美しいオパティヤの夕焼け

クロアチアのクヴァルネル地方、リエカから西に約13㎞に位置する小さな町オパティヤ。
１９世紀にオーストリア・ハンガリー帝国の貴族の避暑地として発展したこの町は、クロアチア屈指の高級リゾート地として知られています。

海岸沿いの通りに、数多くのクラシックで気品漂うホテルやヴィラが立ち並ぶオパティヤ。その優雅な街並みから「クロアチアの貴婦人」「クロアチアのリヴィエラ」「クヴァルネルの真珠」などと称されています。

海はもちろん、空気までもが澄んだ美しいこの町は、古くから保養地としてヨーロッパ貴族に愛されてきました。訪れた著名人は数知らず。オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世や、”伝説のダンサー”イサドラ・ダンカン、そしてクロアチアの国民的英雄イェラチッチ総督もこの地を訪れたひとりなのです。

オパティヤはこれといった目立った観光スポットのある町ではありませんが、穏やかな海を眺めながらホテルステイを楽しむのにぴったり。かつて貴族がそうしたように、海沿いのプロムナードを歩いたり、お茶をのんだり優雅なひとときを過ごしましょう。

アドリア海を見つめる乙女の像は町のシンボル

ダルマチア地方のアドリア海は「陽気で賑やか、楽しいリゾート地」であるのに対し、オパティヤのアドリア海は「気品漂う静かなヨーロッパのリゾート地」。他の町とは、また一味違った雰囲気を楽しむことができます。

リエカが隣町として位置しているため、各方面へのアクセスも良いオパティヤ。イストラ半島やクヴァルネル地方をはじめ、プリトヴィッツェやスロベニア観光の拠点にもぴったりです。

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