアが混在しており、マイノリティではあるもののイタリア系の住民の方もロヴィニに暮らしています。

 

そのためロヴィニ(イストラ半島の一部地域)では公用語がクロアチア語とイタリア語の二か国と定められており、街の公文書や道路標識などはすべて二か国語表記となっております。

 

知らないとなかなか気がつかないかもしれませんが、興味深い光景なので、街歩きの際はぜひ注目してみてくださいね。

 

4.ベストシーズン

 

ロヴィニの観光シーズンは4月末~10月上旬。

 

暑さが比較的穏やかで、真夏のピークシーズンほどの混雑もない5月・6月・9月が、ロヴィニ観光のベストシーズンといえるでしょう。

 

7月と8月のロヴィニは、青空が広がる日も多く、街全体が活気に満ちる季節です。一方で、ヨーロッパ各地からバカンス客が訪れるため、街はかなり混雑し、気温も高くなるのが難点です。

 

11月から3月にかけては、ロヴィニは完全な観光オフシーズン。旧市街の多くのレストランやショップが冬季休業となり、街は静かで落ち着いた雰囲気に包まれます。

 

5.ロヴィニへのアクセス方法

 

ロヴィニに続く鉄道はないため、長距離バスまたはでのアクセスが一般的です。

 

ロヴィニへの主な行き方は次のとおり:

 

【ザグレブ(Zagreb)から】

 

で約3時間

 

長距離バスで約3時間~5時間程度(交通状況や途中の停車都市によって大きく変わります)。

 

ただし、所要時間が3時間と表示されているバスラインも、特に夏季は道路が混み合うため5時間以上かかることもあります。ご利用時はご注意ください。

 

1日約15~20本程度(季節により変動あり)。料金は片道20~30€程度。

 

*おすすめツアー
★ザグレブからロヴィニへ日帰りで行くにはこちらのツアー(【ザグレブ発】ロヴィニ&モトブン日帰りプライベートツアー)がおすすめです

 

【プーラ(Pula)から】

 

ロヴィニ近くまで飛行機で移動したい方は、近郊のプーラ(Pula)空港へ。(※ロヴィニまでの最寄り空港はプーラ)プーラからロヴィニまでの移動は長距離バスが便利です。

 

バスでの所要時間は約35~45分程度(交通状況により変動あり)。時期により変動しますが、1時間に1~2本前後の頻度で運行しています。料金は片道5~9€程度。

 

【イタリアから】

 

北イタリアにもほど近いロヴィニは、トリエステやヴェネチアからのアクセスも可能です。2023年にはクロアチアがシェンゲン協定に加盟したため、国境審査による混雑を気にすることなく移動できるようになりました。

 

(トリエステから)

 

トリエステーロヴィニ間の長距離バスでの所要時間は約1時間45分〜2時間30分。1日2〜4本程度運行しています。

 

(ヴェネチアから)

 

ヴェネチアーロヴィニ間も長距離バスが1日に1~2本程度運行していますが、所要時間は4~5時間と長いため、正直なところおすすめしません。ただし、4月〜10月の観光シーズンのみ運航する高速フェリーはおすすめ!

 

快適な船旅で、渋滞の心配もなし!約2時間45分~3時間30分程度で移動することができます。

 

*関連記事
⇒ クロたびスタッフの『ヴェニス―ポレチュ(クロアチア)の船旅』体験記「【体験レポート】ヴェネチアからクロアチアへ船の旅!事前に知っておきたいポイント」もよろしければあわせてご覧ください

 

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