長時間のフライト中を快適に過ごすためのポイント
現在、日本からクロアチアまでは直行便がないため、移動は飛行機でほぼ1日かかり。
日本からヨーロッパ各都市への飛行時間は約10~12時間、乗り継ぎの待ち時間が3時間~7時間、そしてそこからクロアチアまで1時半~2時間かかるので、約丸1日かけてクロアチアへ行くことになります。
このように飛行機での移動時間が長いクロアチアへの旅は、機内でいかに快適に過ごすかが重要となります。
「クロアチアに行くのは楽しみだけど、長時間のフライトだけが憂鬱・・・」そんな方も多いのではないでしょうか。十数時間一睡もできず、クロアチアに着いた頃には疲れが溜まってぐったり・・・こんな事態は避けたいですよね。
ですが、機内での過ごし方のちょっとしたコツをつかむだけで、エコノミークラスでの移動時間もずっと快適になるのです。そこで今回は、 長時間のフライトを快適に過ごすためのお役立ちアイテムや、おすすめの機内での過ごし方をお伝えします。
機内でおすすめの服装
長時間に渡って同じ姿勢で座り続ける長距離フライト。「クロアチアに着いた頃には足がパンパンにむくんで、体がだるい・・・」なんて事態は避けたいですよね。そこで機内では体への負担が軽いリラックスできる服装を心がけましょう。
とは言え、機内も公共の場。あまりリラックスし過ぎる格好は考えものですよね。そこでおすすめしたいのが、ゆったりとした履き心地の良いパ ンツやロングスカートです。長時間座ったままの姿勢になるため、ジーンズやスキニーパンツなど血流を妨げる、圧迫感のあるパンツは疲れの原因となるので避 けましょう。
また、気温が低くなりがちな機内は肌寒く感じることもしばしば。夏のフライトであっても、体温調節ができるように、薄手の長袖や羽織物が1枚 あると心強いです。クロアチアは夏でも、夜になると急に冷え込むことがよくあるので、いずれにしても薄手の長袖や上着があると心強いです。
足のむくみを予防するためには、定期的に席を立って歩いたり、足首や足の指を動かす運動が効果的。それらを気軽に行えるようにするためにも、機内用のスリッパを用意しておくと更に快適に過ごすことができます。なお、クロアチアのホテルでは客室にスリッパが用意されていることは稀。そのため携帯スリッパがあると機内やホテルで大変便利です!”100均ショップ”でも手に入るので、ぜひ用意してきてくださいね!
安眠したい方におすすめのアイテム
「眠っている間に、フライト時間の半分以上が過ぎた・・・!」。こんな風に少しでも長く眠ることができれば、長時間のフライトでも時間が早く経つように感じ、体への負担がかなり軽減されますよね。
そこでエコノミーシートでもぐっすり眠るために用意したいのが、ネックピローやアイマスク、耳栓。この3点があるだけで、眠りの深さが随分違います。また、座席前のテーブルに下げて使用するフットラックもおすすめ。機内の乾燥が気になる方はマスクや保湿クリームも用意しておくといいでしょう。
ただし、時差ボケ防止のため、目的地への到着が夕方~夜の場合は、機内でたっぷりと寝てしまうと夜眠れなくなってしまうので注意が必要です。
夜到着する場合は、機内ではなるべく眠らないようにして、どうしても眠たくなってしまう場合は、できるだけフライトの前半で眠るよう心がけましょう。
地上と比べ、随分空気が乾燥している機内。よく「フライト中はお手洗いになるべく行かないように、なるべく水分は取らない」という声を耳にしますが、体への負担が大きいので絶対にやめましょう。
お手洗いにも行かずに長時間同じ姿勢で座りっぱなしなのが体に悪いのは言うまでもありませんが、乾燥した機内では体内の水分がどんどんと奪われ、ますます血液はドロドロになり血栓ができやすい状態に。いわゆるエコノミークラス症候群を引き起こす可能性もあり、とて も危険です。
体の不調を防ぐためにも、できれば1時間にコップ1杯の水を摂取するようにしたいですね。いつもよりも水分を多く取ることを心がけてください。また、脱水を引き起こしやすいアルコールやカフェインの入った飲み物はほどほろにすることも大切です。
オーディオブックやポッドキャストを楽しむ
「暗くて狭い機内で長時間本を読んだり、映画を見たりすると目が疲れる・・・。でも、眠るにも眠れない」。そんな方にはオーディオブックやポッドキャスト がおすすめです。
事前にお気に入りのポッドキャストや気になる本をオーディオブック版でダウンロードして機内に持ち込んで。フライト中に目を閉じながら楽 しむことができますよ。
以上、次のフライトでぜひ試してみてください!
快適な空の旅のヒントになれば幸いです。
(小坂井真美)
【これを読めば完璧!?】 |